2021年07月10日
【ストラダーレの強化版】新型ダラーラEXP 欧州発表 ダウンフォース大幅アップのサーキット仕様
スリックタイヤで走行可能
text:Richard Lane(リチャード・レーン)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ダラーラは、ストラダーレの特別仕様車「EXP」を発表した。ランボルギーニやポルシェなどのモータースポーツモデルと同様に、公道走行はできず、サーキット専用の仕様となっている。
イタリアのムジェロ・サーキットでのEXPのラップタイムは、GT3カテゴリーの最新のポールポジション・タイムを上回ると言われている。
EXPの車重は890kgで、標準のストラダーレよりも若干重くなっているが、ダウンフォースが大幅に強化されており、ピレリ製のスリックタイヤで走行できるように設計されている。
カーボンファイバー製モノコック構造を採用しており、フルアジャスタブル・ダブルウィッシュボーン・サスペンションがフロントアクスルに直接、リアにはアルミニウム製サブフレームを介して取り付けられている。ボディもすべてカーボンファイバー製だ。
標準のストラダーレは、最もアグレッシブな構成で855kgのダウンフォースを発生させる。2019年に開催された「Britain’s Best Drivers’ Car」の対決で、一般的なスーパーカーとの差を縮めるのに十分だった(アングレシー・サーキットでは、マクラーレン600LTよりも2.2秒速いタイムを記録)。
一方、EXPでは1250kgのダウンフォースが得られるとしている。この数値は、ホイールアーチのルーバー、フロントエプロンのダイブプレーン、スワンネック型の支柱に支えられた巨大なアジャスタブル・ウイングなど、新しいエアロパーツによって実現されている。
最大コーナリングGは2.7とされているが、比較すると、現行のポルシェ911ターボSは1.3Gとなっている。
オープントップのハードコア仕様
また、ダラーラはフォード製2.3L 4気筒ターボエンジンから499psと71.2kg-mを引き出した。これは標準モデルと比べて98psと20kg-mの増加だ。
これにより、EXPのパワーウェイトレシオは、フェラーリ488ピスタのような希少なサーキット走行用スーパーカーの数値をはるかに上回り、最高速度は265km/hから290km/hに向上した。
ストラダーレでは、フルキャノピーからノーウィンドスクリーンまで様々な装備が可能だが、EXPはオープントップのみで、ロータス3イレブンやラディカルSR10のようなハードコアなスペシャルモデルのスタイルを踏襲している。
価格はまだ発表されていないが、ストラダーレの価格が14万ポンド(約2100万円)からであることを考えると、EXPは20万ポンド(約3000万円)を軽く超える価格になると思われる。
ストラダーレの目標台数である600台という数字からも、さらに希少なモデルとなるだろう。
Posted at 2021/07/10 23:12:34 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2021年07月10日
ATなのにバカッ速! MT乗りを震撼させた「WRX STI Aライン」は隠れた名車だった
GDB型最終モデルに登場した「A-Line」のネーミングを2ペダルモデルが継承
スバル歴代WRX STIシリーズ(インプレッサWRX STI含む)の中で、唯一ATが設定されていた3代目モデル(GRF型/GVF型)。実はA-Lineというネーミングは、2代目インプレッサWRX STIの最終型で登場した特別仕様車に初めて与えられた名前で、2006年6月に登場したインプレッサWRX STI A-Lineは、ベースのインプレッサWRX STIから大型ウイングを省略し、ハイラスター塗装のホイールや金属調のインテリアパネル、アルカンターラ生地のシートなどで、プレミアム感を高めたモデルだ。
もちろんフェンダーインシュレーターなども特別装備することで静粛性なども考慮した大人のスポーツセダンといったコンセプトであった。しかしトランスミッションは6速MTのみという設定で、ベースモデルの硬派な印象も残っていた。
5速ATとの相性抜群の全域でトルクフルな2.5L水平対向4気筒ターボを搭載
翌年にフルモデルチェンジを行った3代目WRX STIの最初の年次改良で再びA-Lineのネーミングが復活した。先代のプレミアムスポーツというコンセプトは変わらず、専用のパワートレインを採用。先に発売されていたWRX STIがEJ20型2.0L水平対向4気筒DOHCターボに6速MTという組み合わせだったが、A-Lineでは輸出仕様のWRX STIに搭載されるEJ25型2.5L水平対向4気筒DOHCターボに、マニュアルモード付5速ATを組み合わせた完全な2ペダル専用グレードとして登場した。
この2.5Lターボエンジンは、ATモデルに搭載されるユニットとしてはかなりの高出力ユニットで最高出力300ps/6200rpm、最大トルク35.7kg-m/2800~6000rpmを発生。MTモデルの308ps/6400rpm、最大トルク43.0kg-m/4400rpmと比較しても、十分過ぎるほどのパワーとトルクを備える。
また排気量拡大にともない、エンジン出力特性を変更するSIドライブを最もスポーティな「S#」モードにすれば、過激といえるほどの加速をしてくれる。通常走行で使用する「I」モードにセットした場合でも、トルクバンドが太く幅広い回転領域で湧き出すトルクは500ccのアドバンテージといえる。もちろんATとのマッチングは良く、街乗りからワインディングまで実に快適に走ることができるのが特徴だ。
マニュアルモード付き5速AT&電子制御センターデフの採用でGT性能を発揮
搭載されるTG5D型5速ATは、マニュアルモード時にダウンシフトブリッピング機能を採用。ステアリングコラムに装着されたパドル、またはセレクターレバーのマニュアルゲートでも変速を可能としている。
センターデフもMTモデル用のDCCD(ドライバーコントロールセンターデフ)こそ採用されなかったものの、レガシィでも定評のあるVTD(不等・可変トルク配分電子制御)式センターデフを採用。前後45:55のトルク配分が状況に応じて自在に変化。DCCDの通常時と同じく、後輪寄りのトルク配分であることからもコーナリングの気持ちよさは抜群であった。
その他、MTモデルに標準装備されるブレンボ製フロント4POT対向、リヤ2POT対向キャリパーもメーカーオプションとして設定されており、2ペダルでスポーツドライブを存分に楽しむオーナーには嬉しいオプションも用意されていた。
8ウェイパワーシートやシートヒーターなどの快適装備も充実
エクステリアデザインこそMTモデルとの差異を前述のブレンボブレーキの装備で補完するしかないが、それ以外は迫力のブリスターフェンダーや、2010年に追加される4ドアモデルでは大型リヤスポイラーの装備が可能で、見た目の違いはほとんどない。
一方インテリアに目を移すと、こちらも基本的な装備は共通としながら、オプションの設定が異なる。MTモデルでは選択できない本革電動シートやサンルーフがチョイスできるほか、クルーズコントロールも装備される。このあたりはグランドツーリング性能を兼ねたプレミアムスポーツモデルらしい設定だ。
また、シートはブラックレザーの他「プレミアムタンインテリア」も用意されており、シートのほかステアリングもタンレザーとのコンビレザーになる。さらに、2010年にはWRX STI A-Lineをベースにふたつのスペシャルモデルが登場。
1台目は「WRX STI A-Line type S」で、アルカンターラと本革を組み合わせた専用シートを採用し、インテリアのステッチにはMTモデル同様「レッドステッチ」が採用された。オプションとしてRECARO製フロントシートが設定されていたこともトピックで、エクステリアではアルミホイールをスペックC用と同じガンメタリック塗装の軽量タイプが奢られた(後期モデルに設定されたタイプSでは別デザインとなる)。その姿はメーカーオプションのゴールドのブレンボキャリパーと合わせてかなりスペックCに近いエクステリアイメージであった。
