• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウッkeyのブログ一覧

2019年01月10日 イイね!

おっ、来週からだから見に行けるじゃん

おっ、来週からだから見に行けるじゃん【イベント】「WRC ラリーカー特別展示~WRCを席巻した日本車~」を1月16日からメガウェブで開催!

年末年始、面白いイベントがなかった…とお嘆きのクルマ好きに向けてメガウェブが開催するのが、「WRC ラリーカー特別展示~WRCを席巻した日本車~」だ。1月16日(水)から4月14日(日)まで、ヒストリーガレージのモータースポーツヘリテージに、日産、スバル、三菱のWRC(世界ラリー選手権)参戦車を展示する。

240Z、インプ555、そしてランエボVI! モータースポーツ好きでなくても必見!
東京ベイエリア地区にあるクルマのテーマパーク、メガウェブ。ヒストリーガレージのモータースポーツヘリテージでは、ラリーに参戦したトヨタの車両展示を行っているが、トヨタ車だけでなく広く日本の自動車メーカーの車両も展示することで、その取り組みや歴史を紹介することを目的にした企画が、いままでに何回か開催されている。

第1弾の日産、第2弾のスバル、第3弾の三菱に続き、第4弾として各社のラリー参戦を代表する、フェアレディ240Z、インプレッサ555 WRC98、そしてランサー エボリューションVIの3台を展示する。常設展示のカローラ WRCやセリカ GT-Fourなどとともに、日本車のラリー参戦の歴史を一同に眺めることができるわけだ。トヨタ車以外の展示車は、以下の3台。

日産 フェアレディ240Z(1971年式)
1971年 第19回東アフリカ サファリラリー優勝車(1-2フィニッシュを達成)

スバル・インプレッサ 555 WRC98(1998年式)
1998年のWRC 第4戦(ポルトガル)、第6戦(ツール・ド・コルス)、第8戦(アクロポリス)優勝車

三菱 ランサー エボリューションVI(2001年式)
2001年のWRC 第69回ラリー・オートモービル・モンテカルロ優勝車(ドライバーはトミ・マキネン)

なお、メガウェブではトヨタシティショウケース 1FのGRゾーンで、2018 ル・マン24h優勝車のTS050ハイブリッドの実車も展示している。
モータースポーツ好きなら、これも合わせて見ておきたい!


またインプレッサ555 WRCって書いてあるよ…インプレッサWRC98の筈なのだけど
Posted at 2019/01/10 21:45:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年01月10日 イイね!

また胡散臭いの始めるんだなぁ

また胡散臭いの始めるんだなぁ「みんカラ」がクルマのパーツ取付・交換、整備のスキルを売買できるフリマアプリ「pitte」の事前登録受付を開始

株式会社カービューが運営するクルマSNSサイト「みんカラ」は1月10日、クルマのパーツ取付・交換、整備のスキルをアプリ上で売買できるフリマアプリ「pitte(ピッテ)」のスキル提供者(以下、出品者)の事前登録受付を開始した。出品者登録には、Yahoo! JAPAN ID(登録無料)が必要になり、サービスリリースは3月中を予定している。

「pitte」とは、自動車パーツのネット売買が盛んになる中で、取付・交換や整備のスキルを持つ人と、作業の依頼を希望する人をつなぐC to Cのスキルシェアサービスだ。

出品者は、クルマの資格やスキルなどを販売することで収入が得られ、作業依頼者(以下、購入者)はアプリ上で気軽に依頼をすることができる。出品者には初期費用・月額費用・出品登録費用などの負担はなく、作業完了時に取引手数料として20%と作業保険料300円が自動的に売上金から引かれる仕組みとなる。

購入者からの支払方法はトラブルを防ぐ為に作業実施前にオンラインで決済され、作業が実施されなかった場合には購入者に返金される。また、作業ミスによる破損、故障やそれに起因する事故が起きた場合でも、上限1億円の補償付きとなるので出品者も購入者も安心して取引が行えるようになっている。

なお、3月末までに出品者登録を行うと、もれなく9月末まで通常20%の取引手数料が無料になり、抽選でAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施している。

■「pitte」事前登録受付サイト
https://pitte.carview.co.jp/preregistration



おいそれと他人のクルマ触りたいとは思わないけどな~なんかあった時の責任どうするんでしょうかね
ディーラーメカなんかよりもオレの方がスゲェ~んだぜって人には良いんでしょうけど…
Posted at 2019/01/10 21:38:27 | コメント(5) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2019年01月10日 イイね!

