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2020年08月19日 イイね!

コーンズのこれはうまくいくかな〜

コーンズのこれはうまくいくかな〜世界で唯一のロードコースが千葉に誕生。コーンズがアジア初の会員制ドライビングクラブを2022年に開業【動画】

コーンズが建設中の大規模リゾート

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは2020年8月12日、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末に開業すると発表した。オリジナルロードコースや専属メカニックの控えるピット、長期保存用ガレージなどを設えた、まったく新しい形態のリゾートとなる模様だ。

F1サーキット設計の名門ティルケが担当

800馬力超。最高速度300km/h超え。0-100km/h加速3秒以下。驚愕のスペックを謳うスーパーカーは引きも切らず誕生している。では、そのクルマはどこで運転すればいいのか? その答えのひとつを、コーンズが作ろうとしている。

「THE MAGARIGWA CLUB(ザ マガリガワ クラブ)」は千葉県南房総市に建設中の、アジア初の会員制ドライビングクラブだ。まったくの白紙から開発したオリジナルコースは、F1サーキット設計の大家であるTilke Engineers & Architects(ティルケ エンジニアーズ アンド アーキテクツ)が手掛けた。

世界にふたつとないロードコース

800mのストレート、22のコーナー、標高差250mの豊かな起伏をもつ全長3.5kmのトラックは、世界の「どのサーキットにも似ていない」ロードコース。名手が磨きに磨き込んだ、作りに作り込んだ奥深く正解の見えない一本のルートは、房総丘陵を抱えた深い緑の原風景を貫くように敷かれる。

プロドライバーによるドライビングレッスン、温湿度徹底管理のピットビルディング、走行前後に愛車の健康管理をする専属のメカニック、給油ステーションに急速充電設備。サーキットを銘打つ施設に欠かせぬメニューは細大漏らさず取り揃えている。

「また行きたい」と思わせる場所

総面積100万平方メートルに及ぶ「THE MAGARIGAWA CLUB」は、しかしドライバー“だけの”楽園ではない。コースを眺めながら食事ができるレストランや、テラスやキチネットを備えたプライベートパーキング付きのオーナーズパドックに、トレッキングやピクニック、野遊びを誘う花鳥風月。フィットネスジムもプールも天然温泉も日本庭園もある。

ここがが単なるサーキットならば主役は愛車であろうけれど、「THE MAGARIGAWA」が迎えるゲストは人そのものだ。同行した家族や知人が生粋のクルマ好きでなくとも、きっと「また行きたい」と思うだろう。

「resort」とはいにしえのフランス語に由来する単語で、「re=ふたたび」と「sortir=外に出る」を組み合わせたものという。再び行きたい場所がリゾートならば、コーンズは今、まったく新しいもうひとつのリゾートを生み出そうとしているのかもしれない。

大都市から1時間のプライベートサーキット

東京都心や羽田空港、成田空港からクルマで約1時間。富士山や東京湾を望む地に建つTHE MAGARIGAWA CLUB。コースを設計したTilke Engineers & Architectsのマネージング・ディレクター、Dr. カーステン・ティルケは言う。

「『プライベートサーキットを東京という大都市の近くに創る』。 初めてこの話を聞いたとき、ワクワクが止まりませんでした。用意された土地は驚くほど起伏に富んでいて、世界でも稀に見るユニークなコースの礎となったのです」

「これまで19のF1サーキットを含む80以上のサーキットを世界中でデザインして参りましたが、私たちにとってTHE MAGARIGAWA CLUBは唯一無二の特別な作品」と語り、ティルケはこう続けた。

「あらゆるドライビングスキルの方に楽しんでいただけるよう設計しました。安全性と周囲の環境保全策が整ったクラブの中で、連続するコーナーを攻略し、2本のストレートではアクセル全開で駆け抜け、1周3.5kmの中で様々な楽しみを見つけていただけるでしょう」

サーキットの域を超えた「聖地」

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの渡 謙作代表取締役社長曰く、ここは「クルマ好きにとっての第二の故郷のような場所」であり、「自動車に対する熱い思いを共にする友人や家族と最高の時間を過ごせる『聖地』」であるという。創りたかったのは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」である。

サーキットにはひとつひとつ表情がある。人物に喩えることもできる。ニュルブルクリンクは我を鍛える厳格な師であり、サルトサーキットは雅趣に富む高踏派。デイトナは気骨稜々の冒険家で、イモラはさしづめファム・ファタルか。

サーキットでありながらサーキットの域を超えた、名門クラブ「THE MAGARIGAWA」。それはクルマを愛する者にとってのまだ見ぬ誰か、いずれ出会うべき大切な人。そういえるかもしれない。

【THE MAGARIGAWA CLUB概要】

所在地:千葉県南房総市

オープン日:2022年末予定

敷地面積:約100万平方メートル

コース設計:全長3.5km、上り20%、下り16%勾配、ストレート800m、コーナー数22、標高差250m

アクセス:クルマで東京都心及び羽田空港から約1時間

【関連リンク」

・THE MAGARIGAWA CLUB公式サイト

https://www.magarigawa.com



コーンズ 南房総市に高級会員制ドライビングクラブを新設

コーンズ アンド カンパニー リミテッドは2020年8月12日、アジア初の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB(ザ・マガリガワ・クラブ)」を2022年末に南房総にオープンすると発表しました。

コーンズ アンド カンパニー リミテッド(通称:コーンズ)は、1861年に創業され海事保険、海図販売、各種輸入業の他に、フェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー、ポルシェ、ランボルギーニなどハイエンドカーの販売を行なう老舗商社です。

そのコーンズが、2022年末のオープンを目指し、千葉県南房総市に会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を建設しています。

アジア初となる会員制ドライビングクラブのコンセプトは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」というものです。

