2021年06月01日
【リコール】30万台規模 三菱eKシリーズ、日産ルークスのエンジンECUに不具合
三菱は2021年5月27日、軽自動車のeKシリーズ、日産ルークスのエンジンECUに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は39件の市場からの報告によるもので、エンジン制御コンピューター(ECU)の制御プログラムが不適切なため、幾つかの条件が重なった状況でエンジンからブレーキ倍力装置への負圧供給が遅れる場合があるというものです。
そのため、最悪の場合、強い制動力が必要な場合に、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなる恐れがあります。
対策は該当車両のエンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えることになります。
該当車両は2019年3月~2021年3月の間に生産された、三菱eK、eKスペース、日産デイズ、ルークスの4車種で、合計30万2097台です。
【リコール】三菱eKスペース、日産ルークスの電装に不具合
三菱は2021年5月27日、軽自動車スーパーハイトワゴンのeKスペース、日産ルークスの電装に不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は市場からの233件の報告によるもので、マイルドハイブリッド用のリチウムイオン・バッテリーのアースボルトが車体への取り付けが不適切なため、アース不良となるものがあるというものです。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、アイドリングストップ後、再始動不能またはエンジン停止不能となり、最悪の場合、車両火災に至る恐れがあります。
対策は、該当車両の車体側取り付け部を点検の上、新品のアースボルトを取り付けることになります。
該当車両は2020年3月~5月の間に生産された三菱のeKスペース、日産ルークスで、合計2万3255台です。
Posted at 2021/06/01 22:29:29 | |
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リコールなど | 日記
2021年04月29日
【リコール】ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」のエンジンフード取り付けに不具合
アウディジャパンは2021年4月22日、ランボルギーニ アヴェンタドールSVJのエンジンフード取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は本国からのもので、リヤのエンジンフードのヒンジ取り付けボルトの部品選定が不適切であったため、使用過程でボルトが緩むことがあるというものです。
ボルトが緩むとヒンジが外れ、最悪の場合は高速走行中にエンジンフードが外れ、脱落する恐れがあります。
対策は該当車両のボルトを緩み防止付きのボルトに交換することになります。
該当車両は2018年11月~2021年2月の間に輸入されたアヴェンタドール SVJで、合計149台です。
Posted at 2021/04/29 18:01:26 | |
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リコールなど | 日記
2021年04月18日
【リコール】1万台弱ダイハツ「タント」のエンジンECUのプログラムに不具合
ダイハツは2021年4月15日、軽自動車スーパーハイトワゴンの「タント」、OEMモデルのスバル「シフォン」のエンジン制御ECUのプログラムに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は市場からの10件の報告によるもので、ターボ車のエンジン制御ECUのプログラムで吸気管圧力センサーの異常判定の設定が不適切なため、山岳地の気圧の低い環境下で減速した際に誤ってセンサー異常を検出することがあるというものです。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にエンジン警告灯が点灯するとともに横滑り防止装置が作動しなくなる恐れがあります。
対策は該当車のエンジン制御ECUのプログラムを書き換えることになります。
該当車両は2020年12月~2021年2月の間に生産されたタント、OEMモデルのシフォンの2車種で、合計9728台です。
Posted at 2021/04/18 22:11:08 | |
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リコールなど | 日記
2021年04月18日
スバル インプレッサとXV、13万7000台を再リコール イグニッションコイル新品交換へ
SUBARU(スバル)は4月15日、『インプレッサ』および『XV』のイグニッションコイルに不具合があるとして、国土交通省に再リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2016年10月3日から2019年3月22日に製造された13万7449台。
対象車両は、エンジンコントロールユニット(ECU)の制御プログラムにて、エンジンが停止する際の制御が不適切なため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがある。そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し、回路がショート。ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれがある。
スバルは2019年10月17日付けでリコールを届け出て、ECUの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるなどの改善措置を行ったが、既に長通電を経験したイグニッションコイルでは、対策プログラムに書き換えても、内部ダメージの蓄積により不具合に至るおそれがある。今回、再度リコールを届け出て、全車両、イグニッションコイルを新品に交換する。
不具合は178件発生、物損事故が1件起きている。市場からの情報により再リコールを届け出た。
スバル、改善措置不十分で再リコール 「インプレッサ」「XV」対象に
