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2024年03月24日 イイね!

NEW ADULT SPORTS



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

実は以前も同じタイトルでアップしてたり…(笑)

ってコトで…



FC3SサバンナRX-7前期
一部変更時です♪

FCってホント縁が無くて、乗る機会は無いんですよね…(苦笑)

そう言えば同級生が乗ってましたが、2004年の時点で20万㎞走行してて、エンジン5基目だったかな…。

燃費極悪で、ハイオクがリッター100円の時代で、通学だけで1日2000円掛かるとか言ってたかな…極悪燃費で驚いた記憶だけは残ってます…(苦笑)

ガソリンが現在より圧倒的に安い時代でしたが、ソレでもロータリー=ガス喰いのイメージは仲間内でも強く、実際に購入する友人は殆どいませんでした…(^_^;)

さて、そんなFC3SサバンナRX-7は、RX-7としては2代目のモデルとして、1985年にデビューしています♪

13Bターボ搭載で従来よりパワーアップすると共に、足回りやブレーキも当時の日本車の中では非常に先を見た設計となってました(*'▽')

更に1987年には歴代モデル唯一のカブリオレを追加。

そして1988年に今回の一部変更が実施され、カブリオレにヘッドレストスピーカー仕様が追加されてます(*'▽')

そんなFC3SサバンナRX-7前期のキャッチコピーは…



NEW ADULT SPORTS

実際はそんな大人向けのラグジュアリークーペと言うよりも、首都高をグルグル回ったり、地方の山を駆け抜けたりと…そんなイメージですが(爆)

今回はその一部変更よりしばし経過した、1988年6月の内容になります。



モータースポーツへの挑戦を続けながら、造り手の魂を注ぎ込み、熟成を遂げてきた13Bロータリー。

比類なき4WS(4輪操舵)感覚をもたらす独創のサスペンション・テクノロジー。

しかしその官能のフォルムは、スポーツカーの本質がパフォーマンスの優越にのみあるのではないことを物語っている。

…ってコトで、FCは前期派だったりします(^_-)-☆

この黒いモールでグリルと囲んだ野暮ったい感じが好きなんですよね(*'▽')

後期はモールがカラード化されて洗練されるものの、どうもスッキリし過ぎててですね…(^_^;)



で…リア周りもこれまた前期派です♪

このテールランプがやはり垢抜けきれない感じがして好きですねぇ(^^♪

後期の丸テールはスカイラインをやや意識したようなスポーティな感じに。



華やいだ緊張感と深く静かな充足感、その融合。

素材の味わいまでも含味した本革製のシートや、CDプレーヤー搭載オーディオシステムなど、GT‐LIMITED Special Editionとカブリオレが備える、いわば贅沢装備も、走りのための純粋機能を先鋭化しながら、一方でより芳醇な味わいを求めていこうとする、私達の気持ち。


なんて感じでカタログには色々と書かれてる訳です。

インパネはマツダ伝統のT型コンソールを80年代テイストに纏めたモノ。

メーター周りのサテライトスイッチは80年代のトレンドに倣った感じ…そしてアンバーの照明がこの時期のマツダ車らしい気もします(^_-)-☆



前期でも比較的早い時期に追加された、GTリミテッドスペシャルエディションは本革シートが標準♪

スポーティな形状のバケットシートではありますが、革シートになるとややラグジュアリーな感じも確かにします(^_-)-☆



そしてリアシートはこんな感じで、とりあえず設定しましたという感じ。

ケツがガッツリ噛み込みそうな勢いで掘り下げられたクッション部分が印象的。

しっかし…こんなリアシート15分乗るのでも辛そう…(苦笑)



