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2018年06月22日 イイね!

ハイブリッド用のエンジンカバーくらいは流用出来るんかなw

ハイブリッド用のエンジンカバーくらいは流用出来るんかなw正式販売間近の新型スバル・フォレスターのエクステリア、パワートレーンをチェック

5月18日から先行予約を開始しているSUBARUの新型フォレスター。すでに予約した方はもちろん、間もなくの正式発売を待って、実車のチェック・試乗してから購入を検討する方も多いでしょう。

カタログ写真を交えながらおさらいしたいと思います。ボディサイズは全長4625×全幅1815×全高1715mm(X-BREAK、ルーフレール装着車は1730mm)。現行モデルは全長4595~4610×全幅1795×全高1715~1735mmですので、全長、全幅ともにサイズアップされています。

「SUBARU GLOBAL PLATFORM」の採用により、新型フォレスターは衝突安全性能の大幅な向上に加えて、ハンドリングなど走りも大幅な進化が期待されています。さらに、静粛性や乗り心地の改善も図られています。

パワートレーンでは、新開発の2.0L直噴エンジンとモーターアシストによるマイルドハイブリッドの「e-BOXER」が新たに搭載され、2.5LのNAエンジンも直噴化をはじめとして、約90%の部品で設計を見直すことで、優れた燃費と実用域トルクの向上を実現したとしています。

外観では、全車にLEDヘッドランプが標準装備され、水平対向エンジンのピストンの動きを表現したCシェイプのポジションランプにより、力強さを感じさせる精悍な顔つきに注目。

また、全車にフロントフォグランプが採用され、一部グレードには3灯式LEDが装備されることで、スポーティムードが強調されています。

SUVらしさを主張するフロントバンパーガード、リヤバンパーガードには「Advance」と「X-BREAK」の前後バンパー下部にアンダーガードが配され、プロテクションパーツにより守られている安心感が表現されています。さらに「Advance」はシルバー加飾、「X-BREAK」にはオレンジラインの加飾により、アンダーガードの存在感が強調されています。

(塚田勝弘)



スバル、新型フォレスターを発表 価格は280万8000円から

スバルは20日、SUV「フォレスター」をフルモデルチェンジし、7月19日に販売を開始する。5代目となる新型フォレスターは、スバル初の乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」の採用などにより予防安全性能を進化させたほか、プラットフォームを新しくし、ハンドリングや乗り心地を向上させた。またモーターがエンジンのアシストを行う「e-BOXER」仕様を設定したのも新しい。

デザインやスペック、車両の概要については5月18日の先行予約開始時に公開されており、これまでの約1ヶ月の受注状況では、ドライバーモニタリングシステムおよびe-BOXER搭載グレードの「Advance」が全体の4割を超えているとのこと。

ドライバーモニタリングシステムとは、専用カメラによりドライバーをモニタリングし、居眠りを推定した場合、メーターやディスプレイへの警告表示と警報音でドライバーと同乗者に注意を喚起。わき見をした場合にもメーターへの警告表示と警報音でドライバーに注意喚起を行うというもの。予防安全への貢献が期待される。

プラットフォームには、「スバル グローバル プラットフォーム」を採用し、SUVの車高の高さを感じさせない、リニアな操作性を実現しているという。

このほか危険回避とコーナリング性能を向上させるアクティブ トルク ベクタリングを全車に標準装備。後方障害物警報機能と後退時自動ブレーキの2つの機能を備えた後退時自動ブレーキシステムや、信号待ちなどの際にブレーキペダルを踏み続けなくても車両の停止状態を保持するオートビークルホールドの採用など、安全運転や運転の負荷軽減につながる装備も充実した。

また、エンジン、トランスミッション、ブレーキなどの制御を最適化し、走破性を高める「X-MODE」も進化が図られ、悪路走破性が向上。路面状況に合わせて2つのモードを簡単に切り替えることも可能だ。

パワートレインのバリエーションは、2リッター水平対向4気筒直噴エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様と、約90%の部品を新しくしたという2.5リッター水平対向4気筒直噴 NAエンジン仕様の2種類。いずれもリニアトロニック(CVT)およびAWDシステムが組み合わされる。

価格は以下の通り。
・Touring:280万8000円
・X-BREAK:291万6000円
・Premium:302万4000円
・Advance:309万9600円




スバル フォレスター 新型発表…ドライバーモニタリングシステム・e-BOXERが予約の4割超

SUBARU(スバル)は6月20日、新型『フォレスター』を日本市場で発表した。7月19日に「Premium」、「Touring」、「X-BREAK」の各グレードを、9月14日に「Advance」グレードを発売する。

第5世代となる新型フォレスターは、スバルが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車だ。スバル初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を採用、安全な走行をサポートする。モーターアシストによる加速により、日常シーンでも走りが愉しめる「e-BOXER」(水平対向エンジン+電動技術の総称)を搭載した。

車体構造には「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用。クラストップレベルの快適性と安全性能をめざした。安全装備では「歩行者保護エアバッグ」と「アイサイト・ツーリングアシスト」を全車標準装備している。

スバルによると先行予約状況は、グレード別で「ドライバーモニタリングシステム」と「e-BOXER」を搭載する「Advance」が全体の4割を超えており、「スバルの先進技術が多くのお客様に支持された」と分析している。販売計画は月販2500台。

スペックは、「Advance」が、エンジンは2.0リットル水平対向直噴4気筒DOHC モーターを搭載、リニアトロニックを介して全車輪を駆動するAWD。メーカー希望小売価格は消費税抜287万円(消費税込309万9600円)。発売日は9月14日。