スバルは15日、「インプレッサ」と「XV」で改善措置が不十分だったとして国土交通省に再リコールを届け出た。イグニッションコイルの発熱でエンストを招くおそれがあるため、2019年10月17日に制御プログラムを書き換える措置を届け出ていたが、この措置だけでは改善できないケースが判明した。このため、全車両のイグニッションコイルを新品に交換する。対象は16年10月3日から19年3月22日に生産した13万7449台で、前回と同等。物損事故が1件報告されている。また、輸出分の約45万台についても、同様に措置する見通し。
対象車では電子制御装置(ECU)のエンジン制御が不適切だったため、イグニッションコイルに必要以上に通電して発熱し、回路が短絡することが確認された。前回は全車両の制御プログラムを修正するとともに、イグニッションコイルに損傷があったものだけを新品に交換していた。しかし、これまでに、内部ダメージが蓄積された部品でも不具合に至るおそれがあることが分かったため、追加で改善措置を実施することを決めた。
【再リコール】13万台超スバル「インプレッサ」「XV」のイグニッションコイルに不具合
スバルは2021年4月15日、インプレッサ、XVのイグニッションコイルに不具合があるとしてリコールを届け出ました。なおこの不具合は2019年10月に届け出されていますが、改善対策が不十分だったため再度のリコールとなっています。
不具合は市場からの178件の報告によるもので、不具合の内容はエンジンコントロールユニットの制御プログラムが、エンジンが停止する際の制御が不適切であったため、イグニッションコイルへ必要以上に通電することがあるというものです。
そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合は走行中エンジンが停止する恐れがあります。この場合は、既に過剰な長い通電を経験したイグニッションコイルは、対策プログラムに書き換えても、内部ダメージの蓄積により不具合に至る恐れがあります。
そのため対策としては該当車両のイグニッションコイルを新品に交換することになります。
該当車両は2016年10月~2019年3月の間に生産されたインプレッサ、XVで合計13万7449台です。
スバル XV/フォレスター、リヤスタビライザ取付ボルトに緩み…9万6000台をリコール
SUBARU(スバル)は4月15日、『XV』および『フォレスター』のリヤスタビライザに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年4月21日から2019年5月31日に製造された9万6560台。
対象車両は、使用過程でリヤスタビライザのブラケットと車体を締結するボルトが緩み、取り付け部にガタが生じて異音が発生することがある。そのまま使用を続けるとボルトが脱落する可能性があり、最悪の場合ブラケットが周辺部品を傷つけるおそれがある。
改善措置として、全車両、取付ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行う。また、ボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付ける。
不具合は45件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
【リコール】9万台超スバル「フォレスター」「XV」のリヤ・スタビライザーの取り付けに不具合
スバルは2021年4月15日、フォレスターとXVのリヤ・スタビライザーの取り付けに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は45件の市場からの報告によるもので、リヤ・スタビライザーのブラケットと車体の締結面が、使用過程でボルトが緩み、取り付け部にガタが生じて異音が発生することがある、というものです。
そのまま使用を続けるとボルトが脱落する可能性があり、最悪の場合ブラケットが周辺部品を傷つける恐れがあります。
対策は該当車両のリヤ・スタビライザーの取付ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行ないます。また、ボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付けることになります。
該当車両は2017年4月~2019年5月の間に生産されたフォレスター、XVで、合計9万6560台です。
Posted at 2021/04/18 22:08:18 | |
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リコールなど | 日記
2021年04月02日
【リコール】スバル「レヴォーグ」アイサイトの衝突被害軽減ブレーキ制御に不具合
スバルは2021年4月1日、レヴォーグが装備するアイサイトの衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なためリコールを届け出ました。
この不具合は市場での34件の報告により発見されたもので、アイサイトの衝突被害軽減ブレーキの制御に関して、カーブにあるガイドポストや対向車の進行方向などを正しく認識できず、システムが衝突対象として検知して過敏に反応することがあるというものです。
そのため、意図しないところで障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動する恐れがあります。
対策は該当車両のアイサイトの運転支援装置の制御プログラムを書き換えることになります。
該当車両は2020年11月~2021年3月の間に生産されたレヴォーグで、合計1万8507台です。
スバル レヴォーグ、カーブで自動ブレーキ誤作動…1万8000台に改善対策
SUBARU(スバル)は、『レヴォーグ』の衝突被害軽減ブレーキに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。対象となるのは、2020年11月2日~2021年3月18日に製造された1万8507台。
対象車両は、衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なため、カーブにあるガイドポストや対向車の進行方向等を正しく認識できず、システムが衝突対象として過敏に反応することがある。そのため、意図しないところで障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがある。
改善措置として、全車両、運転支援装置の制御プログラムを書き換える。
不具合は34件発生、物損事故が1件起きている。市場からの情報により発見した。
Posted at 2021/04/02 21:55:50 | |
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