スバル 「新型レヴォーグ STI Sport」を都内でお披露目
2016年6月30日、スバルは都内で78月21日から発売されるレヴォーグの最上級モデル「レヴォーグ STI Sport」の発表会を行なった。
発表会ではスバル国内営業本部 マーケティング推進部・宣伝課長の中村亜人氏によるクルマの概要説明に続き、ゲストの俳優・高橋克典さん、ロボット・クリエーターの高橋智隆さん、ライフスタイル誌「Pen」の安藤編集長によるトークショーが行なわれた。
また、発表会が行なわれた「代官山Tサイト」で、7月1日~3日まで「レヴォーグ STI Sportデビューフェア」が開催され、施設内にレヴォーグ STI Sportや、スバル1000が展示される。さらにガーデン・ギャラリーでは、レヴォーグ STI Sportの世界観を表現し展示も行なわれる。
来場した人には、コーヒー、施設内の人気カフェでのデザート、レヴォーグ STI Sportのオリジナルグッズなどがプレゼントされる。
レヴォーグ STI Sportの受注はすでに販売店で開始されているが、生産は7月下旬から開始される予定のため、発売前に実車を見ることができるのは恵比寿のスバル本社ギャラリーなどに限られる。今すぐ実車を見たいという人は、代官山Tサイトか、恵比寿のスバル本社ギャラリーへ!
・特別展示イベント 7月1日~3日 代官山Tサイト
http://real.tsite.jp/daikanyama/
1.6リッターと2.0リッターでSTI Sportの走りは違う!?【スバル・レヴォーグC型試乗】
2016年6月、スバル・レヴォーグが年次改良でC型へ進化したのに合わせて、新グレード「STI Sport」を設定しました。
スバルのモータースポーツ部門ともいえるSTIのノウハウを量産車にフィードバックした、STIの手が加わった初のカタログモデルです。
そのSTI Sport、最上級グレードという位置づけながら、最高価格のグレードというわけではありません。
もともと1.6リッターと2.0リッターという2つのボクサー直噴ターボエンジンを設定するレヴォーグは、排気量によって安全装備やシャシー性能を差別しないグレード展開をしてきましたが、STI Sportについても同様。外観では見分けがつかないほどです。
とはいえ、走り味には明確な違いを感じます。
レヴォーグSTI Sportには、ステアリングギアボックスの取り付け剛性を上げるスティフナーとフロントにダンプトロニックIIという仕組みを採用したビルシュタイン・ダンパー、そしてSTIらしいチェリーレッドに塗られたコイルスプリングが与えられています。
スプリングの塗装色は、量産車としての耐久性を満たすために新規に開発された塗料というのも隠れた注目点でしょう。
このサスペンション、1.6リッターと2.0リッターで区別していないといいます。実際、カタログ重量は10kgしか変わらない両車ですから、あえて別々に作り込むよりも、ひとつの仕様に注力したほうがリソースの無駄にならず、有効といえます。
ただし、その乗り味は意外にも異なるものでした。
今回、それぞれ1つの車体しか乗っていないので個体差という可能性もありますが、2.0リッターのSTI Sportが、ズシッと入力を受け止める筋肉質なフィーリングのフラットライドなのに対して、大げさに言えば1.6リッターのSTI Sportは、リアがヒラヒラと旋回を促すような印象があったのです。
STI Sportのシャシーチューニングは、応答遅れの少ないリニアなハンドリングと、ニュルブルクリンクで鍛えられた柔軟で強靭なサスペンションという2つの要素が大きな特徴ということですが、前者が強調されているのは1.6リッター車、後者は2.0リッター車で、より感じやすい傾向にあるといえそう。
その理由についてエンジニア氏にたずねてみたところ、「駆動システムの違いが大きいのではないか」という見解でした。
2.0リッター車は前後トルク配分45:55を基本としたVTD-AWD方式、1.6リッター車は同60:40を基本に、100:0まで可変するアクティブトルクスプリットAWD方式を採用しています。
こうした駆動トルクの違いにより、軽快さや重厚感といった違いが出ているという見立てです。
レヴォーグSTI Sportのメーカー希望小売価格は、1.6リッター車が348万8400円、2.0リッター車が394万2000円(いずれも消費税込)。45万円以上の価格差がありながら、装備面で違うのはエンジンと前述した駆動システムだけで、どちらも先進安全技術のアイサイトやアドバンスドセーフティパッケージは標準装備しています。
また、STIチューンのサスペンションをはじめ、ボルドー&ブラックのレザーシートや専用エクステリアなどの装備面でも違いはありません。
さらに、1.6リッター車にはアイドリングストップが備わるなど、よりダウンサイジングターボらしい環境性能を意識したキャラクターで、新しいSTIの解釈による新世代スポーツツアラーとしての印象は強まっているようにも感じます。
STI Sportのリニアなハンドリングに価値を見出すのであれば、あえて1.6リッターに乗るというのも、ひとつの選択といえるでしょう。
●スバル レヴォーグ 1.6STI Sport EyeSight主要スペック車両型式:DBA-VMG全長:4690mm全幅:1780mm全高:1490mmホイールベース:2650mm車両重量:1550kg乗車定員:5名エンジン型式:FB16エンジン形式:水平対向4気筒DOHC直噴ターボ総排気量:1599cc最高出力:125kW(170PS)/4800-5600rpm最大トルク:250Nm(25.5kg-m)/1800-4800rpm変速装置:CVT(マニュアルモード付き)燃料消費率:16.0km/L (JC08モード)タイヤサイズ:225/45R18メーカー希望小売価格(税込):348万8400円
(写真と文 山本晋也)
話題のスバル・レヴォーグSTI Sportが代官山に登場!
7月1日~3日の3日間、展示イベントを開催
6月27日、スバルとSTIがコラボして誕生したレヴォーグSTI Sportが発表された。すでに本サイトではメディア向けに開催された試乗会の模様をお届けしているが、この話題のモデルに触れることができるイベントが7月1日(金)~3日(日)までの3日間で開催される。
代官山T-SITE(東京都渋谷区)で実施される展示イベントに先立ち、GARDEN GALLERY展示スペースでデビュー記者発表会が開催された。発表会では俳優の高橋克典さん、ロボットクリエーターの高橋智隆さん、ライフスタイル誌pen編集長の安藤貴之さんをゲストに招き、“本物”&“こだわり”をテーマにトークショーが行われた。高橋克典さんは「ライフスタイルのツールとして仕事からプライベート、ゴルフや家族とのBBQなどいろいろな側面を満たしながら、スポーツ走行もできるパッケージングが素晴らしい!」とレヴォーグを絶賛。高橋智隆さんは「アルシオーネSVXを所有していたこともあって、スバルのテクノロジーには以前から惹かれていた。運転をカバーするアイサイトの技術を含めレヴォーグSTI Sportに注目している」と話した。
また、安藤貴之さんは「(Penの誌面では)デザインに注目した記事が多く、レヴォーグSTI Sportのホイールのようにメカメカしいディテールを持ちながらも、チェリーレッドの上質なインテリアや赤いステッチがすごくいい。生産者のこだわりをユーザーがどれだけ共感できるかが、クルマ選びの新たな価値観になる」と語った。
SNSの投稿でオリジナルデザートチケットをプレゼント!
デビュー展示イベントに来場するとコーヒー1杯の提供というサービスがある。
さらに、レヴォーグSTI Sportに乗ってどこに行きたいか? などのお題の書かれたホワイトボードに想いを記入して、ボードを撮影し、その画像をハッシュタグ「♯レヴォーグSTI」を付けてSNS(TwitterおよびInstagram)に投稿すると、1日先着50名に施設内の人気飲食店『Anjin』のオリジナルデザートチケットをプレゼント。
また、代官山蔦屋書店 車フロア内では、イベント期間中に「スバルコーナー」を開設。スバル360のモデルカー(実寸の5分の1サイズ)やOA中のCM放映、また過去の名車カタログを設置するなどスバルの世界観が展開される。
さらにスバル関連書籍を購入するとレヴォーグSTI Sportのロゴ入りオリジナルクリアファイルのプレゼントも実施される。ぜひDAIKANYAMA T-SITEに来場して、レヴォーグSTI Sportの魅力や世界観を堪能したい!
会場:DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15) 期間:2016年7月1日(金)~7月3日(日) 時間:10時~20時(1・2日)/10時~18時(3日)
(文:CARトップ編集部 小河原康成)
高橋克典が夢中に写真を撮りたくなるスバル・レヴォーグSTI Sportの魅力とは?
富士重工株式会社は、往来のレヴォーグから走行性能や質感をさらに向上させた最上級グレード、レヴォーグ「STI Sport」の今夏発売に合わせ、デビュー記者発表会を代官山T-SITEで開催しました。
発表会では、スバル国内営業本部マーケティング推進部担当部長兼宣伝課長の中村亜人氏、俳優の高橋克典氏、ロボットクリエイターの高橋智隆氏、Pen編集長である安藤貴之氏をゲストに迎え、「本物」・「こだわり」をテーマにトークショーが行われました。
レヴォーグについて中村氏は、
「2014年4月にデビューしたレヴォーグはその年に4万3000台販売し、スバルのラインナップの中で一番の販売台数となっています。レヴォーグを購入したお客様にレヴォーグの良さを聞いてみたところ、走りの良さをそこなわせないスバルらしい環境対応・アイサイトをはじめとした安全面・スバルらしい走り・ツーリングワゴンとしてのスバルらしいパッケージングの4つが多くあげられ、スバルの象徴として育ってきたと思っています。
ユーザー層はオンとオフを華麗に切り替える、スポーツ思考の高い40代が中心になっています。今回STIとコラボすることにより、走りの上質さなどのポテンシャルを上げ、更にレベルアップをしたレヴォーグを皆様にお届けすることとなりました。
我々スバルは、『安全・走り』この機能ではどこのメーカーにも負けません。家族も大切だけど、走る楽しさもあきらめたくない方に、ぜひレヴォーグに乗って頂きドライブを楽しんでもらいたいです。」
と語っていました。
自らを「スバルユーザー代表」という高橋克典氏はレヴォーグの魅力について
「使用目的、場所、時間など多面性があり、どの面でも対応できるクルマだと思います。先程座らせて頂いたのですが、皮の上質さ、空間の切り取りかた、ステアリングなどがスポーティーでありながら非常に居住性が良く、人とのあり方を考えて作られているなと思いました。
若い頃からクルマが好きでエンジンの内部以外全部変えたこともありますが、レヴォーグは見事に足りないものがないですね(笑)。アイサイトも搭載しているので運転が苦手な女性でも安心して乗ってもらえると思います。家族の一員のような存在になる、かっこいいクルマです!」
と目を輝かせていました。
胸ポケットに入るくらい小さくて可愛いロボットとともに登場した、高橋智隆氏。
レヴォーグのテクノロジー面について
「クルマは工業製品の先輩で、様々な部品を頂くこともあります。スバルはテクノロジーを、安全・速さ・乗り心地にいかしている所が一番の魅力だと思います。アイサイトなどのテクノロジーに注目しながらも、運転席に座ってみると落ち着いた大人の雰囲気に酔える、そんな楽しいクルマですね。」
また、相方のロボットが「アイサイトは運転支援システムなんだって。ロボットみたいだね!」としゃべって会場を驚かせました。
安藤貴之氏は
「スバルらしい、メカニカルなデザインです。ドアを開けて中に入ってみると上質なレザーとボルドー色の配色で、すごくシックな印象ですね。今までのスバルと違った、新しい魅力があると思います。内装の赤いステッチも素晴らしく、物づくりの原点を見ているような気持になりました。」
とレヴォーグのデザイン面について話していました。
トークショー後、記者のフォトセッションに混じりレヴォーグの写真を自身のスマートフォンで撮影する高橋克典氏。本当にクルマが好きなんですね。レヴォーグ「STI Sport」、購入するのでしょうか? 気になるところです。
レヴォーグ「STI Sport」の初お披露目を記念し、7月1日(金)~3日(日)の3日間、代官山T-SITEにてデビュー展示イベントが実施されます。
施設内にレヴォーグ「STI Sport」の車両が展示される他、GARDEN GALLERYにて、レヴォーグ「STI Sport」の新しい世界観を演出した空間提示、そして来場したお客様へオリジナルノベルティプレゼントやSNS投稿キャンペーンなど盛りだくさんな内容となっています。
また、代官山蔦屋書店車フロア内ではイベント期間中に「スバルコーナー」を開設し、スバル360のモデルカー(実寸より5分の1サイズ)やクレイモデル、過去の名車カタログを設置するなど、スバルの世界観を展開します。
そして、レヴォーグSTI Sportはもちろん、そのご先祖様とも言えるスバル1000も展示してあります。ノスタルジックで可愛いですね。
ぜひ足を運んでみてくださいね。
(島田有理)
この流れがフォレスターや次期型インプレッサとかにも繋がるのかな?
Posted at 2016/07/01 22:21:05 | |
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富士重工 | 日記