• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ウッkeyのブログ一覧

2022年06月05日 イイね!

もう現行595の終わりも近いのか〜

もう現行595の終わりも近いのか〜アバルト 595に「F595」を設定。スポーツ性と快適性のバランスに優れた新グレード、これがファイナルバージョンか

2022年5月31日、ステランティス ジャパンはアバルト 595にスポーツ性と快適性のバランスに優れた新グレード「F595」を設定し、2022年7月9日より発売すると発表した。

KONI製ダンパーや「レコードモンツァ」のエキゾーストシステムも採用
アバルト 595は、フィアット 500(先代モデル)をベースにアバルトがチューン、強力なターボエンジンを搭載してクラスの枠を超えた高いダイナミクス性能を誇る3ドアホットハッチだ。

今回、新たに加わった「F595」は、イタリア本国で595ピスタ(日本では2020年に限定車として発売)の後継に位置づけられるグレードだ。ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった相反する要件を高次元で満たすモデルで、バランスの取れたサスペンションやパワートレーン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴としている。

エクステリアでは、5種類のベースカラー(グレー/レッド/ホワイト/ダークグレー/ブラック)に特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインナップ。前後バンパーの一部とドアミラーにアクセントカラーが配される。また、F595専用にアレンジされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」のエキゾーストエンド4本がハの字に配され、精悍なリアビューを演出している。

足まわりでは、減衰力を高めながら車高を下げないKONI製のFSDダンパー(リア)と標準コイルスプリングを組み合わせたサスペンションを採用。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズ持ち前の俊敏性の高いハンドリング性能を発揮する。ブレーキは、フロントにドリルドVディスクとハイパフォーマンスパッドを装着し、スポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動⼒を発揮する。

インテリアはブラック基調で、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブを採用してスポーティな空間を演出。またフルオートエアコンやリアプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなど快適装備も充実している。

パワートレーンは、最⾼出⼒165psを発生する1.4L 直4 DOHCインタークーラー付きターボエンジンで、これはイタリアとドイツのフォーミュラ4レース向けにアバルトが供給しているユニットとベースは同じだ。組み合わされるトランスミッションは、5速MTのみ。この5速MTはハイエンドスポーツモデル「595コンペティツィオーネ」同様、ワイドなギアレシオで発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方、クルージング性能にも配慮している。

車両価格は390万円で、ベース車の595より70万円高となる。ハンドル位置は、右/左とも選べる。なお、ベース車の595は、在庫がなくなり次第、販売終了となる。

フィアット 500の新型がバッテリーEVのみの展開となったいま、アバルト 595も新型ではバッテリーEVになることが予想される。エンジン車のアバルト 595が欲しいなら、これが最後のチャンスになるかもしれない。

■アバルト595 F595 主要諸元
●全長×全幅×全高:3660×1625×1505mm
●ホイールベース:2300mm
●車両重量:1120kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1368cc
●最高出力:121kW(165ps)/5500rpm
●最大トルク:210Nm(21.4kgm)/2000rpm
 ※SPORTスイッチ使用時は230Nm(23.5kgm)/2250rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・35L
●WLTCモード燃費:14.2km/L
●タイヤサイズ:205/40R17
●車両価格(税込):390万円



アバルト、595の新グレード「F595」 5速MTのみの設定で価格は390万円

2022年7月9日 発売
390万円

 アバルト(Stellantisジャパン)は、スポーツモデル「595」に新グレード「F595(正式車名:ABARTH 595 F595)」を設定し、7月9日に発売する。トランスミッションは5速MTのみの設定で、ステアリングは左右から選択できる。価格は390万円。


 新グレードのF595は、本国では「595 Pista」(日本では2020年5月より限定車として展開)の後継に位置付けられるモデル。ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった、バランスの取れたサスペンションやパワートレーン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴とする。

 エクステリアは、5種類のベースカラーに特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインアップ。フロント&リアバンパーの一部とドアミラーにアクセントカラーを配し、さらにF595専用にアレンジされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」をレイアウト。ハの字に配されたツインデュアル式エキゾーストエンドが精悍なリアビューを演出する。

 足まわりには標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバー(リア)を組み合わせ、デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しつつ、595シリーズ持ち前の俊敏性の高いハンドリング性能を発揮。また、フロントドリルドベンチレーテッドディスクとフロントハイパフォーマンスブレーキパッドを装備し、ハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を発揮するという。

