• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウッkeyのブログ一覧

2020年03月31日 イイね!

これもある意味時代なんだろうな〜

これもある意味時代なんだろうな〜【なぜ鎮静化?】ブラバス/ロリンザー/カールソン 90年代末ブーム「ド派手メルセデス」の顛末

懐かしい 「ド派手メルセデス」に沸いた日々

text:Kenji Momota(桃田健史)

ブラバス、ロリンザー、カールソン。

ひと呼んで、「メルセデスチューニング御三家」

いま(2020年)から20年ほど前、世界各地でメルセデス・ベンツのチューニングやドレスアップが爆発的ブームとなった。

東京ならば六本木、赤坂、麻布あたり、大阪ならば新地あたり、福岡ならば天神あたりで、ド派手なメルセデスたちの闊歩していたことを、思い出す方も多いのではないだろうか。

こうしたメルセデスたちは、いわゆる「アフター系」だ。独ダイムラー本社から日本法人(現在のメルセデス・ベンツジャパン)を経て販売されたクルマではない。

または、正規輸入車に日本国内でドレスアップキットやホイールを装着するケースもあった。

いまでも、メルセデス・ベンツのアフター市場は日本国内に存在する。だが、20年前のようにSクラスやSLクラスなどを対象したモノは少ない。主流はGクラスだが、Gクラスが人気とはいえ、市場に出回っている数は限定的だ。

どうして、アフター系のメルセデス・ベンツは、以前と比べて少なくなったのか?

見方を変えれば、どうして1990年代後半にメルセデスチューニングのブームが巻き起こったのか? そして、なぜブームが終わってしまったのか?

「自分が乗りたいメルセデスがなかったから」

筆者(桃田健史)は、メルセデス・ベンツのチューニングブームに沸いた1990年代後半から2000年代中盤にかけて、ドイツ各地を頻繁に訪れチューナー各社の詳細な取材を行っていた。

カメラマンや編集者らと、フランクフルト空港周辺でレンタカーを借りて、ドイツ全土のアウトバーンを走った。

取材の軸足となったのが、「御三家」だ。

ブラバスは、オランダ国境に近いドイツ北部デュッセルドルフの郊外。ロリンザーは、ダイムラーやポルシェの本社があるドイツ中部シュトゥットガルトの郊外。カールソンはフランス国境にほど近いドイツ中西部ザールブリュッケンに本拠があった。

「御三家」の中で、最も事業に精力的だったのがブラバスだ。

ブラバス創業者のブッシュマンに、筆者は定期的に会っていたが、インタビューのなかで「自分自身で本当に乗りたいと思えるメルセデス・ベンツがなかった。だから、自分で作った」とブラバスを立ち上げた当時を振り返った。

ドイツ車でスポーティでパワフルで、そして華やかな高級車いえば、ポルシェやBMW。

メルセデス・ベンツはあくまでも上品に乗るクルマという潜在意識が、ドイツ人のみならず世界での当たり前だった。

そうした常識を自らの手で崩したい、という気持ちがブラバスというブランドの推進力になった。

きっかけはAMG 日本は「アー・マー・ゲー」

メルセデス・ベンツのチューニングといえば、レースフィールドを基盤としたAMGがいた。80年代のバブル期に、日本ではドイツ語読みの「アー・マー・ゲー」と呼ばれて人気を博した。

そのAMGが1999年、ダイムラーに買収された。そもそも部外者だったアフター系メーカーを、ダイムラーのいち部門として組織変革したのだ。

このことが、ブラバスなど外部メルセデス・ベンツチューニングブランドの勢いを後押した。AMGがメルセデス・ベンツのインハウス化されたことで、「ダイムラー本社が手を付けない、もっとパワフルで、もっとファッショナブルなチューニングやドレスアップ」を求める声が世界的に高まったのだ。

つまり、チューナー各社は「AMGとの比較」を商品コンセプトとして強調した。また、AMGそのものをベース車として「さらにパワーアップ&ドレスアップ」するビジネス手法もとった。

なお、ロリンザーは、古くからの正規メルセデス・ベンツディーラーであり、エンジンなどのチューニング領域については、ダイムラー本社と交渉した上での「許容範囲」を守りながら、ディーラーオプションとして事業を進めていた。

御三家以外にも、ホイールメーカーやマフラーメーカーが手掛けるメルセデス・ベンツ向けのアフター商品が一気に拡大した。

ところが、ブームに逆風が吹き始める。

超高級車市場の拡大 アフター系の出る幕なく

御三家の成功を見たダイムラー本社は、メルセデス・ベンツの事業拡大に乗り出す。AMGによる「カスタマイズ」領域の拡大だ。

洋服で例えれば、御三家などアフター系は、ユーザーひとりひとりの要望に細かく答える「オートクチュール」。自動車メーカーは既成品が主体の「プレタポルテ」だ。

AMGブランドが2000年代から徐々に、オートクチュールの領域に踏み出した。

そうなると、御三家としてはメーカーが介入しづらい、エンジンチューニングを充実させたいところだが、富裕層の中にも環境問題に対する意識が変わり始め、EVやプラグインハイブリッドの重要性が増した。

こうなると、アフター系の出る幕はなくなる。同様の動きは日本車でも、トヨタGRブランドなどで見られる。

もう1つ、メルセデス・ベンツのチューニングブームが収束した理由が、超高級車市場の拡大だ。

なかでも、ベントレーやロールス・ロイスなど、メルセデス・ベンツとは一線を介していたブランドが、クーペの拡充やSUVへと進出。

「メルセデス・ベンツ以上」を求めて、メルセデス・ベンツをチューニングしてきた富裕層の多くが、超高級ブランドメーカーの新車に乗り換えたのだ。

いまや、メルセデス・ベンツのチューニングブームを懐かしく感じる。
Posted at 2020/03/31 22:53:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2020年03月28日 イイね!

今でもDTMで切磋琢磨してるからね〜その源流だよ♪

今でもDTMで切磋琢磨してるからね〜その源流だよ♪メルセデス・ベンツ 190 E エボリューション2が見せた「革命」とは

Mercedes-Benz 190 E 2.5-16 Evolution II

メルセデス・ベンツ 190 E 2.5-16 エボリューション2

ベイビー・ベンツの強化アスリート「エボ2」

1990年3月、メルセデス・ベンツは190 E 2.5-16 エボリューション2をジュネーブ・ショーで発表した。Cクラスの原点といえるW201シリーズに投入された高性能コンパクトサルーンは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)をはじめとするグループA規定のホモロゲーション取得を目的に生産された。

“ベイビー・ベンツ”のイメージを塗り替えた190 E 2.5-16 エボリューション2は「エボ2」の愛称で知られる。502台作られた車両はすべてメタリックのブルーブラックカラーで塗装されていた。

車両価格はノーマル仕様の3倍以上

エボ2がどれほど特別なモデルであったかということは、11万5259.70マルクからという当時の新車価格が証明している。ちなみに、若者をターゲットに売り出していた190 E 1.8はその3分の1以下の価格で手に入れることができた。ちなみに190 E 1.8の最高出力は109hp、エボ2のそれは2倍以上の235hpを誇っている。

エボ2の正式デビューは1990年3月8日から18日の期間で行われたジュネーブ・ショー。その1年前にメルセデス・ベンツは190 E 2.5-16 エボリューション1を投入している。こちらもやはり1984年に登場した190 E 2.3-16をベースにしてDTM用レースカーのロードリーガルバージョンとして500台が生産されていた。

レブリミット7700rpmの直4は最高373hpを発揮

エボ2エンジンのベースになったのは、先進エンジン開発部を率いたDr. ヨルグ・アブトフをはじめ、リュディガー・ハルツォク、ダグ-ハラルド・ヒュッテブラウカー、ルドルフ・トムらによって作られたエボ1の2.5リッター直列4気筒ユニット。

ベースユニットからショートストローク(82.8mm)かつビッグボア(97.3mm)化を果たしたエボ2のエンジンには、2基の金属製触媒コンバーターを標準で搭載した。コネクティングロッドの軽量化をはじめ、クランクシャフトのカウンターウェイトを8箇所から4箇所に削減、二重構造だったカムシャフトをシンプルなシングルローラーチェーン駆動へと変更。レブリミットは7700rpmとなっている。

市販のエボ2の最高出力は235hpだが、DTM仕様では373hpまで高められたユニットは、メルセデス・ベンツ開発部門が手掛けた最後のDTMエンジンとなった。以降、そのミッションを担当することになるのがAMGだ。

スポイラー施策により空力面を徹底的に見直し

エボ2のリヤには人々の目を捉えて放さない大型のスポイラーが備わっている。ボックスシルエットの大胆なスポイラーは、ジンデルフィンゲンのメルセデス・ベンツ開発部門に属していた空力エンジニア、リュディガー・ファウルが手掛けた。シュトゥットガルト大学のリヒャルト・レープル教授も開発に携わっている。

後輪にかかるダウンフォースを最適化するべく、リヤスポイラーの上方にはリトラクタブルフラップを設置。リヤのアンダースポイラーはチルト式、フロントのリップスポイラーは向きを2段階で調整できた。

エボ1以上に空力面の改良施策を講じたエボ2は、リヤに最大で57.1kg、フロントには最大21.2kgのダウンフォースを獲得した。また、ボディ剛性の向上と17インチホイールの採用にも踏み切っている。

限界走行でもきわめて優れた操縦性を実現

エボ2は業界から賞賛をもって迎えられた。1990年8月23日に発行された『オートモビル レビュー』誌はこう称えている。

「たとえ限界走行であったとしても、この4ドアスポーツカーはオーバーステアにもアンダーステアにも陥ることなくほとんどニュートラルな特性を披露する。様々に変化する環境にも振り回されることがほとんどない。むろん意識的にスロットルを踏み込んでやれば、あくまでドライバーのコントロール下においてオーバーステア体勢へ持ち込むことができるのだ」

『アウト モトール ウント シュポルト』誌の15/1990号のレポートも見てみよう。

「190 E 2.5-16 エボリューション2はまったく素晴らしい真の“G-マシン”であり、メルセデスの中でもっとも操縦性に優れた一台だ。極限のドライビングを目指して作られたサルーンでありながら、メルセデス基準の快適性をもたらすしなやかなサスペンションを備えているのは驚異的だろう」

1992年のDTMでトップ3を席巻

190 E 2.5-16 エボリューション2は戦績の面でも完璧に期待に応えた。1990年6月16日のニュルブルクリンク北コースで初陣を飾り、同年年8月5日のディープホルツ戦ではクルト・ティームが初勝利を獲得。同シーズンのDTM最終戦となった10月15日のホッケンハイムでは全ワークスがエボ2を携えて参戦している。

1991年にはクラウス・ルートヴィッヒがランキング2位を奪取、その翌年にはクラウス・ルードヴィッヒが1位、クルト・ティームが2位、ベルント・シュナイダーが3位と、ドライバーズチャンピオンシップのトップ3をすべてエボ2勢が制している。全12ラウンド、24戦が行われた1992年のDTMでエボ2が獲得した勝利数は16にのぼり、ついにメルセデス・ベンツをドライバー、マニファクチュアラーの2冠に輝かしめた。

190 E 2.5-16 エボリューション2は、メルセデス・ベンツとツーリングカーレースの両方にひとつの「革命」を突きつけた小さな猛者だったのである。
Posted at 2020/03/28 08:00:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2020年01月13日 イイね!

今年の仕様が発表されましたね

今年の仕様が発表されましたねスーパーGT:2020年のグッドスマイル 初音ミク AMGのカラーはこれだ! オートサロンでお披露目

 1月10日、千葉県の幕張メッセで行われている東京オートサロン2020のメルセデスベンツブースで、スーパーGT GT300クラスに参戦するGOODSMILE RACING & Team UKYOが、2020年のマシンカラーリングをお披露目した。LEN[A-7](レナ)さんが描くレーシングミク2020 ver.とともに、エメラルドグリーンとピンク、ブラックのおなじみのカラーリングベースを踏襲。精悍な印象となった。

 スーパーGT参戦チームのなかでも例年いち早く体制発表を行うGOODSMILE RACING & Team UKYOは、2019年12月21日に行われた『2019年個人スポンサー忘年会』にあわせ、2020年の参戦体制を発表ずみ。谷口信輝/片岡龍也のコンビ、片山右京監督、ヨコハマタイヤの使用と多くの部分は変わらないが、唯一マシンは2020年モデルのメルセデスAMG GT3に変更された。

 日本でも初お披露目となる2020年モデルのメルセデスAMG GT3は、発表会直後の2019年12月25日に到着。カラーリングを担当するのらいも工房に持ち込まれると、年末返上でラッピング作業をスタート。ファン待望のカラーリングが、この東京オートサロンで公開されることになった。

 メルセデスベンツブースに他のAMGモデルたちとともに展示された2020年モデルのグッドスマイル 初音ミク AMGは、おなじみのエメラルドグリーンとピンク、ブラックの配色。ボンネットとサイドにLEN[A-7](レナ)さんが描いたキュートな印象のレーシングミク2020 ver.が躍る。

 またユニークなのは、2019年のグッドスマイル 初音ミク AMG同様、カメラのフラッシュを焚くと光る部分があるということ。今季はノーズからボンネットにかけてのラインが光り、サイバーなイメージを感じさせる。この後11時からは、谷口と片岡が出演し、マシンカラーについてのトークイベントが行われる予定だ。


【スーパーGT】グッドスマイルレーシングが2020年版カラーリングを公開。それぞれ異なる表情をした“レーシングミク2020Ver.”に注目

 1月10日に開幕した東京オートサロン2020のメルセデスブースで、2020年版の#4 グッドスマイル初音ミクAMGのカラーリングが公開された。

 GOODSMILE RACING&Team UKYOはマシンに描かれる『レーシングミク』が有名で、そのデザインは毎年異なるクリエイターによって生み出される。2020年は「マジカルミライ2016」の初音ミクデザインで人気を博したLEN[A-7](レナ)氏が手がけ、プロジェクト全体のアートディレクションは昨年に引き続きコヤマシゲト氏が担当している。

 今回はメルセデスブースで2020年バージョンのカラーリングが施された#4 グッドスマイル初音ミクAMGが展示され、早朝から注目を集めた。

 今年もフロントボンネットと両側のドアにレーシングミクが大きく描かれているが、そのどれもが異なる表情をしているというのが特徴となっている。

 ドライバーは昨年と同様に谷口信輝と片岡龍也のコンビで、2017年以来となるGT300クラスシリーズタイトルを目指す。
Posted at 2020/01/13 21:00:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2020年01月06日 イイね!

4ドアクーペで800馬力!?

4ドアクーペで800馬力!?メルセデスAMG、ニューモデルを予告、AMG GT 4ドアクーペの高性能版「AMG GT73」か

メルセデス-AMGは12月20日、ニューモデルの登場を予告する映像をYouTubeに公開した。

公開された映像は、メルセデスAMGのモータースポーツシーンにおける活躍をダイジェストで伝えるもの。その映像の終盤(2:18付近)で、謎のニューモデルが登場する。ネット上では、それが「AMG GT 73」では? とひそかな盛り上がりを見せている。

AMG GT73の登場はかねてから噂されていた。それはAMG GT 4ドアクーペをベースにさらなる高性能を果たしたもので、最高出力は800psに達すると言われれいる。現行のAMG GT 63Sで最高出力は639psを実現しているため、800psというのは非現実的なものではないだろう。

具体的なことは公表されていないが、このタイミングで予告映像が出るということは、デビューが近づいている可能性が高い。GT73、2020年に出るか。大いに期待したい。




【800ps超え】メルセデスAMG GT 73 4ドア・プラグインハイブリッド 2020年に登場

GT 73プロトタイプの詳細

text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)

近日発売予定の、メルセデスAMG GT 73のプロトタイプモデルが公開された。

GT 73は、2017年にジュネーブで発表されたGTコンセプトをベースにしていて、GT 63 Sに代わりラインナップ中のトップモデルとなる。

この新しいGT 4ドアクーペは、コンセプトモデルと同様、フロントアクスルに電気モーターを備え、4.0L V8ツインターボ・ガソリンエンジンを搭載した、プラグインハイブリッドとなることが予想される。

最高出力は、GT 63 Sの639psと、ポルシェ・パナメーラ・ターボSEハイブリッドの680psを超え、800ps以上となると言われてる。

GT 63 Sと同じ9速オートマティック・ギアボックスを介した四輪駆動で、0-100km/h加速は3.0秒を切ると予想される。

ラインナップの中で最も経済的で、最大31マイルのエミッションフリー走行が可能になると期待されている。

メルセデスは、GT 73の発表時期をまだ公表していないが、3月に行われるジュネーブ・モーターショーで発表される可能性が高いだろう。



メルセデスAMG GT に「73」か、新型車のプロトタイプ映像

メルセデスベンツの高性能車部門のメルセデスAMGは、現在開発中の新型車のプロトタイプ車両の映像を、公式サイトを通じて公開した。

この新型車は、4ドアクーペのメルセデスAMG『GT』がベースだ。メルセデスAMGによると、「未来のパフォーマンス」を明確にする1台になるという。

メルセデスAMG は2017年、創業50周年に合わせて、メルセデスAMG『GTコンセプト』を発表した。4ドアクーペのメルセデスAMG『GT』の前身となった同車は、「AMGフューチャーパフォーマンス」を開発のテーマに掲げていた。

メルセデスAMG GTコンセプトには、高性能な電動パワートレインを採用していた。フロントに4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン、リアにモーターを搭載する4WDで、システム全体で805hpのパワーを引き出し、0~100km/h加速3秒以内の性能を可能にしていた。

メルセデスAMGが現在開発中の新型車のプロトタイプ車両は、この高性能な電動パワートレインを、4ドアクーペのメルセデスAMG GTに搭載したモデルの可能性がある。噂されているメルセデスAMG『GT 73』として、登場する可能性もありそうだ。
Posted at 2020/01/06 21:22:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記
2019年12月10日 イイね!

TKが並行輸入して持っていたっていうね

TKが並行輸入して持っていたっていうね価格は2億5千万円? メルセデス・ベンツ「CLK-GTR」とはどんなクルマ?

■メルセデス・ベンツ「CLK-GTR」ってどのようなクルマ?

 モータースポーツのはじまりは、「どのクルマが一番速いか」という、非常にシンプルなところからはじまったとされています。メルセデス・ベンツは、この疑問にまさに「コロンブスのたまご」といえる逆転の発想で取り組みました。その結果生み出されたのが、市販レーシングカーの「CLK-GTR」です。

 まだクルマがごく一部の富裕層だけのものであった1900年代初頭に、すでに英国などではレースが開催されていました。その後も、モータリゼーションが進み、多くの人々がクルマを手に入れるようになった後も、「どのクルマが一番速いか」という疑問は、多くの人々にとっては注目の的でした。

 現在、世界中でさまざまなカテゴリーのモータースポーツがありますが、市販車をベースにしたクルマによるレースは人気です。

 レース仕様に大幅に改造されているとはいえ、普段乗っているクルマの延長線上にあり、なおかつ身近な自動車メーカーが参戦していることから、初心者でも親しみやすいのが特徴です。

「どのクルマ(市販車)が一番速いか」を明らかにすることがそもそものはじまりであるため、当然のことながら市販車をベースに、決められたルール内で改造をおこなうことが大前提です。

 そのため、市販車ベースのレースの多くが「一定以上の台数を市販しているモデルをベース車両とする」ことを条件としています。

 しかし、1980年代に入り、世界的にモータースポーツの人気が高まってくると、レースに勝つことで得られるプロモーション効果が絶大となり、多くの自動車メーカーが勝利を目指して積極的に投資をすることになりました。

 そして、いくつかのメーカーが、「一定以上の台数を市販しているモデルをベース車両とする」というルールの盲点を突き、レーシングカーとして設計したクルマを最低限の保安部品を追加して市販車として販売する、という策に出たのがCLK-GTRだったのです。

■誰も乗りこなせなかった、市販版のCLK-GTR

 CLK-GTRは、メルセデス・ベンツの高性能車部門であるAMGによって、1997年のFIA GT選手権に参戦するために開発されました。

 その名の通り、当時のメルセデス・ベンツの人気モデルであったCLKをデザイン上のモチーフにしてはいるものの、そのたたずまいは当然ながらCLKを凌駕するレーシングカーそのものでした。

 エンジンは、当時の「S600」などに採用されていた6リッターV型12気筒エンジンをベースにしたものであり、こちらも当然ながら、レーシングカーとして超高回転仕様にチューニングされたものです。

 またトランスミッションもパドル式の6速シーケンシャルシフトが採用されており、レーシングドライバーとしてのトレーニングを受けた人間でなければスムーズに発進することすらできないものだったといわれています。

 日本でも当時一世を風靡していたミュージシャンが保有していたことが知られていますが、その運転の難しさからおもに観賞用として保管されていたことは有名です。

 市販車としてのCLK-GTRは、当時の規定に沿って25台が生産されました。そのうち2台はオープン仕様のロードスターバージョン、また、稀代のカーエンスージアストであるブルネイ国王のために1台だけ右ハンドル仕様が生産されました。

 CLK-GTRの販売価格は約2億5000万円であり、市販されているとはいえども、決して誰もが購入できるものではありませんでした。

 まさにコロンブスのたまごというべき手法で参戦したCLK-GTRは、初年度から圧倒的な活躍を見せ、1997年、そして1998年にシリーズチャンピオンに輝いています。

 ちなみに、同時期のライバルには、ポルシェ「911 GT1」やマクラーレン「F1 GTR LM」といった超高性能モデルをベースにしたレーシングカーがありましたが、そうしたライバルをもしのぐ活躍で、メルセデス・ベンツの名前が全世界にとどろきました。

 しかし、「どのクルマ(=市販車)が一番速いか」という、レースの根本的な部分が本末転倒になってしまうということから、レーシングカーを市販車として販売することで規定をクリアするという手法に対して、一部から疑問が投げ掛けられることとなります。

 その結果、現在では市販車として販売すべき台数が大きく引き上げられ、レーシングカーを市販車として販売するようなことは事実上不可能になりました。それはすなわち、CLK-GTRのようなクルマは今後も誕生し得ないということを意味しています。






どうしてもCLK-GTRとポルシェの911GT1は文字通り「飛んだ」っていうのが有名になり過ぎてしまっているからな…



ちなみに911GT1はこんな感じ

空力って難しいね
Posted at 2019/12/10 22:55:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | 日記

プロフィール

「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
何シテル?   06/22 22:42
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation