琢磨にとって
とても悔しかったですね!!
前戦でエンジンが壊れリタイヤに追い込まれて
元々グリッド降格のペナルティーは決まっていましたが、
度重なるエンジントラブルで
この週末で7基目、さらに8基目を投入!
予選では琢磨はアタックラップの前に他車のトラブルでまともに走れず、19位。
グリッド降格で後ろから2番手となる厳しい24番手スタート。
それでも琢磨は諦めず、攻めた作戦を敢行。
雨が降り出し、多くがレインタイヤに履きかえる中
ドライタイヤで走り続け、これが当たり!
なんと5番手。
そしてリスタートも決めて1位!
24〜35周目まではリーダーを走り続けました。
しかし。
その後のリスタートではアクセル踏んでもパワーが出ず、5位に後退。
さらにはエンジン・レスポンスの影響なのかギア・チェンジまでもおかしくなり、
ついにはピットでストップ。
作戦がはまり、1位を外したとしても
間違いなくかなりの上位を狙えたレース。
非常に悔しいリタイアに追い込まれました。
ロータスを超える8基目のエンジン交換の末の結末。
本当に頼みますよ。HPD!!!
※以下は
こちらより。
佐藤琢磨(21位)
「後方グリッドからのスタートでは、シケインを1台ずつ通過してグリーンフラッグを受けるため、オーバーテイクのチャンスはありませんでした。スタートから数周でリズムをつかみましたが、前を行くマシンをパスするのは難しい状況でした。しかし、そこで天候という要素が味方になってくれました。雨が降り出したときには笑顔がこぼれていました。それにしても、今日の天気は不思議なものでした。メインストレートは結構なウエットコンディションになっていたのに、バックストレートはドライでした。ドライビングを続けるのは難しいコンディションで、多くのチームがレインタイヤへとスイッチしました。そこで私たちはドライタイヤで走り続けることにしました。この判断によって私は一気に5位まで大きく順位アップを果たしました。リスタートで前を行くドライバーたちをパスし、トップに立ちました。そこからは余裕を持ってリードを広げていくことさえできていました。しかし、そのあとに問題が発生しました。燃圧が下がってしまったのだと思います。エンジンが咳き込み始め、パワーが落ちたことを感じました。特にリスタートではパワーが全く感じられず、多くのマシンにパスされてしまいました。その後、ギアセレクトも難しくなって、マシンを止めざるを得なくなりました。本当に残念なことでした。エンジン交換を2回も行うハードワークをクルーたちはこなしてくれました。彼らはすばらしい仕事をし、競争力の高さをレースで見せました。このようなチームの力を私は誇りに思います。それだけに、今日のレースでよい結果を手にできなかったことが悔しくて仕方ありません」
決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差
1 28 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー 02:09:02.9522
2 2 R.ブリスコー Team Penske シボレー +1.4391
3 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +3.0253
4 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +3.9281
5 8 R.バリチェロ KV Racing Technology シボレー +5.0450
6 12 W.パワー Team Penske シボレー +5.7467
7 22 O.セルビア Panther DRR Racing シボレー +7.5913
8 98 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport Honda +7.7701
9 5 E.J.ヴィソ KV Racing Technology シボレー +8.8651
10 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー +9.0843
11 38 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing Honda +10.2963
13 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda DNF
16 14 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises Honda -
17 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda -
18 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda DNF
19 67 ブルーノ・ジュンケイラ Sarah Fisher Hartman Honda DNF
21 15 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing Honda DNF
24 19 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing Honda DNF
ポイントスタンディング
ドライバー
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 W.パワー Team Penske 453
2 R.ハンターレイ Andretti Autosport 436
3 H.カストロネベス Team Penske 401
4 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 400
5 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 372
6 R.ブリスコー Team Penske 357
7 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 341
8 T.カナーン KV Racing Technology 339
9 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 323
10 グレアム・レイホール Chip Ganassi Racing 305
11 R.バリチェロ KV Racing Technology 277
12 O.セルビア Panther DRR Racing 275
13 J.R.ヒルデブランド Panther Racing 275
14 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 266
15 アレックス・タグリアーニ Bryan Herta Autosport 260
16 佐藤琢磨 Rahal Letterman Lanigan Racing 255
17 M.アンドレッティ Andretti Autosport 253
18 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 240
19 E.J.ヴィソ KV Racing Technology 234
20 マイク・コンウェイ A.J. Foyt Enterprises 233
21 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing 214
22 E.カーペンター Ed Carpenter Racing 209
23 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 186
24 S.ブルデー Dragon Racing 173
25 S.デ・シルベストロ HVM Racing 172
26 K.レッグ Dragon Racing 115
27 S.サーベドラ Andretti Autosport 29
28 A.ベアトリス Andretti/Conquest Racing 28
29 タウンゼント・ベル Schmidt Hamilton Racing 26
30 ミシェル・ジョルダイン Rahal Letterman Lanigan 16
31 ジョルジオ・パンターノ Chip Ganassi Racing 16
32 J.アレジ Fan Force United 13
33 ブライアン・クラウソン Sarah Fisher Hartman Racing 13
34 ウェイド・カニンガム A.J. Foyt Racing 13
35 ブルーノ・ジュンケイラ Sarah Fisher Hartman Racing 12