 インテリアはブラックを基調とし、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブを採用。また、フルオートエアコンやリアプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなど快適装備も多数備えた。

 パワートレーンは、イタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給しているユニットとベースが同じとなる、最高出力121kW(165PS)/5500rpm、最大トルク210Nm(21.4kgfm)/2000rpm(SPORTスイッチ使用時:230Nm[23.5kgfm]/2250rpm)を発生する直列4気筒DOHC 1.4リッターターボエンジン。これに組み合わせる5速MTはハイエンドスポーツモデル「595 コンペティツィオーネ」同様、ワイドなギヤレシオを採用しており、発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方で、クルージング性能にも配慮しているという。




アバルト F595 発売へ、よりスポーティとなった新スタンダード…価格は390万円

ステランティスジャパンは、アバルト『595』シリーズの新たなスタンダードモデルとなる新グレード『F595』を設定し、7月9日より販売を開始する。左/右ハンドル仕様が選択可能で、価格は390万円。従来の595ベースモデルは在庫がなくなり次第、販売終了となる。

新グレードとなるF595は、日本でも限定発売された本国のスポーティチューンモデル『595ピスタ』の後継車。「F」の名はアバルトがエンジンサプライヤーを務める「フォーミュラ4」に敬意を込めて付けられている。

パワートレインは、フォーミュラ4シリーズにも供給される1.4リットル4気筒ターボエンジンを搭載。従来のスタンダードモデル『595』に対し、20psアップの最高出力165psを発生する。トランスミッションは5速MTのみ。ハイエンドスポーツモデル『595コンペティツィオーネ』同様、ワイドなギアレシオにより、発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方、クルージング性能にも配慮している。

足回りには、標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバー(リア)を組み合わせたサスペンションを採用。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、俊敏性の高いハンドリング性能を発揮する。またフロントブレーキはドリルドベンチレーテッドディスクとハイパフォーマンスブレーキパッドの組み合わせ。スポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を発揮する。

エクステリアは、5種類のベースカラーに、特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインアップ。フロント/リアバンパーの一部とドアミラーにアクセントカラーを配し、華やかな装いを際立たせている。また、高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」を標準装備。ハの字に配されたツインデュアル式エキゾーストエンドが、精悍なリアビューを演出する。

ブラックを基調としたインテリアには、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブを採用し、スポーティな空間を演出。またフルオートエアコンやリアプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなど快適装備も充実している。



アバルト595に新グレード「F595」 5速MTのみ/左右ハンドル ベース595は販売終了へ

アバルト595 F595 ピスタの後継

ステランティス・ジャパンは、アバルト595に新グレード「F595(エフ・ゴ・キュウ・ゴ)」を設定した。正式車名は、アバルト595 F595となる。

トランスミッションは5速マニュアルのみ。左/右ハンドルから選べる。メーカー希望小売価格は390万円(税込み)。2022年7月9日(土)より、全国のアバルト正規ディーラーにて販売する。

F595は、イタリア本国では595ピスタ(日本では2020年5月~限定車として展開)の後継に位置付けられる。

アバルトはF595について「ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった、相反する要件を高次元で満たすバランスの取れたサスペンションやパワートレイン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴とします」とコメントする。

従来の595ベースモデルは、在庫がなくなり次第、販売終了となる。

アバルト595 F595 内外装の違い

F595の外装

外装は、5種類のベースカラーに、特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションとなる。アクセントカラーは、フロント/リアバンパーの一部とドアミラーに配される。

さらにF595の大きな特徴が、専用にアレンジされたエグゾースト・システム「レコードモンツァ」のレイアウト。テールエンドは、ハの字に配されたツインデュアル式となる。

F595の内装

ブラックを基調とした内装には、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブが採用される。

またフルオートエアコンやリアプライバシーガラス、ヒーター付きドアミラーなど快適装備も揃う。

アバルト595 F595 パワートレイン

F595は、最高出力165psを発生する1.4L直列4気筒DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載する。

イタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給しているユニットとベースは同じ。

5速マニュアルトランスミッションは、ハイエンドスポーツモデル「595 コンペティツィオーネ」同様、ワイドなギアレシオとなる。

「発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方、クルージング性能にも配慮しています」(アバルト)

アバルト595 F595 サス/ブレーキ

F595は、標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバー(リア)が組み合わされたサスペンションを採用する。

「デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズの持ち前の俊敏性の高いハンドリング性能を発揮します」(アバルト)

ブレーキは、フロント・ドリルド・ベンチレーテッド・ディスクならびにフロント・ハイパフォーマンス・ブレーキパッドを組み合わせる。

「スポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を発揮します」(アバルト)

F595 オールラウンドな走りめざす

アバルト595 F595についてアバルトは「長年の蓄積したノウハウから導き出されたオールラウンドな走りが身上のモデルに仕上がっています」とコメントしている。



アバルト595に個性的なエクステリアを備えたMT仕様の新グレードF595が誕生 |ABARTH

ステランティス ジャパンは、アバルトのスポーツモデル「595」に新グレードとなる「F595」を設定。2022年7月9日(土)に発売する。

ABARTH 595 F595|アバルト 595 F595

アバルト595に個性的なエクステリアを備えたMT仕様の新グレードF595が誕生

ステランティス ジャパンは、アバルトのスポーツモデル「595」に新グレードとなる「F595」を設定。2022年7月9日(土)に発売する。

Text by YANAKA Tomomi

専用にアレンジされた「レコードモンツァ」が精悍なリアを演出

コンパクトなボディにターボエンジンを搭載した“ホットハッチ”、「アバルト595」にスポーツ性と快適性のバランスを取ったニューグレード「F595」が登場した。

イタリア本国と、2020年5月から日本で限定車として展開されていた「595Pista(ピスタ)」の後継に位置づけられる「F595」。ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性を両立させるサスペンションやパワートレインにくわえ、シリーズきっての個性的なエクステリアが特徴だ。

さらに、特筆すべき点は、このモデル専用にアレンジされたエキゾーストシステム「レコードモンツァ」のレイアウト。八の字に配されたツインデュアル式エキゾーストシステムが精悍なリアビューを演出する。

F595では、リアの標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバーを組み合わせたサスペンションを採用。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズ持ち前の俊敏性の高いハンドリングを実現している。

また、フロントドリルドベンチレーテッドディスクとフロントハイパフォーマンスブレーキパッドがスポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる放熱性と制動力を発揮するという。

室内はブラックを基調に、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブなどにより、スポーティな空間に。フルオートエアコンやプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなどの快適装備も備えられた。

パワーユニットは、最高出力165psを発生する1.4リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。これは、イタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給しているユニットとベースは同じものとなり、ギアボックスには5段MTを備える。

「アバルト 595 F595」のステアリングは左右から選択可能。ボディカラーは5種類のベースカラーに特定のアクセントカラーを組み合わせた5種類をラインアップし、価格は390万円。なお、従来の595ベースモデルは在庫がなくなり次第、販売終了になるという。

ABARTH 595 F595|アバルト 595 F595


ボディサイズ|全長3,660×全幅1,625×全高1,505mm
ホイールベース|2,300mm
トレッド前/後|1,410/1,400mm
車両重量|1,120kg
エンジン|1,368cc直列4気筒DOHCターボ
最高出力|121kW(165ps)/5,500rpm
最大トルク|210Nm(21.4kgm)/2,000rpm
 ※スポーツスイッチ使用時は230Nm(23.5kgm)/2,250rpm
トランスミッション|5段MT
駆動方式|FF
サスペンション前|マクファーソンストラット
サスペンション後|トーションビーム
ブレーキ前|ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後|ディスク
WLTC燃費|14.2km/ℓ
ステアリング|右/左
価格|390万円

ABARTH

Tel.0120-130-595

https://www.abarth.jp/


アバルト595にスポーティーで快適な新グレード「F595」登場

ステランティス・ジャパンは2022年5月31日、アバルトのスポーツモデル「595」モデルに、スポーツ性と快適性のバランスに優れたニューグレード「F595」を新たに設定し7月9日~発売すると発表した。この新グレード(正式車名:アバルト 595 F595)は5速マニュアル・トランスミッションを搭載し、左/右ハンドル仕様が選択可能だ。



「595」モデルは、コンパクトなボディに強力なターボエンジンを搭載し、クラスの枠を超えた高いダイナミクス性能を備えたモデルとして定評があるが、新たなグレード「F595」は、本国では595 Pista(日本では2020年5月より限定車として展開)の後継に位置付けられるモデルで、ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった相反する要件を高次元でバランスさせたサスペンションやパワートレイン、595シリーズでも突出した個性的なエクステリアが特長だ。

エクステリアは、5種類のベースカラーに、特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインアップ。フロント/リヤバンパーの一部とドアミラーに配されるアクセントカラーが、華やかな印象を生み出す。

さらにF595の大きな特長として、F595専用にチューニングされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」のレイアウトで、ハの字に配されたツインデュアル式エキゾーストエンドが、このモデルの精悍さを表現している。

F595は、標準コイルスプリングにコニ製FSDリヤダンパーが組み合わされたサスペンションを装備。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズの持ち味である俊敏なハンドリング性能を発揮。

またフロント・ドリルドベンチレーテッドディスク&フロントハイパフォーマンスブレーキパッドが、スポーツドライビングでも優れた放熱性と制動力を発揮することができる。

インテリアはブラックを基調とし、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブが採用され、スポーティなコクピットを演出。またフルオートエアコンやリヤプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなど快適装備も充実している。

パワートレインは、最高出力165psを発生する1.4Lの直列4気筒DOHCインタークーラーターボ・エンジンで、これはイタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給しているユニットとベースは共通だ。

ギヤボックスは、5速マニュアル・トランスミッションを組み合わせている。この5速MTはハイエンドスポーツモデル「595 コンペティツィオーネ」同様に、ワイドなギアレシオとされ、発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方、クルージング性能にも配慮している。

スポーティなデザインや走りを備えたアバルト 595 F595は長年のスポーツモデル開発の経験の蓄積、ノウハウから生み出されたオールラウンドで高次元の走りが最大の魅力だ。なお、従来の595ベースモデルは、在庫がなくなり次第、販売終了となる。

価格

アバルト 595 F595:390万円(税込み)



アバルト595に新グレード「F595」が登場! 高いスポーツ性と快適性を5速MTで楽しめる

F595専用にアレンジされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」を採用

コンパクトなボディに強力なターボエンジンを搭載し、クラスの枠を超えた高いダイナミクス性能を誇る「595」シリーズに、新グレード「F595」が加わった。本国では595 ピスタ(日本では2020年5月より限定車として展開)の後継に位置付けられるモデルで、ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった、相反する要件を高次元で満たすバランスの取れたサスペンションやパワートレイン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴としている。

エクステリアは、5種類のベースカラーに、特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインナップ。前後バンパーの一部とドアミラーに配されるアクセントカラーが、華やかな装いを際立たせている。さらにF595の大きな特徴が、F595専用にアレンジされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」のレイアウト。ハの字に配されたツインデュアル式エキゾーストエンドが、精悍なリヤビューを演出する。

F595は、標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバー(リヤ)が組み合わされたサスペンションを採用。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズの持ち前の俊敏性の高いハンドリング性能を発揮する。またフロントドリルドベンチレーテッドディスクならびにフロントハイパフォーマンスブレーキパッドが、スポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を実現する。

ブラックを基調としたインテリアには、ヘッドレスト一体型のスポーツシートやレザーシフトノブが採用され、スポーティな空間を創出。またフルオートエアコンやリヤプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなど快適装備が充実している点も特色だ。

パワーユニットは165ps/210(SPORTスイッチ使用時230)Nmを発揮する1.4ℓ直列4気筒ターボエンジンで、これはイタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給しているユニットとベースが同じだ。ギアボックスは5速MTを採用。この5速MTはハイエンドスポーツモデル「595 コンペティツィオーネ」と同様に、ワイドなギヤレシオにより、発進のしやすさや俊敏な加速性を備える一方、クルージング性能にも配慮されている。

スポーティなデザインや走りを備えたF595。長年の蓄積したノウハウから導き出されたオールラウンドな走りが身上のモデルに仕上げられている。

なお、このたびの発表と合わせて、従来の595ベースモデルは在庫がなくなり次第販売終了となることがアナウンスされた。



4本出しマフラーがカッコいい! アバルト「595」に新たなグレード「F595」登場

■5速MTで左ハンドルも選択可能

 ステランティスジャパンは2022年5月31日、ABARTH(アバルト)のスポーツモデル「595」シリーズに、新グレード「F595」を設定しました。

 本国では「595 Pista」(日本では2020年5月に限定車として展開)の後継車という位置づけになるF595は、ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性といった、相反する要件を高次元で満たすバランスの取れたサスペンションやパワートレイン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴としています。

 外観は、5種類のベースカラーに、特定のアクセントカラーを組み合わせた5バリエーションをラインアップ。フロント/リアバンパーの一部とドアミラーに配されるアクセントカラーが特徴的です。

 さらにF595の大きな特徴が、F595専用にアレンジされた高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ」のレイアウト。ハの字に配されたツインデュアル式エキゾーストエンドが、精悍なリアビューを演出します。

 F595は、標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバー(リア)が組み合わされたサスペンションを採用。日常使いでの乗り心地を確保しながら俊敏性の高いハンドリング性能を発揮します。

 またフロントドリルドベンチレーテッドディスクならびにフロントハイパフォーマンスブレーキパッドが、スポーツドライビング時のハードなブレーキングにも耐えうる優れた放熱性と制動力を発揮します。

 エンジンは165馬力を発生する1.4リッター直列4気筒ターボで、これはイタリアとドイツのフォーミュラ4向けにアバルトが供給するユニットとベースは同じエンジンです。トランスミッションはワイドなギアレシオを持つ5速MTを組み合わせます。

 F595は左/右ハンドル仕様が選択できます。消費税込みの車両価格は390万円です。

 なお、従来の595ベースモデルは、在庫がなくなり次第、販売終了となります。



アバルト595に高いスポーツ性と快適性を融合した新グレード「F595」を新設定

コンパクトスポーツのアバルト595に新グレードの「F595」をラインアップ。ロングツーリングでの快適性とワインディングでの俊敏性を高次元でバランスさせた足回りに、個性をより際立たせたエクステリアを採用

 Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年5月31日、アバルト595に新グレードの「F595」をラインアップし、本年7月9日に発売すると発表した。車両価格は390万円に設定。ハンドル位置は右と左を用意する。

 アバルトがイタリアとドイツでエンジンサプライヤーを務める「フォーミュラ4」に敬意を表し、Formulaの頭文字を冠したF595は、本国では595Pista(日本では2020年5月に限定車として発売)の後継に位置づけられる上級仕様で、ロングツーリングでの快適性とワインディングでの俊敏性という、相反する要件を高次元でバランスさせたサスペンションやパワートレイン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴とする。

 エクステリアでは、5種類のベースカラーに、フロント/リアバンパーの一部とドアミラーに特定のアクセントカラーを配して、華やかな装いを際立たせたことがトピック。具体的には、グレー系ソリッドのGrigio Campovoloのボディカラーにレッドのアクセント、レッド系スペシャルソリッドのRosso Abarthのボディカラーにブラックのアクセント、ホワイト系スペシャルソリッドのBianco Garaのボディカラーにグリーンのアクセント、グレー系メタリックのGrigio Recordのボディカラーにブルーのアクセント、ブラック系メタリックのNero Scorpioneのボディカラーにイエローのアクセントを採用する。スペシャルソリッドおよびメタリックのボディカラーは、5万5000円高の設定だ。

 リアビューの高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ(Record Monza)」のレイアウトも要注目。ツインデュアル式エキゾーストエンドをハの字にレイアウトし、アグレッシブかつ印象的な後ろ姿を創出した。リアゲートに装着した専用デザインのF595エンブレムやダークカラーの17インチ14スポークアルミホイール(タイヤサイズは205/40R17)なども、スペシャル感を盛り上げるのに一役買っている。

 ダーク系カラーを基調としたインテリアは、ヘッドレスト一体型のファブリック表皮スポーツシートやレザーシフトノブ、レザーメーターフード、スポーツレザーステアリングホイール(オーディオ/ハンズフリーコントローラー付、マットクロームインサート)、スポーツペダル、アルミキックプレートなどを採用して、上質かつスポーティなキャビン空間を演出。また、フルオートエアコンやリアプライバシーガラス、ヒーテッドドアミラーなどの快適装備、7インチタッチパネルモニター付UconnectやTFTメータークラスター(Gメーター付)、マルチファンクションディスプレイなどの先進機能装備も組み込んだ。

 パワーユニットに関しては、Fの所以となるフォーミュラ4にも供給される1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は165ps/5500rpm、最大トルクは230Nm/2250rpmを発生する。トランスミッションにはワイドレシオの5速MTをセット。駆動系にはTTC [トルク トランスファー コントロール] (電子制御式ディファレンシャルロック)やESC[エレクトロニック スタビリティ コントロール]を配備した。

 懸架機構のセットアップも見逃せない。リアサスペンションには標準コイルスプリングにKONI製FSDショックアブソーバーを採用。デイリーユースでも扱いやすい乗り心地を確保しながら、595シリーズ持ち前の俊敏性の高いハンドリング性能を発揮する。また、制動機構にはフロントドリルドベンチレーテッドディスクおよびフロントハイパフォーマンスブレーキパッドを組み込み、優れた放熱性と高い制動力を実現した。

 なお、既存の595ベースモデルは、在庫がなくなり次第、販売を終了する予定である。
Posted at 2022/06/05 21:25:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2022年06月05日 イイね!

レヴォーグもWRXの名で海外のように2.4L仕様は投入した方がいいのだろうか?レガシィの後継としてスバルの旗頭と育てて欲しいには欲しいけど…

レヴォーグもWRXの名で海外のように2.4L仕様は投入した方がいいのだろうか?レガシィの後継としてスバルの旗頭と育てて欲しいには欲しいけど…新型スバルWRX S4とレヴォーグ2.4LのFun to Drive。2.4Lエンジンのアドバンテージと明確に異なる各車の個性

新型スバル WRX S4と2.4Lターボエンジンを搭載したレヴォーグ。同じパワートレーンを搭載したセダンとワゴンの走りはどう違うのか。そんな疑問の答えを求め、ロングドライブに出た。(Motor Magazine 2022年6月号より)

身構えて走り出したが、思いのほか乗り心地は快適
スバルが誇るスポーツセダン「WRX S4」とワゴンの「レヴォーグ」の2台でツーリングし、スバルの魅力を探ってみた。

まず、ハンドルを握ったのは、WRX S4の最上位グレードである「STI スポーツR EX」。そもそもWRXは、モータースポーツで勝つために開発されたクルマだ。そこに、スバルのワークスチューニングブランドの「STI」の名が冠されるだけに、走りへのこだわりが強く感じられる。

アグレッシブなエクステリアデザインで、スバルのデザインアイコンでもある「ヘキサゴングリル」にはSTIのエンブレムが誇らしげに装着されている。エクステリアで特徴的なのは、ボディ下部をブラックで1周している点。とくに樹脂フェンダーは一見、SUVのようにも見え、セダンなのになぜと、賛否がわかれるかもしれない。でもこれ、よく見ると表面がハニカム状のシボになっていて、実は空力テクスチャーなのだ。

それ以外にもアンダーカバーをはじめ見えない部分のパーツ形状に至るまで、徹底的に空力性能の向上を図っている。左右本出しマフラーなど勇ましさはあるが、これ見よがしの大きなリアウイングなどはなく、日常にも馴染む、フォーマルな雰囲気も保っている。ボディサイズ的には、今やほぼDセグメントのセダンである。

インテリアにもこのグレード専用のボルドーのレザーが用いられる。そして、縦長の11.6インチセンターディスプレイは、アイコン表示を含めタブレット端末が置かれたようで操作しやすい。

さて、クルマに乗り込みドライブ開始。すると、とにかくサスペンションがしなやかに動き、乗り心地が快適なことに驚く。というのも、なんとなく名前や見た目、そしてテンションを上げるインテリアなど、スポーツマインドを煽られてるような感じだったので、ちょっと拍子抜けしたほど。でも、けっしてネガティブな意味ではない。もちろん、コンフォート系セダンとは異なるが、フラットライドで非常に上質な乗り味なのだ。

ドライブモードセレクタもあり、コンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツ、そしてインディビデュアルから選べる。各モードによって、パワーユニット、ステアリング、サスペンション、AWD、アイサイト、そしてエアコンの各制御が変わる。

ワインディングロード×スポーツモードでは、まさに「豹変」する
乗り心地のインパクトが大きかったが、動力性能も同様のことが言える。搭載されるエンジンは、2.4L直噴ターボ「DIT」で、最高出力275ps/5600rpm、最大トルク375Nm/2000-4000rpm。従来の2Lから排気量をアップしたことで、低回転域からトルクがあり、しかもアクセルペダルに対するレスポンスもいい。「ゆとり」があるエンジンフィールだ。でも、やはり、急き立てられる感じはない。

高速道路もシンメトリカルAWDと剛性感の高いシャシのおかげで安心感高く走れる。そして、何より心強いのは「アイサイト」によるクルージングだ。ちゃんと車線の真ん中を走るし、カーブの曲率をなぞる操舵も滑らかな動きで安心感が高い。料金所まで認識してくれるのだから、快適この上なく、しばし、アイサイトにドライブを託してしまった。

好印象ではあるものの、これではスポーツセダンとしての面目がない。が、ワインディング路に入り、ドライブモードをスポーツにして走り出すと、ものすごいキャラ変。アクセルペダルを踏み込8速に刻まれたギアとの相性もよい。

そして、ここで気づいた。スバルパフォーマンストランスミッションはCVTなのだが、いわゆるラバーフィールがなく、ダイレクトだし加速フィールもまったく違和感がない。CVTにネガティブなイメージを持つ人も、これなら印象が変わるだろう。いや、言われなければCVTだとは思わないだろう。そして、シャシもキャラ変により、かなり安定しながらクイックにコーナーを曲がっていく。何の妥協もなく、AWDスポーツの醍醐味を味わえる。

スポーツカーを買うとなると、なかなかハードルが高い。居住性とスペースユーティリティが悪い、奥さんが運転できない、などなど。その点、WRX S4は、普通使いとして乗っても不満はなく、パフォーマンスを引き出せばスポーティにも走れるから、1台で2度、いや、ドライブモードのチョイスや走行シーンに応じて、何度でも美味しいクルマだ。

同じ2.4Lエンジンでも走りの方向性は大きく違う
さて、もう台が「レヴォーグ」。こちらはスポーツツアラーを謳うワゴンだ。これまでレヴォーグは1.8Lターボのみが搭載されていたが、WRX S4と同じエンジンが搭載された「STI スポーツR EX」が追加された。

スバルグローバルプラットフォームも同じ、パワーユニットも同じ。そして同じグレード名ともなれば、ボディ形が違うだけ?と思うが、そもそもWRX S4とレヴォーグは性格が異なる。

レヴォーグはグランドツアラーであり、WRX S4ほど尖ったキャラではない。一番わかりやすいのは、装着タイヤの違いだ。WRX S4はスポーツタイヤを履くが、レヴォーグはエコタイヤを装着しているのだ。

インテリアは、基本的にWRX S4と同じ。クルマのキャラクターが違うのに、ここは同じなの?と思ったが、どうやら「STIスポーツR EX」として共通化している。ただ、レヴォーグにはレカロシートは装備されない。

40:20:40分割可倒式リアシートが採用され、ラゲッジに応じてそれぞれ独自に倒すことができる。また、ハンズフリーオープンパワーリアゲートも採用されるなど、ワゴンとしての利便性も高い。

さて、WRX S4から乗り換えるとハンドルの操舵感も、WRX S4はずっしりしたものなのに対して、レヴォーグはやや軽めで取り回しもしやすい。また、電子制御ダンパーも各ドライブモードでWRX S4よりも全般的に減衰力が低く設定されている。グランドツーリングカーらしく、肩の力を抜いてドライブできる。

面白いもので、同じエンジンを搭載していながら、レヴォーグは積極的にスピードを出したり、コーナーを攻めようという気にはならず、トルクを味わいながらゆったりのんびり走りたくなる。とはいえ、スポーティに走るポテンシャルは十分に備えている。そして、コーナリングの動きがものすごく気持ち良い。

ドライバーを中心に旋回しているような感覚の素直な回頭性で、しっとりと、サスペンションの動きと同調しながらタイヤがたわんでいくような動き。リアシートの同乗者はもちろん、たとえば、ラゲッジルームに乗るワンコにまで優しい乗り味をイメージさせる。

ちなみに、WRX S4は操舵に対する動きがクイックで、ほぼロールもせずに瞬時に向きが変わるため、このような、ヨーの発生からロールして向きが変わっていくという、過渡領域を味わう間もない。やはり、両者はとても明確に性格が分けられており、それでいて、どちらもスバルとしての共通した乗り味があり、クルマ作りの上手さが感じられる。

試乗日はあいにくの雨。でも、その中でも高い安定性、安心感を確認できたから、恵みの雨だったのかもしれない。最近、ドイツ車からの乗り換えが増えたそうだが、納得だ。最近のスバル、走りがすごく洗練されている。(文:佐藤久実/写真:原田 淳)

