2022年05月18日
スバル レガシィ、大型グリルで表情一新…改良新型を米国発表
SUBARU(スバル)の米国部門は5月12日、改良新型『レガシィ』を発表した。日本では2020年6月、受注を終了した『レガシィB4』のモデルチェンジ版が、初の大幅改良を受けている。
改良新型では、フロントマスクを大幅に変更した。グリルを大型化し、新デザインのバンパーやLEDヘッドライト、フォグランプを採用した。この表情は、改良新型『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』に相当)に準じたものだ。
一部グレードに、「アイサイト」の認識能力を強化する広角単眼カメラを採用した。新採用の広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わるもう一つの眼として機能し、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できるという。これにより、歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の自転車や歩行者との衝突回避や、万一の衝突の際の被害軽減を支援する、としている。
米国スバル 2023年型レガシィ発表 スポーツモデルに2.4Lターボ設定
より大胆なルックスに
スバル・オブ・アメリカは2023年型レガシィを発表した。スタイリングを一新し、新たに2.4Lターボを搭載するスポーツグレードを設定した。
ベース、プレミアム、スポーツ、リミテッド、ツーリングXTをラインナップし、今秋より販売を開始する。
2023年モデルでは今まで以上に個性的なグリルと新デザインのLEDヘッドライトにより、さらに大胆な外観となっている。
最新世代のアイサイトを標準装備し、よりスムーズかつ幅広い状況下での使用が可能になったとのことだ。
最上位モデルのツーリングXTでは、デュアルカメラのアイサイトと連動する広角カメラが追加されており、さらに早い段階での警告が可能になったという。
2.4Lターボは260ps
今回新たにスポーツに採用される2.4Lターボエンジンは260ps、38.3kg-mを発生する。トランスミッションは8速マニュアルモード付きCVTが組み合わされる。
エクステリアにはフロントのレッドアクセントや専用トランクスポイラー、グレーの18インチホイールが特徴だ。
インテリアはブラックとグレーの2トーンに赤のスティッチが施された専用のものとなる。
プレミアムをベースとしてスポーツサスペンションやLEDフォグランプ、サンルーフ、ナビゲーションなどが追加されている。
一方最上級のツーリングXTでは、シルバースティッチ入りのナッパレザーシート、ドアハンドルのクロームメッキ装飾、サイドミラーのメッキなど豪華な装飾が施されている。
標準モデルは2.5LNAに
スポーツおよび最上位のツーリングXT以外のグレードでは、自然吸気の2.5Lエンジンを搭載する。最高出力182ps、最大トルク24.3kg-mというスペックだ。
燃費は最大14.9km/Lとなり、1タンクで960km以上の航続距離を持つという。
プレミアム以上のグレードでは運転席の10ウェイ・パワーシートや2ゾーンのクライメートコントロールなどの快適装備も充実している。
さらにリミテッドではレザーインテリアやハーマン・カードン・オーディオシステム、リアシートヒーターなども追加されるとのことだ。
この2023年型レガシィは、アセント、インプレッサ、アウトバックとともに、インディアナ州ラファイエットの工場で生産される。
新顔採用のスバル「レガシィ」発表! まさかの“WRX顔”!? デカグリルの迫力デザインに 米で2022年秋発売
■WRXみたいなアグレッシブなデザインに一新
スバルの米国法人は、セダン「レガシィ」の2023年モデルを発表しました。
レガシィ 2023年モデルはフロントマスクを一新。フロントバンパーカバーや大型グリル、LEDヘッドライト、フォグランプのデザインを変更し、アグレッシブなスタイリングを実現しています。
内装は、前方視界に優れ、インストルメントパネル中央からドアパネルに流れるキャラクターラインにより開放的な空間を演出。
タブレット型の11.6インチフルHDセンターインフォメーションディスプレイ(ベースは7.0インチデュアルディスプレイ)は、マルチメディアや空調、車両設定などをタッチ操作できるようになっています。
グレードは「ベース」「プレミアム」「スポーツ」「リミテッド」「ツーリングXT」が設定されますが、なかでもスポーツは独自のデザインを採用。
LEDフォグランプの搭載やフロントグリルにレッドアクセントが施されたほか、マグネタイトグレーメタリックのサイドミラーとトランクスポイラーやグレーの18インチアルミホイールを装備し、ひと目でスポーツグレードとわかるスタイルとしました。
スポーツグレードのインテリアは、ブラックとグレーのツートーンカラーにレッドステッチが施された専用クロスを採用し、パワームーンルーフやナビゲーションなどを追加。
