ジャガー XE SV PROJECT 8が量産型4ドアサルーン最速タイム樹立 ニュルブルクリンク北コース
ジャガー XE SV PROJECT 8がニュルブルクリンク北コースで、量産型4ドアサルーンとして最速タイムとなる7分21秒23を記録した。
ジャガー XE SV PROJECT 8は公道走行が可能な車で、搭載する5.0リッターV型8気筒スーパーチャージド・エンジンは600PSを発揮。0~60mphまで3.3秒で加速し、最高速度は200mphという。
これまでのニュルブルクリンク北コースでのセダン最速はアルファロメオ ジュリア クアドリフォリオの7分32秒00で、さらに前にレコードを記録していたのがポルシェ パナメーラ ターボで7分38秒00だった。
ちなみにセダン以外で近いタイムの車はフェラーリ488GTBで、そのタイムが7分21秒63というところからもこのXE SV PROJECT 8の速さがわかる。
勝手に勘違いしていたよ…WRXの
市販車じゃないっていうので目くじらを立てたい気持ちもわからんでもないけど、それでも7分切りは十分凄いタイムだから良いんじゃないかな?
ココまで弄り倒したマシンで6分57秒5だからね
ナンバー付きの4ドアセダンって意味では流石だね~ジャガーは
ってか現行のSTIとかってニュル北コースのラップタイムどれくらいなんだろう?純然たる市販車仕様で(S208でも良いけどさ)
画像42枚 ニュル4ドア最速、ジャガーXE SVプロジェクト8 LAショー
4ドア最速のSVプロジェクト8 完売まもなく
ジャガーのもっともパワフルなロードゴーイングカー、XE SVプロジェクト8がLAモーターショーで披露された。ニュルブルクリンクで4ドア車最速の記録を打ち立てて以来、初のお目見えだ。
このクルマは、20.7kmのコースを7分21秒23で走り抜けた。下のビデオがその時の様子だ。
ジャガーの特別車チーム(SVO)の作品である600psのセダンは、今までの4ドア・チャンピオン、アルファ・ロメオ・ジュリア・クオドリフォリオの持つ7分32秒の記録を更新した。
多くのサーキットでの記録同様、この記録もメーカー発表のものだが、主張を裏付けるためにラップ全体のビデオ(下)が公開されている。
プリ・プロダクションのスケジュールが終わりに近づき、2018年5月から顧客デリバリーが予定されているXE SVは、SVOの開発した2番目のスペシャル・エディションで、2014年のジャガーFタイプ・プロジェクト7に続くものだ。ソリフールにある通常のXE工場ではなく、コヴェントリーのSVOテクニカル・センターでハンドメイドされる。
ジャガーのスポークスマンはAUTOCARに対して、XE SVがグッドウッド・スピード・フェスティバルで一般に公開されるより前に、すでに生産予定台数全体の3分の1に相当する100台以上の注文があったと語った。
彼はまた、今回のサーキット記録更新のニュースによって「残りの台数もすぐに完売するでしょう」と付け加えた。
プロジェクト7と同様、このスペシャルXEはジャガーのスーパーチャージャー付き5ℓV8エンジンを搭載している。しかしパワーはスペシャル・エディションのFタイプを23ps上回る空前のレベルにまで引き上げられている。
このXE SVはプロジェクト7で採用された後輪駆動ではなく全輪駆動となっており、ZF製8速ATを特別にチューンして使っている。
価格は2265万円 標準車と違うところとは?
