ついに初の電動フォーミュラカーレース
Formula E選手権が
開幕しました。
大変衝撃的な結末でしたね!
記念すべきスタートレースだったわけですが、
まさかこんなシーンが待っていたとは。
これに触れたいところですが、
最初ということで順を追って振り返りたいと思います。
注目のシステム「ファンブースト」
(2日前の私のブログでは具体的には5秒間、一時的に車のパワーを
150kw(202.5bhp)から180kw(243bhp)に上げることができると書いていましたが、
最終的には
2.5秒間を2回ということになっていました)ですが、
投票の結果の上位3名のドライバーは以下の選手になっていました。
ちょっと意外でしたね。
面白いシステムだとは思うのですが、レース中のいつに使っているのか
全く分からなかったので、名称の割には意味ないとまでは言いませんが
そこは視聴者や観戦者に伝わるようにしないといけませんね。
コースは全10レースとも市街地。
開幕戦の中国・北京では、直線(に近い緩いカーブ)とシケインで結ばれたような
フラットなコース。
初EVレースに配慮してでしょうかね。
第8戦では、あのモナコ・モンテカルロの曲がりくねってアップダウンのあるコースですから
どこまでコンペティティブに走れるのか注目です。
ダミーグリッド。
琢磨は予選14位でしたが、この時点では13番手スタートでした。
誰かのグリッドダウンがあったのでしょうか。
フォーメーションラップでは、3台がしばらくスタートできない状態に。
最初のEVレースですから、ある程度トラブル出るのは仕方ないでしょうね。
最後尾グリッドだったトゥルーリに関しては、レーススタートできず
個人的には注目していたドライバーの一人だったので残念でした。
フォーメーションラップでは通常タイヤを温めて行くのですが、
マシンの加速やウェービングがおとなしめ。
最後まで持たないバッテリーへの配慮でしょうか。
記念すべきスタートの瞬間。
スタート後の1コーナー。
綺麗に通過していきます。
オープニングラップのその先では、冷っとするシーンも。
インディカーの続きは要らないですヨ^^;
初セーフティーカーが出ました!
フォーミュラマシンがEVなら、SCもEV^^
電気モーターですが、TVで視聴している分では“音”にしても
それからパッシングシーンにしても意外とあったので、
結構エキサイティングでしたね。
ただ、現地ではDJが手掛けるクラブ系の音楽が終始鳴り響いて
サーキットの雰囲気を演出するように聞こえていたようです。
琢磨は最高11位まで上がりましたが…
11周目にはパワーが出なくなって、琢磨はコース上でストップ。
中継では、
“B.セナとの接触でレースコントロールから強制的に止められた。マシントラブルではない。”
と言っていましたが、結局突然止まったマシントラブルだったんですよね。
当初から、それはあり得ないと思ってました。
コース上での“ストップ”ペナルティーは、まずありませんからね。
うーーん、どこからの情報か定かではありませんが、慣れてないんでしょうか…
他にも、そういう点がいくつか見られました。
琢磨はシステム?再起動により走り出し、レースでの初ピットイン。
頭からガレージに入り…
マシンを乗り換えます (笑
慣れないシーンに笑ってしまいますが、
現状では最後までバッテリーがもたないのでこういうものなんです。
琢磨も言ってたように
この夕方の時間に地上波でLIVE放送をしてくれたTV朝日には感謝ですが、
SCが出てレース時間が伸びたからと
あと少しでチェッカーというタイミングでこうなってしまうのは残念。
LIVEで見れなかった私は最初からBS朝日も録画予約していたからよかったんですが、
片方だけの録画でフィニッシュを見逃した方、結構いらっしゃったのでは?!
そして、衝撃のファイナルラップ。
アラン・プロストの息子のニコラス・プロストがほぼ全てをリードしてこのままチェッカーか
というところ。
2位のニック・ハイドフェルドがイン側に並びオーバーテイクしようとするタイミングで
2台が接触。
最初は単にレーシングアクシデントかと思い、ニコラスに同情する見方をしていたんですが…
ニコラスは見えなかったと言っていましたけど、
だんだん接近して前々から気付いていたはずだし
よく見ると横に並んだところでハイドフェルド側にマシンを振っていたので、
むしろニコラスにペナルティーが出ておかしくないシーンだと感じました。
ハイドフェルドは無事のようで良かったです。
琢磨は残念ながら最後で再びマシンが止まってしまい、リタイアという結果でした。
それでも琢磨も亜久里さんも言ってましたが、思ったよりバトルがあってやる側もそうであったように
見る側も意外と面白かったです。
マシンの性能向上もですが、見せ方聞かせ方含めた
いろんな面でのエンターテイメントとしての成長も期待したいですね。
琢磨に関しては、現時点ひとまず今後の参戦は無いようなコメントでしたが、
1つでもスポット参戦はあるのかな?!
開幕戦 2014年09月13日 北京(中国)
第2戦 2014年11月22日 プトラジャヤ(マレーシア)
第3戦 2014年12月13日 プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)
第4戦 2015年01月10日 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
第5戦 2015年02月14日 未定
第6戦 2015年03月14日 マイアミ(アメリカ)
第7戦 2015年04月04日 ロングビーチ(アメリカ)
第8戦 2015年05月09日 モンテカルロ(モナコ)
第9戦 2015年05月30日 ベルリン(ドイツ)
最終戦 2015年06月27日 ロンドン(イギリス)
※7月31日現在