やっぱり全体でみるとSUVなんだよな…

やっぱり全体でみるとSUVなんだよな…北米でもっとも売れるスバル車は、2018年もアウトバック!でも、スバルの北米での販売台数アップを支えたのは、あの3列シートSUVだ。

スバル・オブ・アメリカは、2018年12月の販売台数を発表した。12月の販売台数データが出たことで2018年通期の販売台数も判明した。

 スバル・オブ・アメリカは2018年12月の販売データを発表した。12月のセールスは、6万4541台で2018年で最高の販売数を記録した(2位は8月の6万4088台)。
 ほかにも
アウトバックは58カ月連続月販1万台超えを達成。
フォレスターは65カ月連続月販1万台超えを達成。

 となっている。
 注目は、年間の販売台数だ。
 2018年のスバル・オブ・アメリカの年間販売数は

68万135台で、2017年から5%も増加したのだ。
年間販売台数は、11年連続で前年実績超えを果たしている。


 それでは、各モデルの年間販売台数を見てみよう。


 好調だったのは、クロストレック(日本名:XV)だ。前年より31.1%、台数にして3万4246台も販売台数が増加している。

 しかし、それ以外のモデルは軒並み前年割れ。フォレスターは、新車が登場したのが2018年からだったから、いわばモデル末期ということで、販売台数は-3.4%となった。同じくレガシィもマイナス。北米でもっとも売れるスバル車、アウトバックもー5.3%と販売台数が伸びなかった。


2017年 2018年
フォレスター 17万7563台 17万15613台(ー3.4%)
インプレッサ 8万6043台 7万6400台(ー11.2%)
WRX/STI 3万1358台 2万8730台(ー8.4%)
レガシィ 4万9837台 4万109台(ー19.5%)
アウトバック 18万8886台 17万8854台(ー5.3%)
BRZ 4131台 3834台(ー7.2%)
クロストレック11万138台14万4384台(31.1%)

ここまでを計算すると

2017年が65万7956台
2018が64万3872台

となり、前年比マイナス2.1%だ。


なぜ、2017年比で+5%になるかというと・・・

2017年2018年
アセント0台3万6211台

 そう。2018年に登場した、3列シートSUV、アセントが3万6211台と好調なセールスを記録したからである。
 2019年は、フォレスターがフルで新型に切り替わり、アセントも通年販売される。スバルが12年連続で前年超えの販売台数を北米で記録できるか、注目だ。


アセント意外と売れてるんだね


4日間付き合ってわかった!スバル・フォレスターの◯と✖️

フォレスターが新型に生まれ変わってから半年以上が過ぎましたが、その人気は非常に高いようです。そこで、新型フォレスターの魅力を知りたくて4日間を共にしてみました。

 今回は山道を飛ばして、という試乗ではなく、都内での移動や高速など、ごく普通の使い方をしてみました。4日間というのはちょっと中途半端かもしれませんが、そこで感じたよい部分、そしてちょっと気になった部分を挙げてみましょう。

 ちなみにグレードは2.5LNAのフラット4を搭載した X-BREAK。販売はe-BOXERが4割を占めているとのことですが、今回は伝統的(?)なNA水平対向搭載グレードを選んでみました。

フォレスターのここが◯ ・エンジン

 今は2.5ℓもあれば立派な大排気量とも言えますが、やはりある程度の排気量を持つNAエンジンのフィールは素晴らしいですね。アイドリングからジワジワとアクセルを踏み込んでいくと、心地よいエンジンのビートとともにトルクが湧き上がってきます。ピストンひとつひとつの動きが感じられるような回転フィールは、水平対向ならではといえるでしょう。