Premium、Touring、X-BREAKの各グレードは2.5リットル水平対向直噴4気筒DOHCエンジンを搭載、リニアトロニックを介して全車輪を駆動するAWDだ。メーカー希望小売価格はPremiumが280万円(302万4000円)、Touringが260万円(280万8000円)、X-BREAKが270万円(291万6000円)、発売日は7月19日だ。


スバル フォレスター 新型発表…冒険に向かう背中をひと押し

SUBARU(スバル)は20日、ニューヨークモーターショー2018でワールドプレミアをした新型『フォレスター』を日本でも発表した。フルモデルチェンジの開発コンセプトは“快適”と“冒険”だという

◇スバルの屋台骨

フォレスターの歴史は、21年前の1997年に始まる。当時は『レガシィ』もターボ全盛で、フォレスターも当初はターボモデルのみの販売だった。インディアナポリスで24時間のSUV世界最高速度の記録を樹立したことでも知られている。

デザインでの変化点は2007年にデビューした3台目で、「それまでのワゴン的なエッセンスが強かったものから、よりSUVらしいスタイルへと変化。それ以降そのイメージを強くし今回5代目が誕生した」と説明するのは、同社広報部長の岡田貴浩氏だ。

フォレスターはグローバルで年間約30万台弱を販売。現在スバルは年間100万台規模なので約1/3くらいをフォレスターが担っており、大きな柱となる1台といえるだろう。

日本では2015年と2016年で、およそ2万2000台、2万4000台と月販2000台ほどを販売している車種だ。年間12万台をキープしようというスバルでは、月1万台のうちの20%を担う車種になっている。

岡田氏は、「今年は各メーカーから様々な車種が登場するようだ。それにより市場全体が広がって、月販2000台のフォレスターが、もっともっと多くのお客様に購入してもらえると嬉しい」と期待を語った。

◇情緒的価値を加える

5代目フォレスターの商品コンセプトは“世代を超えて元気で若々しく活動的な気持ちを駆り立てるクルマ”とし、「現在フォレスターが評価されている“信頼”部分はそのままに、2つの情緒的な価値を加えた」とは、同社商品企画本部プロダクトゼネラルマネージャー布目智之氏の弁。この信頼部分とは、「どこにでも行ける、どんな場所でも使える信頼出来るクルマ」だという。

情緒的価値のひとつは“快適、Comfort for Loved Ones”だ。「ドライバーだけでなく、同乗者にも同じような快適さをきちんと感じてもらいたいと課題として掲げた」。もうひとつは“冒険、Stir of Adventure”だ。「冒険に出かけたいという気持ちを後押し出来るようなクルマにしたい」と布目氏。この2つのコンセプト・価値に対して、「パッケージングやデザイン、装備などの改良を加えた」と述べる。

この情緒的価値を考えるにあたっては多くのSUVユーザーに話しを聞いたという。その結果、「走行性能やタフな機能、デザインなどから、冒険心の後押ししてくれるような開発にしたい」。そしてもうひとつは、「快適で、気持ちよく移動出来る空間が、家族や大事な友人と過ごす時間を躍動的に楽しく過ごしてもらえる。そういったクルマにしたいと考えるに至った。そこでこの2つの価値を従来の信頼という価値に加え開発を始めた」という。

◇サイズ拡大は全て快適空間のために

こういった価値を具体化するためのパッケージングについて布目氏は、「ホイールベースを30mm長くし、前席と後席のスペースを広げた。特に後席の足元スペースをしっかりとることで、同乗者にも快適だと感じてもらいたい」と話す。

また幅は、「乗員を20mm離すことで、前席の人達にも従来以上の快適さを感じてもらえる空間にした。また、高さについては現行車の評価で十分だとされたので、外寸では5mm下げたが内寸は不変とした」と説明。そして、「快適に過ごす空間は大事だが、外寸はコンパクトでキビキビ走る方が良いので、外寸は極力小さく開発している」と述べる。

このパッケージングをもとに、「現行フォレスターの視界性能の高い評価を維持しながら、さらに広く感じてもらえる寸法を採用した」と説明。

◇冒険に向かうためのラゲッジルーム作り

今回の開発では荷室についても注力された。「アウトドアをする、冒険に向かう時にしっかりと荷物を積んで出かけたくなるような荷室作にこだわった」と布目氏。その開口部は、「SUVの中でも非常に大きく、アウトドアで使うテーブルやベンチ、ゴルフバッグなどがそのまま横向きで入る」という。最大開口部の幅は現行の1166mmから1300mmへと広げられた。

また荷物をルーフに積みやすいようにルーフレールにタイダウンホール付きを採用。かつ、リアドアのサイドシルに大型のステップを配することによってルーフへのアプローチをしやすくしている。さらに、リアドアは大きな開度を持たせ、後席への乗降性も向上させると同時に、ルーフへのアプローチを自然な姿勢で出来るようにしている。

またパワーリアゲートを新開発。従来のものは、「開閉速度が少し遅くて待っていられないという声がたくさんあったことから、よりスムーズに開閉出来るようにした」という。テールゲート開閉スイッチとともに、ドアロック連動スイッチも同じ位置に装備し利便性も向上させた。

さらに、「荷室そのものはシャワーライト化しているが、リアゲートを開けた時に連動で点灯する作業灯のようなものをリアゲートの中に内蔵(一部グレード)し、足元の安全確保などに有効に使ってもらえる機能を配した」と述べた。

