まずは
ウィキの参照だけどコレを読んで欲しい
リコール
自動車の構造、装置又は性能が自動車の安全上、公害防止上の規定(道路運送車両の保安基準)に適応しなくなるおそれがある状態、又は適応していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度。
改善対策
自動車等の構造、装置又は性能が基準不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがある又は放置できないと判断される状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車を回収し無料で修理する制度。
サービスキャンペーン
リコールまたは改善対策に該当しない場合であり、商品性や品質の改善のためにメーカーが無料で行う自動車の修理。国土交通省の通達に基づく制度。
あくまでもトヨタサイドは道路運送車両法に基づいて問題は無いと言っているにも関わらずリコールにしてしまったと言うのは如何なものかとと言うこと。
本来であればサービスキャンペーンが妥当ななのかな?
アメリカでやんややんや言われたのとマスコミが騒ぎ立てるからリコールって扱いにしたかどうかは知らんけど
トヨタ、ハイブリッド各車のリコールを発表
トヨタは、国内で販売している『プリウス』、『プリウスPHV(プラグインハイブリッド)』、『SAI(サイ)』、『レクサスHS250h』のABS制御プログラムの不具合に関して、リコールを行うことを決定し、国土交通省に届け出した。
なお、今回のリコール対象車両は、約22万3000台にのぼる。
今回の4車種については、通常路面では油圧ブレーキと回生ブレーキが併用されているが、ABS作動時には油圧ブレーキのみに切り替わる。そのため、雪路や凍結路を低速で走行しているときにABSが作動した場合、ABS作動前に比べ、制動力が低下し運転者の予測よりも制動距離が伸びる可能性があるという。
ABS作動時に制動力の低下を感じたときは、ブレーキを踏み増せば結果として運転者の予測どおり停止することも可能。しかし、同社は、より安心して運転できるようにするために、リコールにより徹底した対応を行うことを決定した。
具体的には、リコール対象車両のABS制御プログラムを修正し、制動力の低下を防ぐという。プリウスについては、2月9日から販売店を通じてユーザーにリコールの通知を行い、2月10日(水)より回収修理を開始する。
なお、同不具合の対象台数は全世界で約40万台あり、北米、欧州、その他の国・地域においても、できるだけ速やかに同様の改善措置を実施する方針だという。
リーコール対象モデル
プリウス(DAA-ZVW30):2009年4月20日から2010年1月27日製造
プリウスPHV(DLA-ZVW35):2009年11月25日から2010年2月5日製造
SAI(DAA-AZK10):2009年10月2日から2010年2月8日製造
HS250h(DAA-ANF10):2009年6月10日から2010年2月8日製造
プリウス回収修理、3か月以内に90%以上を完了する
新型『プリウス』のリコールに踏み切ったトヨタ自動車だが、その回収修理は比較的速やかに進みそうだ。
リコールの内容は、ABS(アンチロックブレーキシステム)制御プログラムの書き換えだ。同社は修理の作業時間は40分程度と公表しているが、佐々木副社長は「書き換えの実時間は10分程度ですが、お客様の車両をお預かりするため前後の点検時間を含めて40分を予定している」という。
実際の修理は、車載コンピューターの解析を行う端末を使って書き換えを行う。同社の販売店には、すべての拠点でこの端末を常備している。複数の端末を所有する販売店もあり、1万台以上ある端末を使えば、対象となる約22万3000台の車両も、比較的短期間に終了できる。
「リコールは3か月以内に90%の修理を完了することになっているので、それ以上のスピードでやりたい」(佐々木副社長)とする。
レスポンス 中島みなみ
社長はいいきなもんですね~お客様対応に追われる末端の事を考えているんだかわからん発言…
時間が掛からないとかって言う話じゃないじゃないですか~
3ヶ月で90%とか大風呂敷広げるのはいいんだけどさぁ
【株価】リコール届出のトヨタは反発
全体相場は4日続落。米国市場の下落を受け、輸出関連株を中心に売りが先行。もっとも、一部の銘柄には値ごろ感からの買いが入り、平均株価は前日比18円安の9932円と下げ幅は限定的だった。自動車株は買い戻しが入り、ほぼ全面高。
トヨタ自動車が95円高の3375円と反発。日産自動車が17円高の731円、ホンダが25円高の3060円と反発した。
全面高商状の中、マツダが5円高の222円と続落。日野自動車は332円で変わらず。
レスポンス 山口邦夫
トヨタ、新型プリウスなど4車種のリコールを国土交通省に届け出
[東京 9日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>は9日、昨年5月に発売したハイブリッド車の新型「プリウス」のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
このほか、昨年12月に発売したハイブリッド車「SAI(サイ)」など3車種のリコールも実施する。対象は国内で発売された22万3068台となる。米国でも届け出を行う方針で、問題となっているブレーキの制御ソフトの修正を順次行う予定。
リコール対象となるのは、新型プリウス19万9666台、プラグインハイブリッドプリウス159台、サイ1万0820台、レクサス「HS250h」1万2423台。
トヨタは米国など国内外で計約43万台のリコールを実施する予定。
新型プリウスのブレーキは、通常のガソリン車と同様の油圧ブレーキと、減速時のブレーキで発電する回生ブレーキを併用するが、凍結した路面などでタイヤの横滑りを防止するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)で減速する際にブレーキがかかりにくいとの苦情が相次いでいる。国交省による苦情件数は2月9日午前零時までで116件。
新型プリウスは国内外で合計約30万台以上出荷されておりトヨタは日米以外でも改修を進める。
トヨタはブレーキの不具合が欠陥ではないとして、自主改修である「サービスキャンペーン」も検討したが、信頼回復を優先しリコールに踏み切る判断をしたもよう。今年1月以降には、改善策が公表されずに実施されていたことなどが明らかになり、トヨタ側の安全性に対する姿勢が問われつつある。
国交省を訪れたトヨタの横山裕行常務は「お客様の安全を最優先し、本日リコールの実施を届ける。一日も早い信頼回復のため、一日でも早く作業を完了したいと思う」と述べた。
copyright 2010 Thomson Reuters
【リコール】トヨタ プリウス 22万3068台のABS制御コンピュータ
トヨタ自動車は9日、ブレーキの不具合が問題となっていたハイブリッド車『プリウス』について、ABS制御コンピュータに不具合があるとして国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。横山裕行常務役員が桝野龍二自動車交通局長に直接届出書を手渡した。
リコール対象となるのは、2009年4月20日 - 10年2月8日に製作した22万3068台。
ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力が作動直前の制動力より低下することがある。このため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過してABSが作動すると、顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、そのまま一定の踏力でブレーキペダルを保持し続けた場合には、運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがある。
全車両、ABS制御プログラムを修正する。また、制御プログラム修正までの間の運転時の注意事項をユーザーに周知する。
なお、プリウスの「プラグインハイブリッド」車、『SAI』、レクサス『HS250h』の3車種については、対策プログラムが準備でき次第、プログラムを修正する。
不具合発生件数は84件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。
ユーザーへの通知内容は、(1)空走感や制動遅れを生じた場合は、ブレーキペダルを踏み込むことをお願いする、(2)ABS作動時は、ブレーキペダルを素早く強く踏み続けることをお願いする---の2点。
レスポンス 編集部
Posted at 2010/02/11 20:52:03 | |
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