 ポルシェの水平対向6気筒は長らく3.6ℓの時代が続きましたが、1気筒あたり600cc前後というのはパンチのあるトルクを発する理想的な数字だと言えます。とするとFB25の気持ち良さも納得です。ちなみに燃費は都内では9km/ℓ前後、高速道路で12km/ℓ前後といったところでした。

フォレスターのここが◯ ・トランスミッション

 走りの気持ち良さはエンジンの素晴らしさだけでなく、トランスミッションの優秀さがもたらす面も多そうです。

 個人的にCVTはあまり好きではないのですが、このリニアトロニックCVTはアクセル開度、スピード、そしてエンジン回転の3要素の連携に不自然な感じはほとんどなく、ギヤ式トランスミッションのような自然な感覚で運転できました。下り坂では変速比を低めにキープして適度にエンジンブレーキを効かせるなど、なかなかに賢いです。

フォレスターのここが◯ ・ツーリングアシスト

 アイサイトに代表される安全支援システムに力を入れているスバルですが、ACCの優秀さには驚きました。

 特にレーンキープ機能が素晴らしく、車線に近づいたらステアリング修正、反対側の車線に近づいたらまた修正、という“ピンボール状態”になることもなく、ほぼ車線の真ん中をキープし続けてくれるので、高速道路は半自動運転気分です。どうやら先行車両の走行軌跡も制御因子に取り込んでいるとのこと。

 また日本メーカーのACCは前車との距離を一番短く設定してもかなり距離を空けがちですが、フォレスターのACCは絶妙な距離を保ってくれるので運転していてストレスがたまりません。設定速度が0~120km/hと広範囲なのも嬉しいし、停止まで制御してくれますから渋滞でもかなり使えます。

 現在、このテの機能ではメルセデス・ベンツが最も使いやすいと思いますが、フォレスターはそれに匹敵すると感じました。

フォレスターのここが◯ ・SUVにうれしい装備

 SUVといっても街中しか走らない、というケースも多いと思いますが、さすがスバルだけあってフォレスターはSUVを遊びで使い倒す人の気持ちがよくわかっています。

 ステアリングヒーターと後席シートヒーターが全グレード標準装備なんて、雪国の人やウインタースポーツを楽しむ人ではなくても嬉しいはず。ルーフレールはX-BREAK以外はオプションですが、ルーフに密着するタイプではなく独立したタイプ。この方が汎用品のキャリアが使えて便利ですし、ロープホールまで設けられています。

 ラゲッジルームは樹脂製なので汚れを気にせず何でも積み込めます。室内とラゲッジルームを仕切るパーテーションネットがあればもっと良かったですが。

フォレスターのここが✖️ ・エンジン再始動時の振動

 最近のクルマの例に漏れず、フォレスターにはアイドリングストップが装備されていますが、エンジン再始動時の振動が大きすぎです。ブルルンッとクルマ全体が揺さぶられて、最初は何が起きたかと思ったほど。

 発進するたびにこれですから、思わずOFFスイッチを押したくなってしまいます。これは早急に改善して欲しいですね。

フォレスターのここが✖️ ・繁雑なステアリングスイッチ

 ステアリングにはオーディオやACC、SI-DRIVEのスイッチなどがありますが、さすがにちょっと煩雑かな、と。オーナーになればすぐ慣れるのかもしれませんが……

 もっとシンプルで直感的に操作できるインターフェースが必要かと思います。最低でもACCの車間距離設定スイッチは、ひとつにまとめて欲しいですよね。

フォレスターのここが✖️ ・デザイン……

 デザインは好みなので何とも言えないですが、もっとクリーンでまとまりのあるフォルムにして欲しいですね……主観ですが。ボンネット両端が盛り上がっているなんて、スポーツカーじゃないんだから……個人の意見ですが。


丸っこいクルマはいいならそういうクルマ買えば良いんじゃない?見切りの良し悪しだったり衝突安全性とか意味を持ってのデザインだった気がするんだけどな~



スバル米国販売は5%増の68万台、10年連続の記録更新 2018年

SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは、2018年の新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の68万0135台で、前年比は5%増と10年連続で前年実績を上回った。

