2020年07月15日
スバル新型「クロストレック」に2.5Lエンジン搭載! タフなデザインの「スポーツ」とは
■新グレード「スポーツ」にパワフルな2.5リッターエンジン搭載
スバルが北米で販売する「クロストレック(日本名:XV)」の2021年モデルが、2020年夏以降に登場します。新型クロストレックとは、どのようなモデルなのでしょうか。
クロストレック 2021年モデルには、新グレードの「スポーツ」が追加されます。
クロストレックスポーツの外観は、専用ホイールアーチモールやダークグレーの17インチアルミホイールを装備。フロントグリルやサイドミラー、エンブレムなどをガンメタ仕上げとすることで、タフで個性的なスタイルを実現しました。
ボディカラーは専用色の「プラズマイエローパール」、「ホライゾンブルーパール」を含む全7色が設定されています。
内装においても、イエローステッチが随所に取り入れられているほか、撥水仕様のシートにイエローの「CROSSTREK」ロゴが施されるなど、黄色を効果的に配色しました。
クロストレックスポーツは、走行性能においてもほかのグレードと異なり、悪路走破性を高める「X-MODE」が、同車ラインナップで唯一となる2モードになります。
「SNOW/DIRT」および「DEEP SNOW/MUD」の最適な走行モードが選択可能。ヒルディセントコントロールも搭載されました。
スポーツ以外のグレードのX-MODEは1モードですが、ヒルディセントコントロールは備わっています。
クロストレック 2021年モデルでは、これまでの2リッター水平対向4気筒エンジンに加え、2.5リッター水平対向4気筒エンジンが追加されました。
新設定された2.5リッターエンジンは、クロストレック史上もっともパワフルな185馬力を発生。「リミテッド」と「スポーツ」グレードに設定され、CVTと組み合わされます。
「ベース」と「プレミアム」グレードは、従来通り2リッター水平対向4気筒エンジン(最高出力154馬力)を搭載。トランスミッションは、CVTと6速MTが用意されています
また、スポーツ以外のグレードの外観も変更が加えられ、バンパーやグリル、ホイールなど、新デザインを採用しました。
スバルの運転支援システム「アイサイト」は2021年モデル向けに改良され、アクティブレーンキープ機能を備えたアダプティブクルーズコントロールを新たに搭載。安全性が向上しています。
さらに、CVT搭載モデルには、車両から降りる際に、ドライバーにリアシートの確認を警告する「リアシートリマインダー」を装備。子供やペットなど車内置き去りを防止する機能も備わっています。
クロストレック 2021年モデルの北米での価格は、2万2245ドルから3万390ドルで、日本円で約238万円から約325万円です。
※ ※ ※
日本で販売されているXVは、今後どうなるのでしょうか。
スバルの販売店によると、2020年秋頃にビッグマイナーチェンジが控えていることから、現行モデルについては間もなくオーダーストップになるといいます。
現時点で新型XVについての詳細は明らかになっていないものの、北米のクロストレック 2021年モデルの標準モデルもデザインが変更されたことから、日本でも同様の仕様が導入される可能性があるようです。
一方で、北米のスポーツグレードなどに設定される2.5リッターエンジンについては、日本での導入は難しいといえます。
国内では、北米には導入されていないハイブリッド仕様の「e-BOXER」がラインナップされており、ストップ&ゴーが多い日本の道路事情でも扱いやすく、スムーズな加速や燃費の向上などが好評です。
「フォレスター」ではe-BOXER搭載モデルが受注の4割を占めるなど、主力のパワートレインに位置づけられています。
また、2.5リッターエンジンは自動車税の区分が変わってくることから、排気量の大きいガソリンエンジンは設定されず、XVのエンジンはこれまでと同様に、2リッターガソリンと2リッターハイブリッドの2タイプが継続するものと思われます。
スバル クロストレック に「スポーツ」…今夏米国発売 2万6495ドルから
SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2021年モデルに、新グレードの「スポーツ」を設定し、今夏発売すると発表した。米国ベース価格は、2万6495ドル(約283万円)と発表されている。
◆最大出力182hpの2.5リットルボクサー搭載
