• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2022年12月20日

ニュルブルクリンクの24時間耐久レース仕様の新型エンジンがFA24だからレーシングスペックに期待しちゃうのは分かるけど…市販車としてSTIバージョンが出ることは無いでしょう?燃費や排ガスがどうにも

ニュルブルクリンクの24時間耐久レース仕様の新型エンジンがFA24だからレーシングスペックに期待しちゃうのは分かるけど…市販車としてSTIバージョンが出ることは無いでしょう?燃費や排ガスがどうにも スバル WRX 、271馬力ボクサーターボ搭載…2023年型を米国発表

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは12月8日、4ドアスポーツセダン『WRX』(日本名:『WRX S4』に相当)の2023年モデルを発表した。現地ベース価格は、3万0605ドル(約418万円)だ。

2023年モデルには、2.4リットル水平対向4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。米国仕様の場合、最大出力は271hp、最大トルクは35.7kgmを引き出す。シンメトリカルAWDに、アクティブトルクベクタリングを組み合わせている。

「スバルグローバルプラットフォーム」をベースにする。6速MTに加え、新たなATとして、「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」を採用している。



スバリスト歓喜? WRXにMTが帰ってくる!? 北米仕様の6MT車、ついに日本導入か!!

スバルのWRX S4に、北米で設定されている6速MT車が日本にも2023年以降に導入される可能性がありそうだ。北米ではすでに現行型WRXにSTIは当分の間は設定しないとスバルオブアメリカがアナウンスをしているが、MT車の追加設定はユーザーにとっては嬉しいこと。そこで、WRX S4にMT車が設定される意味合いとスバル側の思惑&事情について山本シンヤ氏が深堀りしてもらった。

本文/山本シンヤ、写真/ベストカーWeb編集部、ベストカー編集部、スバル

■北米ではすでに次期WRX STIは設定なしとのアナウンスがされたが……

2021年11月にフルモデルチェンジを受けて登場した新型WRX S4。2022年11月に1回目の一部改良を受けている

インプレッサ時代から数えると歴代5代目となるWRXシリーズは「スバルの走りのフラッグシップ」となるモデルだ。現在ラインナップするのは「大人のスポーツセダン」をコンセプトに開発された2代目の現行WRX S4のみである。

先代までラインナップされていたモータースポーツ直系の「WRX STI」の新型はいつ出るのか? 残念ながら販売計画はない。実は、開発自体は量産直前まで進んでいたそうだが、年々厳しさを増す「環境対応」の影響で凍結……。すでにメインマーケットとなる北米では「次期WRX STIはラインナップしない」というリリースが販売店に送られている。それは日本も同じ……と考えていいだろう。

そんななか、ベストカーWeb編集部には「北米仕様に設定される6速MTモデルが、年明け以降にWRX S4に設定される可能性が高い」という情報が届き、「このMT車が、次期WRX STIの代わりとなるモデルになる」と予想しているようだ。

3ペダルMTの魅力は「速さ」や「効率」、「正確さ」だけでは語れない。「自分の操作がクルマの走りに直結」、「クルマが凄いのではなくドライバーが凄いと言わせられる」、「クルマとドライバーの対話性」などはMTだけの特権である。速さはすぐに慣れるが、楽しさは永遠に残る……。

また、MTは上手な人なら2ペダルのトランスミッションのようなスムーズな走り、逆に下手な人であればギクシャクして不愉快な走り……とドライバーの技量次第で大きく変わる。そういう意味では、運転のスキルを可視化することも可能だ。いつの時代も「運転が上手ですね!!」と言われたほうが嬉しい。

■MT導入は歓迎だが、ふたつの心配なポイントあり

北米仕様のWRX(日本名:WRX S4)に設定されている6MT車。これが日本に導入されるのか?

クルマは電動化や自動運転にシフトしている真っ最中だが、そんななかMTは真逆の存在かもしれない。だが、筆者が考えているのはMTはクルマの原点とも言える「自分の操作で自由の移動する喜び」を改めて見直すという意味でも、今後もなくなってはいけない機構のひとつだ。

かつてスバルはMT比率が日本車のなかでNo.1だったが、現在はBRZのみと言う状況である。そんななか、WRX S4へのMT追加の情報はスバルファンには吉報だろう。しかし、筆者は嬉しい半面、心配事もいくつかある。

ひとつ目がパワートレーンのスペックの問題だ。日本向けWRX S4に搭載される水平対向2.4L直噴ターボ(FA24 DIT)は275ps/375Nmだが、北米向けWRXの6速MTモデルは同じFA24 DITながらも275ps/350Nmと最大トルクが異なっている。その理由は6速MTで、北米向けWRXに搭載される6速MTの「TY75」は許容トルクが350Nmのため、それ以上のトルクアップが厳しい……。