最量販車は、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)だ。2018年は17万8854台を売り上げたものの、前年比は5.3%減とマイナスに転じた。セダンの『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、19.5%減の4万0109台と2年連続のマイナスだ。

もうひとつの主力車種が、『フォレスター』だ。2018年実績は17万1613台で、前年比は3.4%減と、2年連続のマイナスだ。これは、新型の販売が18年中は本格化していなかった影響となる。

『クロストレック』(日本名:『XV』)は好調だ。2018年は、新記録となる14万4384台を販売した。前年比は31.1%増と2桁増を達成する。

一方、『WRX』シリーズは、『WRX STI』を含めて、2018年は2万8730台を販売した。前年比は、8.4%減と3年連続のマイナスだ。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2018年、7万6400台を販売する。前年比は11.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回っている。
Posted at 2019/01/10 21:33:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2019年01月10日 イイね!

せっかくオートサロンやるのにね…

せっかくオートサロンやるのにね…スバル S209、ワールドプレミアをライブ配信へ…デトロイトモーターショー2019

SUBARU(スバル)の米国部門は、米国で1月14日に開幕するデトロイトモーターショー2019でのスバル『S209』(Subaru S209)のワールドプレミアの様子を、ライブストリーミングで配信すると発表した。

S209は、米国向けのスバル車としては、これまでに生産されたモデルの中で最もパワフルになる予定だ。高いハンドリング性能とエキサイティングを備えたSTI(スバル・テクニカ・インターナショナル)モデルになる。

また、STIの「Sモデル」はすべて、2つの共通点を持つ。これらは常に、スバルのモータースポーツと車両開発から得られたノウハウを反映しているという。

なおスバルの米国部門は、スバルS209のティザーイメージを1点、公開している。




市販前提! インプレッサにSTI仕様のコンセプトカーが登場!! 【東京オートサロン】

 いよいよ明日、1月11日から幕張メッセにて「東京オートサロン 2019」が開幕! 国内自動車メーカーを始め、タイヤメーカー、アフターパーツメーカーなどの様々なカスタムカーが一堂に会する。

 なかでも注目の1台が、スバルが出展するインプレッサ「STIコンセプトモデル」。今でこそWRX STIがスバルのイメージリーダーとなっているものの、かつては“STIといえばインプレッサ”というイメージが強かった。

 現在インプレッサにSTI関連モデルは設定されていないが、今回出展されるインプレッサ STIコンセプトモデルは、2018年発売のWRX S4に続く「STIスポーツ」の第4弾となりそうだ。

文:ベストカーWeb編集部/写真:SUBARU

インプレッサベースに“専用の内外装パーツ”を装着

 スバルが東京オートサロン2019の出展概要を発表したのは、2018年の暮れも押し迫った12月25日のこと。既報のとおり、フォレスターの「STIコンセプトモデル」が出展されることも明らかとなり、話題をさらった。

>>【フォレスター STIコンセプトモデル】スバルの出展概要

 そのフォレスターと同じくスバルブースの目玉となるのがインプレッサの「STIコンセプトモデル」だ。公式リリースによると、インプレッサ STIコンセプトモデルは「2.0i-S アイサイト」グレードをベースに、専用の内外装パーツを装着。インテリアでは質感の高いボルドー内装を採用しているという。

 ……が、明かされた内容はこれだけ。あとは当日のお楽しみということなのだが、このインプレッサ STIコンセプトモデルは、ただのコンセプトカーではない。

出展車はインプレッサ「STIスポーツ」に発展濃厚!!