スポーツのパワートレインには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンが搭載される。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。他のグレードの2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジン(最大出力152hp、最大トルク20kgm)に対して、30hp、4.3kgmパワフルとなる。
トランスミッションは、CVTの「リニアトロニック」で、駆動方式はアクティブ・トルク・ベクタリング付きのシンメトリカルAWDだ。米国EPA(環境保護局)の予想燃費は、高速で約14.5km/リットルとした。
スポーツには、ヒルディセントコントロール付きの2モードの「X-MODE」を、クロストレックシリーズで唯一搭載する。X-MODEは、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するシステムだ。
雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まるような道では「DEEP SNOW・MUD」モードを設定。スイッチ操作で、モードを選択するだけで、さまざまな道を安心して走行できる。また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などにおいて、常に一定の車速を維持しながら下ることができる。
◆スポーティな専用仕上げの内外装
スポーツは、エクステリアに専用のホイールアーチモールディング、ダークグレー仕上げのスポーツタイプ17インチアルミホイールを装備した。フロントグリル、ドアミラー、エンブレムはガンメタルで仕上げられる。スポーツのボディカラーは、新色のプラズマイエローパールとホライゾンブルーパールを含む7色から選択できる。
スポーツのインテリアには、イエローのステッチが施されたシートなどに、専用素材の「StarTex」が使用される。StarTexは、ポリ塩化ビニール(PVC)、フタル酸エステル、塩素を使用せずに製造された軽量ウレタン素材だ。カーボンファイバーのインテリアトリムアクセントも装備される。メーターには、カラーLCDとイエローのメタリックフィニッシュトリムリングが備わる。
イエローのステッチは、ドアトリムパネルのレザー製アームレスト、革巻きステアリングホイール&シフトレバー、マルチファンクションディスプレイのバイザー、センターコンソールの収納ボックスのふたに使用される。フロアマットは、スポーツのロゴとイエローのステッチが配された。フロアマットの裏地には、リサイクル素材のポリエチレンテレフタレート(PET)を導入する。高出力のLEDリアゲートライトも装備された。
◆マルチメディア「STARLINK」の最新版を搭載
スポーツには、最新の「STARLINK」マルチメディアシステムが標準装備される。高解像度のタッチスクリーンを備えており、Appleの「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」、Bluetoothハンズフリー通話やオーディオストリーミング接続、電話の音声起動コントロールなどの機能が使える。標準装備されている6.5インチマルチメディアプラスは、シングルディスクCDプレーヤー、「SiriusXM」オールアクセスラジオ、SiriusXM の「TravelLink」、STARLINKアプリ、Wi-Fiホットスポット機能などがある。
オプションの8.0インチ「マルチメディアプラス」は、無線アップデートと近距離無線通信が採用される。STARLINKのコネクテッドサービスには、3つのパッケージが用意される。「STARLINK セーフティ・プラス・パッケージ」には、SOS緊急アシスト、強化されたロードサイドアシスト、自動衝突通知、メンテナンス通知、車両診断レポートと診断アラートが含まれている。
「STARLINKセーフティ・プラス&セキュリティ・プラス・パッケージ」には、リモートコントロールエンジンスタート&クライメートコントロールを装備した。盗難車の発見サービス、車両セキュリティ警報通知、リモートロック/ロック解除、リモートホーンとライトも採用する。
「STARLINKコンシェルジュ・パッケージ」では、レストランやホテルの予約、スポーツや劇場イベントのチケットの購入、サービスの予約などの便利な機能が利用できる、としている。
スバル クロストレック に2021年型、今夏米国発売…2万2245ドルから
SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは7月9日、『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)の2021年モデルを今夏、米国市場で発売すると発表した。米国ベース価格は、2万2245ドル(約238万円)だ。