また、ほかのグレードが2.5リッター水平対向エンジンを搭載するのに対し、スポーツグレードはツーリングXTと同様に最高出力260hp/最大トルク277lb-ftを発揮する2.4リッター水平対向ターボエンジンを搭載。さらに、スポーツチューンサスペンションも採用しました。
安全機能として搭載される「アイサイトドライバーアシストテクノロジー」には、アドバンスト・アダプティブ・クルーズコントロール(レーンセンタリング機能付)が標準装備され、車線の外側へ逸脱した際にステアリング操作を支援し、ドライバーの進路維持をサポート。
また、スポーツ/ツーリングXTにはドライバーモニタリングシステムが標準装備され、赤外線カメラと顔認識技術により、ドライバーの疲労や注意散漫の兆候を識別し、音声と画像による警告で注意をおこないます。
さらに、リバースオートブレーキやヘッドアップディスプレイ付きアイサイトアシストモニターなどの運転支援技術も追加設定されました。
加えて、最上級グレードのツーリングXTでは、デュアルカメラ方式のアイサイトと連動する「ワイドアングルモノカメラ」を追加。カメラを追加して3眼とすることで視野がさらに広がり、低速で交差点に進入した際に歩行者や自転車をより早く認識することができるようになります。
※ ※ ※
レガシィ 2023年モデルは、北米で2022年秋に発売される予定です。
スバル レガシィ、新フロントマスクで大胆チェンジ…米国で改良新型
SUBARU(スバル)の米国部門は5月12日、改良新型『レガシィ』を発表した。日本では2020年6月、受注を終了した『レガシィB4』のモデルチェンジ版が、初の大幅改良を受けている。
◆スバルのデザイン理念の「Dynamic x Solid」を強化
改良新型では、フロントマスクを大幅に変更した。グリルを大型化し、新デザインのバンパーやLEDヘッドライト、フォグランプを採用した。この表情は、改良新型『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』に相当)に準じたものだ。スバルのデザイン理念の「Dynamic x Solid」を強化し、ロー&ワイドなスタンスを強調している。
ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」を備えたフルスクリーンディスプレイ、「STARLINK 11.6インチマルチメディアプラスシステム」の最新バージョンを採用する。このシステムは、11.6インチの高解像度タッチスクリーンとメーターの連携をはじめ、オーディオや「HVAC」、「X-MODE」などの車両機能を画面上でコントロールできる。新たに「バレットモード」も導入している。
「what3words(W3W)」を車載化した。what3wordsは、位置情報を伝える非常にシンプルな方法だ。世界を3m四方の正方形に区切り、それぞれに固有の3ワードアドレスを割り当てる。what3wordsアドレスを入力したりナビゲートしたりする時、アプリやデータ、スマートフォン接続は必要ない。ユーザーは、3つの単語を使用して、オフロードや風光明媚な場所、その他の分かりづらい場所などを見つけて、移動することができる。この機能は、改良新型のSTARLINK 11.6インチマルチメディアナビゲーションシステム搭載車に標準装備されている。
◆「アイサイト」の認識能力を強化する広角単眼カメラ
最上位グレードの「ツーリングXT」に、「アイサイト」の認識能力を強化する広角単眼カメラを採用した。新採用の広角単眼カメラは、アイサイトのステレオカメラに加わるもうひとつの眼として機能し、ステレオカメラよりもさらに広い範囲を認識できるという。
これにより、歩行者や自転車の認識性能を高めるとともに、認識した情報をアイサイトのシステムと連携して処理することで、低速で交差点に進入する際の自転車や歩行者との衝突回避や、万一の衝突の際の被害軽減を支援する。
新型ステレオカメラは、従来型に対して画角を大幅に広角化している。画像認識ソフト、制御ソフトの改良と組み合わせることで、より幅広い状況での運転支援を実現する、と自負する。
◆自然吸気の2.5リットルは最大出力182hp
改良新型のパワートレインには、自然吸気の2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを標準搭載する。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。トランスミッションはCVTの「リニアトロニック」を組み合わせた。パドルシフトで操作する8速マニュアルモードが付く。
全車にスバル独自の全輪駆動システムの「シンメトリカルAWD」を採用する。各部の剛性を高めた「スバル・グローバル・プラットフォーム」によって、ステアリング操作に対する正確なレスポンス、快適な乗り心地、静粛性の高い室内空間を追求している。
新型スバル・レガシィ登場! 伝統のセダンは今
日本でも乗りたい! スバルのセダンが、もっとカッコよくなった!