プロジェクト8はジャガーの現行モデル中もっとも加速力が強く0-100km/hは3.3秒、全輪駆動のFタイプSVRをコンマ2秒上回る。これはポルシェ911GT3の領域であり、同類のサーキット・スペシャル、BMW M4GTSをしのぐ。
149995ポンド(2265万円)の値札の付いたこのクルマには、ダウンフォースを発生させるためにレース規格のボディーワークが施されており、アジャスタブル・フロント・スプリッター、フラット・アンダーボディ、リア・ディフューザーとカーボンファイバー製バンパー、アジャスタブル・リア・ウイングが標準装備となっている。
外見は通常のXEとほぼ同様だが、中身は広範囲に作り替えられている。ボディワークの75%が新たに製作され、量産車と同じなのはフロント・ドアと屋根だけだ。とくにフロントのヘッドライトは、冷却の強化とエンジン作業のため14mm前に出されている。
プロジェクト8のボンネットは特別誂えのカーボンファイバー製で、量産車より3kg軽い。またエンジン冷却を強化するため、エア排出ダクトが追加されている。
305mm幅のタイヤをクリアするため、フェンダー・アーチは55mm外側に出されている。この変更されたパネルに合わせるため、SVOのエンジニアはリアのドアもカスタムメイドしなければならなかった。
このクルマのエクステリアは、風洞実験と流体力学のコンピューター・シミュレーションにより開発された。これによって、サーキット・モードではリフトが205%減少し、300km/hでは122kgを超えるダウンフォースが発生するとジャガーでは言っている。
SVOの部長、マーク・スタントンはこう言った。
「プロジェクト8のボディでXEから変わっていないのは、屋根とフロント・ドアだけです。ニュルブルクリンク北コースでの驚異的な記録により、この大掛かりな変更がうまくいったことが証明されました」
ジャガーXE SV PROJECT 8がニュルブルクリンクで世界最高記録を樹立
2017年11月28日、ジャガーはスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手掛ける「XE SV PROJECT8」の量産モデルが、ニュルブルクリンク北コースで、プロトタイプに続いて新記録を達成したと発表した。最速ラップタイムは7分21秒23。これはこれまで記録を保持していたスポーツセダンの最速記録を11秒上回るものとなっている。
SVOディレクター マーク・スタントン氏
「SVOのデザインとエンジニアリングのチームに課せられたミッションは、最速であると同時にもっとも俊敏性に優れ、サーキット走行にフォーカスしたジャガー史上最もパワフルなロードカーを開発することでした。結果として『XE SV PROJECT8』には、スポーツ・サルーン『XE』のルーフとフロントドア表面を残し、約75%のメカニカル・パーツにおいて、新しい素材が採用されています。今回ニュルブルクリンク北コースで発揮された圧倒的なパフォーマンス性能は、この大幅な変更が巧を奏したことを証明しました」
【動画】ジャガーXE SVプロジェクト8がニュル7分21秒23で量産4ドアサルーン最速の座に!
ジャガー・ランドローバーは11月29日、ジャガーのミドルサイズ4ドアサルーン「XE」をベースに、同社の「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」が手掛ける超高性能モデル「SVプロジェクト8」で、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのタイムアタックを実施。量産4ドアサルーン最速となる7分21秒23を記録したことを発表した。この記録は、これまで記録を保持していたスポーツセダンの最速記録を11秒上回るものだという。
SVOのディレクター、マーク・スタントン氏は、「SVOのデザインとエンジニアリングのチームに課せられたミッションは、最速であると同時に最も俊敏性に優れ、サーキット走行にフォーカスしたジャガー史上最もパワフルなロードカーを開発することでした。結果として『XE SVプロジェクト8』には、スポーツ・サルーン『XE』のルーフとフロントドア表面を残し、約75%のメカニカル・パーツにおいて、新しい素材が採用されています。今回ニュルブルクリンク北コースで発揮された圧倒的なパフォーマンス性能は、この大幅な変更が巧を奏したことを証明しました」と、記録更新の喜びをコメントした。
ジャガー・ランドローバーのスペシャル・オペレーションズ マネージング・ディレクター、ジョン・エドワーズ氏は、「SVOは最良のパフォーマンス、最上のラグジュアリー、比類なき走破性能のすべてを追及し限界に挑戦する部門です。手作業で組み立てられる『XE SVプロジェクト8』はその限界に挑み、ジャガーの最もコンパクトな4ドアスポーツ・サルーンから、スーパーカーを超える性能を引き出しました。ニュルブルクリンク北コースでの記録は、お客様に対して、究極のジャガー車を提供したいという当社の思いを強く示すもので、近い将来、この刺激的なスポーツ・サルーンを存分に体感していただけるでしょう」と、将来ジャガーXE SVプロジェクト8のオーナーとなる顧客に向けたメッセージを発信している。
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自動車業界あれこれ | 日記
Posted at
2017/11/29 21:28:23