辛口の現実を知ればこそ、大人はもう一度、夢見る年頃を迎えることになる。

このRX-7カブリオレに、確かなキャリアが最も美しく似合うのは、そのせいかもしれない。

ってコトで文章からも読み取れるような感じで、更にアダルト向けに設定されたのが分かるカブリオレ。

車両本体価格もズバ抜けて高く、当時のクラウン3.0ロイヤルサルーンGとほぼ同等。

完璧に当時の道楽グルマと言えます。



そんな背景もあるのか、写真に写るカップルの年齢層もやや高め。

そしてクーペ同様、前期の野暮ったい感じが好みです(笑)



オープンカーを操り、大気の中を泳ぐように走る。

ステアリングホイールを握ることの楽しさを知る人なら、誰しも一度はオープンエアモータリングに憧れるに違いない。

私達は、スポーツカーたるべき格式と性能を満たしつつ、さらに奥行の深い味わいを求める大人の人々の夢を叶えることに専念した。

スポーツカーの原点というべき本格2シーターフルオープン、RX-7カブリオレ。

そしていま、あらたにヘッドレストスピーカー仕様、誕生。

美しいオーディオサウンドとともに、より濃密なオープンエアモータリングを満喫していただくために。


…もう引用したカタログ文章から出ちゃってますが、この一部変更の内容がまさにソレで、ヘッドレストスピーカー仕様が追加されてます(*'▽')

当時としてはこんなクルマが少なくとも日本車には無かったと思いますので非常に斬新♪

ヘッドレストスピーカーは任意でON/OFF可能なのと、ボリュームも個別に設定出来ますし、サラウンド機能も内蔵されています(*'▽')



で…RX-7カブリオレはルーフ構造が特殊。

通常のカブリオレのように幌が稼働し収納される箇所、そしてトップ部分のみSMC製のルーフパネルとなっており、コチラが単独で取外し可能!

なので、フルオープンとクローズド以外に、タルガトップのような形状も出来ます!

しかし、実際にやってるクルマは見たコトないですね…(苦笑)



で…このルーフパネルは取り付けたまま格納も可能。

作動は電動で、当時としてはかなりの贅沢装備となりますね(*'▽')


そんなFC3SサバンナRX-7に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・13B-T…直列2ローター654×3㏄、185馬力、25.0kg-m。

先代SA型の12Aより排気量増加に伴いパワーアップ。



また、どうやらコスモと同様に13Bという形式ではあるものの、ローターの軽量化やアペックスシールの改良、ツインスクロールターボ等、マツダのカタログらしく改良箇所を詳細に記載(笑)



他にもデュアルインジェクターの採用や、インタークーラーをエンジン真上に搭載したダイレクトタイプとし、トータルバランスとしての向上も図っています。



組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル、そしてGTを除いた全車に4速オートマの設定。



足回りはフロントがストラット。

但し、アルミ鍛造A型アームを採用し、バネ下重量の軽減、そして高剛性を確立。

当時と国産ではライバルの先を行ってますね…他のメーカーココまでしてません。



リアサスペンションも例外ではなく、これまた先駆けてマルチリンク式を採用!



ハブはアルミ化されると共に、トーコントロール機能を兼ね備えます。

当時は日産がアクティブ4WSとして唯一ハイキャスを出した位で、マツダは対してコーナリング時に掛かる荷重でブッシュを意図的にたわませ、後輪をトーイン方向に持ち込むコトで安定方向へと持ち込ませる…つまりはナチュラル4WSとした訳です。

その後、各メーカーが機械式4WSやデュアルモード4WS、スーパーハイキャス等のアクティブ4WSを採用したり、RX-7のような感じで、STC-SuS、ニシボリックサス等のナチュラル4WSを普及させるブームのような感じになってますね~。



足回りは全てのグレードが減衰力可変式という贅沢設計。

グレードによりA.A.Sと呼ばれる、アクチュエーターで減衰力を変えるタイプとショックアブソーバーに装着されたダイヤルで8段階調整するタイプの2種類があります。



この時代の日本車はパワーばかりが先行し、どれもブレーキが弱いなんていう記事が散見されたものですが、RX-7は対向4ピストンのアルミ製キャリパーを採用!