2.4リッターターボエンジン搭載!
5月12日、スバルの北米法人は、「レガシィ」の2023年モデルを発表した。
アップデートされたレガシィは、現在日本未導入のセダンだ。エクステリアは、フロントまわりが大きく変わった。フロントグリルやLEDヘッドライト、フロントバンパーなどのデザインを刷新。現行「レヴォーグ」や「フォレスター」を彷彿とさせるスポーティなものになった。リアまわりは従来と変わらない。
エンジンは、スポーツグレードに2.4リッター水平対向4気筒ガソリンターボ・エンジンを新採用。260psの最高出力を375Nmの最大トルクを発揮する。組み合わされるトランスミッションはマニュアルモード付きのCVTだ。
このスポーツグレードには、一部がレッドになる専用デザインのフロントグリルや、グレーのサイドミラーリアスポイラー、18インチのアルミホイールなどによってノーマル・モデルと差別化を図る。高性能化に伴い、サスペンション・システムも再セッティングされた。インテリアは、各所にレッドステッチをあしらう。そのほかLEDフォグランプやパワームーンルーフ、ナビゲーションシステムを標準装備する。
そのほかのグレードでは、ステアリング・ヒーターの加熱箇所が見直され、より素早く、握る手が温まるようになった。11.6インチのモニターを使ったインフォテインメント・システムは、ナビゲーションなどの機能が向上した。
2023年モデルのレガシィは今秋よりデリバリーが始まる予定。価格などは今後明らかになる。
文・稲垣邦康(GQ)
Posted at 2022/05/18 22:41:08 | |
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富士重工 | 日記
2022年05月18日
『718ボクスター』最後のボクサーエンジンか、最強の「スパイダーRS」をスクープ
ポルシェ『718ボクスター』最後の内燃機関モデルとして、『718ボクスタースパイダー』に最高峰モデルが登場する。フルエレクトリック化を前に登場する、最強のボクサーエンジンとなりそうだ。
ニュルブルクリンクでスクープサイト「Spyder7」が捉えたプロトタイプは一見、従来のボクスタースパイダーと同じようにみえる。しかし、リアデッキのルーフ側面すぐ後にエアスクープが配置されている。これはより高出力のエンジンに空気を送るためだ。またリアフェンダー下部のエアインテークは、ベースモデルより際立っているように見える。
後部にはアクティブスポイラーを装備、バンパーにはリアディフューザーとデュアルエキゾーストパイプが確認できる。また足回りでは、強力なブレーキシステムを、軽量のセンターロックホイールを装着している。
注目のパワートレインは、『718ケイマンGT4 RS』から4.0リットル水平対抗6気筒NAエンジンを流用、最高出力は500ps、最大トルク449Nmを発揮する。ボクサーエンジンは7速PDKトランスミッションと組み合わされ、リアデフを介して後輪に動力を送る。
スパイダーのレッドゾーンが8000rpmであるのに対し、スパイダーRSでは9000rpmまで引き上げられ、0-100km/h加速は3.9秒から3.2秒へ、最高速度は301km/hから315km/hへと向上する。
NACAダクト、フロントフェンダーベント、および巨大なリアウィングを持たないため、718ケイマンGT4 RSほどアグレッシブではなく、サーキットに焦点を当てたモデルではないようだ。
スパイダーRSの登場は2024年モデルとして2023年内に期待されている。718ケイマンGT4 RSと718ボクスタースパイダーRSは、ボクスター最後の内燃機関搭載モデルとなる。次世代型はフルエレクトリックモデル(EV)として2025年に登場予定となっている。
Posted at 2022/05/18 21:25:37 | |
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ポルシェ | 日記
2022年05月18日
ストリートで輝く トヨタGR 86/スバルBRZ用ブリッツオリジナルエアロ発売
ストリートで輝く
ブリッツは「エアロスピードRコンセプト」シリーズにトヨタGR 86/スバルBRZ用エアロを追加し、2022年5月9日に発売した。
「エアロスピードRコンセプト」はGR 86/BRZをストリートでより輝かせるオリジナルエアロボディキット。
FRP製のほか一部パーツにはカーボン製も用意。
オリジナリティのあるフロントマスクと、特徴的なLEDライト形状を取り入れたフロントバンパーやブリッツNUR-SPEC Quadマフラー(別売)との同時装着によりさらなる迫力をもたらせるリアバンパーを設定。
