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2017年06月11日 イイね!

使えるパイは多いに越したことはないからね

使えるパイは多いに越したことはないからねなぜPSAはオペルとヴォグゾールを手に入れたのか GM離脱による未来は?

なぜ、自動車メーカーが自動車メーカーを買う?

コスト削減と収益拡大。PSAがオペルとヴォグゾールを買収した理由を、端的に述べればそういうことになる。

これは一大ニュースだ。昨年の欧州市場で、オペル/ヴォグゾールは約100万台、PSAは約150万台を販売した。この両社が合併することで、ルノー日産を凌ぎ、およそ360万台を売ったフォルクスワーゲングループに次ぐ、欧州第2位のグループが誕生する。

今回の買収劇はまた、莫大なスケールメリットが発生することも意味する。

5つのブランドが生産するモデルは、セグメント的に重複する領域が広い。プラットフォームとエンジンは統合が進み、機種が大幅に減らされるだろう。

最終的にPSAは、オペル/ヴォグゾールのモデルを、全て自社プラットフォームをベースとしたものに置き換えるといわれているのだ。

またPSAは、それらを生産するために、欧州GMのファクトリーの所有権を手に入れている。

エミッション改善や自動運転導入が強いられる現在、自動車メーカーはこれまでにないほど、将来に向けた多額の投資を行う必要性に迫られている。

多くのブランドで負担を「割り勘」し、同時にリターンを増大させることは、財政的リスクの軽減を図るうえでの最善策だ。

なお、興味深いことにGMは欧州部門のうち、イタリアにあるR&D部門だけは保持することとした。

なぜR&D部門だけ売らなかったのか?

ここはディーゼルエンジンの開発を手掛ける施設であり、GMがいまだにディーゼルの有用性を認めていることが見て取れる。

ともあれ、この買収が成功すれば、長年にわたりオペル/ヴォグゾールの頭痛の種だった収益の問題が解決する。今でこそ順調に戻しているが、このブランドはしばしば不安定な状況に陥ってきたのだ。

PSAは少なくとも、ふたつのブランドの歴史を尊重し、名前は残すとしている。

ただし、短中期的な安定は得られても、生産設備の行方については絶対的に保証されたわけではなく、今後も立ちはだかる課題となるだろう。

カルロス・タバレスCEOによれば、PSAは黒字回復し、利幅の拡大を続けているという。

年産100万台規模のメーカーを抱え込むことは、この回復を加速する上でなかなかの難題になる。短期的に見れば、これはおそらく挑戦だ。しかし、将来的には利益を生む可能性も見込める。

GMがPSAの株式を7%取得して5年が経ち、両社の共同事業は動き出した。株式はすぐに売却されたが、協業は続き、その成果をわれわれはいよいよ目にすることとなった。それが2008ベースのクロスランドXと、3008ベースのグランドランドXだ。

この2台のSUVが明らかにしたのは、プラットフォーム共用戦略が、少なくとも短期的には混乱を招くということだ。

オペル/ヴォグゾールにはすでに、クロスランドXとサイズが重複するモッカXがある。にもかかわらず、2008プラットフォームの利益率を高めるため、新型車を投入したのだから。

PSAに求められている「急務」とは?

できあがった商品は似通い、それではユーザーの選択の機会が真に広がったとは言い難い。

しかしながら、フォルクスワーゲン・ゴルフとスコダ・オクタビア、セアト・レオンは、メカニズムは大差ないが、それが販売上の大きな問題になっていない。

プジョーとシトロエン、DS、オペル、ヴォグゾールも、ブランドのポジションを明確化する必要がある。それこそ、PSAの急務だ。

さらには、労組との折衝も求められる。彼らは、同様のモデルを生産する複数の工場の長期的な展望について言及するに違いなく、現時点では明確になっていない保障面も明文化するよう求めるはずだ。

というのも、プジョーは英国の生産拠点を閉鎖した過去がある。懐疑的にもなろうというものだ。

とはいえ、PSAの巨額の投資が、オペル/ヴォグゾールの潜在能力を解放する可能性には期待したい。

タタ傘下に入ったジャガー・ランドローバーや、吉利に下ったボルボは、巨大なフォード帝国の歯車から脱却し、よりブランド力を活かそうという親会社の下で勢いを盛り返している。

GMというアメリカの大資本を離れ、欧州メーカーのグループに加わったオペル/ヴォグゾールが、それらと同じ道を辿らないとは言い切れないのである。


ただ、買ったからと言って有効活用出来るかどうかは別問題だからな~
Posted at 2017/06/11 23:01:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2017年06月11日 イイね!