当時としてはかなり進んでますね…その後は「日本車で唯一ブレーキがしっかりしたクルマ」と書かれてた記事も見たコトがあります(*'▽')



リアデフはグレードによりLSDを採用。

デフケースはボディに直接固定されるタイプとなります。



で…この時代のカタログにはよく掲載されていた透視図。

やっぱりこのゴチャゴチャした感じがイイですね(笑)!!



空気抵抗係数CD=0.32と、当時の国産車ではトップレベルと言えます。

当時はアルシオーネの0.30が最高で、コレ以上下げるのは量産車では難しいなんて言われてたもんですが、今や自分のプリウスPHVで0.24…更にベンツの最新モデルでは0.20なんて車種もあります…(汗)

最もこの部分だけで比較しがちなのはダメですね…年々全面投影面積は上がってるので…(苦笑)



装備としましては、クルーズコントロール…のレバー配置が気になり(笑)

ワイパースイッチも同様、サテライトスイッチなので、見た目の近未来的な感じは好感が持てるものの、パッと見の使い勝手や実用性は…う~ん…(苦笑)



ラゲッジルームランプも設置方法が独特。

正直ちょっと安っぽい感じが…個性的ではあるものの。

コレ…ハッチ開閉の衝撃で壊れたりしないんですかね…(汗)??



また、カブリオレは風の巻き込みを抑えるエアロボードを装備♪

リアガラスもビニール製のカブリオレが多い中、RX-7はガラス製というのもポイント。



更に前述のヘッドレストスピーカー。

このように個別スイッチが設けられています(^_-)-☆



ディーラーオプションとして、当時ではかなり派手なタイプとなるエアロパーツを用意。

但し、不思議とUSA製…貿易摩擦とかの関係ですかね??



で…グレードはこんな感じ。

・GT…(5MT)

最もベーシックな仕様、モータースポーツベースとしてもイイでしょう。

■GTの主な装備
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドランプ
・安全合わせフロントウインドウ
・タイマー付リアデフォッガー
・リアポールフルオートアンテナ
・マニュアル式リモコンドアミラー
〇インテリア
・ビニールレザーシート
・ウレタンステアリング
・ビニールドアトリム
・ビニール一体成形トップシーリング
・オーディオレス
〇インストルメントパネル
・パネルライトコントロール
・デジタルクォーツ時計
・イグニッションキー照明
・油圧計
・ブースト計
〇走行メカニズム
・8段階マニュアル可変ダンパー
〇タイヤ&ホイール
・205/60R15ラジアルタイヤ+6JJスチールホイール+センターミニキャップ

▲GTの主なオプション
・フェンダーミラー



・GT-R…(5MT/4AT)

ココからオートマの設定があるのと、日常で支障が無い程度の装備となりますね。

■GTにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・リアワイパー
・サイドプロテクターモール
〇インテリア
・モケットシート
・ランバーサポート
・布ドアトリム
・布一体成形トップシーリング
・AM/FM電子チューナー
・10W×2・25W×2パワーアンプ
・フロント12cm×2スピーカー
・リア16㎝×2スピーカー
・ワンタッチパワーウィンドウ
・スポットランプ
・カーテシランプ
・ラゲッジルームランプ
〇インストルメントパネル
・横G感応パワーステアリング
・チルトステアリング
〇タイヤ&ホイール
・センターハーフキャップ



・GT-X…(5MT/4AT)

充実した装備とバランスの取れた内容になるのが、このグレードかと思います♪

■GT-Rにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・電動式リモコンドアミラー
・サイドシルピッチ塗装
〇インテリア
・AM/FM電子チューナー(ダイバーシティ)
・オートリバースカセットデッキ
・25W×2×2パワーアンプ
・リア12cm×2アンプ内蔵ボックスタイプスピーカー
〇走行メカニズム
・AAS
・LSD
〇タイヤ&ホイール
・205/60R15ラジアルタイヤ+6JJアルミホイール