もちろん、クルマはスペックだけで語ってはいけないが、2ペダルモデルより低いスペックでは商品性はちょっと辛いところがある。そもそも先代WRX STIは308ps/440Nmだったので、その“代わり”にはならない。となると、TY75に大きくメスを入れる必要があるが、「台数を考えると費用対効果は?」というビジネスライクな話になってしまう。

ちなみにスバルはもうひとつ6速MTを持つ。WRX STI用の「TY85」で許容トルクはTY75の倍となる700Nm。「だったら、TY85を使えば解決でしょ!!」と言いたいところだが、TY85はモータースポーツユースまで考慮したスペックなので、大きく重いうえにノイズや抵抗も多い。つまり、現状のFA24 DITと組み合わせるには「過剰スペック」なのだ。

ふたつ目が「衝突被害軽減ブレーキの義務化」の問題だ。適用は国産車の新型車が2021年11月より、継続生産車が2025年12月(軽トラックは2027年9月)となっている。北米向けWRXの6速MTモデルにはアイサイトは未装着だが、日本に導入するには装着はマスト。

ただ、スバルのラインナップには「MT×アイサイト」は存在しない。開発者に聞くと技術的にはハードルはないそうだが、「台数が出ないと商売にならない」と言う大きな課題が……。ただ、スバルBRZ/GR86のMTにはいずれ装着しなければならないので、開発が進んでいることを期待したい。

■STI製コンプリートカーでもOK!

ベストカー編集部が作成した新型WRX STIの予想CG。開発途中まで進んでいたものの、社会情勢を受けて凍結したというが……

このように“課題”ばかり挙げてしまったが、個人的にはWRX S4×6速MTの追加は大歓迎である。当然、スバルの開発陣はこれらの問題は筆者以上によくわかっているはずなので、すべてクリアさせて発売してくれるに違いない。

ちなみに国産のスポーツモデルを見ると、6速MTのGRヤリスやホンダのシビック タイプRは好調なセールスを記録している。となると、WRX S4もその仲間に入ってほしい、いや入らなければダメだろう。

個人的な希望を言うと、295ps/390Nmくらいに出力アップしたFA24 DITに、シフトフィールや操作性などに手が入った改良版6速MT (TY85)の組み合わせであれば、みんなハッピーになってくれるかな? と思っている。仮にスバルで厳しいのならば、STI扱いのコンプリートカーでもいいので。



5代目「WRX」の米国市場向けパッケージングと価格ラインナップが発表!271PSの2.4L BOXERターボエンジン搭載!

「WRX」らしさ重視の走行性能

スバルの米国部門であるスバル・オブ・アメリカより、2023年型「WRX」のパッケージングと価格が発表された。5代目となるWRXは、スバルシンメトリカルAWDシステムと、2.4L BOXERターボエンジンを搭載し、スリリングな走行を実現している。パフォーマンス値は、最大出力271PS/5,600rpm、最大トルク349Nm/2,000~5,200rpmとなっている。注目は、強力なトルクが幅広い回転数で出力されるワイドなトルクカーブだ。これによりどんな状況でも鋭いレスポンスを発揮する。

トランスミッションには、ギア比が最適化され、シフトフィールが向上された6速MTを標準で装備。また、スバル・パフォーマンス・トランスミッション(SPT)を搭載するAT車は、素早いシフトチェンジを発揮するアダプティブシフトコントロールが採用され、ブレーキング時のレブマッチダウン、コーナーでの理想的なギア比の維持、コーナー出口での素早いレスポンスなどを実現している。

新型WRXは、スバルグローバルプラットフォームを採用し、シャシー剛性の向上により、乗り心地とハンドリング性能を先代モデルから大幅に向上させている。フルインナーフレーム構造や構造用接着剤の増量などにより、強化されたプラットフォームは先代WRX比で、フロント横剛性を14%、全体のねじれ剛性を28%、サスペンション取り付け部の剛性を75%向上させている。

全体のボディスタイルとしては、アグレッシブなスタンスと精悍な表情を映し出すワイドボディデザインを採用。フロントには、スバルの象徴であるヘキサゴングリルに、コンパクトなLEDヘッドライトと幅広のフードスクープが配置され、ワイド&ローのスポーティなスタイルが強調されている。

室内には、SUBARU STARLINKマルチメディアシステムを搭載。オーディオ、クライメート、車両機能を一括で操作できる高解像度タッチスクリーンとして搭載されている。また、Apple CarPlay/Android Autoにも標準で対応し、Bluetoothハンズフリー電話、オーディオストリーミングも実装され、スマートフォンとのコネクテッドサービスがかなり充実している。

また、一部グレードにはなるが、最新世代のSUBARU STARLINK セーフティ&セキュリティ が搭載されている。自動衝突通知、強化ロードサイドアシスタンス、盗難車回収、車両診断アラート、クライメートコントロール付きリモートエンジンスタートなどの緊急サービスや便利な機能を提供するパッケージとして、車両の安全性をサポートする。