 スバルとSTIが関わるモデルといえば、カタログモデルではWRX STIが頂点。さらに限定車ではWRX STIをベースにファインチューンを施した「S208」などのコンプリートカーも即日完売するほど話題を集めている。

 こうしたモデルとは別に近年、スバルとSTIの共同開発グレードとして設定されているのが「STIスポーツ」だ。

 2016年にレヴォーグ、2017年にはBRZに、そして2018年にはWRX S4にもこのSTIスポーツが設定されるなど、WRX STI以外のスバル車のトップグレードとして、1年ごとに設定車種を増やしてきている。

 これに続く形で登場する見込みとなるインプレッサ「STIスポーツ」のプロトタイプが、今回出展されるインプレッサ「STIコンセプトモデル」というワケだ。

 先に触れたとおり、インプレッサ STIコンセプトモデルの詳細は発表されていないが、これまでに発売された「STIスポーツ」に準じた専用装備は、一通り装着されていると考えていいだろう。

 写真をみてもダークグレーの専用アルミホイールやパフォーマンスマフラー、専用フロントグリルなどSTIパーツが装着されているのが見て取れる。さらに市販版ではSTIスポーツの“定番装備”であるSTIチューニングのビルシュタイン製ダンパー&コイルスプリング「ダンプマチックII」も装着されるだろう。

 こうしたメーカー系のワークスチューニングカーもオートサロンの見所のひとつ。会場でお披露目される“実車”に注目だ。



【インタビュー】2019スバルSTIのレースはスタートした モータースポーツを核に信頼回復を目指す STI平川社長インタビュー

スバル STIの先端技術 決定版 Vol.26

スバル STIの2019年シーズンモータースポーツ活動計画はまだ発表されていなが、ひと足先にSTI平川社長に今シーズンの活動についてインタビューした。ユーザーからの信頼回復と深い絆づくりが重要であり、そのためにもレース活動は重要な役目を果たすという。そしてSTIの市販コンプリートカーのグローバル展開など、STIの2019年はどんな挑戦をしていくのだろうか?

国内で大人気のスーパーGTにはSUBARU BRZ GT300で参戦したが、今季は期待したほどの成績が残せなかったというのがファンの気持ちではないだろうか。またニュルブルクリンク24時間レースにはWRX STIでSP3Tクラスに参戦し、こちらはクラス優勝を飾ることができた。一方で、市販車を製造販売するスバルは完成車検査不正問題など不祥事があり、新たな課題と向き合うことになった。

モータースポーツからの信頼回復


–平川社長
「数多くある自動車ブランドの中で、わざわざスバルブランド、STIブランドを選んでいただいたお客様に対し、あってはならないことがありました。30年前、STIはお客様の生活を豊かにするために発足しました。クルマはひとつの工業製品ですが、一般的な工業製品はお客様が外から手を触れて使います。しかしクルマは中に乗り込んで、その機能や性能を使っていくわけです。ですから、お客様には誇りを持って乗って頂き、その過程の中でさまざまな経験をとおして、生活を豊かにしていって頂くという目的でした。従いまして、今は原点に立ち返り、正面からお客様に向かい、親身になり、ひとつひとつ、やるべきことをやるという心構えを持っていくということに、改めて身を引き締めているところです」

インタビューの冒頭、スバルの不正問題等をきっかけに立ち向かう姿勢を示さなければならないという話から始まった。平川社長はSTIの社長であると同時にスバルに技官としても在籍もしており、技術の総まとめ、総責任者としての立場もある。だからこうしたコメントとなったわけだ。そして、STIとしてはモータースポーツをメインとして、その技術の訴求をし、信頼回復につなげていきたいという思いがある、と。

スーパーGTは技術で勝ちに行く

–平川
「スーパーGTでは終盤になるまで、GT3勢と拮抗したレースができなくて心配をおかけしましたが、菅生のレース前後あたりから、スバルの技術に基づき、原理原則をよく考え、振り返りをしました。今は課題に対し、表層的なことではなく、そこに至る経緯や技術的裏付けも含め、課題に対して技術で対応するという本来の姿を目指さなくてはいけないと考え、レースに臨みました」

スーバーGT第6戦菅生大会ではSUBARU BRZ GT300が優勝し、それ以降最終戦まで優勝争いが期待できる展開に持ち込むことができた。そのきっかけは課題に対する向き合い方の変化だという。そして、来季に向けては、ファンに喜んでもらえるようなレースをするためには、開発の方法を全面的に見直し、難しいからこういうアイディアでかわそうというのではなく、スバルだったら技術で真正面から攻め込んでいく、という体制を作っているという。その具体的な課題に対しては何からはじめるのだろうか。