・GT-リミテッド…(5MT/4AT)

元々が最上級グレードだけありまして、豪華装備も充実しています♪

■GT-Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・サンシールド付フロントウインドウ
・アウタースライディングサンルーフ
〇インテリア
・フルモケットシート
・フルオートエアコン
・電子制御ロジカルカセットデッキ
・9素子グラフィックイコライザー
・パワードアロック
〇インストルメントパネル
・オートスピードコントロール
〇タイヤ&ホイール
・205/60R15ピレリP6ラジアルタイヤ+6JJアルミホイール

□GT-Xより省略される装備
・LSD

▲GT-Xより更に選択可能なオプション
・LSD&4W-ABS


・GT-リミテッドスペシャルエディション…(5MT/4AT)

クーペボディではコレが最上級♪
本革シート等が標準装備のラグジュアリー仕様。

■GT-リミテッドにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・本革シート
・本革ステアリング
・本革ドアトリム
・CDプレーヤー+AE(Acoustic Equilibration)システム
・フロント10㎝×2スピーカー
・リア10㎝×2スピーカー
・ドア16㎝×2(ウーハー)
〇走行メカニズム
・LSD
・4W-ABS



・カブリオレ…(5MT/4AT)

シリーズ中の最高額で、歴代唯一のカブリオレ♪
装備も豪華なラグジュアリーオープン。

■カブリオレの主な装備
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドランプ
・サンシールド付フロントウインドウ
・安全合わせフロントウインドウ
・タイマー付リアデフォッガー
・リアポールフルオートアンテナ
・電動式リモコンドアミラー
・サイドプロテクターモール
・サイドシルピッチ塗装
〇インテリア
・本革シート
・本革ステアリング
・本革ドアトリム
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナー(ダイバーシティ)
・電子制御ロジカルカセットデッキ
・CDプレーヤー+AE(Acoustic Equilibration)システム
・25W×2×2パワーアンプ
・フロント10㎝×2スピーカー
・ドア16㎝×2(ウーハー)
・ヘッドレストスピーカー(非装着車も設定)
・ワンタッチパワーウィンドウ
・カーテシランプ
・トランクルームランプ
〇インストルメントパネル
・横G対応パワーステアリング
・チルトステアリング
・オートスピードコントロール
・パネルライトコントロール
・デジタルクォーツ時計
・イグニッションキー照明
・油圧計
・ブースト計
〇走行メカニズム
・8段階マニュアル可変ダンパー
〇タイヤ&ホイール
・205/60R15ラジアルタイヤ+6JJアルミホイール



コレにボディカラーがクーペは全部で5色。

カブリオレは2色のみとなってます(^_-)-☆

確か後期のカブリオレは赤があるので、純正で赤のFC3Cが欲しければ必然的に後期になりますね(^_-)-☆

自分でしたら、ベタかもしれませんが、GTリミテッドスペシャルエディションの5速でノーブルホワイトにして、トミカ50-4番仕様にします(ぇ

さて…そんなRX-7はその後1989年に後期型へマイナーチェンジしつつ、マツダお得意の細かな改良を行いながら1991年に言わずもがな有名なFD3Sへとモデルチェンジします。

で…現在、FC3Sの現存状況は後期が圧倒的。

前期も残ってはいるものの、なんでしょうかね…サビに弱いのか何なのか知りませんが、殆ど残ってないような気がします。

ソレと相場の上昇率がハンパない…最早こんなサラリーマンが当然買える1台ではなくなりました…(泣)

ドチラにしろガス代からして出ません…若き頃から死ぬまで手の出ない1台となりました…(苦笑)
Posted at 2024/03/24 20:53:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ

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「@スズキのきゅう坊 リッチ編集は色々な記号?っていうんですかね…文字サイズ指定のコードとかが入るので、速攻で3万文字行くようです…(苦笑)」
何シテル?   01/20 14:18
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