ちゃんと紙面でオートカーを読みたいな…

ちゃんと紙面でオートカーを読みたいな…スポーツカー・ワールドカップ 第1ラウンド ー 前編

戦いの前に

最高のドライバーズ・カーを生み出すのはどの国かをハッキリさせようと、おなじみのコンテンダーと、骨のあるニューカマーによるトーナメントを開催。レフェリーを務めるのは、アンドリュー・フランケルだ。

5年前、われわれはホットハッチのワールドカップを開催した。8カ国の代表による、3ラウンドの戦いでどの国がベストなのかを競った。今回は、そのスポーツカー版だ。

とはいえ、過去にやったことをそのままリピートするのでは芸がない。そこで今回は、それぞれの歴史的背景に触れる項目をなくすとともに、参加国も倍増させた。

スポーツカーを生産する国は、ここに挙げた16か国だけではないとご指摘を受けるかもしれないし、われわれもそう考えてはいる。リヒテンシュタインで開発された、革新的な蓄電池を積むクアントeスポーツリムジンなどは、実に興味深い存在だ。

けれど今回のもっとも重要なテーマはスポーツカーのコンテストだということで、単にスポーティなクルマならいいというわけではない。ましてや、スーパーカーやハイパーカーの品評会でもない。

そのため、特殊なハイパーカーしか持たない国はエントリーから除外した。そして、比較的シンプルで軽量、そしてドライビングに熱中できるクルマを擁する国が、往々にして次のラウンドへと進むこととなった。

われわれの考えるスポーツカーとはそういうものであり、また、がんばればどうにか手に入れられるものであるべきだと考えている。

そこで、ワイルドカード的なものを除き、エントリーリストに載るクルマには£150,000(2,106万円)の価格上限を設定することにした。実際のところ、ワイルドカード勢にはそのスポーツカーの核心から甚だ逸脱しているものも多いが、われわれの基準に照らして参加国を選出すれば、この16か国が妥当なセレクトであることをご理解いただけるだろう。

まずは第1ラウンド。16カ国8試合をおこなう。そこで勝ち残った8台が準々決勝。さらに絞り込まれた4台で準決勝となる。決勝にはなにが残るのだろう? そして勝者は?

前置きはこのくらいにしておこう。いよいよ、バトル開始だ。

1ラウンド

第1試合:ドイツ vs ポーランド




アウディR8 V10 vs アッリネーラ・フサリアハイパフォーマンスカーを多数抱えるドイツだが、真打ちは後のラウンドに残しておこう。ポーランドの騎兵に因んだ名を持つスーパーカーを迎え撃つのは、アウディの高い評価を受けるミッドシップだ。

800psオーバーの公道仕様も登場することが決定しているフサリアだが、現時点で生産されているのがレース仕様のみだということはハンデとなる。

とはいえ、このカーボンを多用したマシンに、立ち上げ間もないスポーツカーとしては圧倒的な信頼感があるのは、リー・ノーブルとワルシャワ大学が開発に関与しているからだ。

判定ドイツの圧勝。なにしろ相手は、公道を走れないのだから。

第2試合:オーストリア vs 中国




KTM XボウR vs ニオEP96分45秒09。中国製の「メガ」スーパーEVが、ノルドシュライフェでマークしたラップタイムである。

ニュルブルクリンクの市販車最速タイムを叩き出したというわけだが、今のところ生産台数はたったの6台で、市販車というにはあまりにも特殊なクルマだ。

しかも、中国車の毎度の例に漏れず、デザインは欧州車から無断引用した要素だらけだ。対するXボウは、決して新しいモデルではなく、いささか高価ではあるが、真剣そのものの、麗しいまでのエンジニアリングが注ぎ込まれたスポーツカーである。

となれば、結論はひとつしかない。

判定中国チームの努力は買おう。しかし、次のラウンドに駒を進めるのはオーストリアだ。

第3試合:アメリカ vs スペイン




ダッジ・バイパーSRTクーペ vs スパニアGTAスパーノアメリカ的にはこのチョイスに不満があるかもしれないが、彼の国きってのマッスルカーであるヴァイパーは、スペイン初のスーパーカーを叩きのめそうとするだろう。

しかし、興味深い点がある。

スパーノがミッドシップにマウントするのは、ヴァイパーのV10をベースにしたツインターボユニットなのだ。

番狂わせはあるか。

残念ながら、答えはノーだ。

2009年に発表され、その後もバージョンアップを重ねてショー会場を賑わせているスパーノだが、これを実際に走らせたという体験談は耳にしたことがないのである。これ以上は、言わずともわかるだろう。

判定アメリカの勝利。スペックでは圧倒するスペイン車も、実物に触れていなければ採点不能だ。

第4試合:フランスvs 韓国




アルピーヌA110 vs ヒュンダイ・ヴェロスター名ホットハッチの宝庫であるフランスだが、スポーツカーとなるとムラがある。実際のところ、現時点で市販されているフレンチ・スポーツカーは存在しない。

しかしこの不具合は、韓国にしても同じことだ。いや、韓国製スポーツカーというものは、これまでに誕生したことがない。

どうしたものかと悩んだのだが、フランスからは発売を間近に控えたアルピーヌを、韓国からはメガーヌにそっくりでスポーティなクーペ風のハッチバックであるヴェロスターをエントリーさせた。苦肉の策だが、ご容赦いただきたい。

判定とりあえず、主催者の判断でフランスの勝利。間もなく、それが正しいことを実証できるに違いない。



スポーツカー・ワールドカップ 第1ラウンド ー 後編

第5試合:イングランド vs デンマーク

ケータハム・セブン160 vs ゼンヴォTS1 GT

まず言っておきたいのは、これが単なる力比べの舞台ではないことだ。なにしろ、馬力差が1000psを超えるマッチメイクが成立するのだから。

しかも今回は、非力な軽自動車用エンジンのケータハムで十分だ。イングランドが誇る、数多のコンパクトでシャープなスポーツカーにお出座願うまでもない。

何も「トップギア」が叩きのめしたからといって、ゼンヴォの実力をナメているのではない。

TS1GTは、そのときいろいろと炎上したST1よりグレードアップしているのだが、いかんせん彼らの10周年を記念するワンオフモデルで、試乗しようにもその機会を設けることができないのだ。

判定デンマーク人の挑戦には敬意を表するが、本命はケータハムだ。

第6試合:イタリア vs クロアチア

アバルト124スパイダー vs リマック・コンセプト1

もし、大会名が“スーパーカー・ワールドカップ”なら、こんなしちめんどくさいマッチメイクなどに頭を悩ませることなく、イタリアの不戦勝を宣言すれば事足りる。

しかし、ことスポーツカーとなると、意外にも彼らの立場は怪しくなる。ありがたいことに、今ならばアバルトが適当なモデルを用意している。

対するは、クロアチアの途轍もないスーパーEVだ。かのニコラ・テスラの故郷が生んだリマック・コンセプト1は、四輪を独立駆動する4モーターのEVで、出力1000psを超えるモンスターである。

注目度の高まるクロアチアのEVメーカーだが、現時点での生産台数は6台に留まっている。

判定元気で楽しいアバルトこそ、“スポーツカー・ワールドカップ”の初戦を突破するにふさわしい。

第7試合:日本 vs スウェーデン

日産GT-R vs ケーニグセグ・レゲーラ


日本の生んだモンスターといえば、ゴジラとこのGT-Rが世界的にも存在感を示している。

対するケーニグセグは、スカンジナビア半島のキングコングといったところか。朝食の度にドーピングしたようなこのハイパーカーは、ブガッティ・シロンに匹敵するパワーを備えたPHVだ。

これまで登場した新興ハイパーカーたちと違い、ブランドは20年以上の歴史を持ち、このクルマは市販が軌道に乗っている。最終的には80台が生産される予定だ。とはいえ、スポーツカーと呼べる走りを備えているのはGT-Rの方だろう。

判定誕生から10年を経たGT-Rだが、弛みない改良で日本の勝利を確実にするだけの実力を保っている。

第8試合:オランダ vs メキシコ

ドンカーブートD8 GTO-S vs マストレッタMXT


この対戦を予想できただろうか? オランダはともかく、メキシコに関しては、主要メーカーの現地工場でない自動車産業が存在したことすら知らないかもしれない。

しかし、本当に存在するといえるのだろうか。

というのも、マストレッタはウェブサイトでこのMXTを宣伝しているものの、ページの更新は2012年以降ストップしているのだ。一方、ドンカーブートはますます意気軒昂。

D8 GTOはその最上位モデルで、これをグレードアップしたGTO-Sや、限定モデルのGTO-RSもラインナップする。ここに登場した他のモデルたちにも負けないくらい、立派なスポーツカーだ。

判定言うまでもない。ドンカーブートの不戦勝だ。


と言ってもジャパンの記事よりも英国本国のライターの記事の方が面白かったんだけどね…
Posted at 2017/06/11 22:45:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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