立地は東京都心や羽田空港、成田空港からクルマで約1時間の千葉県 南房総市で、富士山と東京湾を望みながらスポーツドライビングを満喫できる会員制のドライビングクラブで、高級ゴルフクラブと同様のスタイルです。

敷地面積は約10万mm2で、サーキットコースは全長3.5km、直線路800m、コーナー数22ヵ所、高低差250m、登り最大勾配20%、下り最大勾配16%で、コース図のように峠道のようなテクニカルなレイアウトになっています。

このコースの設計は、F1用サーキットの設計の専門企業「ティルクエンジニアズ&アーキテクツ」社が担当しています。

会員はそれぞれ自身のクルマで走行でき、車両保管、走行前後のクルマのメンテナンス サービスも行なわれます。またプロドライバーによるプライベートレッスンを受けることも可能です。空調されているピットスペースは最大36台分が確保され、給油ステーション、サービスメカニックも待機しています。

クラブハウスにはレストランやバーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉、スパ、25mプールのほか、家族連れでも楽しめるファミリーラウンジが備えられています。また、広大な公園やドッグラン、トレッキングコースなども併設され、様々なアクティビティを楽しむこともできるようになっています。

まさにクルマ好きにとっては最高の楽園といえるでしょう。なお、初期募集枠の会員権はすでに完売しています。




CORNES アジア初の会員制ドライビングクラブ 「THE MAGARIGAWA CLUB」 2022年末、南房総に開業予定

 コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末、千葉県南房総市に開業することを目指し、今春着工した。

 コンセプトは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」。THE MAGARIGAWA CLUBは、東京都心や羽田空港、成田空港から車で約1時間の立地で、富士山と東京湾を望みながら運転を心から楽しむことができる会員制のドライビングクラブとなっている。

 コースは全長3.5km、クラブハウスにはレストランやバーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉、スパのほか、家族連れでも楽しめるファミリーラウンジが備えられ、有意義なひとときを過ごすことができる。また、広大な公園やドッグラン、トレッキングコースも併設され、様々なアクティビティが楽しめる。

 MAGARIGAWAの名称・シンボルマークは、建設地の地形・自然の特徴を表す「巛(マガリガワ)」という漢字をモチーフにしている。MAGARIGAWAの豊かな自然、風土、流れる時間に身を任せる。まさにMAGARIGAWAの自然と一体となった、唯一無二のクラブでありたいという想いが込められているのだという。

 コースデザインはF1サーキットの設計を一手に引き受けるTilke Engineers & Architectsが行う。日本で初めてゼロからデザインをし、まるで峠道のような上り20%、下り16%勾配、未知のスピードを体験できる800mのストレートを持つ、世界でも類を見ないチャレンジングかつ安全に走りに集中できるコースとなる予定だ。

 会員それぞれの愛車で走行が可能で、走行用の車両保管と走行前後の車両メンテナンスサービスを行う。また、プロドライバーによるプライベートレッスンを受けることができ、愛車の秘められたポテンシャルを安全に体験することも叶うだろう。ピットビルディングには最大36台のピットインが可能となり、空調設備を完備するほか、給油ステーションや専属のサービスマンによる走行前後の点検で快適な走りをサポートする。

 施設&サービスとして、用意されるクラブハウスは、日本の伝統建築とモダンの要素を融合したデザインとなり、ドリンクを片手にくつろげるバーラウンジやコースを走る車を眺めながら食事ができるレストラン、お子様が安心して遊べるファミリーラウンジを備える。

 さらに、アウトドアタイプの遊び場や、ドッグラン、自然の中を歩いてピクニックもできるトレッキングコースなど、様々なアクティビティも併設。また、フィットネスジムや25mプール、スパ、天然温泉で体を休めリラックスすることもできる。

 また、オーナーズパドックおよび長期保管ガレージとして、2台から4台まで駐車可能なプライベートパーキングとダイニングスペースに、広々としたリビングやテラスを備える。愛車を最適な環境で保管するために、長期保管ガレージを作り、車両の保管に適した温度・湿度に整え、セキュリティ万全な空間の中で熟練のメカニックの手により、愛車をいつでも走行可能かつ最適な状態に保つことができる。

 なお、初期募集枠の会員権はすでに完売したという。

■コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド代表取締役社長:渡 謙作のコメント
『THE MAGARIGAWA CLUBはクルマ好きにとっての第二の故郷のような場所になるでしょう。自動車に対する熱い思いを共にする友人たちや家族と最高の時間を過ごせる「聖地」とも言えます。800馬力超のスーパーカーをどこでドライブするのか?―長年答えのなかったこの問いへのアンサーでもあります。』

■Tilke Engineers & Architects Managing Director: Dr. Carsten Tilkeのコメント
『「プライベートサーキットを東京という大都市の近くに創る」初めてこの話を聞いたとき、ワクワクが止まりませんでした。用意された土地は驚くほど起伏に富んでいて、世界でも稀にみるユニークなコースの礎となりました。これまで19のF1サーキットを含む80以上のサーキットを世界中でデザインしてきましたが、私たちにとってTHE MAGARIGAWA CLUBは唯一無二の特別な作品となり大変誇らしく思っています。このコースは、あらゆるドライビングスキルの方でも楽しんでいただけるよう設計しました。安全性と周囲の環境保全策が整ったクラブの中で、連続するコーナーを攻略し、二本のストレートではアクセル全開で駆け抜け、1周3.5kmの中で様々な楽しみを見つけていただけるでしょう。皆様と同じ車好きとして、かつレーシングドライバーとして、私自身もこのコースを走ることが楽しみでなりません。』