◇新プラットフォームで快適性向上

新型フォレスターは、スバルグローバルプラットフォームを採用。布目氏によると、「これによって車体そのものの剛性が非常に上がった」という。そのメリットは、「サスペンションの動きをしっかりとしたボディで受け止められること。その結果、サスペンションを“素直な設定”にすることが出来た」と話す。

具体的には、「これまではサスペンションと車体とつながる部分のねじれを抑えるために、車体とサスの間を固いものでつなぐようにしていたが、今回は車体剛性向上により、ソフトなものが使えるようになった。その結果フラットなライド感がきちんと出た上に、乗り心地も両立出来た」と説明。また、「周波数帯ごとのフロアの上下振動を計測すると、現行や他銘柄のSUVよりも非常に振動が少ないクルマに仕上がっていた」と実測値でも証明されていることを強調した。

◇モダンキュービックフォルム

デザインにおいても、「乗る人全てを快適にという観点で、快適な空間が作れるようにデザインした」と布目氏。「コンソールやドアトリムなど人の触れる場所はふくよかなゆとりを感じる造形や素材を使うことで安心感を表現。そこにSUVらしい逞しさを示すテクスチャーや、センターのシフト周りや両サイドのダクト周りの3点を結ぶ空間の中で、しっかりと広い空間認識をしてもらいたいとアイキャッチになるものを加えた」という。

また、「SUVらしい冒険心を掻き立てる頼もしさをエクステリアデザインで表現。立骨感のある逞しいデザインが出来た」と述べる。同時に、「SUVとしてリフトアップされた表現や、内寸は最大寸法、外寸は最小にするために、キュービックフォルムに近くした。それをいかにモダンに見せるかという工夫を加え、モダンキュービックフォルムと呼ぶデザインで表現している」と話す。

◇顔認証システムを搭載

装備では、安全装備を充実。そのメインにドライバーモニタリングシステムが挙げられる。これはアイサイトと連動しながら、脇見や居眠りをした時に警報を与えるシステムだ。基本的には顔認証で、「携帯などとほぼほぼ同じもので、1台のクルマで最大5人分の顔認証が可能だ。それにより居眠りや脇見を判断すると同時に、誰がこのクルマを運転しているかを認識するので、その人のシートポジションやドアミラー、空調、マルチファンクションディスプレイなどを自動設定することが出来る」と説明した。

◇Xモードを使いやすく

フォレスターのAWDシステム、“Xモード”は、「お客様から、意味もわかる、スイッチもわかる、しかしどういう路面の時にこのスイッチをどう使ったらいいのかがなかなか理解出来ないという声があった」という。例えば、「ぬかるんだ路面では、Xモードスイッチを入れVDCスイッチは切らなければいけないのだが、そういったことがお客様にはわかり難い。さらには過去使ったことがないというお客様もいた」。そこで、新型では2モードにして、ひとつはスリッピーな路面に対してのスノー・ダートモード。もうひとつは、タイヤが埋まってしまうような雪やぬかるみのディープスノー・マッドモードとし、「機能を選択するのではなく、路面を見て選択をしてもらえるよう、わかりやすい設定にした」。さらにマルチファンクションディスプレイにどのモードが選択されているかも表示されるようになったという。

布目氏は、「現行車のしっかりとした信頼がおける機能をベースに冒険に向けてひと押しする装備や、乗ってもらった時の快適性に工夫を加えたのが新型フォレスターだ」とまとめた。



SUBARUフォレスターの価格を発表!! 乗降性、積載性の向上ポイントは?

先行予約で5月18日から6月18日までに4119台を受注しているSUBARUの新型フォレスター。6月20日に発表、7月19日に発売されます。

インプレッサ、XVに続き「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用する新型フォレスター。気になる価格は、2.0L水平対向エンジン+モーターの「e-BOXER」を積むマイルドハイブリッドの「Advance」が309万9600円(こちらは9月14日発売)、2.5LのNAエンジンを積む「Premium」が302万4000円、「touring」が280万8000円、「X-BREAK」が291万6000円。

先行予約段階では、「e-BOXER」が約4割を占めているそうで、パワーと省燃費性能に優れたマイルドハイブリッドへの期待が高くなっています。

技術面でのトピックスは、e-BOXER をはじめ、SUBARU初の「ドライバーモニタリングシステム」など電動化、安全技術になっています。「ドライバーモニタリングシステム」は、運転手の眠気などを感知するだけでなく、シートメモリーと連動していて最大5人まで登録できます。

もちろん、フォレスターらしく高い悪路走破性などSUVとしての完成度、オンロードでの快適性も「SUBARU GLOBAL PLATFORM」により確保されているはずです。

パッケージングの面では、後席足元を拡大すべく前席と後席ヒップホップ間を33mm拡大し、後席左右間も20mm拡幅。前席はクラストップレベルの広さを維持しています。また、後席足元にステップを設け、ドアの開口幅を拡幅することで乗降性も向上。さらに、1300mmのラゲッジ開口幅を確保するなど、積載性も高め、ゴルフバッグの横積みなども可能になっているそう。

後席足元にステップが設けられたことで、ルーフレールの上のルーフボックスなどの操作もしやすくなっています。なお、6月20日から放映されるCMソングには、サザンオールスターズの「東京VICTORY」が起用されています。

(文/写真 塚田勝弘)



SUBARUが新型フォレスターを発表、新開発パワーユニット「e-BOXER」搭載へ

SUBARU初となる乗員認識技術を採用本体価格は280万円から

SUBARUは、新型となる「フォレスター」を6月20日に発表。7月19日より発売を開始する。第5世代となる新型「フォレスター」は、SUBARUが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車。乗る人すべてが愉しく、快適な空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングや、使い勝手に優れた装備を採用した。