また、専用トランクリッドとの組み合わせで迫力とスマートさを両立させるGTウイングの材質にはFRP製のほか、カーボン製も用意された。
フェンダーは、同部の交換とフロントバンパーへの貼り付けで装着するフロントフェンダーセットと、リアフェンダー、およびリアバンパーの一部に貼り付けで装着するリアフェンダーセットを設定。
片側9mmのボリュームアップでアグレッシブな印象を与えながら、大人のストリートを意識したトータルコーディネイトを実現した。
ストリートで映えるGR 86&BRZ、車種別エアロキット発売…ブリッツ
ブリッツは車種別専用エアロシステム「エアロスピード Rコンセプト」シリーズにトヨタ『GR86』およびスバル『BRZ』用を追加し、5月9日より販売を開始した。
エアロスピード Rコンセプトは、エアロダイナミクスと迫力のあるデザインを追求した、車種別専用エアロシステム。フロントバンパーは、オリジナリティのあるフロントマスクと、特徴的なLEDライト形状を取り入れた。リアバンパーは「BLITZ NUR-SPEC Quadマフラー(別売)」との同時装着で、さらなる迫力を付加する。
GTウイングは専用トランクリッドとの組み合わせで迫力とスマートさを両立。ロータイプおよびハイタイプそれぞれにFRP製とカーボン製を用意する。サイドスポイラーは純正サイドステップに装着することでナチュラルながら存在感を強調。フロントおよびリアフェンダーセットは、フェンダーの交換とバンパー(リアは一部)への貼り付けで装着 片側9mmのボリュームアップでアグレッシブな印象を与えながら、大人のストリートを意識したトータルコーディネイトを実現する。
価格(未塗装・カーボンはクリア塗装)はフロントバンパースポイラー LEDセットが13万2000円、サイドスポイラーは11万円、リアバンパースポイラーは9万9000円、GTウイングはカーボン製が33万円、FRP製が27万5000円。フロント/リアフェンダーは各8万8000円。
86/GR 86/BRZのアライメントやトーを調整、リア用サスペンションアーム発売…ブリッツ
ブリッツは、トヨタ『86』『GR86』およびスバル『BRZ』専用のリア用サスペンションアーム「リアトーアジャスター」「リアトレーリングアジャスター」を5月11日より発売した。
リアトーアジャスターは、リアローダウンにより変化するトーを適正値に補正する。車両に装着したまま調整可能なターンバックル式を採用し、純正比-10mm~+20mmの範囲で調整可能。レッドメタリック塗装が足回りをより一層レーシーに演出する。価格は3万5200円。
リアトレーリングアジャスターは、サスペンションの動きをスムーズにし、タイヤの接地性を向上させる。純正アームでは調整できないアライメントを調整可能にし、リアタイヤの前後の動き、アライメントの変化を抑制。サーキット走行のほか、街乗りからドレスアップ仕様など、用途に応じた幅広いセッティングが可能になる。調整範囲は純正比-10mm~+14mm。価格は3万3000円。
Posted at 2022/05/18 21:23:26 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2022年05月18日
アルピーヌ A110 にピンクとブルーの特別車、マイアミにインスピレーション
アルピーヌ(Alpine)は5月3日、欧州向けの『A110』に、「サウス・ビーチ・カラーウェイパック」を設定すると発表した。初めて開催された「F1マイアミGP」を記念するモデルで、今夏欧州市場で受注を開始する予定だ。
A110のサウス・ビーチ・カラーウェイパックは、フロリダ州マイアミのオーシャンドライブのネオンライト、マイアミを見下ろすアールデコ様式の建物、色鮮やかな夕日、街の活気に満ちた音楽シーンにインスピレーションを得たという。ブルーの「ブルーアズール」とピンクの「ローズブリュイエール」の2種類のボディカラーが用意される。足元には、ホワイト仕上げの18インチ「Serac」ホイールを装着する。
インテリアには、ライトグレーのステッチがシートとセントラルコンソールにあしらわれた。サウス・ビーチがモチーフのフロアマットも採用する。これは、さまざまな色で刺繍されており、ブルーとピンクのフラッグが添えられている。
アルピーヌ A110 に特別な2色、「F1マイアミGP」初開催を記念…今夏欧州受注開始
アルピーヌ(Alpine)は5月3日、欧州向けの『A110』に、「サウス・ビーチ・カラーウェイパック」を設定すると発表した。初めて開催された「F1マイアミGP」を記念するモデルで、今夏欧州市場で受注を開始する予定だ。