–平川
「レースは、限られた距離をいかに速く走るかに尽きるわけで、それにはコーナーのボトム速度をあげること、コーナーからの立ち上がり加速を上げるとこと、最高速を上げること、そして減速度を高めることで、そうしたひとつひとつに対し、愚直にやっていくことが大切だと考えています。4.0L、5.0Lといった大排気量マシンと戦えるように基礎体力を、このオフシーズン中に積み上げておくことに尽きると思います」

また、平川社長の指示は現場ではもう少し具体的な指示が出されているのかもしれない。というのは、次のような話をしているからだ。

NEXT:「SUBARU BRZ GT300は…」

–平川
「SUBARU BRZ GT300は量産エンジンを使っています。その主要コンポーネンツが量産品ですから、レース用にある程度の熱処理などでの強度、剛性は上げていますが、絶対的な強度はレース部品のようにはありません。ですが、レギュレーションの範囲内で、品質保証期間を飛躍的に高めることをしないといけないです。またタイヤへの攻撃性という視点からマシンの諸元を見直しも行なっています」と。

具体的に何をどうするのか?までは読み取れないが、対策の部位に至るまで指示がでているように感じる。それだけ、2018年シーズンはマシントラブルに泣かされたシーズンでもあったわけで、そうしたトラブルがなく、トップ争いを常に演じること、ポイントを稼げる展開をすることができれば、マシンへの信頼性は高まり、そうしたことの積み重ねにより、STIの技術、スバル車への信頼回復へとつなげていきたいということだろう。

NBR ニュルブルクリンク24時間レース

ニュルブルクリンク24時間レースに参戦したWRX STIにも同様の問題があったという。

–平川
「クラス優勝はしましたが、大まかにみても5点ほど品質問題があったと思います。例えばパワーステアリングシステムからのオイル漏れや雨によるECUのトラブルなどですよね。こうしたことは品質管理をキチンと行なっていけば避けられたトラブルでもあります。そうしたことの課題はクリアすることがマストだと考えています」

また、2019年のWRX STIは大きくモデルチェンジを行なうという。

NEXT:「レースカーはソフト、あるいは…」

–平川
「レースカーはソフト、あるいはプログラムという言い方でしょうか、そうしたもので動いているのですが、そこを大きく変えます。市販車で言えばFMC、フルモデルチェンジを行ないます。つまり、総合統合制御のレースカーにするということです」

エンジン制御、トランスミッション制御、4WDの駆動制御を統合するという。これまで各制御はMBDによってEUCプログラムが生成され、それぞれのEUCにおいてHILS(Hardware in the Loop Simulator=通称ヒルズ)検証を行なっている。それをさらに統合したひとつのECUで制御される最新のものにモデルチェンジをするという。
※MBDについてはこちらを参照
 関連記事:自動車開発で、もはや常識となっているモデルベース開発とは何か?

–平川
「制御はフィードフォワードをベースに1/1000秒の単位で制御していきます。これまでのエンジン、ミッション、駆動系が統合され、モデル予測技術とでも言うのでしょうか、CAN通信だったので、その遅れをなくします。5/1000秒信号が遅れるとまったく使い物になりません。そうした最新の技術を使ってNBRマシンはモデルチェンジします。他にもアイサイトを導入して、イエローフラッグを認識させるというアイディアもありますが、現場からは悲鳴があがり、それは少し先に延ばすことにしました(笑)」

この新制御方式はVEOSなどと言われる仮想検証も必要になるため、開発への投資もなければ開発できない。こうしたユーザーには見えてこない技術ではあるが、こうした統合制御技術は来る自動運転での必須技術であり、避けては通れない開発手法と言われている。まさに、課題に対して真正面から向き合う平川社長のポリシーで進められていることが伺える。