◆フロントマスクをイメージチェンジ
2021年モデルでは、エクステリアのデザインを変更した。フロントグリルを、従来よりもメッキを太くした新しいデザインに改めた。フロントバンパーも、フォグライトカバーまたはフォグライトインサートカバーが新デザインとなり、イメージチェンジが図られている。
2021年モデルでも、大胆なSUVデザインは健在だ。ブラックの17インチアルミホイール、ルーフレール、ブラックサイドクラッディング、グロスブラックのルーフスポイラーを装備した。タフな外観は、最低地上高220mmを備えた高機能シャシーと組み合わせられ、都市走行でもオフロード走行でも優れた実用性を発揮するという。
◆6.5インチマルチメディアシステム
2021年モデルには、全車に「STARLINK」タッチスクリーン付き6.5インチマルチメディアシステム、グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」、60対40の分割式リアシート、燃費情報付きのマルチファンクションディスプレイ、キーレスエントリー、エンジンイモビライザー付きセキュリティシステムが装備される。キャビンは、センターダッシュパネルとフロントとリアのドアパネルにブラックのカーボンファイバー調仕上げが施された。
「プレミアム」グレードには、STARLINK の6.5インチマルチメディアプラスが追加される。デュアルUSBポートも装備している。オプションで、「レーンチェンジアシスト」と「リアクロストラフィックアラート」によるブラインドスポット検出が行える。
◆最大出力152hpの2.0リットルボクサー
2021 年モデルのクロストレックには、主要グレードに2.0リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを引き続き搭載する。最大出力は152hp、最大トルクは20kgmを引き出す。トランスミッションは6速MTが標準だ。オプションで、CVTの「リニアトロニック」が用意される。CVT搭載車の米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速道路でおよそ14km/リットルを実現している。
すべてのCVT搭載モデルは、ステアリングホイールにパドルシフトが付き、8速マニュアルモード機能を備えている。「X-MODE」と「ヒル・ディセント・コントロール」も標準だ。ベースモデルには、ローシフトモードを備えており、坂を下るときのコントロール性能を引き上げる。
◆「リミテッド」は182hpの2.5リットルボクサー搭載
最上位モデルの「リミテッド」グレードには、2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hpを引き出す。
リミテッドは、ブラックの専用18インチアルミホイール、ウインカー付きのボディ同色ドアミラーを備えている。「ハイビームアシスト」も標準だ。レーンチェンジアシストと、リアクロストラフィックアラートによるブラインドスポット検出も標準装備されている。LEDステアリング連動ヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、 LEDフォグランプが標準装備される。STARLINK 8.0インチマルチメディアプラスシステムと、カラーLCD付きのマルチファンクションディスプレイも採用される。
◆最新アイサイト採用
2021年モデルには、先進運転支援システム(ADAS)として、最新の「アイサイト」がCVT車に標準装備される。このアイサイトは、2021年モデルでは、レーンセンタリング機能を備えた「アドバンスド・アダプティブクルーズコントロール」で強化された。衝突を回避する自動ブレーキも採用される。「プリコリジョン・スロットル・マネジメント」、「レーン・ディパチャー・プリベンション」、「先行車発進アラート」、オートスタート&ストップ、「SI-DRIVE」などが含まれる。
CVT車のSI-DRIVEは、ドライバーが「インテリジェント」モード、または「スポーツ」モードを選択して、車両のスロットル特性を調整できるパワートレインパフォーマンスマネジメントシステムだ。インテリジェントモードを選択すると、アクセル入力をスムーズにして燃料を節約し、スポーツモードではスロットルを調整して、パフォーマンスを強調する。
CVT車の「リアシートリマインダー」は、降車する前にリアシートを確認するようドライバーに警告することで、子どもやペットの車内置き去りを防止する。
Posted at 2020/07/15 20:24:12 | |