トップレベルの快適性と安全性能を実現「SUBARU GLOBAL PLATFORM」

デザインでは、SUBARU共通のデザインフィロソフィー「DYNAMIC x SOLID」のもと、SUVらしいたくましさや、キュービックなシルエットがもたらす容積感、左右フェンダーの張り出しによるスタンスの良さを併せ持った”フォルムモダンキュービックデザイン”を表現。

また、「SUBARU GLOBAL PLATFORM」 の採用によってクラストップレベルの衝突安全性能・危険回避性能や、ドライバーの意志に忠実なハンドリングを実現。快適な乗り心地も手に入れた。さらに「歩行者保護エアバッグ」と「アイサイト・ツーリングアシスト」といった最新の先進安全装備を全車に標準装備した。

モーターアシストによる軽快な加速を実現する「e-BOXER」を搭載

そして、初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」や、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」など、新たな価値も採用。また、2.5L直噴エンジンには、直噴システムや熱マネジメントシステムの採用、徹底した軽量化により、力強い動力性能と優れた環境性能を両立した。

5月18 日~6月18日での先行予約台数は、4,119 台に達するなど、順調な滑り出しをみせる新型「フォレスター」。

なかでも「ドライバーモニタリングシステム」と「e-BOXER」を搭載する「Advance」が全体の約4割を占めているとのこと。こちらの「Advance」は9月14日に発売される。

□ボディカラー(Premium / Touring / Advance)クリスタルホワイト・パール※、アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、クリムゾンレッド・パール※、ホライゾンブルー・パール、ダークブルー・パール、ジャスパーグリーン・メタリック、セピアブロンズ・メタリック□ボディカラー(X-BREAK)クリスタルホワイト・パール※、アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ※:32,400円高(消費税込)□販売計画:月販2,500台



スバル フォレスター 新型、「きっと好みが分かれる」2つのパワートレイン…開発責任者

スバル(SUBARU)が7月19日から日本国内で順次販売を開始する新型『フォレスター』は、2.5リットル直噴エンジンと、e-BOXERと名付けた2.0リットル直噴エンジンとモーターを組み合わせた2つのパワートレインが設定されている。

新型フォレスターの開発責任者を務める布目智之プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)は「乗り味は実際に乗って頂くと本当に違うとわかる。きっと好みが分かれると思う」と語る

まず2.5リットル直噴エンジンについて布目PGMは「やはり悪路で使う時に低速域でちゃんとトルクが出やすいということで、この2.5リットルは比較的SUVの中で使いやすいエンジン」と解説。

さらに「今回の2.5リットルエンジンはすごい色んなことをやっている。例えば冷気水をコントロールして止めるシステムを入れたり、排ガスの循環を変えることで燃費性能を向上させている。実用燃費では従来の2.0リットルと同じくらいの性能を持っている」とも披露。

その上で「経済性とSUVとしての使いやすさを両立したエンジンとして2.5リットルを提案したかった」と述べた。

一方、e-BOXERについて布目PGMは「モーターの使い方は最初、悩んだ」と明かしつつ、「ガソリンエンジンは筒の中に空気とガソリンを入れて圧縮して爆発させて、それを伝えるという工程があるが、モーターは使いたい時に使った分だけ動かせるメリットがある。低回転でもちゃんと回すことができる。それをどんな場面で使えるだろうと考えた」と振り返った。

具体的には「例えば街中で、ここで加速をしたいという時に、しっかり加速が立ち上げられる。ガソリン車に比べて明確な差が出るくらいのレスポンスを持っている。また足元が悪い時に自分が歩く場合、足を探りながら歩くが、悪路を走る時も同様で、やはり探りたくなる。足を探るというのはアクセルを踏んだ分だけ、ちゃんと動いてくれないと探れない。それができるのがモーターで、本当に低回転から動かしたい分だけ動かすことができる。モーターのレスポンスの良い所を本当に使いたい部分にあてがうということをやり切った」とのことだ。

e-BOXERは今回、2.0リットルエンジンにモーターを組み合わせたが、布目PGMは「2リットルのお客様でこれくらいのサイズのクルマが欲しいという方もたくさんいらっしゃるので、そこにしっかりと加えたものを提案したかった」という。

さらに「2.5リットルの方は逆にトルクを増すことで、それをカバーできているので、今回は2つのパワートレインの味付けを変えてみた。トルクを使ってゆったり走れる2.5リットルに対して、2リットルは、使いたいところにモーターアシストすることで、もっと繊細に走れる方向にふった」とも話していた。

新型フォレスターのうち2.5リットルモデルの価格は280万8000-302万4000円で7月19日発売。e-BOXERの2.0リットルモデルの価格は309万9600円で発売日は9月14日となっている。



スバル フォレスター 新型発表… 中村専務「グローバルカーにして王道SUV」

SUBARU(スバル)は6月20日、主力SUVの新型『フォレスター』を7月19日に発売すると発表した。2012年11月以来の全面改良であり、月間2500台の販売を計画している。

動力は新開発の2.5リットルDOHC直噴ガソリンエンジンのほか、2.0リットルの同エンジンにモーターを組み合わせたスバル独自のハイブリッド車(HV)システム「e-BOXER」を設定した。また、安全運転支援と快適の新装備「ドライバーモニタリングシステム」も実用化している。

