トヨタ ヴィッツ が「ヤリス」へ改名…新型発表は2019年か、高性能モデル「GRMN」も?
トヨタのコンパクト・ハッチバック『ヴィッツ』が、フルモデルチェンジを機に海外名である『ヤリス』へ改名。世界統一車名となり、再出発を図る。Spyder7スクープ班では、入手した情報を元に予想CGを制作した。
欧州Bセグメントのヴィッツは、『スターレット』の後継モデルとして1999年に日本で発売。世界戦略車ヤリスとして、欧州などでも販売されている。現行モデルは2010年に発売され、マイナーチェンジが施されながらも8年が経過しているが、現在も安定した人気を誇る。次期型では、国内でも「ヤリス」へと改名し、内外ともに大刷新を図る。
最大の注目は、「TNGA」の一環として開発された「GA-B」プラットフォームの採用だ。これにより、剛性や走行性能が向上すると見られる。ボディサイズは、全長が3950mm、全幅が1700mmと僅かに拡大するが、全高は変わらずスポーティなボディシルエットが予想される。
制作した予想CGは、地味なイメージのあった現行モデルを、トヨタ最新の流れを汲んだ、アグレッシブなデザインに大幅変更。フロントには『カローラ』などの流れをくむ大口グリルを装着した。ヴィッツの特徴である伝統的な大型ライトにもカローラ的要素を取り入れ、中央を流れるLEDもアクセントに。両サイドの吸気口もグリルに合わせた縦型デザインにし、2本のバーを入れることでスポーティなイメージとした。
サイドビューは、大胆かつ、シャープなキャラクターラインを取り入れ、より立体的なイメージに。またCピラーはブラックアウト化し、クーペ風スタイルに仕上げた。
パワートレインは、直列3気筒「ダイナミックフォースエンジン」に統一、排気量は1リットル、1.3リットル、1.5リットルがラインアップされる。また1.5リットル直列2気筒+モーターのハイブリッドも設定、燃費は現行モデルの34.4km/リットルを大幅に更新する45km/リットル程度が予想される。
さらに、頂点には、最高出力230psを叩き出す、直列3気筒ターボを搭載する「GRMN」が設定される可能性が高い。WRCで活躍するヤリスだけに、そのイメージを継承するホットモデルの登場には期待がかかる。
新型ヤリスのワールドプレミアは、2019年東京モーターショーが有力。2020年初頭には発売か。
トヨタ、GRブランドを欧州へ導入 第1弾は86
もくじ
ー GRの3レンジ展開を欧州でも
ー GRにはル・マン制覇の最終兵器も
GRの3レンジ展開を欧州でも
ヤリス(ヴィッツ)GRMNを欧州で販売したトヨタは、GT86(86)とヤリスのGRバージョンを欧州全土で商標登録。さらにトヨタ・スペインはツイッターの公式アカウントに、GRチューンの86を示唆するビデオをアップした。
ガズーレーシング部門は、モータースポーツとリンクしたサブブランドで、新型スープラもそれを名乗るとみられている。その威光を高めたいトヨタの狙いが、欧州での展開拡大の背景にある。そこでフルチューン仕様のGRMNに続き、ライトチューンを施した中間ランクのGRと、ファインチューン版でエントリーレベルのGRスポーツを導入しようというわけだ。
GRにはル・マン制覇の最終兵器も
ヤリスも86も、GRバージョンはベース車よりパワーアップを果たす見込みだ。それでもヤリスGRは、212ps/25.5kg-mのヤリスGRMNよりはややライトにとどまるだろう。また、公開されたビデオに付け加えられた「パッション・フォー・スピード」なる文言は、86GRが標準仕様より速くなることを匂わせている。
Todo es cuesti・・n de la pasi・・n por la velocidad. #GT86 by TOYOTA GAZOO Racing. pic.twitter.com/LYc5OqZo9r
― Toyota Espa・・a (@Toyota_Esp) 2018年9月24日
86GRは、86のモデルライフ終盤に追加されると予想される。一般的なサイクルが7年程度であることを考えれば、フルモデルチェンジも近いとみられるが、次期モデルが登場すればそちらにもGRバージョンは用意されるはずだ。それにより、メカニズムを共用するスバルBRZとの差別化も明確になるだろう。
86GRがどのようなルックスか、そのヒントになるのが、昨年の東京モーターショーで公開されたGR HVコンセプトだ。さらに今年の東京オートサロンでは、GRスーパースポーツと銘打ったマシンを披露し、市販化を目指すと発表。こちらはル・マンに近く設定されるとみられる、ハイパーカークラスへの参戦を見越したものだというのがもっぱらの噂だ。
トヨタ GT86 に欧州初の「GR」シリーズ設定…ティザーイメージ
トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は9月24日、『GT86』(日本名:『86』)の「GR」のティザーイメージを公開した。
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すGAZOO Racingが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズ。
エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルのGR、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」を設定する。
今回、ティザーイメージが公開されたのは、GT86のGR。欧州初となるGRのベース車両には、GT86が指名されたことになる。なお、GT86のGRについて、スピードのためにすべての情熱を注ぐ、としている。
GRブランドをあんまり安売りしないでトヨタのスポーツブランドとして成長させてくれると良いのだけど
2019年登場のトヨタ・ヴィッツ次期型は「ヤリス」に! 最強GRMNも設定か?
トヨタの欧州Bセグメントハッチバック「ヤリス」(日本名 ヴィッツ)が、次期型で車名を「ヤリス」へ統一することが分かりました。新型の予想CGを公開します。
「ヴィッツ」は、「スターレット」の後継モデルとして1999年に日本で発売するとともに、世界戦略車「ヤリス」として欧州などでも販売されています。現行モデルは2010年に発売されており、8年が経過していますが、現在も安定した人気を誇るモデルです。次期型では、国内でも「ヤリス」へ改名し、内外ともに大刷新を図ります。
予想し制作したCGでは、地味なイメージのあった現行モデルを、トヨタ最新の流れを汲んだアグレッシブなデザインに大幅変更。フロントには、「オーリス」「カローラ」などの流れをくむ大口径グリルを装着しました。
ヴィッツの特徴である伝統的な大型ライトはそのままに、オーリスなどのデザインをプラス。かつ、中央を流れるLEDもアクセントに。両サイドの吸気口もグリルに合わせた縦型デザインにし、2本のバーを入れることでスポーティなイメージとしました。
サイドビューは、大胆かつ、シャープなキャラクターラインを取り入れ、より立体的なイメージにして、Cピラーもリアまで流れるデザインによりクーペスタイルに仕上げています。
次期型の最大の注目は、「TNGA」の一環として開発された「GA-B」プラットフォームの採用です。これにより、剛性や走行性能が向上すると見られます。ボディサイズは全長が3950mm、全幅が1700mmと僅かに拡大しますが、全高は変わらずスポーティなボディシルエットが予想されます。
パワートレインは直列3気筒「ダイナミックフォースエンジン」に統一、排気量は1リットル、1.3リットル、1.5リットルがラインアップされそうです。また1.5リットル直列2気筒+モーターのハイブリッドも設定、燃費は現行モデルの34.4km/Lを大幅に更新する45km/L程度が予想されます。
さらに、頂点には最高出力230psを叩き出す、直列3気筒ターボを搭載する「GRMN」が設定される可能性が高いです。
ワールドプレミアは、2019年東京モーターショーが有力で、2020年初頭には発売が期待できそうです。
(APOLLO)
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Posted at
2018/10/01 22:29:40