2010年12月には珠玉のSTI製コンプリートカー「A-Line tS」も登場
そして、もう一台のスペシャルモデルが、STIが手掛けたコンプリートカー「WRX STI A-Line tS」だ。STIの手掛ける珠玉の足まわりに加え、なんとドライカーボン製ルーフまでも備える本格的なコンプリートモデルとなっていた。
A-Lineは2ペダルでイージーにスポーツドライビングを楽しめるモデルとして登場したが、その役割をWRX S4へ託すと同時に、モデル唯一のWRX STIとしてスポーツモデルの常識を覆し、ATだから……と言わせない一石を投じたモデルといえるだろう。
Posted at 2021/07/10 23:08:57 | |
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富士重工 | 日記
2021年07月10日
【図説で愛でる劇中車 第20回】「ロボコップ」シリーズに登場した、近未来感を演出した車たち
第20回は、1980年代を代表するアメリカのSFアクション映画「ロボコップ」シリーズとその続編、さらに近年のリブート作、そしてTVシリーズまで範囲を広げ、登場した車を取り上げます。
ロボコップのパトカー「トーラス」と、印象的な映画オリジナルカー「SUX6000」
1987年公開の映画「ロボコップ」第1作。時は近未来、場所はアメリカ・デトロイト。かつて自動車産業が隆盛を極めた街は荒廃し、巨大企業「オムニ社(OCP=オムニ・コンシューマー・プロダクツ)」によって支配されていた。
多発する犯罪撲滅のため、オムニ社は殉職した警官・マーフィの体を使って、サイボーグ警官「ロボコップ」を生み出した……という導入で始まるロボコップ。
警察が舞台なので、映画内では多数のパトカーが出てきますが、基本的には1986年デビューの初代「フォード トーラス」を用いていました。
グリルレスのマスク、なめらかなデザインのトーラスは、近未来の世界観を演出するのに最適。マットブラックのボディカラーも退廃感の表現に効果的で、大きな改造なしで未来都市のパトカーのイメージを作り出していました。
なお、主人公マーフィ=ロボコップも、このトーラスで出動。サイボーグとはいえ、ロボットが車を運転するのって、なんだか妙な感じではありますが……(笑)。
第1作に出てくる車で、忘れてはいけないのが「SUX6000(SUVじゃないよ!)」でしょう。
古き良きアメリカ車のような大きな車体と、未来風の意匠を合体したSUX6000は、劇中のTVCMにも登場。「AN AMERICAN TRADITION 8.2 M.P.G.」というテロップが確認できますが、8.2 M.P.G.とは、マイル・パー・ガロンのこと。計算してみたらリッターあたり約3.5kmにしかなりません。燃費悪い(笑)!
そんな近未来車SUX6000ですが、ベース車は1977年型の「シボレーカトラス シュープリーム」という、古めのアメリカ車だったりするのは、面白いところです。
えっ、こんな車種にも? ロボコップが乗った意外な車とは
「ロボコップ」には、1990年の「ロボコップ2」、1993年の「ロボコップ3」という続編があり、基本設定は同じ。パトカーも、相変わらずトーラスが活躍します。しかも3作目になると、トーラスも「やられ役」に(涙)。
その「ロボコップ3」では、ロボコップはトーラス以外にも、なんとピンク色の「リンカーン コンチネンタル マークV」に乗って、相手を追いかけたりします。
また、ロボコップには、映画の設定をベースにしたTVシリーズも数本存在し、その中の「ロボコップ ザ・シリーズ」(1994年)では、ロボコップは1994年型「フォード マスタングGT」を使っていました。
なお、映画第1作の際は、出たばかりのトーラスのクリーンなイメージを、「バイオレンス色が強い映画で壊したくない」として、フォードは車両を提供していません。
でも、1990年代に入るともはやロボコップ人気は不動だったので、フォードは、発売直後のマスタングを提供。しかもそれは、高性能版「GT」のプロトタイプだったとのことです。
リブート版でも「トーラス」登場! なぜか日本の軽自動車も!?
ロボコップの名を冠した作品はこれだけでなく、1989年のアニメ版や2001年に再び製作されたTV版(プライム・ディレクティヴ)がありました。
映画では2014年、設定やストーリーを大きく変えたリブート版のロボコップを公開。ロボコップの乗り物も、バイクがメインになりました。
でも、やはりロボコップのパトカーといえばトーラス。2013年頃のトーラスに、映画の舞台・2028年をイメージした装飾が施されていました。目立った活躍はありませんが……(涙)。
そして、本作最大のナゾ(?)が、劇中に頻繁に登場する日本の軽自動車。
2000年前後の「ホンダ ライフ」、「ホンダ バモス」。さらには「スバル R2」が、北米(撮影自体はカナダ)の街を走り回っていること。軽自動車以外にも、「トヨタ WiLL VS」の姿なども確認できます。
これら車種は、海外では販売されていないはずなので、この映画のためにわざわざ輸入したのでしょうか。ライフやWiLL VSのデザインは未来的でもあるので、違和感なく画面内に映っていたことが思い出されます。
車好きにも見どころたっぷりなロボコップ
今回の「ロボコップ」は、映画・TVなどシリーズが多く、出てくる車も膨大です。画面のあちこちに映る車を見ているだけでも、車好きは楽しめそうです。
その中から6台を選ぶのはかなり悩みましたが、ひとこと言えるのは、やはりロボコップといえばトーラスである、と言うことです(笑)。
それでは次回の「図説で愛でる劇中車」をお楽しみに! 文・絵/遠藤イヅル※イラストの無断転載、改変その他類似の行為を禁じます※本記事は十分に調査したうえで掲載しておりますが、すべての情報の正確性において一切の責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください
Posted at 2021/07/10 23:05:10 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2021年07月10日
【別注モデル】世界にたった2台! 964型ベースのルーフ「CTR」はどうして生まれた?
■フェラーリ「F40」よりも速かった「イエローバード」
ドイツのRUF、あるいはRUFを率いるアロイス・ルーフの名前は、スーパースポーツの世界に興味を持つ者にとって、常に注目のキーワードに違いない。
たとえば、ルーフが何かの新型車を発表した、あるいはアロイスが胸中に何かのプランを秘めている……といった情報は、スーパーカーのファンにとっても、またメディアにとっても、常に目を離してはならない話題といっていいだろう。
●RUFを有名にした「イエローバード」とは
RUFの名前を一躍有名にした存在といえば、プロトタイプが鮮やかなイエローで塗装されていたことから「イエローバード」と呼ばれた「CTR=カレラ・ツインターボ・ルーフ」(グループC・ツインターボ・ルーフとする説もある)だろう。
時はまさにスーパースポーツによる最高速戦争が、再び始まりを迎えた1980年代。200mphの壁を超えたフェラーリ「F40」は、323km/hの世界最速ホルダーになったが、RUFは数週間後にイエローバードで211mph(339.6km/h)を記録し、最高速を塗り替えてみせた。それはスーパーカーのファンにとって大きな驚きであり、RUFの名もまたイエローバードとともに世界に轟くことになった。
初代CTRのベースとなったのは、ポルシェ930型「911カレラ3.2」のホワイトボディである。RUFはこれにエンジンやサスペンションを始めとするメカニカルコンポーネンツを開発して独自のクルマを作り上げた。
したがってRUFは、ドイツの自動車工業会に認められた小規模ながら独立した自動車メーカーとして存在している。
■964ベースの貴重なCTRにつけられたプライスとは
●「イエローバード」とはこんなクルマ
RUFの最初のこだわりは、エアロダイナミクスの向上と軽量化にあった。リペアが楽なようにとスチール素材を用いていたドアやフェンダー、エンジンカバーなどは軽量なアルミニウム製に改められ、前後のバンパーにはグラスファイバーも使用されている。
リアバンパーに設けられたエアアウトレットやコンパクトなミラーなどを見れば、RUFのエアロダイアミクスへの取り組みがいかに積極的だったかを伺い知ることができる。
リアには当時のターボ風のウイングが装備され、キャビンにはレカロ製のレーシングバケットシートやロールケージなどのエクイップメントが装備される。
リアに搭載されるエンジンは、排気量を3.2リッターから3.4リッターへと拡大したツインターボチャージャー付きの水平対向6気筒SOHCだった。
最高出力は469ps、最大トルクは553Nmと発表されたが、RUFは常に世界中どこでもその環境下で得られるパワー表示しかしないのが常であるので、おそらくこのCTRも実際には500ps前後の最高出力を発揮していたと思われる。トランスミッションは5速MT。これもまたRUFによるオリジナルである
1987年から生産されたコンプリートのCTRは、諸説あるものの30台といわれている。
さらに2台のみ、930型の次世代モデルとなる964型911のホワイトボディから製作されたものが存在する。
正確にはアメリカに在住する964型911のカスタマー、ヘッドドール兄弟が各々の911をCTR化することを望み、ドイツへとクルマを送って作り上げられたものである。
●オークションに出品されたCTRのヒストリーとは
アロイス・ルーフにとっても、964型でCTRを製作することは歓迎すべき話だった。ヘッドドール兄弟は、アメリカのさまざまなモータースポーツイベントで優秀なリザルトを残しており、何よりその964型911はAWDの駆動方式を持つカレラ4だったからだ。
アロイス・ルーフはかねてからAWDに強い興味を抱いており、それが最善の駆動方式であるという確信を持っていた。つまり964型911カレラ4でCTRを製作できるのは、RUFとしても大いに価値のあることだったのだ。
ホワイトとブラックのカレラ4はほどなくRUF社へと届けられるが、そのうちの1台、ホワイトのモデルが今回アメリア・アイランド・オークションに出品されることになったのだ。
オークションの結果は、34万6000ドル(邦貨換算約3740万円)であった。世界でわずか30台ほどしか生息しないイエローバードのなかでも、さらに珍しい1台。それを実際に見るのは、絶滅危惧種の生物を見るより難しいのは確かだ。
Posted at 2021/07/10 23:01:46 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2021年07月10日
【スクープ】エアロダイナミクスの魔力,公開直前テックアート「GTストリートR」新型のスペックとは!?
911ターボSより大幅にエアロダイナミクスが改善
ドイツを拠点とし、ポルシェのチューニングを専門に手掛ける「THCHAT」(テックアート)が開発を進める『GTストリートR』市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder 7」のカメラがはじめて捉えた。テックアートは2016年、「ポルシェ911ターボS」をベースとするチューニングカー「GTストリートR」を発表しているが、その後継モデルとなる。
シュトットガルトのダウンタウンパーキングで捉えたプロトタイプは、「GT3」のような大きな給気口を備えたカーボンファイバー製のフロントフードを装備、フロントでのリフトが大幅に現象することにより、911ターボSより大幅にエアロダイナミクスが改善されている。またエアベントを備えるワイドなフロントフェンダー、新設計されたバンパーも確認できる。
リアエンドには、新しいディフューザーの上に配置されたアグレッシブなバンパーを装備。このディフューザーには1対の巨大なセンターエキゾーストパイプがインストールされている。しかし、後部で最大の変化は、カーボンファイバー製スポイラーだ。ワイドかつワイルドなウィングは、ダウンフォースを最大化しているという。また、足回りはカーボンファイバーエアロダイナミクスディスクを備えた「FormulaVI」レースホイールで武装している。
車内にはロールバー、スポーツシート、専用のステアリングホイールを装備し、カーボンファイバートリム、アルカンターラなど専用デザインになることも間違いないだろう。
その心臓部には、進化したターボチャージャーを搭載、2016年モデルでは最高出力770ps、最大トルク920Nmを発揮したが、新型モデルでは、最大800psへ向上すると予想されている。
Posted at 2021/07/10 22:56:32 | |
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自動車業界あれこれ | 日記