グレードごとの各種装備

2023年型WRXのグレードには、「ベース」、「プレミアム」、「リミテッド」に加えて、専用装備を施した最高級グレード「GT」が設定されている。順に紹介しよう。

■SUBARU WRX 「ベース」
ベースモデルでは、17インチアルミホイールに 6速MTミッション、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)が標準装備されている。VDCは、コーナリング中などクルマが不安定になったときに、車載コンピュータ4輪個別のブレーキ制御、エンジン出力制御、AWDトルク配分制御などを行い、横滑りなどクルマの不安定な挙動を抑えるシステムだ。通常モードよりもドライバーのコントロール性を重視したトラックモードも搭載され、ドライバーが主体となる楽しいドライビングが実現されている。

車両装備には、ルーフラックに、60/40分割リアシート、ウェルカムライトにリモートキーレスエントリーを充実。コネクテッドサービスには、SUBARU STARLINK 7.0インチディスプレイ、USB-Aポート、Apple CarPlay/Android Auto、Bluetoothハンズフリー電話、オーディオストリーミングを搭載している。車両価格は30,605ドル(≒416万円)からとなっている。

また、トランスミッションをSPT搭載のATミッションにオプションで変更することができる。このパッケージにはさらに、アイサイト・ドライバーアシストテクノロジー(クルーズコントロール、オートビークルホールド、パドルシフト、SI-Drive、エレクトロニックパーキングブレーキ)が追加装備され、価格は32,455ドル(≒441万円)から。

■SUBARU WRX 「プレミアム」
WRXプレミアムは、車両パフォーマンスをランクアップした上級モデルだ。ダークグレー仕上げの18インチアルミホイールに、LEDフォグランプ、ボディ同色の薄型リアスポイラー、フロントワイパーと連動したヘッドライトのオートオン/オフ機能を追加し、ドライビングパフォーマンスをより豊かに。

また、「オールウェザー・パッケージ」が標準装備されており、これには、プレミアムシートにデュアルエアコン、リアシート用USB-Aポート、フロントシートヒーターなどが搭載されている。インフォディスプレイは11.6インチに拡大し、複数のアプリを2種類同時に表示できるスプリットスクリーン機能も追加されている。こちらのSPT-ATミッションパッケージには、トランスミッションオイルクーラーが追加され、35,155ドル(≒478万円)から

■SUBARU WRX 「リミテッド」
WRXのリミテッドモデルは、プレミアムから室内居住性をさらにアップさせたモデルだ。フロント/リアシートには、ウルトラスウェード素材の高級シート、ランバーサポート付きの10ウェイ電動シート(運転席)、電動開閉のサンルーフに、ウィンカー付きサイドミラーなどが充実している。インフォディスプレイは、プレミアムと同サイズの11.6インチモデルを搭載。車両価格は、37,495ドル(≒510万円)から。SPT-ATモデルには、プレミアム(SPT)モデルの全装備に加えて、リバースオートブレーキが追加され、39,745ドル(≒540万円)から。

■SUBARU WRX 「GT」
WRX GTグレードはその名の通り、スポーツ性能を高級グレードに盛り込んだグレードだ。コンフォート、ノーマル、スポーツの3つの設定が可能な、GT専用の電子制御ダンパーを標準装備。ドライブモードセレクトは、ステアリングフィール、ダンパー設定、SI-Drive設定など、最大430種類のカスタマイズを設定することができ、11.6インチディスプレイから設定することができる。また、マットグレー仕上げの18インチアルミホイールと245/40 R18 サマーパフォーマンスタイヤがGT専用装備として搭載されている。

レカロ・パフォーマンス・デザインフロントシートは、パフォーマンス走行時に乗員をしっかりとサポート。シートはブラックのウルトラスエードにレッドステッチが施され、シートバックにはレカロのロゴを配置。運転席は8ウェイパワー調整機能を備えている。また、ブラックのウルトラスエードがインテリアの随所に施され、パフォーマンスシートの高級感も申し分ない。なお、GTグレードはSPT-ATミッションを標準で装備し、価格は43,395ドル(≒590万円)からとなっている。
ブログ一覧 | 富士重工 | 日記
Posted at 2022/12/21 21:14:11

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

WRX S4にMTモデルを追加か!?
ズー太郎さん

MT用アイサイト
信太郎27さん

【エイプリルフール】新型WRX S ...
FLAT4さん

未来は明るい!?
negima1960さん

『スバル、マニュアルミッション車向 ...
hata-tzmさん

【カタログ】平成13年 スバル プ ...
ブーストブルーパールさん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「@うーさー ですよね〜私は職場🤣」
何シテル?   06/08 10:53
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation