2020年03月29日
【ニュル記録更新をねらう】アウディ「R8グリーンヘル」 欧州で特許出願 5.2L V10は650ps
「R8グリーンヘル」
text:Tom Morgan(トム・モーガン)
アウディが、3月上旬に「R8グリーンヘル」の名称を、欧州で商標申請したことにより、サーキットに特化した四輪駆動スーパーカーの登場が、うわさされている。
この、R8のハードコアバージョン・スーパーカーは、610psを発揮するR8パフォーマンスよりも、さらにパワフルなモデルとなるだろう。
このサーキットモデルは、ニュルブルクリンクのプロダクションカーのラップ記録更新を目的とした、特別限定モデルになるとも予想されている。
現在のラップレコード、6分40秒33は、マンタイ・レーシングが開発した、ポルシェ911 GT2 RS MRが保持している。
自然吸気V10エンジン
アウディの関係者は以前、R8の自然吸気V10エンジンを、可能な限り長く残すために奮闘していると語っていた。
この、より強力なエクストリームバージョンは、次世代モデルが電動パワートレインへ移行するまでの間、アウディのアイコンとして継続される可能性がある。
現行R8で最もパワフルなモデルは、650psを発揮する5.2L V10の修正バージョンを搭載する、R8 GT2カスタマーレーシングモデルだろう。
昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで披露された、このレースカーは、内部コンポーネントの約55%を公道モデルと共有している。
アウディは、R8の開発時に、ニュルブルクリンクの北コース、ノルトシュライフェを利用しており、また過去に限定版R8 Eトロンで、EVの記録を保持していたこともあり、サーキットは初めてではない。
米国に同様の商標申請がされていないため、R8グリーンヘルが生産された場合、ヨーロッパマーケットでのみの提供となる可能性がある。
ただ、メーカーがモデル名を商標として登録しても、実際に使用されないまま終わることも、珍しくはない。
Posted at 2020/03/29 20:11:45 | |
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AUDI | 日記
2020年03月28日
アウディの4WD『クワトロ』の40年[フォトヒストリー]
アウディの4WD乗用車『クワトロ』が発表されたのは1980年、ジュネーブモーターショーだ。今年で40周年となる。最初で唯一の4WD乗用車だったので、当時の「クワトロ」は車名だったが、新しい4WDコンセプトとして、アウディの4WDシステムの名称となる。
1970年代後半、アウディはVWに協力してドイツ軍向けにオフローダーを開発していた(民生仕様がVW『イルティス』となる)。1976~77年の冬にその四輪駆動機構が氷や雪の路面で優れた性能を示し、これを乗用車の『80』に搭載するというアイデアが生まれた。これがクワトロだ。
◆マイルストーン
軽量、コンパクト、高効率で、タイトコーナーブレーキング現象が発生しないというクワトロ・コンセプトは、当初からスポーティなクルマや大量生産に適していた。初代クワトロは技術的な変更を受けながら1991年まで製品ラインナップに名を連ね、同時にアウディは全車種にクワトロ4WDの設定を展開していく。
アウディは1984年、225kW(306PS)を発生するスポーツクワトロを追加、スポーツクワトロはモータースポーツシーンで活躍する。1986年には、初代クワトロ以来のマニュアル式ロッキングセンターディファレンシャルに替えて、駆動トルクを可変配分できるトルセンタイプのディファレンシャルが装備される。1995年にはTDIエンジンを搭載したクワトロが登場した。1999年にはコンパクトセグメントの『A3』および『TT』にもクワトロが採用された。
次の大きなステップは、2005年に発表された、非対称ダイナミック・パワーディストリビューション機能を備えたセンターディファレンシャルだ。2007年には『R8』のフロントアクスルにビスカスカップリングが採用され、その1年後にスポーツディファレンシャルが続いた。2016年には「ultra」テクノロジーを搭載したクワトロが追加された。
◆モータースポーツでの勝利
アウディは1981年に世界ラリー選手権(WRC)に初参戦した。1984年にショートホイールベース版のスポーツクワトロを投入し、スウェーデン人ドライバーのスティグ・ブロンクビストがワールドチャンピオンになり、アウディはマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。1985年には350kW(476PS)を発生する「スポーツクワトロS1」が続いた。
1987年には米国のパイクスピーク・ヒルクライムで、ヴァルター・ロールがS1によって優勝する。アウディはその後、ツーリングカーレースへと戦いの場を移す。1988年に「200」で米国のTrans-Amシリーズに初参戦し、すぐさまドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルの両方を獲得。翌年には IMSA GTOシリーズでも成功を収めた。
1990~91年はパワフルな「V8クワトロ」でドイツツーリングカー選手権(DTM)に参戦し、2年連続でドライバーズチャンピオンになった。1996年は「A4クワトロ」でドイツ国内のスーパーツーリング選手権に参戦し、7戦すべてで勝利する。ヨーロッパの競技団体は2年後、ツーリングカーレースにおける4WDをほぼ全面的に禁止するに至る。
アウディ・クワトロは2012年、ハイブリッドドライブを搭載した「R18 e-tronクワトロ」でサーキットに復帰する。このマシンはルマン24時間レースで3回の総合優勝を果たし、世界耐久選手権(WEC)で2回のドライバーおよびマニュファクチャラーズタイトルを獲得する戦歴を残した。
Ur-クワトロから始まった!
Posted at 2020/03/28 08:42:21 | |
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AUDI | 日記
2020年03月08日
クワトロから電動トルクベクタリングへと引き継がれるアウディの4WDシステム
Audi quattro
アウディ クワトロ
初代クワトロから現在まで紡がれた4WDシステムの歴史
現在、「クワトロ(quattro)」という言葉はアウディを意味し、アウディと言えば、多くの人が「クワトロ」を連想する。この画期的な4WDシステムは、40年間にわたってアウディ・ブランドの礎となってきた。
初代クワトロが1980年のジュネーブ・モーターショーでデビューして以来、アウディはクワトロ・ドライブシステムを搭載した車両を、約1050万台も生産。そして、アウディはクワトロの最新進化形である「電動トルクベクタリング」を発表、このサクセスストーリーの新たな時代の幕開けを迎えている。
デビュー以来約1050万台が生産されたクワトロ・モデル
クワトロは、40年間にわたって大きな実績を積み上げてきた。2019年末までに、アウディは1044万8406台のクワトロ搭載車を生産。2019年だけでも生産台数は80万4224台にものぼる。2019年に製造された全アウディモデルの約45%がクワトロシステムを搭載しており、その多くが中国・長春とメキシコ・サンホセチアパの工場で生産された。
クワトロ・ドライブシステムは、アウディブランドの礎と言える存在だ。このシステムは、コンパクトモデルのA1を除く、すべてのモデルシリーズに設定。すべての上級モデルや特にパワフルなハイパフォーマンス仕様、そしてすべての「S」と「RS」モデルは、4つのホイールを介してエンジンパワーを路面へと伝達している。
Audi e-tron S Sportback
アウディ e-tron S スポーツバック
「quattro 2.0」と言える電動トルクベクタリング
アウディは2020年に電動4WDにおける次のステップを発表した。「e-tron S」と「e-tron S スポーツバック」プロトタイプには、クワトロ・システムに電動トルクベクタリング機能が組み込まれた。
電動トルクベクタリングは、左右のホイール間で瞬時に駆動トルクを配分する。このシステムは強力なトルクにも対応し、スポーツカーのようにコーナーを駆け抜けることができる。アウディは3基の電気モーターを搭載した車両を量産するプレミアムセグメント初のメーカーとなる。
「e-tron S」と「e-tron S スポーツバック」によって、アウディは持続可能なモビリティの時代に足を踏み入れたと言えるだろう。電気モーターはこのSUVモデルのフロントおよびリヤアクスルを駆動。サスペンションとドライブコントロールユニットは密接に連携し、駆動トルクの理想的な値を連続的に計算して、瞬時に最適な配分を実現する。
優れた効率を実現するため、この電動SUVは、ほとんどの走行条件でリヤの電気モーターのみを使用する。ドライバーがそれ以上のパワーを求めた場合、フロントのモーターも瞬時に作動。フロント電気モーターの作動は滑りやすい路面や高速コーナリング中にスリップが発生する前、あるいは車両がアンダーステアまたはオーバーステアの状態になる前にも予測的に行われる。
この結果、非常に正確なハンドリングが可能になり、サスペンション制御システムを介して、安定性重視からスポーティなキャラクターに至るまで、非常に幅広いセッティングが可能になっている。
Audi Q3
アウディ Q3
機械式クワトロ・システムのバリエーション
アウディのクワトロ・テクノロジーは高い汎用性を特徴としており、それぞれの車両コンセプトに合わせて正確に調整されている。
すべてのモデルに共通していることは、システムが「ホイールセレクティブ・トルクコントール」と連携して作動する点だ。ホイールセレクティブ・トルクコントールは、コーナー内側のホイールを穏やかに制動することで、グリップの限界におけるハンドリングを改善する「エレクトロニック・スタビリゼーション・コントロール(ESC)」の機能となる。
このシステムは縦置きフロントエンジン車に搭載可能で、トランスミッションに応じて2種類のバリエーションが用意されている。トルクコンバーター式のティプトロニック・オートマチックトランスミッションと協調して作動するクワトロ・フルタイム4WDシステムは、純粋に機械的に作動するセルフロッキング・センターディファレンシャルをベースにしている。
このシステムは、通常の走行中、リヤに少しだけ多くのトルクを配分するが、必要に応じてフロントに最大70%、リヤに最大85%のトルクを伝達することが可能。その一方で「S tronic」またはマニュアルトランスミッションを備えたアウディモデルには「ウルトラ・テクノロジー」を備えたクワトロ・システムが採用されている。
このコントロールユニットは必要に応じてAWDクラッチの締結を調整し、前輪駆動から4WDに瞬時に切り替えることができる。この切り替えは多くの場合で予測的に行われており、フルタイム4WDシステムと比較してもトラクションやハンドリング特性に差はない。
横置きエンジンを搭載したコンパクトモデルでは、独自のクワトロ・ドライブトレインを使用。その主要なコンポーネントは、重量配分を改善するためにリヤアクスルに搭載された油圧式マルチプレートクラッチとなる。多くのモデルではこのシステムが連続的に制御され、クルマがコーナーに差し掛かると瞬時に前輪から後輪にトルクを伝達することができる。
ミッドシップエンジンを搭載した高性能スポーツカーの「R8」ではマルチプレートクラッチを採用。この場合、クラッチはフロントアクスルに取り付けられており、必要に応じてトルクを後輪から前輪へと伝達する。
Audi Sport Quattro
アウディ スポーツクワトロ
登場以来進化を続けるクワトロ・システム
初代アウディ クワトロは1980年のジュネーブ・モーターショーで発表された。これによって軽量でコンパクト、かつ高効率でタイトコーナーブレーキング現象が発生しない、完全に新しい4WDコンセプトが乗用車セグメントに導入されることになったと言えるだろう。
これらの特徴により、クワトロ・コンセプトは発売当初からスポーティなクルマや大量生産に適していた。最高出力147kW(200ps)を発生した初代クワトロは、いくつかの技術的な変更を受けながら、1991年まで標準モデルとして製品ラインナップに名を連ねている。
1984年、アウディは225kW(306ps)を発生するハイパフォーマンス仕様の「スポーツ クワトロ」を追加。1986年、初代クワトロに発売以来搭載されていたマニュアル式ロッキングセンターディファレンシャルは、駆動トルクを可変配分できるトルセン式ディファレンシャルに置き換えられた。
アウディは、その後もクワトロ・テクノロジーの改良を続ける。1995年にはTDIエンジンを搭載した最初のフルタイム4WDモデルが登場。1999年、このテクノロジーはコンパクトセグメントのA3とTTシリーズにも採用された。
次の大きなステップは、2005年に発表された非対称ダイナミック・パワーディストリビューション機能を備えたセンターディファレンシャル。2007年、R8のフロントアクスルにビスカスカップリングが採用され、その1年後にスポーツディファレンシャルが続いた。そして2016年にはウルトラ・テクノロジーを搭載したクワトロも追加されている。
Audi Sport quattro S1
アウディ スポーツ クワトロS1
4WDという新技術でWRCを制圧したアウディ
アウディ クワトロは、1981年に世界ラリー選手権(WRC)に初参戦し、わずか1年後には、圧倒的な強さでラリー界を席巻した。アウディ・ワークスは、1982年にマニュファクチャラーズタイトルを獲得し、翌年の1983年にはフィンランド人ドライバーのハンヌ・ミッコラがドライバーズタイトルに輝いている。
1984年にはダブルタイトルを獲得し、スウェーデン人ドライバーのスティグ・ブロンクビストがワールドチャンピオンを手にした。この年、アウディはショートホイールベース版のスポーツ クワトロを投入し、1985年には最高出力350kW(476ps)を発生するスポーツ クワトロS1が続いている。
1987年、ヴァルター・ロールが特別な改造を施したS1を駆って米国のパイクスピーク・ヒルクライムで優勝。この勝利は長年にわたって大きな成功を収めてきたラリープログラムの集大成となった。
Audi V8 quattro DTM
アウディ V8 クワトロ DTM
サーキットでも成功を収めたアウディ クワトロ
アウディはその後、ツーリングカーレースへと戦いの場を移す。1988年、アウディはアウディ200で米国のTrans-Amシリーズに初参戦。ドライバーズタイトルとマニュファクチャラーズタイトルの両方を獲得する。その翌年にはIMSA GTOシリーズで大きな成功を収めた。
1990~1991年にアウディはパワフルなV8 クワトロでドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦し、2年連続でドライバーズチャンピオンに輝いた。1996年には、A4 クワトロ スーパーツーリングで7つの国内選手権に参戦。すべてのシリーズでタイトルを獲得している。そしてその2年後、ヨーロッパの競技団体はツーリングカーレースにおける4WDの使用をほぼ全面的に禁止した。
2012年、アウディはハイブリッドシステムを搭載した4WDレーシングカー「R18 e tron クワトロ」でサーキットに復帰。このレーシングカーはV6エンジンを搭載して後輪を駆動し、フライホイールアキュムレーターがフロントアクスルに搭載された2基の電気モーターに回生エネルギーを供給。加速時には一時的にクワトロ・ドライブシステムを使用することができた。
このマシンは、ル・マン24時間レースで3回の総合優勝を果たし、世界耐久選手権(WEC)で2回のドライバー&マニュファクチャラーズタイトルを獲得、圧倒的な戦歴を残している。
Posted at 2020/03/08 22:15:37 | |
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AUDI | 日記
2020年01月02日
アウディ R8、「GT4」に改良新型…2020年シーズンのレース参戦に向けて発売へ
アウディ(Audi)は、改良新型「R8 LMS GT4」を、2020年シーズンのモータースポーツに参戦する顧客に向けて販売すると発表した。
「GT4」は、「GT3」と「TCR」の中間に位置するカテゴリーだ。GT3と同様に、各社から市販モデルをベースとしたレーシングカーがリリースされており、近年人気が高まっている。
R8 LMS GT4は、市販車の『R8 V10 RWD』をベースに開発されたレーシングカーだ。市販モデルと60%以上の構成部品が共通で、生産も市販車と同じドイツ・ネッカーズルムのベーリンガーホフ工場で行う。この相乗効果により、R8 LMS GT4は価格や維持費を抑えることが可能になったという。2018年以来、R8 LMS GT4は世界のレースにおいて、17のタイトルを獲得している。
◆ABSとトラクションコントロールは8段階に調整可能
改良新型では、2つの新技術が採用された。ABSとトラクションコントロールシステムを、正確に調整できるようにした。ABSとトラクションコントロールシステムは、8段階に設定できる。ドライバーは、レースの天候、サーキットの状態、タイヤのグリップなどに応じて、ABSとトラクションコントロールシステムをセッティングできる。
R8 LMS GT4の2020年モデルには、ABSとトラクションコントロールシステムの調整を行うために、R8の「GT2」レーシングカーと同じステアリングホイールが装備された。ステアリングホイールの中央には、ABSとトラクションコントロールシステムの2つのロータリースイッチが配置されている。
◆市販モデルの外装の変更点を反映
エクステリアは、市販車の改良新型R8と同様の変更が施された。フロントとリアには、新デザインのバンパーを装着する。最新のLED技術が組み込まれたヘッドライトや新デザインのフロントグリルも採用する。シングルフレームグリルは、従来よりもワイドな形状だ。フロントリップスポイラーも新デザイン。サイドスカートも、市販車のR8ファミリーの新しい外観デザインを反映している。
フロントエアインテークも新デザインとし、冷却性能を引き上げた。コックピットの換気システムや専用のリアウィングも装備されている。
リアでは、ボディ幅いっぱいにエアアウトレットが拡大された。新デザインのディフューザーには、楕円形の大型エキゾーストパイプが組み込まれている。
◆5.2リットルV10は最大出力495hp
インテリアには、消火システムやロールケージ、セーフティネットを標準装備した。スポーツシートには、6ポイントハーネスが付く。ステアリングホイールは、高さ調節が可能だ。
人間工学に基づいて設計されたコックピットでは、センターコンソールに運転機能の各種スイッチを配置した。エアコンは標準だ。マルチファンクションディスプレイとデータロガーも装備されている。
ミッドシップに搭載される5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンは、SRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)のレギュレーションにより、最大出力495hp、最大トルク56.1kgmを引き出す。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」を組み合わせた。2WDの後輪駆動となる。
R8 LMS GT4は現在、アメリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、南アフリカで27のレースに参戦することが可能だ。ニュルブルクリンクやドバイの24時間レースは、単独で参戦できるイベントとなる。
Posted at 2020/01/02 10:26:02 | |
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AUDI | 日記
2019年12月29日
アウディ R8 に史上最強、640馬力の「GT2」レーサー…納車を開始
アウディは12月20日、改良新型『R8』ベースの新たなレーシングカー、『R8 LMS GT2』(Audi R8 LMS GT2)の納車を「アウディスポーツ」が開始した、と発表した。
R8 LMS GT2は、2020年から始まる「GT2スポーツクラブアメリカ」、「GT2スポーツクラブヨーロッパ」、「GT2スポーツクラブアジア」に参戦することができるレーシングカーだ。市販車の改良新型R8と同じ製造ラインで組み立てられる。
ミッドシップに搭載される5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンは、最大出力640hpを引き出す。アウディスポーツのカスタマーレーシング車両としては、史上最も強力なモデルになるという。
エクステリアは、大型リアウイングなどの専用エアロパーツが特長だ。ボディはスズカグレー、ルーフはグロスブラック仕上げとなる。なお、車両価格は33万8000ユーロ(約4100万円)と発表されている。
Posted at 2019/12/29 19:42:06 | |
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AUDI | 日記