グレードはベースの「ツーリング」から最上位の「アドバンス」まで4種類を用意し、「e-BOXER」と「ドライバーモニタリングシステム」はアドバンスのみに標準搭載している。価格は280万円台から309万円台まで。

「e-BOXER」はエンジンと最高出力10kW(13.6PS)のモーターを直結させて動力性能を高めるとともに、減速時などにエネルギーの回生を行う。発進時や低速時はモーターのみのEV(電気自動車)走行、加速時にはエンジンとモーター、さらに高速走行時はエンジンのみといった使い分けをする。バッテリーは容量4.8Ahのリチウムイオン電池を搭載している。燃費はWLTCモードで14.0km/リットル。

新開発の「ドライバーモニタリングシステム」は、カメラがドライバーの顔を認識し、眠気や不注意を検知すると音や表示で注意を喚起する。また、シートポジションやドアミラーの角度などをドライバーに応じて自動調整する。ドライバーは最大5人まで登録できる。このほか、安全運転支援では全車速域で前走車追従などができる「アイサイト・ツーリングアシスト」さらに「歩行者保護エアバッグ」を全グレードで標準装備している。

5月18日から先行予約を行っており、6月18日までに4119台を受注したという。都内での発表会に出席した次期社長の中村知美専務執行役員は「フォレスターは2017年には全世界で約28万台を販売し、スバルでは最も売れるグローバルカーだ。米国などでSUVの競争は厳しくなっているがフォレスターはクロスオーバー系ではない“王道のSUV”であり、期待している」と語った。

主力市場である米国では年間の販売実績が17万~18万台で推移してきたが、「20万台レベルを目指していきたい」と述べた。また、グローバルでも新モデル切り替え後は「17年の実績を上回る販売を確保したい」と表明した。



燃費より走破性? スバルらしいハイブリッド「e-BOXER」搭載 フォレスター

20日、正式に国内発表された新型『フォレスター』は、ドライバーモニタリングシステム搭載のハイブリッド(e-BOXER)車、「Advance」グレードが予約の4割を占める。ハイブリッドシステムは『XV』とほぼ同等だが、新型フォレスターのSIドライブ、Xモードのチューニングは同車向けに施されている。

スバルのハイブリッドは、CVT(変速機)の前に、エンジン、モーターがつながったトルコンが配置される。クラッチはエンジンとトルコンの間、CVTの出力軸の2箇所に設置される。方式はホンダのIMAに似た、パラレルハイブリッドに分類されるものだ。

エンジンはFB20(2.0L直噴DOHC、107PS、188Nm)。モーターは100V 10kW(65N)のものが搭載される。発電用のモーターは搭載せず、駆動用モーターの回生によってバッテリーに充電する。バッテリー容量は4.8Ah。フォレスターからリチウムイオンバッテリーになった。

スバル方式のハイブリッドの特徴は、構造がシンプルでコストメリットの他、信頼性が高いこと。そして、2つのクラッチによりトルク制御の幅が広がること。トルコンとCVTによるパワーロスがあるものの、AWDに必要なパワー制御のしやすさ、スバルならでは信頼性(安心・安全)へのこだわりから、この方式を採用したという。

開発はトヨタとの共同開発とのことだが、『プリウス』のハイブリッドシステムはプリウスとしての正常進化を遂げすぎて、いささか機構が複雑だ。初代システムの問題点を改善していった結果、補助的な機構が増え、部品点数も増している。乗用車でもオールマイティが求められるAWD、とくにSUVではシンプルさ、信頼性の高さは重要だ。

e-BOXERもSIドライブとXモードに対応する。SIモードは、モーターを利用することでトルクカーブの設定の幅が広がっている。インテリジェントモードは、高速走行でもトルク不足を感じさせずエコドライブを可能にする。スポーツモードは、発進加速などモータートルクを利用したかなりスポーティーな味付けを行ったという。おそらく2.5Lのガソリンエンジンモデル(Touring、Premium、X-BREAK)よりもキビキビした走りを見せてくれるのではないだろうか。

Xモードは「ディープスノー/マッド」モードにすると自動的にVDCがOFFとなる。新雪にはまったときやぬかるみ脱出にはVDC OFFが不可欠だが、新型フォレスターでは手動による切り替えが必要ない。LSDは搭載されないが、代わりの機構としてタイヤ空転時にブレーキを独立制御することで、空転タイヤにトルクが逃げるのを防ぐことができる。これは、悪路脱出以外、ブレーキベクタリングとして悪路走破、走行性能にも寄与する。

さらに縁石のような大きな段差、石などを越えるとき、クロカン4WDにあるような超低速ギアのような走行制御もできるという。これもモータートルクを利用できるe-BOXERならではだ。

ハイブリッドはもちろん燃費・環境性能にも影響する。しかし、スバルのe-BOXERはそれよりも操縦安定性、走破性を考えての、いかにもスバルらしいハイブリッドシステムといえるだろう。



すでに予約が4000台超え! ハイブリッド仕様も加わったスバル新型フォレスターがついに登場

ドライバーの状態を顔認識で判断する最新技術を投入

5代目となるスバルの人気SUV「フォレスター」が6月20日に東京・品川で発表された。新型フォレスターは、2018年3月に開催されたアメリカ・ニューヨークショーで初披露。その後、5月から先行予約が始まっており、6月18日までの予約台数は4119台に達しているという。グレード別では、フォレスターから投入される新技術「ドライバーモニタリングシステム」とハイブリッドシステムの「e-BOXER」を採用した「advance」が全体の約4割を占めている。なお、発売は7月19日(木)となる。

新型フォレスターは、スバルが最量販車種と位置づけているだけあって、最先端技術を投入。まず注目したいのが、スバル初の乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」だ。ダッシュボード中央にあるマルチファッションディスプレイのバイザーにカメラを設置。クルマに乗り込むと車内のカメラがドライバーの顔を認識し、走行中に運転手が疲労による居眠りや脇見運転をするとシステムが検知。メーター内の警告表示や警告音によって、ドライバーへ注意喚起するというもの。さらにシートポジションやドアミラー角度、空調設定などを最大5名まで登録でき、乗る人によってベストなポジションをすぐに呼び出すことが可能。

また、2リッター水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」は、フォレスター初のハイブリッド仕様。リチウムイオンバッテリーを採用し、SI-DRIVE(ドライブアシストシステム)の制御も変更。モーターのアシストもあり、ガソリンモデルよりも力強い加速とX-MODE(悪路などでタイヤが空転するときに適切な制御をするシステム)による高い走破性を両立させている。

 もちろん、渋滞時でも先行車に追従するアイサイトツーリングアシストや、スバルグローバルプラットフォームも採用する新型フォレスター。注目の走りなどは、今後試乗記をお届けする予定だ。



スバル フォレスター 新型、ドライバー認識機能で安全支援だけでなく快適性も向上

スバル(SUBARU)が7月19日から日本国内で順次販売を開始する新型『フォレスター』には、ドライバーの動きを検知して安全運転を支援するドライバーモニタリングシステムが新たに採用された。

新型フォレスターの開発責任者を務める布目智之プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)は「安全性をさらに高めるしシステムだが、新型フォレスターでは快適な分野への活用も考えた」と話す。

ドライバーモニタリングシステムは、ドライバーがクルマに乗り込むと車内のカメラでドライバーの顔を認識し、走行中にドライバーに眠気や不注意があるとシステムが判断した場合、警告音や警告表示で注意を喚起という仕組み。

いわばクルマがドライバーを見守ることで安全運転をサポートするものだが、この顔認識技術を使って、ドライバーが乗り込むとシートポジションやミラー角度、空調などをドライバーごとに自動的にあらかじめ設定していたポジションに自動的に調整機能を持たせているのも特徴だ。

布目PGMは「お客様の中には普段は奥様が使われて、週末の買物には旦那様が運転するといったように家族の中でクルマをシェアする方も多い。そこで家族で使って頂く際により便利になる工夫が何かできなかということを我々はエンジニアたちと議論をし、人の顔を認識できる技術をパーソナライズ分野にも活用することにした」と開発の経緯を明かす。

顔認識の登録は最大5人まで行うことが可能で、「我々、安全のために開発した技術を快適な分野にも活用することで進めてきた」と布目PGMは強調していた。

ドライバーモニタリングシステムは9月14日に発売する2リットル直噴エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXER搭載モデルに標準装備される。車両価格は309万9600円となっている


スバルのドライバーモニタリングシステムはMaaS時代に不可欠な技術…新型フォレスター

新型フォレスターが正式の国内発表となった。先行プレミアムは今年のニューヨークモーターショーで行われ、4月にプレ発表会も開催されていた。そのとき注目だったのが「ドライバーモニタリングシステム」だ。

ところで、スバルのシステムに対するネーミングはいつも「ベタ」だ。各社が共通プラットフォーム化を表明したとき、トヨタはTNGA、ルノー日産のCMFなどそれぞれがネーミングも競っていたが、スバルはSGP(スバルグローバルプラットフォーム)とそのままだ。今回も、乗用車としては画期的なシステムにかかわらず、ドライバーをモニタするもの、という極めて素直なネーミングだ。

しかし、わかりやすいネーミングというのは重要だ。凝った英語や略語にされても業界人でさえ何の用語かわからなくなることがある。差別化も行き過ぎると、だれも理解してくれないというのはよくあることだ。また、先駆であれば最初にいちばん素直でわかりやすい名前を選べるというのもある。スバルは一周まわって、わかりやすさでベタなネーミングで差別化に成功しているのかもしれない。

閑話休題。ドライバーモニタリングシステム(DMS)は、赤外線カメラによって登録ドライバーを認識し、シートポジションやミラーの位置などを自動調整してくれるもの。また、走行中の表情などでいねむりや脇見の注意喚起もしてくれる。

カメラは、マルチファンクションディスプレイ(MFD)の助手席側のフチに運転席、ドア方向に向けて内蔵されている。動作中は赤いランプが見える。赤外線なので夜間でもサングラスをかけていても認識に問題はない。認識範囲は、ドア開口部から運転席まで見ている。これは、乗り込む動作から認識シーケンスを始めるためだ。ドライバーは車に認識してもらうため、特別な手順は必要ない。普通にドアを開けて着座すれば、MFDに「Hello <登録名>」とグリーティングメッセージが表示される。

これだけで、シートポジションやミラーの変更を自動的に行ってくれる。この便利さは、1台の車を家族で共有しているならわかるだろう。今後、コネクテッドカーやテレマティクスが一般的になれば、車両のパーソナライズは非常に重要な意味を持つ。スマートフォンは家族でも共用することはないが、車は夫婦や親子で使うシチュエーションのほうが普通だ。シートポジションだけでなく、テレマティクスサービスもドライバーごとに切り替わってくれるとうれしい。

細かいところではナビの設定、ルート履歴の個人別管理、メーターコンソールの表示項目、コネクテッド機能では、メールやSNSのアカウントとの連動などクラウド連動には欠かせない。

MaaS時代になれば、車はさらに共有前提のものが増えてくる。プライバシー情報の管理とともにパーソナライズ機能は必須となるはずだ。自動運転では、車載のAIエージェントとの会話をするようになるかもしれない。このとき顔認証によるアカウント管理、ドライバーや同乗者の識別は、自然言語での会話を成立させるために利用されるだろう。

このように考えると、スバルは、アイサイト、前車追従型クルーズコントロール(アダプティブクルーズコントロール)、このドライバーモニタリングシステムなど、ADASやCASE車両の基礎技術での先進性が目立つ。他社が自動運転ありきでCASE車両や次世代カーの研究・実用化を進める中、基礎技術を積み上げ、機能をボトムアップで作っていっている。その先に、必然があればAIや自動運転がくるのだろう。



P.C.Dが100から114.3になったり、排気量が2.5Lになったっていうのは流れを考えれば順当なんだろうけど(むしろインプレッサがフルモデルチェンジでなんで100のままだったのかナゾ…)

個人的に気に入らないのはドライバーモニタリングシステムがハイブリッドのAdvanceにしか設定されないって事だね
売りたい装備の一つなら安価グレードは別にしても中間グレードにはメーカーOP設定位してくれてもいい気がするんだよね(ハイブリッドが買いたくないとかNAの2.5Lが良いってユーザーもいるだろうに)
あとこんなもんなのかな~ってのが燃費
JC08だとNAが14.6 ハイブリッドだと18.6なのが
WLTCになると13.2と14.0…
いや、はっからスバルに燃費を要求すんなって話なのかもしれないけど
Posted at 2018/06/22 01:25:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年06月22日 イイね!

失った信頼の回復…時間が解決してくれる以外ないんじゃね

失った信頼の回復…時間が解決してくれる以外ないんじゃねまもなくスバル社長交代!! スバルは技術力で信頼を取り戻せるか?

スバルといえば技術力が会社としての"売り"であり、多くのファンをもつメーカーでもある。ビジネス的に見ても大幅な業績アップを果たし、かつての小さな自動車メーカーという認識は少なくなった。

 しかし2017年10月に発覚した完成検査問題、燃費データ改ざんでつまずいてしまったのはあまりにも痛手だった。吉永社長の真摯な対応、そしてスバル自体の企業イメージで問題は収束方向にある。

果たしてスバルの禊ぎは済んだのか!? 今後の展開に迫ります。

文:佃義夫/写真:ベストカー編集部
ベストカー2018年6月26日号

■いま一度振り返る"完成検査問題"

 近年、目覚ましい業績向上でその存在感を強めてきたSUBARU(スバル)。しかし、昨年10月に発覚した国内工場完成車検査問題でつまずいてしまった。

 日産の国内工場完成車検査の無資格者問題が表面化したのが昨年の東京モーターショー前で、日産の西川廣人社長は主催の日本自動車工業会会長を務めていたが、これにより東京モーターショー主催者を辞退し、豊田章男トヨタ社長が代行を務めることになった。

 その矢先にスバルがなんと東京モーターショー開会日の10月27日に、吉永泰之社長によるスバルでも国内工場で無資格者が完成検査を行っていたことでの緊急会見を実施。

 「スバル、お前もか!」となったのがことの始まりだ。加えてスバルは、昨年12月に無資格者だけでなく、最終検査での燃費・排ガスのデータ改ざん疑惑が浮上し、今年に入ってからの3月2日の社長交代会見で吉永社長が燃費と排ガスのデータ書き換えが行われていたことを明らかにした経緯となる。

 そして2018年のゴールデンウイーク直前の4月27日にスバルは国土交通省に報告するとともに、新車検査での燃費・排ガスデータの書き換えの社内調査報告の吉永社長による会見を行い、その内容を明らかにした。

■問題の根源は規範意識とコミュニケーション不足

 それによると、スバルの群馬製作所本工場(太田)と矢島工場で少なくとも2012年12月からデータの書き換えが行われ、確認できただけで約900台が書き換えられた。

 ただ、法令に定められた保安基準を逸脱した事例はなかった。問題の根源は、規範意識の欠如とコミュニケーション不足など「完成車検査無資格問題と同様に由来する」もので「病巣は深い」と報告書は指摘している。

 吉永社長は、昨秋来数度にわたる記者会見でその都度、陳謝し会見でも丁寧な受け答えで、真摯な姿勢と受けとめられた。

多くの熱いファンを裏切る形になってしまったが失った信頼は取り戻せるのか?

「われわれの企業体質、風土を根幹から改革し、真に正しい会社に生まれ変わるため、全力を尽くす」ことを強調した。

 2018年ゴールデンウイーク明けの5月11日には決算発表があり、スバルの前期業績は純利益が22%減の2230億円と2期連続の減益となった。

 これは、タカタのエアバッグ問題に関連するリコール費用に加え完成検査問題に伴う費用の計上が重荷となった。

 ただ、売上高は2%増の3兆4052億円で世界販売は微増の106万6900台となり6期連続で過去最高を更新した。しかし、今期は減収減益の見とおしであり、急成長に伴う組織の歪みの立て直しも急務となる。

■吉永社長は会長職へ 「一連の問題から逃げずに対処する」

 スバルは、吉永体制になってから快進撃を見せてきた。2011年6月にスバルでは初めて国内営業出身の吉永社長が就任してからこの7年で売り上げを2倍に引き上げた。

 2016年3月期の同社の売上高営業利益率は17.5%と、トヨタも抜いて断トツとなり、その後も10%台の営業利益率をキープしてきた。

 吉永体制の経営は「選択と集中」を極め、特に北米でのスバル車人気を高め世界販売の6割を占める北米事業の成功でスバルの存在感を一気に高めた。

 資本・業務提携先のトヨタもスバルの力を認めていた。

 今回の決算発表で国内販売は2.8%増の16万3000台でインプレッサとXVが年度を通じて貢献したが、この3月まで5カ月連続で前年を割り込んでいる。

 連の吉永社長による真摯な陳謝会見も連休前の国交省報告で一応の禊ぎが終わり、テレビCMなども復活した。

 6月には世代交代の中村知美新社長体制に移行する(編註:6月22日のスバル株主総会での承認後に新体制へ移行予定)。

 吉永社長は「一連の問題から逃げずに対処することが責任だ」と会長として残り、経営は新執行部に任せ自ら先頭に立って信頼回復に全力を尽くすことにしており、これが真の禊ぎということになろう。

■【編集部まとめ】更なる不正発覚で窮地に立った新体制

 2018年6月5日にスバルは国内向け9車種において新たな不正が発覚したと発表した。社員20名以上が関与しているとされ、吉永社長にとっては「泣きっ面に蜂」状態である。

 概要は群馬製作所内の2工場において、基準で定められた条件から逸脱する状態で検査を続け、誤った検査と認識していたのにも関わらず検査データだけを書きかえるなどしたとされるもの。

 吉永社長は前述のとおり2018年6月の株主総会で会長兼CEOへの就任を予定していたが、代表権を返上し、取締役会長になる予定だ。2018年4月の問題発覚からわずか2カ月足らずで新たな不正が発覚したスバル。

 真面目で実直なメーカーのイメージはすっかり変わってしまった。吉永社長は会長となったあとも、企業風土の健全化などに集中して取り組むと発表。

 一度失われた信頼を築くにはこれまでの積み重ねの何倍もの時間がかかるはずだ。新型フォレスターの登場もある2018年。これから信頼回復に奮起してほしい。


スバルの半端な新型車発表会、中村次期社長は見切り発進で「信頼取り戻す」[新聞ウォッチ]

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年6月21日付

●VW・フォード提携へ、商用車を共同開発(読売・2面)

●VW10万台リコール(読売・35面)

●民泊サイト架空届け出番号、仲介最大手エアビーで複数確認(朝日・1面)

●スバル次期社長「信頼取り戻す」検査不正問題(朝日・8面)

●荒廃駅を開発拠点に、フォード発表デトロイト再生狙う(朝日・9面)

●日本自動車メーカー米雇用、1990年の3倍9万人(産経・11面)

●水素スタンドのセルフ式容認へ、燃料電池車で経産省(東京・6面)

●20年目の日産・ルノー、ゴーン後が心配(日経・2面)

●現代自とアウディ提携、燃料電池車の開発で(日経・13面)

●ガソリン価格横ばい、店頭152円(日経・20面)

ひとくちコメント

「半端ない」という言葉が注目を集めているそうだ。ロシアで開催中のサッカーW杯のコロンビアとの初戦で、勝ち越し点をヘディングで決めた大迫勇也選手が高校時代に、対戦相手が、大迫選手の完璧なプレーのすごさを表現したのが始まりだという。

その「半端ない」という言葉を借りれば、スバル(SUBARU)が約6年ぶりに全面改良した『フォレスター』の発表会は、そのタイミングや段取りなどから判断しても「半端すぎる」との印象を受けざるを得なかった。

先ず、オープニングのあいさつである。これまでは社長が述べるのが慣例となっていたが、車の燃費などの検査で新たな不正が発覚したため、吉永泰之社長ではなく、2日後の6月22日の株主総会後に就任する予定の中村知美・専務執行役員が“代行”した。見方によっては次期社長がいち早く報道陣にお披露目するとの配慮もあるが、冒頭、中村次期社長は「一連の不適切な事案について、ご心配とご迷惑をおかけしていることをおわび申し上げます」と謝罪。「不正を二度と起こさないよう徹底した調査を行い、会社として信頼の回復に取り組んでいく」と述べた。

きょうの各紙も「信頼取り戻す」(朝日)、「反転攻勢へ正念場」(産経)、「不正の渦中『新たな一歩』」(日経)など、次期社長の謝罪の言葉をタイトルに取り上げている。このうち、朝日は「中村氏は新型車を説明した約5分の間に『お客様の信頼を取り戻す』と3度繰り返した」と伝えているように、新型車よりも「信頼回復」をアピールするあいさつに受け取れた。

しかも、フォトセッション後にはマイクを使って正式な質疑応答の時間は設定せず、中村次期社長の「囲み取材」が会場の片隅で行われた。だが、中村氏は正式に社長に就任していないこともあり、報道陣からの質問には自信のなさそうな小さな声でポツリポツリ。

「謙虚さ」は感じたものの、今後は吉永社長に代わって信頼回復の旗振り役としてリーダーシップを発揮しなければいけない立場でもあるが、及び腰の「囲み取材」ではそれも伝わってこなかった。新型フォレスターの発売日は7月19日。1か月前の発表で起死回生を狙ったとみられるが、このタイミングでのお披露目は、あまりにも中途半端過ぎるのは残念でならない。


技術で振り向かせるとか
謙虚さって言っても見向きもしない人や色眼鏡で見る人には何言ったって伝わりませんから
Posted at 2018/06/22 01:02:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

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