◆「ブルーアズール」と「ローズブリュイエール」の2色
A110のサウス・ビーチ・カラーウェイパックは、オーシャンドライブのネオンライト、マイアミを見下ろすアールデコ様式の建物、色鮮やかな夕日、街の活気に満ちた音楽シーンにインスピレーションを得たという。ブルーの「ブルーアズール」とピンクの「ローズブリュイエール」の2種類のボディカラーが用意される。足元には、ホワイト仕上げの18インチ「Serac」ホイールを装着する。
インテリアには、ライトグレーのステッチがシートとセントラルコンソールにあしらわれた。サウス・ビーチがモチーフのフロアマットも採用する。これは、さまざまな色で刺繍されており、ブルーとピンクのフラッグが添えられている。
サウス・ビーチ・カラーウェイパックでは、専用ボディカラーの2色以外に、ヘリテージカラーやカスタマイズオプションが、「アトリエ・アルピーヌ」プログラムを通じて選択できる。アトリエ・アルピーヌでは、カスタマイズの選択肢を豊富に用意する。さまざまなホイールの仕上げをはじめ、ブレーキキャリパーの色などを、顧客の好みでカスタマイズできる。
◆最大出力252hpを発生する1.8リットルターボ搭載
サウス・ビーチ・カラーウェイパックは、ベースグレードの「A110」に設定される。1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力252hp/6000rpm、最大トルク32.6kgm/2000~4800rpmを引き出し、後輪を駆動する。
トランスミッションは、ゲトラグ製の7速デュアルクラッチ。0~100km/h加速4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えている。「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」の3種類の走行モードが切り替えられる。ノーマルモードとスポーツモードでは、シフトダウンやシフトアップ時にエンジン回転数を高める「スマートブースト」機能が作動する。
アクセルペダルやエンジンのレスポンス、パワーステアリングの感度、シフトチェンジ、排気バルブの作動、ESCのレスポンスは、選択したモードによって変化する。ボタンを押すと、ESCを無効にできる。ローンチコントロールを初期化した場合に、シリンダーの1つが一時的に無効になる機能を採用した。これにより、レーシングスタイルのサウンドが発せられるという。
◆スマホに着想を得た「アルピーヌマルチメディアシステム」
7インチのタッチスクリーン、Bluetooth接続、2つのUSBコンセントなどをセットした「アルピーヌマルチメディアシステム」を搭載する。スマートフォンに着想を得て、直感的な操作性を追求した。Apple「CarPlay」とグーグルの「AndroidAuto」にも対応する。
ステアリングホイールのコントロールスイッチで、音声認識を作動させ、スマートフォンのiOSやGoogleシステムを制御したり、アドレスのGoogleオンライン検索を実行したりすることができる。ナビゲーションシステムには、リアルタイムで交通情報、危険なエリア、ガソリン価格を含めたサービスステーションなどの情報を表示する。新しいアルピーヌマルチメディアシステムは、無線通信によるリモートアップデートに対応する。この接続により、たとえば、近い将来、Wi-Fi接続を追加できるようになる予定だ。
アルピーヌテレメトリクスメニューには、ターボのブースト圧、ギアボックスの温度、トルク、パワー、ステアリングホイール角度、加速度をリアルタイムで表示する。また、内蔵のクロノグラフでは、サーキットでのパフォーマンスを追跡できる。
Posted at 2022/05/18 21:15:42 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2022年05月18日
日本最大の75tレッカー車、ヤマグチレッカーが初出展へ…ジャパントラックショー2022
ヤマグチレッカー(横浜市金沢区)は、5月12日から14日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「ジャパントラックショー2022」に日本最大の75tレッカー車を初出展。さらにレッカー車としては世界初のDX(デジタルトランスフォーメーション)となる「PTOモニタリングシステム」も初公開する。
ヤマグチレッカーは、これまで最大だった70tを超える日本最大の75tレッカー車を開発・製造。今回、世界第1号車となる「センチュリー1075/ニーブーム型 75トンレッカー車」をジャパントラックショーに出展する。75tレッカー車は最大フック吊上高12.67mの75トン360°旋回式油圧レッカーブームを搭載。近年大型化するトレーラーの事故対応や、災害時に求められる大規模な緊急対応など、広範囲な活躍が期待される。
ヤマグチレッカー出展ブース内では、レッカー車のDXとして、世界初・業界初となるPTOモニタリングシステムも初公開する。これまで、レッカー車の修理が発生した場合、長期間の運用中止を余儀なくされていた。その解決のため、ヤマグチレッカーでは、世界初のレッカー車によるDXとなる「PTOモニタリングシステム」を開発した。2022年4月には、機能実証機(プロトタイプデバイス)による実証テストに成功。レッカー車内に装着したデバイスからPTOの信号を読み取り、ネット経由でモニタリングできるようになり、メンテナンス時期の事前予測が可能になる。今後、さらに実証テストを繰り返して量産化を実現し、2023年にはヤマグチレッカーが製造するすべてのレッカー車に搭載する予定だ。
ヤマグチレッカー出展ブースではこのほか、大型・中型・小型各種レッカー車も展示する。
ジャパントラックショーは、物流・輸送企業150社、5万人を超える来場者が集まる日本最大のトラック関連総合展示会。2016年からスタートし、隔年で開催されてきたが、3回めとなる予定だった2020年はコロナ禍により中止を余儀なくされた。4年ぶりの開催となる今回のテーマは「物流、新時代へ」。新しい時代を生き抜くための最新情報や技術が集結する。
デカい! 国内最大「75tレッカー車」初出展! 災害時の緊急対応にも対応へ
■トレーラーの事故対応や災害時の大規模な緊急対応にも活用へ
事故・故障車両の緊急排除を目的としたレッカー車を提供するヤマグチレッカーが、75tレッカー車を2022年5月12日からパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される「ジャパントラックショー2022」に初出展します。
ヤマグチレッカーによると、日本最大の75tレッカー車であるとのこと。さらに、レッカー車としては世界初のデジタルトランスフォーメーション(DX)となる「PTOモニタリングシステム」も初公開します。
世界第一号車となる75tレッカー車は、これまで牽引困難だった超大型クレーンのレッカーや、トンネル内で発生した横転事故などへの対応も可能になるといいます。
近年、大型化しているトレーラーの事故対応や、災害時に求められる大規模な緊急対応など、広範囲な活躍が期待されます。
最大フック吊上高が12.67mの「75トン360°旋回式油圧レッカーブーム」や「25トン油圧式ニーブーム型アンダーリフト」を搭載するほか、「27.2トン油圧式ウインチ」2基(22.2mmウインチケーブル× 76.2m、レッカーブーム部に搭載)や「15.8トン油圧式ウインチ」(15.9mmウインチケーブル×0.9m、ニーブームアンダーリフト部に搭載)も装備されます。
開発にあたってスカニア社の車両が用いられ、フロント2軸、ステア・リア2軸駆動。搭載される排気量13リッターの直列6気筒ディーゼルエンジンは、最高出力500馬力・最大トルク2550Nmを発揮します。
一方、今回初公開のPTOモニタリングシステムは、レッカー車の故障などによる修理が発生したときに、車両の長時間の運用中止を解決するため開発されました。
レッカー車内に装着されたデバイスからPTOの信号を読み取り、ネット経由でモニターすることができ、メンテナンス時期の事前予測が可能になるということです。
2022年4月におこなわれた機能実証機(プロトタイプデバイス)で実証テストにも成功。さらなるテストを繰り返して、量産化を実現し、2023年には、ヤマグチレッカーが製造するすべてのレッカー車に搭載させる予定です。
同社の山口喜久雄社長は「レッカー車が担う社会的役割に応えるため、そして、社会の課題を解決するため、弊社は常に新しいチャレンジを続けていきます」と語り、さらに「顧客へ新しい価値を提供することで、より密接に顧客との接点を強化していきたい」とコメントしています。
同社は、ジャパントラックショー2022で大型、中型、小型各種レッカー車も展示予定です。同ショーは5月15日まで開催されます。
Posted at 2022/05/18 21:06:36 | |
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