※詳しくはTHE MAGARIGAWA CLUBのホームページ(www.magarigawa.com)に詳細が記載されている。

■施設概要
【名称】THE MAGARIGAWA CLUB
【所在地】千葉県南房総市
【オープン日】2022年末予定
【敷地面積】約100万平方メートル
【コース設計】全長3.5km、上り20%、下り16%勾配、ストレート800m、コーナー22、標高差250m
【アクセス】車で東京都心および羽田空港から約1時間
【URL】www.magarigawa.com
【イメージ動画】https://youtu.be/lYR3ngyCK3E


【日本のセレブ専用サーキット】なぜ房総半島ばかり? ポルシェに次いでフェラーリやランボも その理由は

ほかに類のないコースレイアウト

text:Kenji Momota(桃田健史)

「またしても房総半島に建設されるのか?」。そう思った自動車業界関係者が多かったのではないだろうか。

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(以下、コーンズ)は2020年8月12日、会員制ドライビングクラブ「ザ・マガリガワ・クラブ(THE MAGARIGAWA CLUB)」(千葉県南房総市)を2022年末までに開業すると発表した。すでに着工済みだという。

コーンズといえば、1976年にフェラーリの日本総代理店となり、ロールス・ロイスやベントレーも手掛け、2013年にはランボルギーニの販売代理店になるなど、言わずと知れた、日本におけるハイエンドブランド車販売の大御所である。

そんなコーンズによる、ドライビングクラブ。房総半島の山中に全長3.5kmのロードコースを建設する。

全長3.5kmというと、鈴鹿サーキットの5.8kmや富士スピードウェイの4.6km比べると短い。

筑波サーキットの2.0kmや同じく千葉県内にある袖ケ浦フォレストレースウェイの2.4kmと比べると長い。

ちょうど、スポーツランド菅生が3.6kmと「ザ・マガリガワ・クラブ」コースに近いが、標高差が菅生が70mに対してその3倍以上の250m、最大勾配も菅生の10%に対して上り勾配20%、下り勾配16%という数値が目立つ。コーナー数は22、直線路800mにおよぶ。

世界各地のF1サーキットを設計した名門が担う、「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」という触れ込みだ。

ポルシェは2021年に木更津に開設

ザ・マガリガワ・クラブの専用ウェブサイトには、フェラーリ、ロールス・ロイス、ベントレー、ランボルギーニの各モデルが未舗装路を走り抜け、施設の起工式に向かう動画が収められている。

また、富士スピードウェイで開催実績のあるドライビングレッスンの模様をイメージとして、プロレーサーがサポートするマガリガワ・アカデミー開設についても説明がある。

こうした内容を見て、ポルシェジャパンが2021年に開業予定の「ポルシェ・エクスペリエンスセンター」を思い浮かべた方も多いはずだ。

米ジョージア州アトランタを皮切りに世界各地で開設しており、ついに日本にも上陸する。

施設の詳細について現時点では公表されていないが、海外事例を見ると複数のコースが併存しており、ザ・マガリガワ・クラブとは趣きが少し違うように思える。

ただし、その場所は千葉県木更津市であり、同じく房総半島なのである。

前出の袖ケ浦フォレストレースウェイは、自動車メーカーが報道陣向けに新型車のサーキット試乗会で使用する場合がある。

また、セレブ向けだけではなく、EVレースやプライベート走行会にも使われる。こちらも場所は房総半島にある。

フェラーリやポルシェ、世界を代表するプレミアムブランドのオーナーを対象としたサーキットが、なぜ房総半島に集中するのだろうか?

ゴルフを通じて馴染みのある地域

東京湾に面する千葉県の内房(うちぼう)は、京葉工業地帯であり日本製鉄やJFEスチールなどの大規模な製鉄所や東京電力の発電所などが連なっている。内房の南部は、山林地帯が広がる。

一方、太平洋に面する外房(そとぼう)は、九十九里海岸が広がり、外房の南部は海岸線から内陸部へ山林地帯が広がっている。

こうした、房総半島の県の中部から南部に広がる地域は、日本屈指の「ゴルフ場銀座」として知られている。

平日の朝早く、東京湾アクアラインを通って館山自動車道を南下、またはアクアラインから圏央道を房総半島の中心に向かって突っ切ってくる、品川ナンバーや横浜ナンバーの高級ブランド車が数多い。

東京都心や城南地域など、日本のセレブが集中する居住地域から房総半島は1時間~1時間半ていどで到達できる、身近な「息抜きの場」として定着しているのだ。

また、羽田空港や成田空港からも1時間~1時間半圏内にあり、地方都市から車両を陸送したり、または車両を長期間保管して、走行する度に飛行機で通って来るにも都合が良いロケーションだといえる。

むろん、サーキット走行とゴルフや温泉を組み合わせて楽しむ方々もいるだろう。

最大のポイントは費用対効果

都心から1時間ちょっとで、ゴルフでも馴染みがあって。というならば、神奈川県の湘南、箱根、少し走って静岡県の御殿場があたり。

または、埼玉や茨城の南部も、そうした条件に当てはまる。それでも、なぜ房総半島かといえば、すばりコスパである。

不動産関連サイトで検索すれば一目瞭然だが、東京周辺の不動産価格で房総半島の内陸部から南部の土地は圧倒的に安い。しかも、数千から数万坪の単位で購入できる物件がけっこう多い。

筆者は横浜育ちだが、過去数十年間の房総半島の変化を見てみると、1970年代から社員旅行や家族旅行向けの大型ホテル建設が進み、1980年代から2000年代には、大手デベロッパーが別荘地開拓を進めた。

だが、そうしたブームもすっかり冷めてしまい、結果的に建設が継続したのはゴルフ場ばかり、という印象だ。

そうしたなか、自動車の超プレミアムブランドで世界的なトレンドとなってきた、オーナー向けの自社開発サーキット施設でのサービス提供。

ロケーションとコストパフォーマンスを考慮すると、千葉県の房総半島の中部から南部の地域に注目が集まるのは当然である。

ザ・マガリガワ・クラブ、そしてポルシェエクスペリエンスセンター。

どのような仕上がりになるのか、いまからとても楽しみだ。


千葉県南房総市に新サーキット誕生!会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」2022年末開業予定

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末、千葉県南房総市に開業することを目指し、今春着工した。

目指すのは世界に唯一のドライビングクラブ

好アクセスな立地に人々の憧れの対象となるサーキット

千葉県南房総市に開業予定の「THE MAGARIGAWA CLUB」のコンセプトは、「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」。

現在、世界中には、車好きなら誰しも聞いたことのあるコーナーや、今や有名になったレーシングドライバーが優勝したコースなど、様々なサーキットが存在する。それらは後に伝説となり、サーキットを走る人々の憧れの対象となっている。THE MAGARIGAWA CLUBは、サーキットを走る人々の憧れの対象となるような、世界に唯一のドライビングクラブを目指す。

また、東京都心やな羽田空港、成田空港から車で約1時間という好立地で、富士山と東京湾を望みながら運転を心から楽しむことができる。

MAGARIGAWAシンボルマーク

MAGAERIGAWAの名称・シンボルマークは、建設地の地形・自然の特徴を表す「巛(マガリガワ)」という漢字をモチーフにしており、MAGARIGAWAの豊かな自然、風土、流れる時間に身を任せる、まさにMAGARIGAWAの自然一体となった、唯一無二のクラブでありたいという想いが込められている。

様々な走りに集中できる、世界に類を見ないチャレンジングなコース

このドライビングクラブのコースのデザインは、F1サーキットの設計を一手に引き受けるTilke Engineers&Architectsが行った。

日本で初めてゼロからデザインをし、まるで峠道のような上り20%、下り16%勾配、未知のスピードを体験できる800mのストレートを持つ、世界でも類を見ないチャレンジングかつ安全に走りに集中できるコースとなる。

愛車を保管でき、プロドライバーによるレッスンも

会員はそれぞれの愛車で走行でき、走行用の車両保管と走行前後の車両メンテナンスサービスも行われる。また、プロドライバーによるプライベートレッスンを受けることができ、愛車の秘められたポテンシャルを安全に体験することも可能。

ピットビルディングには最大36台のピットインが可能となり、空調設備を完備するほか、給油ステーションや専属のサービスマンによる走行前後の点検を受けることができ、安心してドライビングを楽しむことができる体制が整っている。

施設&サービス

ジムやプールまで整ったクラブハウス

日本の伝統建築とモダンの要素を融合したデザインとなり、ドリンクを片手にくつろげるバーラウンジやコースを走る車を眺めながら食事ができるレストラン、子供が安心して遊べるファミリーラウンジを備える。さらに、アウトドアタイプの遊び場や、ドッグラン、自然の中を歩いてピクニックもできるトレッキングコースなど、様々なアクティビティも併設。また、フィットネスジムや25mプール、スパ、天然温泉で体を休めリラックスすることもできる。

オーナーズパドックおよび長期保管ガレージ

2台から4台まで駐車可能なプライベートパーキングとダイニングスペースに、広々としたリビングやテラスを完備。また、愛車を最適な環境で保管するために、長期保管ガレージを作り、車両の保管に適した温度・湿度に整え、セキュリティ万全な空間の中で熟練のメカニックの手により、愛車をいつでも走行可能かつ最適な状態に保つことができる。

施設概要

■名称:THE MAGARIGAWA CLUB

■所在地:千葉県南房総市

■オープン日:2022年末予定

■敷地面積:約100万平方メートル

■コース設計:全長3.5km、上り20%、下り16%勾配、ストレート800m、コーナー22、標高差250m

■アクセス:車で東京都心および羽田空港から約1時間



クルマ好きセレブが注目の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」とは

■サーキットへ身体ひとつで赴き、愛車を目一杯走らせる!

 コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末に開業することを目指して、2020年春から着工していることを発表した。

●カーエンスージアストにとって、夢のようなドライビングクラブ

 フェラーリやロールス・ロイス、ベントレー、ランボルギーニ、ポルシェなどの正規ディーラーであるコーンズ・モータース株式会社と株式会社C.P.S.を擁するコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが手掛ける会員制ドライビングクラブとは、いったいどのようなものなのだろうか。

 まず、THE MAGARIGAWA CLUBのコンセプトは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」である。

 現在、世界中には様々なサーキットが存在しており、クルマ好きなら誰しも聞いたことのあるコーナーや、いまや有名になったレーシングドライバーが優勝したコースがあるが、それらはのちに伝説となり、サーキットを走る人々の憧れの対象になっている。

 THE MAGARIGAWA CLUBも、サーキットを走る人々の憧れの対象となるような、世界に唯一のドライビングクラブを目指している。

 立地は千葉県南房総市で、東京都心や羽田空港、成田空港からクルマで約1時間というアクセスの良い場所だ。

●どんなコースか?

 コースのデザインを担当したのは、F1サーキットの設計を一手に引き受けるTilke Engineers & Architects。

 全長3.5kmというコースで、峠道のような上り20%、下り16%勾配、未知のスピードを体験できる800mのストレートを持つ、世界でも類を見ないチャレンジングかつ安全で走りに集中できるレイアウトとなっている。

 会員それぞれの愛車で走行が可能で、走行用の車両保管と走行前後の車両メンテナンスサービスもおこなってくれる。ここが、コーンズ・モータース株式会社と株式会社C.P.S.を傘下に収めているコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの強みだろうか。

 さらに、プロドライバーによるプライベートレッスンを受けることができ、愛車の秘められたポテンシャルを安全に体験することも可能だ。ピットビルディングには最大36台がピットインでき、空調設備を完備するほか、給油ステーションや専属のサービスマンによる走行前後の点検で快適な走りをサポートしてくれる。

●施設とサービスは?

 クラブハウスは、日本の伝統建築とモダンの要素を融合したデザイン。ドリンクを片手にくつろげるバーラウンジやコースを走るクルマを眺めながら食事ができるレストラン、子どもが安心して遊べるファミリーラウンジなどが備わっている。

 さらに、アウトドアタイプの遊び場や、ドッグラン、自然のなかを歩いてピクニックもできるトレッキングコースなど、様々なアクティビティも併設する。また、フィットネスジムや25mプール、スパ、天然温泉で体を休めリラックスすることも可能だ。

 オーナーズパドックには、2台から4台まで駐車可能なプライベートパーキングとダイニングスペースに、広々としたリビングやテラスも備わる。

 また、愛車を最適な環境で保管するために、長期保管ガレージを作り、ガレージ内を車両の保管に適した温度・湿度に整え、セキュリティ万全な空間のなかで熟練のメカニックの手により、愛車をいつでも走行可能かつ最適な状態に保つことができる。

* * *

 コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド代表取締役社長である渡謙作氏は次のようにコメントしている。

「THE MAGARIGAWA CLUBはクルマ好きにとっての第二の故郷のような場所になるでしょう。

 自動車に対する熱い思いを共にする友人たちや家族と最高の時間を過ごせる『聖地』ともいえます。

800馬力超のスーパーカーをどこでドライブするのか? 長年答えのなかったこの問いへのアンサーでもあります」

 ヒストリックカーやスーパーカーなどでサーキットを走ることを歓びとするカーエンスージアストにとって、夢のようなドライビングクラブである「THE MAGARIGAWA CLUB」。残念ながら、初期募集枠の会員権はすでに完売しているとのことだ。


アジア初のプライベートサーキット、千葉・南房総に誕生 2022年末開業

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、アジア初の会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」を2022年末(予定)、千葉県南房総市に開業する。

コンセプトは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」。東京都心や羽田空港、成田空港から車で約1時間の立地で、富士山と東京湾を望みながら運転を心から楽しむことができる会員制のドライビングクラブとなる。

全長3.5kmのコースは、F1サーキットの設計を一手に引き受けるティルケエンジニアリングがデザインを担当。日本で初めてゼロからデザインをし、峠道のような上り20%、下り16%勾配、未知のスピードを体験できる800mのストレートを持つ、チャレンジングかつ安全に走りに集中できるコースとなる。

コースは会員の愛車で走行できるほか、プロドライバーによるプライベートレッスンも受けることができる。ピットビルディングは最大36台のピットインが可能。空調設備を完備するほか、給油ステーションや専属のサービスマンによる走行前後の点検で快適な走りをサポートする。

クラブハウスは、日本の伝統建築とモダンの要素を融合したデザインとなり、ドリンクを片手にくつろげるバーラウンジやコースを走る車を眺めながら食事ができるレストラン、子どもが安心して遊べるファミリーラウンジを備える。さらに、アウトドアタイプの遊び場や、ドッグラン、自然の中を歩いてピクニックもできるトレッキングコースなど、様々なアクティビティも併設。また、フィットネスジムや25mプール、スパ、天然温泉で体を休めリラックスすることもできる。

2台から4台まで駐車可能なプライベートパーキングとダイニングスペースには、広々としたリビングやテラスを備える。また、愛車を最適な環境で保管するために、長期保管ガレージを用意。車両の保管に適した温度・湿度に整え、セキュリティ万全な空間の中で熟練のメカニックの手により、愛車をいつでも走行可能かつ最適な状態に保つことができる。

なお、初期募集枠の会員権はすでに完売している。



【2022年末 開業へ】会員制サーキット ザ・マガリガワ・クラブ 千葉県 南房総市に 全長3.5km

アジア初 会員制ドライビングクラブ

コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが、会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB(ザ・マガリガワ・クラブ)」の開業を目指していることを、正式に発表した。

千葉県南房総市に位置する「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界に唯一のドライビングクラブ」というコンセプトで、この春にすでに着工している。

東京都心、羽田空港、成田空港からクルマで約1時間という立地で、富士山・東京湾を望みながら運転を楽しめるのが特徴。

コースは全長3.5kmにおよび、クラブハウスにはレストラン、バーラウンジ、トレーニングルーム、天然温泉、スパのほか、家族連れでも楽しめるファミリーラウンジが備わる。

ピットビルディングは、最大36台のピットインが可能。空調設備を完備するほか、給油ステーション、専属のサービスマンによる出走前後の点検で快適な走りをサポートする。

また、2台~4台の駐車が可能なプライベート・パーキングとダイニングスペースに、広々としたリビング/テラスを備えるほか、愛車を最適な環境で保管する長期保管ガレージも用意。最適な温度・湿度に整え、セキュリティ万全な空間で熟練のメカニックがマシンをベストな状態に維持する。

広大な公園、ドッグラン、トレッキングコースも併設されるとあって、一般的なサーキットの枠を超えた体験が話題になりそうだ。

なお、初期募集枠の会員権はすでに完売しているという。

コースレイアウトはティルケ

ザ・マガリガワ・クラブのコースデザインを担当したのは、これまでに19のF1サーキットを手掛けてきたティルケ率いる「Tilke Engineers&Architects」。

日本で初めてゼロからデザインをし、峠道のような上り20%、下り16%の勾配、800mのストレートを持つチャレンジングで安全なコースを目指している。

会員は愛車で走行が可能で、前述のように、走行用の車両保管、出走前後の車両メンテナンスサービスを受けることができる。

また、プロドライバーによるプライベートレッスンも用意されるという。

同社の渡謙作 代表取締役社長は、「THE MAGARIGAWA CLUBは、クルマ好きにとっての第二の故郷のような場所になるでしょう。自動車に対する熱い思いを共にする友人たちや家族と最高の時間を過ごせる“聖地”とも言えます。800馬力超のスーパーカーをどこでドライブするのか? 長年答えのなかったこの問いへのアンサーでもあります」と、開業への期待を語っている。
Posted at 2020/08/19 21:58:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年08月19日 イイね!

残念ながら今年は無いのですよ…

残念ながら今年は無いのですよ…ラリージャパン参戦を目指す学生たち、中日本自動車短期大学の挑戦がスタート

中日本自動車短期大学(NAC)は、2021年の世界ラリー選手権(WRC)への出場を目標とした、学生主体の新プロジェクト「NACラリーチャレンジ」を始動した。

岐阜県坂祝町にある中日本自動車短期大学は、1967年に設立した日本最大級の自動車整備士養成大学。1級、2級自動車整備士の資格取得だけでなく、2009年に設置した「モータースポーツエンジニアリング学科」では、プロのレーシングチームが求める高度なメカニック技術の取得を目指し、メカニックやドライバーとして様々なレースに参戦している。

新プロジェクト「NACラリーチャレンジ」は、教育活動の一環として、モータースポーツの中でも特にチームワークが必要とされる競技であるラリーを通じ、学生達のメカニックとしての技術だけでなく、企画推進力、目標管理、自己管理能力を養うことを目指していく。

NACラリーチャレンジでは全学生を対象に希望者を募り、国内ラリー車両製作、メカニックトレーニングを経て、TRDラリーカップへ参戦。さらに2021年3月からはWRC参戦車両の製作を開始。4月の新入生からも追加スタッフを募集し、10月のWRCラリージャパン参戦を目指す。
Posted at 2020/08/19 21:48:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年08月19日 イイね!

古い車だからこそですよね〜

古い車だからこそですよね〜ロータスが新たな認証プログラムをスタート、第1号車はコーリン・チャップマンの元社用車「ターボ エスプリ」に

1981 Lotus Turbo Esprit

1981 ロータス ターボ エスプリ

全世代のロータスが対象の「Certificate of Provenance」

ロータスは新たな認証プログラム「Certificate of Provenance」をスタート。同社の創業者であるコーリン・チャップマンの社用車として使われた「ロータス ターボ エスプリ」を、その第1号車として認定した。

この1981年製ターボ エスプリは、英国のマーガレット・サッチャー首相がノーフォークを訪問した際にステアリングを握った個体。最近、ロータスが買い戻し、丁寧なレストアを行った後、同社のコレクションに加わることになった。

「Certificate of Provenance」は、どの時代のロータスのオーナーも取得できるように設定。自分用に購入することも、友人や家族へのプレゼントとして利用することも可能だ。証明書はロータス独自の「For The Drivers」プレゼンテーションボックスに入れて届けられる。

高品質紙に印刷された証明書には、車体番号、ボディカラー、仕様などの詳細を記載。また、この認証書には対象となる個体がロータスのヘセル工場で生産され、販売店にデリバリーされた日付も掲載されている。

付帯する生産仕様書は、ロータスが所蔵する膨大なアーカイブ資料を使用して製作。エンジン、トランスミッション、標準装備、装着オプションなど、対象車両に関する詳細な情報が提供される。また、ロータスカーズのフィル・ポップハムCEOからの直筆サイン入りレターには、購入のお礼とロータスで現在行われている変革の状況が綴られている。

ロータスからの様々なプレゼントも用意

プレゼンテーションボックスの中には3つの書類が入った黒い封筒に加えて、オーナーの名前と車両情報が刻まれたアルミ製プレート、レザー製ロータス・キーホルダー、カーボンファイバー製ブックエンド、4個のロータス・ピンバッジが収められたブリキ製缶ケース、ロータス特製ペンなどが美しくディスプレイされている。

「Certificate of Provenance」は、ロータスの正規販売店を通じて全世界で入手可能で、英国における価格は170ポンド+送料。現時点で、日本における価格は未定となっている。

コーリン・チャップマンによる様々なモディファイ

ターボ エスプリは、英国のナンバー「UVF 464X」が与えられ、1981年8月1日にロータスで登録された。このエスプリは、創業者のコーリン・チャップマン専用の社用車として使用された。1982年12月にチャップマンが亡くなった後、1983年7月にロータスによって売却。それ以降は個人のオーナーの手に渡り、定期的なメンテナンスが行われながら1万1000マイルの走行距離を刻んでいる。

エクステリアはメタリックシルバー・ダイヤモンドのボディカラーに、大胆な“Turbo Esprit“デカールの組み合わせ。メーカーオプションとして、インテリアにはフルレッドのレザーインテリア、エアコンディショナー、パナソニック製オーディオシステムなどが組み込まれている。

さらにチャップマンによる個人的なモディファイとして、エスプリとしては初めて採用されたパワーステアリング、サスペンションの変更によるローダウン、ブレーキの変更、BBS製メッシュ・アロイホイールなどが採用されている。

サッチャー元首相自身がドライブしたターボ エスプリ

このターボ エスプリは、1981年8月5日に当時の英国首相マーガレット・サッチャーがノーフォークを視察した際、チャップマンがロータスの最新モデルを紹介するために使用された。

ノーフォークのノリッジ国際空港に降り立ったサッチャー首相は、チャップマンと話をした後にエスプリのステアリングを握り、敷地内の私道を走行。地元メディアが報じたところによると、彼女は「このまま走り去っていきたいわね」と語ったという。

ロータスのフィル・ポップハムCEOは「Certificate of Provenance」について以下のようにコメントした。

「このターボ エスプリのユニークで象徴的な歴史を証明するものとして、これ以上に良い方法はありません。ロータスが保有するアーカイブは、完全にカタログ化された情報のデータベースとなっています。あらゆる時代のロータス製車両に関する豊富なデータを提供することができます。『Certificate of Provenance』は世界中のロータスオーナーへの完璧な贈り物になるでしょう」

「このクルマは、創業者のコーリン・チャップマンがパーソナライズしたという、本当に魅力的なバックボーンを持っています。私たちのコレクションのなかでも、本当に価値の高い1台ですし、お披露目することを楽しみにしています」


ロータスが来歴証明プログラムを開始 サッチャー元首相が運転した「ターボ・エスプリ」が認証第1号車!!

■ついにロータスもクラシック事業に乗り出した!

 いまや自動車界のプレミアムブランドの多くが、本社運営のクラシック部門を設けていることは、VAGUE読者なら周知の事実であろう。

 例えば「ポルシェ・クラシック」ではパーツの供給からレストアまで引き受ける一方、「フェラーリ・クラシケ」や「FCAヘリテージ」では、クラシックモデルの正統性を認証するドキュメントの発行をおこなう。

 また「ランボルギーニ・ポロストリコ」では、自社内のレストア事業を大々的に展開。そして「ジャガー・クラシック」や「Q byアストンマーティン」では往年の名作の継続生産に着手するなど、メーカーによって方法論は様々だが、いずれも「クラシック」事業に乗り出している。

 そんな状況のもと、ライトウェイトスポーツカーの世界を長らくリードしてきたロータスも、このほど自社が生産した車両の来歴を証明するドキュメントを発行するプログラム「Certificate of Provenance」をスタート。

 その記念すべき認証車第1号として、ロータスの創設者であるコーリン・チャップマンが最後の「カンパニーカー」として愛用したヒストリーを持つ、「ターボ・エスプリ」を公開した。

●3つのドキュメントと素敵なプレゼント

「For The Drivers」と銘打たれた、素敵な「ロータス プレゼンテーションボックス」に収められた来歴証明書は、あらゆる時代のロータス車のオーナーとエンスージアストにアピールするよう作り込まれている。

 この証明を求める幸福なオーナーは、自ら申請するばかりでなく、友人や家族からのサプライズ的なプレゼントとしても受け取ることができるという。

 プレゼンテーションボックスの要であるドキュメントは、いずれもプレミアム紙に印刷された3枚のシートで構成されることになっている。

 まずひとつめは「出生証明書」。シャシナンバー(VINコード)やボディカラー、仕様など詳細のスペックが記される。この証明書には、当該車両がヘセル工場をラインオフし、ロータス社の営業チームに渡された日付も記載されているという。

 ふたつめは「生産仕様書」。ロータス・アーカイブに残されている、詳細な車両情報を参照して作成されるこのドキュメントは、エンジン、トランスミッション、スタンダード装備、オプションのエクストラ装備など、車両に関するより詳細な情報が記されている。

 そして3つめは、ロータス・カーズ社CEOであるフィル・ポップハム氏が署名した顧客への個別の「レター」。ロータスの遺産を入手・維持していることへの感謝に加えて、現在のロータス最新情報なども記されているとのことである。

 この3つのドキュメントは黒いシンプルな封筒に入れられ、プレゼンテーションボックス内の上部にセットされる。またその下には、オーナーの名前と車両の出生証明書の情報が刻印されたアルミ製のプラーク、レザーで作られたロータスのキーリング、ロータスの歴史上でもっとも重要な9つのモータースポーツの栄冠を刻んだ、カーボンファイバー製のブックマークと4つのバッジ、そしてロータス特製のインクペンなど、ロータス愛好家にはたまらないコレクターズアイテムが納められているという。

 Certificate of Provenanceは、ロータスの正規ディーラーを通じて世界中で申請できるとのこと。申請費用は、英国では170ポンド+送料とされるが、英国以外の地域では価格に変動の可能性もあるとのことだ。

■「鉄の女」サッチャー元首相が運転した「エスプリ・ターボ」とは?

 ロータス・カーズ社発行の「Certificate of Provenance」を受ける第1号車となったのは、1981年型ターボエスプリ。初登録はその年の8月1日で、英国の登録プレートは【UVF 464X】。登録名義は、ロータス社であった。

 そして、今回作成された出生証明書によると、開祖コーリン・チャップマンが当時独占的に使用していたことが明らかになっている。

●コーリン・チャップマン自身が愛用したターボ・エスプリ

 この個体は、メタリック・シルバーダイヤモンドのペイントと「ターボ・エスプリ」デカールで仕上げられている。

 メーカーオプションの追加パーツには、赤いフル本革レザーのインテリアやエアコンディショナー、ヘッドライナーに組み込まれたパナソニック社製オーディオシステムなども含まれる。

 しかも、このターボ・エスプリがユニークなのは、チャップマンが自身の快適さと運転の楽しみを向上させることを期したリクエストに応じて、いくつかの実験的な特別装備を備えていることだろう。

 この特別装備でまず挙げるべきは、パワーステアリングである。この車両はパワステを搭載した初のエスプリであった。さらに、サスペンションの仕様変更とローダウン化、ブレーキのアップデート、さらにはBBS社製鍛造アロイホイールなども特別装備されていた。

 加えてこのターボ・エスプリには、歴史的なトピックも存在する。初登録に先立つ1981年8月5日、当時英国の首相であったマーガレット・サッチャーがノーフォークを訪問した際に、チャップマンは彼女をヘセルのロータス本社に招くことに成功。最新のロータス社ラインナップをアピールするために、この個体を存分に活用したという。

 チャップマンとの会談のあと、ヘセル本社工場敷地内の有名なテストコースにて、サッチャー首相はこのクルマを自らテストドライブ。この時の様子を取材した地元メディアは、「The Iron Lady(鉄の女)」ことサッチャー首相が「このクルマに乗って、どこかに行きたくなっちゃうわね」と語ったと報道している。

 このターボ・エスプリは、コーリン・チャップマンが1982年12月に急逝したのち、1983年7月にロータスから放出・販売され、以後は個人オーナーのもとで、わずか1万1000マイルのマイレージを重ねつつ、定期的にメンテナンスが施されてきたという。

 そのモニュメント的な1台を、近年ロータス・カーズが見つけ出して入手に成功。入念なレストレーションが施されたのち、ロータス・カーズ社のコレクションとして、恒久的に保存されることになったというのだ。

「Certificate of Provenance」プロジェクトの責任者である、ロータス・カーズ社のフィル・ポップハムCEOは、今回全世界に配信されたプレスリリース内で、以下のようにコメントしている。

「ロータス・アーカイブは、完全にカタログ化された情報のデータベースであり、あらゆる時代のあらゆるロータス各モデルに関する、豊富な知見に基づく事実をご提供できます。

 これは世界中のロータス・オーナーにとって、最高の贈り物になると確信しています」

 さらに、唯一無二のターボ・エスプリについては「このターボ・エスプリは、私たちのコレクションのなかでも特筆すべき1台であり、ファンの皆さまにお見せすることを、今から楽しみにしています」と語った。

 現時点では、日本おける申請についてのアナウンスはなされていないのだが、世界でもっともロータスを愛する市場のひとつである日本のオーナー諸氏にとっても、このプロジェクトは気になるに違いない。

 興味のある方は、近くのロータス正規ディーラーに問い合わせてみることをお勧めする。


ヒストリックモデルのユーザー注目! ロータスが生産モデルの“出生証明”を発行

創業者コリン・チャップマンが社用車として愛用していた「ターボ・エスプリ」が承認車両第1号車に

ロータス・カーズはこのほど、同社が生産した車両の来歴を証明するドキュメント発行プログラム「Certificate of Provenance(サーティフィケイト・オブ・プロヴァナンス)」をスタートしたことを発表。その承認車両第1号車として、ロータスの創設者コリン・チャップマンが最後のカンパニーカーとして愛用していた「ターボ・エスプリ」を公開した。

プレゼンテーションボックスに収められて発行されるこの証明書は、オーナー自身で発行の申請ができるだけでなく、家族や友人からの申請にも対応しており、たとえばオーナーへのサプライズプレゼントとして発行することも可能だ。

「For The Drivers」を表示するプレゼンテーションボックスを開けると、中には3種類のドキュメントが入っている。ひとつ目は、その個体の「出生証明書」で、これにはシャシーナンバーやボディカラー、仕様を含む車両スペックが記載されているほか、この当該車両が英国へセルの工場をラインオフし、同社の営業スタッフに引き渡された日付も記されている。

ふたつ目は「生産仕様書」。ロータス・アーカイブに保存されている詳細な車両情報に基づいて作成されるもので、エンジンやトランスミッション、標準装備品、オプションアイテムといった情報が詳細に記載されている。

そして3つ目が、ロータス・カーズのフィル・ポップハムCEOの署名が入ったカスタマーへの「レター」。ロータスのヘリテージモデルを入手・維持していることへの感謝の意が綴られているほか、ロータスの最新情報なども添えられている。

プレゼンテーションボックスには、この3つのドキュメントの収められた黒い封筒に加えて、オーナーの氏名と車両の出生証明書の情報が刻印されたアルミ製のプレートや、レザー製キーリング、そして同社の歴史を語るうえで最も重要な9つのモーターレースの栄冠を刻んだカーボン製ブックマークと4つのバッジ、さらに特製ペンといったコレクターズアイテムが添えられている。

「Certificate of Provenance」プログラムは、世界のロータス・カーズ正規ディーラーで申請が可能。英国での申請費用は170ポンド(約2万4000円)+送料と発表されたが、他の国や地域では価格が異なる場合があるとのこと。

この証明書の発行を受けた第1号車「ターボ・エスプリ」は1981年製。初年度登録は同年8月1日で、ナンバープレートは「UVF 464X」。車両の名義はロータス社で、同社が発行した出生証明書には、創設者コリン・チャップマンが独占的に使用していたことが明記されている。

1982年12月にチャップマンが逝去した後、この個体は1983年7月にロータスから販売され、以来個人所有にて1万1000マイル(約1万7700km)走行。その間、定期的なメンテナンスを受けている。

この個体は、メタリックシルバー・ダイヤモンドにボディがペイントされており、サイドにはレッドのストライプと「turbo esprit」が表示されている。追加されたオプションアイテムのリストには、フルレッドレザーのインテリアやエアコン、ヘッドライナーに組み込まれたパナソニック製オーディオシステムが含まれている。

追加されたのはそれだけではない。チャップマンは快適さや運転の楽しみをさらに向上させるために、いくつかのカスタマイズをオーダーしている。その代表例がエスプリとしては初となるパワーステアリングだ。これに加えて、サスペンションの仕様変更とローダウン、ブレーキの変更、BBS製の鍛造アルミホイールも特別に装備していた。

ちなみに、この個体については歴史的に有名なトピックもある。車両の初登録に先立つ1981年の8月5日、当時英国の首相を務めていたマーガレット・サッチャーがノーフォーク州を訪れた際に、チャップマンは彼女をロータス・カーズのへセル本社に招くことに成功した。そこでチャップマンはサッチャーに最新のロータス・モデルラインアップをアピールすべく、この個体を活用。サッチャーは本社敷地内のテストコースでこのターボ・エスプリをテストドライブした。このときの様子を地元メディアは、「鉄の女ことサッチャー首相が『このクルマでどこかに行きたくなっちゃうわね』と語った」と報じた。

なお、このプログラムのスタートに際して、フィル・ポップハムCEOは次のように述べている。
「ロータス・アーカイブは完全にカタログ化された情報データベースであり、あらゆる時代のあらゆるロータス車に関する豊富な知見に基づく事実をご提供できます。(このプログラムは)世界中のロータス・オーナーにぴったりの贈り物となるでしょう」
Posted at 2020/08/19 21:45:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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