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富士重工 | 日記
2020年07月15日
BMW E30 M3の選び方教えます!【ドライビングはチョイふる_01】
■出会えたらラッキー。程度は二の次で手に入れる勇気も必要
私が「E30 M3」の中古車を購入した2004年は、まだ、現在のように中古車市場での価格は高騰していなかった。いまでこそE30 M3はコレクターズアイテムのような雰囲気になってきたが、当時はまだまだサーキットで遊ぶクルマのベースとしている人も多かったくらいだ。
中古車で100万円以下という個体も探せばあったし、サスペンションやエンジンのチューニングからはじまり、リアシートやカーペットを取り外して、ロールケージを組んでしまったようなE30 M3もいくらでもあった。
こうした事もあって、E30 M3を中古で購入する際には注意点や見極めポイントも数多い。
たとえば、できることなら事故歴ありやサーキットで草レースなどに使われていない個体を選ぶこと。また、事故を起こしたクルマの見分け方や、マルニ(2002)などと同じくE30にも錆が出やすいウィークポイントがあるので、錆のチェックポイントなどなど、現状渡しで買ったあとに後悔しないための注意点がたくさんあった。
しかし、2020年のいま、E30 M3を購入したいと思っている人にとっては、実は話は簡単である。というのも、ひどい状態の個体は淘汰されつつあり、状態の良いものだけが残っているという状況らしいのである。
私がE30 M3を購入したときは、店頭に何台も並べているショップも実際にあったし、中古車情報誌で探せば必ず見つかったものだ。つまり、中古車を見比べる事ができたのである。
現在は、E30 M3を見比べ、吟味してどちらかを選ぶなどということはなかなかできなくなってしまった。もし、オリジナル状態のE30 M3を見つけた場合、コンディションを吟味していたら、すぐに売れてしまうという状況らしい。
かつては、事故歴のある個体は避けることをオススメしていたが、現在は完璧にリペアされているのなら、購入の対象に入れても良いという風潮である。
●目的に合った購入車両を選ぶ
E30 M3は、異なる2通りの扱いを受けているクルマといえる。ひとつはコレクターズアイテムとして、オリジナルのコンディションを保つことを主な目的にしたもの。そしてもうひとつが、M3本来の姿である走りを楽しむためのベースモデルとしてのものである。
実はこのどちらのクルマであるかによって、店頭などでの販売価格は差があるので、まずどんな目的でE30 M3を購入するのかを明確にしておく必要がある。
オリジナルの状態で永くE30 M3を所有したいというのであれば、車両価格が高くても素性の知れたコンディションの良い個体を探すことがおすすめ。
逆にE30 M3ならではの軽快な走りを存分に楽しむため、サーキットスペシャルに仕上げるのなら、内外装の状態にはあまりこだわらず、シャシや機関部に問題のないクルマを探せばよいだろう。しかし現在では、こうしたE30 M3の使い方をするために、ベースモデルを探している人は限りなく少なく、またそのような個体もほとんど出回っていないのが現状だ。
サーキットでE30 M3を走らせて楽しむための車両として、当時、グループAなどのツーリングカーレースに出走していたレースマシンを購入するという手もある。実際にそうした車両をサーキットで走らせるためには、メカニックを含めサポート体制も必要であることを覚えておこう。
公道を走ることが出来るE30 M3を購入する場合、できれば試乗して内装や機関系のコンディションをチェックしたいところだ。今回は、内装と外装の簡単なチェックポイントを解説しよう。ちなみにギャラリーの写真1点ごとに、チェックポイントの解説となっている。
Posted at 2020/07/15 20:19:21 | |
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BMW | 日記
2020年07月15日
ENEOSが電動車専用の潤滑剤を開発
石油元売り最大手のENEOS(旧JXTGエネルギー)が電動車用の潤滑剤やクーラントを「ENEOS EV FLUID」の名で開発。自動車メーカーやサプライヤーに向けて商品提案を進めていく考えだ。ギア保護剤やEV/HV向けATフルード、冷却効果や電気絶縁性を高めたフルード、バッテリー冷却用クーラントなどが設定され、電動車の効率向上や耐久性向上などに効果を発揮するという。
Posted at 2020/07/15 20:17:00 | |
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自動車業界あれこれ | 日記