また、ニュルブルクリンク24時間レースにはディーラーメカニックやスバルの市販車開発スタッフの参加もある。この活動について聞いた。

–平川
「人材育成目的というのは、これまで通り継続していきますが、開発の若手スタッフを連れていく理由としては、量産開発の現場だけでは、体験を伴う経験というのが2年も3年もかかってしまいます。しかし、24時間レースに関わる数週間でそうした体験をともなう経験ができるわけで、そうした経験を積んだ若手開発エンジニアが多く育っていくことが重要だと考えているからです」

「私はそれを、課題形成能力を養うことが大事だと言っています。つまり、表層的な課題、目に見えるものは改善しやすいです。ですが、それを取り除いた裏側や奥底には、何があるのか?それがわかるようになると本当の課題が見えてきます。レースの現場ではそうしたことが、日常的であり、貴重な体験を積むことができるわけです。そうした経験をした人が増えていくことによってレベルがあがり、本来起こってはいけないようなことへの取り組みもできて行けるようになるのではないかと、考えています」

ニュルブルクリンク24時間レースでは市販車をベースに改造したWRX STIが走る。マシントラブルが出たらそれを治すだけではエンジニアとしては物足りなく、トラブルが起きそうなことを予測し、対策をすることが重要だと。そうした実体験は量産開発をしているだけでは、多くの時間が必要になるという。しかし、レース現場では、そうしたことが体験しやすいのだと。そして、その経験から課題予測をすることで品質向上へとつながっていく、ということになると。

中期目標としてのSTIビジネス

–平川
「スバルとお客様との間にWRCを通して、絆という高速道路を通しました。しかし正直なところ舗装はだいぶ荒れてきていて、補修しても修復しきれない状況ではないかと課題形成しています。そこで、STIはコアなお客様とその周辺にいるお客様とも絆を強める方法があるのではないか? STIって何?というお客様にもひとつひとつやって行き、血のつながった家族を作りたい、ファミリーを形成したいと思っています」

つまり、コアなユーザーをインフルエンサーとして、その周辺にいる人にSTIの魅力、スバルの技術などを伝えていく必要が出てきているということだろう。

–平川
「それには、自分たちがいつも元気で、一歩一歩前進していることを見せなければなりません。そのためには、市販車を使ったワールドクラスのレースに参戦することで、私たちの姿を見せることができると思います。そういう意味でスーパーGTとニュルブルクリンクのレースは本腰を入れてやっていく必要があると考えています」

冒頭でも話されたように、信頼回復、そして新たなファンづくりにはSTIとしては、レースを通して進歩、進化を見せることだという。

–平川
「コンプリートカーも信頼や技術の象徴になるひとつですが、国内でしか展開できていません。それは諸外国でコアなファンを作るためにも中期計画として進めていかなければいけないと考えています。つまり、コアなファンをグローバルに作っていきたいと思っています」

こうしたファンづくりの具体策として、国内ではファンイベントを開催するなどしてSTIの、そしてスバルの開発陣、経営陣がファンと対面し、直接対話のできる場を作っていくという。

手始めに2019年1月5日(土)に東京・三鷹のSTI本社ギャラリーがリニューアルされ、お披露目をし、3月10日(日)には富士スピードウェイでファンミーティングを予定している。また、1月11日(金)から開催される東京オートサロンでは、オートサロンの原点に立ち返り、STIでは、カスタマイズの愉しさなど夢を広げ、ユーザーと2Wayで対話のできる場を作るという。

こうしたファンとのコミュニケーションを持てる場を増やし、それが信頼回復やわだかまりが取れる方法だと平川社長は言う。STIにとってモータースポーツは核であり、モータースポーツを通して技術への信頼回復につなげ、そしてユーザーとの絆を深めていく、ファミリーの形成をしていくことが理想だという。<レポート:高橋明/Akira Takahashi> 2019-1



先行発表とかしなくてもどうせ完売するだろうって思ってるんだろうか
まぁ、完売はするんだろうけどね

今年出品のインプレッサとフォレスターは市販間近って感じなんだろうけど
Posted at 2019/01/10 21:16:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

プロフィール

「@うーさー トランクに切れ込み入っていて車体にウイングの足を残しながら外れてくれます(開くって表現はしなくなります)」
何シテル?   06/22 22:42
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation