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2020年08月22日 イイね!

コンセプトだけど限定で発売なんですね

コンセプトだけど限定で発売なんですね【2億4300万円の限定12台】ベントレー・バカラル・コンセプトへ試乗

マリナー部門の可能性を示す12台

text:Mike Duff(マイク・ダフ)

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


雨の英国グッドウッド・サーキット。マジウイック・コーナーへバカラルはボディを進める。路面は明らかなウエットだ。

グッドウッドの第1コーナーといえば、ドライバーの腕が試される高速セクション。でも今回乗っているのは、量産前の貴重で高価な1台。意地を張るのはやめておこう。

2013年、似たようなコンディションでレーシングドライバーだったケニー・ブラックは、フォードGT40をドライブ。見事なカウンターステアを披露した。

流石にケニー・ブラックでも、ベントレー・バカラルでそんな真似はしないだろう。何しろ、バカラルのデジタル・スピードメーターは、273km/hを常にさしっぱなしなのだ。コーナーのエイペックス付近でも。

もちろん、実際の速度ではない。2億5000万円近くするプロトタイプのメーターが表示するのは、デモ用の画面。実際より、かなり興奮するような走行状況を再現している。

まばゆい黄金色のバカラル・コンセプトは、サーキット走行ではなく、モーターショーのブースを彩るために作られたクルマ。ベントレーのコーチビルドを引き受ける、マリナー部門の可能性を示す台数限定のロードスターだ。

完成モデルの動的性能を、披露するためのクルマではない。ダッシュボード中央にあるアナログのメーターも動いていない。針は12時の位置を指したまま。

ベースとなるのはコンチネンタルGTC

筆者はクルマに乗ると、まずエアコンの温度を調整する。そんな何気ない仕草も無効。ロータリー・コントローラーもつながっていない。

サイドウインドウは降りたまま。シートベルトも、まだ事故からは守ってはくれない。少なくとも、ワイパーはちゃんと動くようだ。

中身まで完成したバカラルではないから、ベントレーの主張を確認することも難しい。実際にはベントレー史上、最速のオープン・モデルになるという。

スピードは確認できなくても、ベントレーが描く、未来の超高級な世界を観察することはできる。かつての、コーチビルド時代復興を表すモデルだ。

ラディカルといいたくなるデザインのボディだが、その内側に潜むのはコンチネンタルGTコンバーチブル。基本構造とW12気筒エンジン、駆動系統を共有する。

見てのとおり、ボディパネルはすべてがオリジナル。カーボンファイバーとアルミニウムが用いられている。ベースモデルのボディを活かすのではなく、少量のオーダーメイド・ボディに掛かるコストを受け入れた、特別なモデルだ。

12台のバカラルは、180万ポンド(2億4300万円)もの価格にも関わらず、公式発表の前にはオーナーが決まっていた。特に苦労することもなく。コンチネンタルGTCより、10倍以上も高いのに。

淀んだ空模様でも、バカラルのルックスは壮観だ。ベントレーで内装やカラーのデザインを率いる、マリア・モルダーに話を聞いた。

液体のようにも見える妖艶なボディ

彼女によれば、バルセロナにあるデザインスタジオの屋外で、通常は塗装の仕上がりを最終確認するという。陽気な気候でも、しっかり機能することを確かめるのだろう。ベントレーの本社がある、英国のクルーは少し薄暗いから。

モーターショー用に仕上げられたイエローフレイムのボディは、霧雨の中でも妖艶。メタリックエフェクトを発揮する、籾殻から作られた灰が含まれているのだという。近づいてみると、液体のようにも見える。

このバカラルには屋根がないから、雨には参った。素晴らしいキルティング加工が施されたシートは、片側だけで14万8000ものステッチが入っている。ウール製のクロスも、雨に濡れてしまっている。

ダッシュボードのウッドは、5000年前の泥炭層から掘り出された木材らしい。水には慣れているかもしれない。

モルダーによれば、すべての内装素材は、フォルクスワーゲン・グループの厳しい耐候性と耐久性の基準に適合しているという。「シャワーに絶えられないクルマを、お客様には売れません」

コンチネンタルGTCでは、極めてソフトなアニリン・レザーを用意しない理由でもある。

しかしバカラルなら、カラーやトリムなど、かなり自由に素材を選べる。モルダーは、オンラインで選定されるバカラルの仕様書に目を通している。「一部のオーナーは、われわれが想定した以上に、多彩な選択を最終的に希望されています」

W12気筒エンジンを搭載する高速クルーザー

耐久性で劣る素材への変更は可能だが、変質の可能性へ同意する書面にサインが求められる。安全性や基本性能に影響を与える変更はできない。

オーナーの中には、ウッドリムのステアリングを希望する人もいるという。だがステアリング・ボスに搭載される電子機器の膨大な量を考えると、エンジニアは実現に苦労しているとも話す。

グッドウッドでの試乗時間は限られていた。スピードは上げられなくても、ベントレー・バカラルの壮大な魅力に強く惹かれずにはいられない。

0-97km/h加速3.5秒、最高速度321km/hという数字は一旦忘れておこう。12名のオーナーのうち、その性能を実際に何度も試すのは、何人いるのだろう。最高速の半分も超えれば、車内はかなりの風が吹き荒れそうだ。

たくましい中回転域を叶える、6.0LのW12気筒エンジンを搭載するバカラル。高速クルーザーとして走らせた方が、幸福度は高い。もちろん、周囲より速いペースで。

659psを発揮するエンジンは、ハードなドライブも造作ない。デュアルクラッチATは、この市場では最も変速がクイックで滑らか。

コンチネンタルGTCと基礎を共有するから、シャープな動的性能を実現するテクノロジーも搭載される。エアサスペンションや、電圧48Vで稼働するアクティブ・アンチロールシステムも。

コーチビルド市場に対する重要なスタート

それでもバカラルは、間違いなくより低い速度域で評価されるクルマだと思う。より多くの人が、美しいボディを眺められる。

現代のコーチビルド・ベントレーとして、初めてのモデルでもある。バカラルが最初で最後とは、ならないようだ。

コーチビルドのマリナー部門を率いる、ティム・ハンニッグによれば、意図的に注意深いスタートを切ったという。「確実な成功を得るために、製造台数はかなり保守的に設定しています。長期的にその状態は続くでしょう。持続可能な取り組みとするために」

マリナー部門は、ベントレーのラグジュアリーに対する将来的なビジョンを拡張するうえで、非常に重要な役割を果たす。同時に、収益性にも大きな影響を与える。

通常モデルの特別エディションだけでなく、より特注度合いの高いオプションや、ブロワー・コンティニュエイションといった、復刻モデルまで可能性は広い。しかし、バカラルのようなモデルは、少量生産であっても、強い注目を集めることは間違いない。

「生産台数を増やすと、興奮は減ってしまいます。例えば、150台にすることはないでしょうね」。ハンニッグが話す。

この次の展開は、もちろん教えてくれなかった。「アイデアは沢山あります。1つだけを生み出し、それで終わりとするつもりはありません。バカラルは忘れられていたコーチビルド市場に対する、重要なスタートとなるでしょう」

Posted at 2020/08/22 21:24:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年08月22日 イイね!

まぁ、こういうのは一時的なものだしレーシングドライバーとかの日本語読みなんかも時期によって違うとかありますし

まぁ、こういうのは一時的なものだしレーシングドライバーとかの日本語読みなんかも時期によって違うとかありますし「ベンベ」「アーマーゲー」って若者には意味不明! 呼び方ひとつでオヤジ度がわかる「クルマ死語」5選

現地の発音や漫画の影響で変わったものも

 BMWを「ベンベ」と読んでいたことは30代以下の若者の皆さんには初耳かもしれないが、メルセデスのチューニング・ブランドのAMGを「アーマーゲー」と読む人が今なおいることはご存じかもしれない。ドイツ語と英語という言語の違いなのか? それともいわゆる“和製英語”による間違った呼び方が修正されたのか?

BMW=ベンベ

 BMWが「ビーエムダブリュー」という英語読みに統一されたのは、どうやら1981年のことだと思われる。それまでの日本への輸入代理店だったバルコムを吸収して、BMWジャパンが設立されたタイミングからのようだ。もちろん、日本法人の正式な会社名も「ビー・エム・ダブリュー株式会社」だ。

 それまではドイツ語の発音に近い「ベンベ」あるいは「ベーンヴェー」というような表記も珍しくなかったし、しばらくはあえてドイツ語読みしていたファンも少なくなかったと記憶している。それでも20世紀のうちに「ビーエムダブリュー」はすっかり定着し、逆に「ビーエム」という略称でも通じるようになってきた。

AMG=アーマーゲー

 同じくドイツ語での読み方が先に定着していたのに、メルセデス・ベンツのチューニング・ブランドとして有名なAMGがある。現在のAMGはダイムラーの傘下に入っており、読み方は英語で「エーエムジー(厳密にはエイエムジーのほうが発音的には正解かもだが)」に統一されているが、じつはドイツ語っぽい「アーマーゲー」だと信じている人が未だ少なくないようだ。AMGそのものについては、5月11日に本サイトで妻谷裕二氏がリポートしているので、ぜひご覧いただきたい。

 さて、先ほど“ぽい”と書いたのには理由があって、じつは「アーエムゲー」というのが正しいドイツ語読み。これは楠みちはる氏が1986年から連載を開始した人気漫画『シャコタン☆ブギ』の中で、登場人物がAMG560SEC6.0-4Vのことを呼ぶときに「アーマーゲー」と言っていたことが、そのまま広まったという説が有力。

 さらに当時、AMGチューンのクルマが並行輸入業者の間で「アーマーゲー」と呼ばれて、広告にもその名で登場させていたことも伏線としてあるらしい。人気漫画の影響力、まさに恐るべしだ。

ティレル=タイレル

 さて次は、1970年から1998年まで活動を続けたF1の名門チーム、TYRRELLをどう読むかという問題。1971年と1973年にジャッキー・スチュアートがチャンピオンを獲得し、1976年には前輪がダブルの6輪車「P34」を登場させた頃は「タイレル」と呼ばれていた。これについては、F1解説者の小倉茂徳氏が「当時はアメリカ英語的な読み方の影響力が強かったせいでしょう。イギリスのチームなので、やはり“ティレル”が正しいということで修正されたのだと思います」と分析している。

 その後、1980年代半ばには「ティレル」という読み方がすっかり定着。1990年には中島悟がジャン・アレジとともに参戦し、その後も片山右京や高木虎之介も在籍。日本人ドライバーとも縁が深いチームとなったが、1998年を最後に撤退を余儀なくされた。ちなみに後を継いだチームの「BAR」でも、のちに佐藤琢磨が大活躍している。

ドゥカティ=ドカティ

 次はイタリアの老舗オートバイメーカーのDUCATIを、なんと読むかという問題だ。ファンからは略称の「ドカ」または「ドゥカ」と呼ばれることも多いが、日本の車検証(バイクにもいわゆる400ccクラス以上には車検がある)にも「ドカテイ」と「ドゥカティ」という2種類の車名コードが存在したが、2013年以降は「ドゥカティ」に統一された。また創業家については「ドゥカーティ」という音引きを加えた名前で呼ばれることも多く、20世紀の前半までは大手の電気メーカーとして繁栄。

 1952年まで生産していたカメラのメーカーとしては「デュカティ」と記載されることも多いので、まことに悩ましい。つまりオートバイメーカーとしてのキャリアは、第2次世界大戦後の1946年からという比較的新しいメーカーなのだ。なお2012年からはアウディの傘下となり、親会社は同じ系列のランボルギーニとなっている。

ツートーン=ツートン

 最後に紹介するのは、ボディカラーで頻繁に使う用語の「ツートン」と「ツートーン」。英語としては「バイトーン(BYE TONE)」という表現もあるはずだが、多くの日本人が2色づかいのことを「ツートン」または「ツートーン」と言っていることは間違いない。そして20世紀あたりまでは「ツートン」が圧倒的に主力で使われていたのが、いつのまにか「ツートーン」または「2トーン」が多数派になっている印象だ。

 カーデザイン評論の第一人者、千葉匠さんに訊ねたら「私も若い頃は何も考えずに“ツートン”と書いていたと思います。でも一つの原稿に“モノトーン”と“ツートン”が出てくると上手くないので、いつの頃からか“ツートーン”と書くようになりました。ひょっとすると“ツートンカラー”という単語から始まったのが原因かもしれないですね。“ツートーンカラー”ではちょっと間延びしますから。あくまで想像ですけど」とのこと。

 千葉さん、さすがです。ひょっとしないでも、これが正解じゃないでしょうか!
Posted at 2020/08/22 21:20:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年08月22日 イイね!

メロンパン美味しかったけどさ〜

メロンパン美味しかったけどさ〜1日の利用者10万人超も なぜ海老名SAにTDR入園者数に匹敵する人が訪れるのか

■立地も関係? 海老名SAの人気の理由とは

 東名高速道路の海老名サービスエリア(SA)は売上高が日本一のサービスエリアで、いつも多くの人で賑わっています。休日には上下線合計で10万人以上が利用するといいますが、なぜ海老名SAはそれほどまでに人を集めているのでしょうか。

 NEXCO中日本によると、海老名SAの2018年10月1日から2019年9月30日の1日の平均利用者数は、下り線では平日2万8000人・休日5万9000人、上り線では平日2万人・休日5万9000人となっており、上下線を合わせると平日は約5万人、休日では10万人以上が1日に訪れています。

 ちなみに、オリエンタルランドが公表した東京ディズニーリゾートの1日あたりの入園者数は8万7111人で(2019年度実績、営業日数は東京ディズニーランド/東京ディズニーシーどちらも333日、総入場者数は2900万8000人)、海老名SAにはそれに匹敵する人数が訪れているという計算になります。

 なぜ海老名SAには多くの人が訪れているのでしょうか。NEXCO中日本の担当者は次のように話します。

「東京圏から最初のSAであり、下り線は旅の出発地、上り線は終着地として利用されています。下り線のベーカリーの『ぽるとがる』では、海老名メロンパンがギネス記録を持っているなど話題の商品もあるエリアです。これらを通して旅の目的地としても人気があります。

 また、全国の有名店や、地元色の豊かな店舗などで、魅力的なメニューや商品を取り扱っており、海老名限定商品なども多くあります」

 海老名SAでも、とくに人気を集める名物といえば、下り線にある「海老名メロンパン」です。

 48時間の販売個数世界一のギネス記録(2万7503個)にも認定されたことのあるメロンパンは、外側がサクッと硬めのクッキー生地で、なかはふわふわとした食感のメロン風味が人気の秘密です。

 お土産には一口サイズのメロンパンラスクも人気があります。

 また、上り線での人気グルメは、「きっちんににぎ」のカップライスで、京都発のねぎ飯を三河岡崎風にアレンジした新感覚となっており、一番人気のトッピングは牛すじのようです。

 テイクアウトして、ドライブしながら食べられるのも嬉しいポイント。近隣に住んでいるドライバーは、外食先として利用することもあるとのことで、充実した休憩場所というだけでなく、サービスエリアそのものが目的地とされるほど、人気スポットとなっているようでした。

■2020年7月に海老名SAがよりパワーアップ!

 さらに、海老名SAの下り線は「EXPASA海老名」として、2020年7月22日よりグランドオープンしています(海老名SA上り線はすでに「EXPASA海老名」として運営)。

 EXPASA(エクスパーサ)とは、NEXCO中日本がサービスエリアに展開する商業施設であり、一般的なサービスエリアには出店していない、デパ地下や駅ナカで見るようなテナントが多数入店している施設を指します。

 ほかにも、三重県の御在所SA、滋賀県の多賀SA、静岡県の足柄SA・富士川SA・浜名湖SA、山梨県の談合坂SAなどで展開されています。

 海老名SAでは、今回のグランドオープンで西側ショッピングコーナーとフードコートの一部が新しくなったほか、東側と西側の双方にショッピングコーナーやカフェを配置するなど、リニューアルが施されました。

 また、中央に位置するフードコートには、新たに3店舗が加わったほか、年内にはフードコート内複数店舗の商品をまとめてスマートフォン上で注文・支払いが可能なモバイルオーダーサービス「Fika」の導入を予定しています。

 実際に、グランドオープン後に足を運んだドライバーに話を聞くと「想像していたよりも広く、まさかと思うお店がたくさん追加されており、期待以上だった」と話しており、今後もその人気はさらに高まっていくと予想されています。

※ ※ ※

 より拡張されたEXPASAとして日本一の人気に拍車をかける海老名SAですが、グランドオープンがコロナ禍と重なっている点は、唯一の不安要素でしょう。

 前出の担当者によれば、NEXCO中日本管内全体では利用者数が減少しており、2020年6月が対前年比で66.7%、2020年度累計では対前年比で49.9%の実績ということです。

 さらなる利用拡大を目指した海老名SAは、無事スタートダッシュを切ることができるのか、注目されます。
Posted at 2020/08/22 21:15:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年08月22日 イイね!

確かにちょっとフェラーリみたい?

確かにちょっとフェラーリみたい?マセラティの新型スーパーカー『MC20』、その全貌が見えてきた…縦型ヘッドライトはF430風

マセラティは先日、『ギブリ』、『クアトロポルテ』、『レヴァンテ』の3車種に高性能モデル「トロフェオ」を設定しワールドプレミアしたばかりだが、マセラティ最大の注目株である新型スーパーカー『MC20』の最新情報をスクープした。市販型プロトタイプの姿とともに紹介しよう。

これまでのアルファロメオ『4C』を模したテスト車両や、フルカモフラージュされたプロトタイプからはそのディテールを判別することができなかったが、ついにその全貌が見えてきた。

最新のプロトタイプのフロントエンドには、マセラティの特徴的なフロントグリル、フェラーリ『F430』風の縦型ヘッドライト、大型のコーナーエアインテークを装備していることがわかる。そのほかスポーティなラウンドバンパー、ボンネットフードにはエアバルジも確認できる。

サイドビューでは、フロントフェンダー後部にエアアウトレット、アグレッシブなサイドスカートを装着。筋肉質なリアエンドには、大型のエアアウトレット、横型テールライト、デュアルエキゾーストパイプなどを装備。リアフェンダー前部のエアインテークからは、ミッドシップであることがわかる。

パワーユニットの大きな話題は、フェラーリ製から自社パワーユニットへの変更だ。MC20では、「Nettuno」の名付けられた自社製3.0リットルV型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最高出力は630hp、最大トルク730Nmを発揮する。

さらにV6登場後には、ハイブリッド、及びフルエレクトリックバージョンを設定する予定で、最高出力は1000hp近くまで向上される可能性もありそうだ。

MC20市販型は、9月9日から開催される「MMXX The Time to be audacious」イベントにてアンヴェールされると予想されている。



【プレチャンバー採用】マセラティMC20最新画像 新開発3.0L V6ツインターボ、630ps 9月発表へ

欧州時間の9/9発表へ

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

9月9日(欧州時間)の正式デビューに先立って、新型スポーツカー「マセラティMC20」が公道でテストを行う様子が撮影された。

カモフラージュされたプロトタイプからは、これまでで生産モデルに最も近いと思われる、外観を確認することができる。

切り込まれたボディと低いスタンスにより、スポーツカーらしいスタイリングとなっている。

また、中央に取り付けられた2つのテールパイプに加えて、リアのホイールアーチ周辺にはエアインテークと、ボディ後端には小さなリップスポイラーを備えていることが判明した。

3.0L V6ツインターボに新技術

MC20は、ネットゥーノ(イタリア語で海神「ネプチューン」)と呼ばれる、まったく新しい専用V6エンジンを搭載する予定となっている。

ツインターボ搭載の3.0Lガソリン・ユニットで、630ps/74.4kg-mを発揮し、マセラティ史上最も強力な生産モデルであるスーパーカー「MC12(2005年)」をわずかに超えるパワーを提供する。

「F1から派生したテクノロジーにより、エンジン効率、パフォーマンス、および燃費が向上する」と言われており、スーパーカースタイルのドライサンプ、メインの燃焼室とスパークプラグの間の「プレチャンバー(燃焼を促進)」、全回転域でたしかな燃焼を確保するためのセカンダリー・プラグが採用される。

また、ツイン噴射燃料システムは、騒音、排気ガス、燃費を改善する効果があるという。

この新しいパワープラントは、最初にMC20に搭載されるが、その後ほかのモデルにも搭載可能になると言われている。

電動パワートレインの可能性も

この新しいスーパーカーは、スターリング・モスに敬意を示し、特別ペイントを施したプロトタイプをすでに披露している。

この特徴的なカモフラージュは、1958年にモンツァ・サーキットでモスがハンドルを握りデビューを飾った、歴史あるエルドラド・シングルシーターのペイントにインスピレーションを得たものだ。

マセラティはMC12の世界的な成功を受けて、モータースポーツ界への回帰を示すモデルであるMC20のプロトタイプを、モスへ捧げるモデルとして選んだと述べている。

また、「マセラティ・コルセ」のエンブレムを授けられた限定車「MC12コルセ」から“自然な進化”を遂げたモデルになると付け加えた。

昨年11月、同社はアルファ・ロメオ4Cベースの開発車両を使用し、パワートレインの公道テストを行っていたが、最新の画像の車両は、生産モデルに近いボディーワークを備えているようだ。

アルファ・ベースの車両は「マセラティによって開発および製造された、まったく新しいパワートレイン」を搭載するために使用されていた。

MC20は、2018年に生産が予定されていたコンセプトカー「アルフィエーリ」の量産バージョンであると予想されていたが、アルフィエーリは、フロントエンジンの2+2シートレイアウトのクーペであり、ミド・エンジンのMC20とは大きく異なっている。

MC20に他のパワートレインが搭載されるかどうかは、明らかにされていないが、マセラティは最新の事業計画の発表時に、「電動パワートレイン」に対応するため、モデナの生産ラインをアップグレードすると述べている。

何らかの形のハイブリッド技術が追加される可能性や、完全なフルEVバージョンの登場も期待されている。
Posted at 2020/08/22 21:13:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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