スバル WRX S4 STIスポーツR EX 主要諸元
●全長×全幅×全高:4670×1825×1465mm
●ホイールベース:2675mm
●車両重量:1600kg
●エンジン:対4DOHCターボ
●総排気量:2387cc
●最高出力:202kW(275ps)/5600rpm
●最大トルク:375Nm(38.2kgm)/2000-4800rpm
●トランスミッション:CVT(スバルパフォーマンストランスミッション)
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・63L
●WLTCモード燃費:10.8km/L
●タイヤサイズ:245/40R18
●車両価格(税込):477万4000円

スバル レヴォーグ STIスポーツR EX 主要諸元
●全長×全幅×全高:4755×1795×1500mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1570kg
●エンジン:対4DOHCターボ
●総排気量:2387cc
●最高出力:202kW(275ps)/5600rpm
●最大トルク:375Nm(38.2kgm)/2000-4800rpm
●トランスミッション:CVT(スバルパフォーマンストランスミッション)
●駆動方式:4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・63L
●WLTCモード燃費:11.0km/L
●タイヤサイズ:225/45R18
●車両価格(税込):477万4000円




禁断のスバル兄弟対決!!! WRX対レヴォーグどっちが早くてどっちが快適?

 2021年11月、スバルのAWDパフォーマンスを象徴するモデルである新型スバルWRX S4が登場した。同時にレガシィの遺伝子を受け継いだパフォーマンスワゴンのレヴォーグにSTIスポーツRが追加されている。

 4ドアセダンのWRX S4とステーションワゴンのレヴォーグSTIスポーツRはボディタイプこそ異なるが、新開発の2.4L水平対向直噴ターボエンジンを搭載しているのだ。

 そこで、今回は同じパワートレインを搭載したWRX S4とレヴォーグSTIスポーツRを同時に試乗して違いを追求した。

文、写真/萩原文博

鍛え上げたシャシーに2.4Lのハイパワーエンジンを搭載

左がWRX S4 STIスポーツR EX。右がレヴォーグSTIスポーツR EX

 1990年~200年代前半にWRC(世界ラリー選手権)で輝かしい戦績を残したEJ20型2L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したWRX STIは生産終了となった。しかし2021年11月、2代目となる現行型スバルWRX S4が登場した。

 WRX S4は動力性能をはじめ、操縦安定性、静粛性や乗り心地などあらゆる性能を磨き上げ、卓説した走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えたスバルのAWCパフォーマンスを象徴するモデルだ。

 現行型WRX S4はボディの骨格に、評判の高いスバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造を採用。さらに、構造用接着剤の採用範囲を拡大したことにより、ドライバーの操作に忠実なハンドリングや快適な乗り心地を実現している。

 WRX S4の外観で事案は、スバルのデザインフィロソフィーである“DYNAMIC×SOLID”をさらに進化させた“BOLDER”をWRX S4のキャラクターに最適化。“Aggressive”というデザインコンセプトのもと「ひと目で走りへの期待を駆り立て、あらゆるシーンでパフォーマンスをかじられる」エモーショナルなデザインを採用している。

 特に、今にも走り出しそうな勢いのあるキャラクターラインやスポーツサイドガーニッシュで大胆な前傾姿勢を表現したサイドビューや、絞り込んだキャビンと張り出したワイドなフェンダーの対比によるワイド&ローのフォルムでWRX S4のパフォーマンスの高さを視覚的に表現した。

 インテリアでは、12.3インチの液晶メーターと11,6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを採用。エアコンをはじめとした各機能操作をディスプレイに集約し、直感的な操作を可能としている。

 搭載するエンジンは、2.4L水平対向4気筒直噴ターボ。最高出力は275ps、最大トルクは375Nmと先代に搭載されていた2Lターボエンジンよりも出力は抑えめとなっている。

 組み合わされるトランスミッションは、新開発のスバルパフォーマンストランスミッション。従来のスポーツリニアトロニックより加速性能を向上させると同時に振動と騒音を低減させ、動的質感を向上させている。さらに8速マニュアルモードの採用により、MT車感覚で思いのままにシフトチェンジを楽しむことができる。

 安全装備では、360°センシングを実現し、安全性を向上させた新世代アイサイトを全車標準装備。広角化した新型ステレオカメラおよび画像認識ソフト、制御ソフトの向上によりLブレーキアシスト性能をさらに進化さえている。

 そして、EXグレードには高精度マップを活用した高度運転支援システム「アイサイトX」を搭載。新世代アイサイトに高度運転支援システムを組み合わせた「アイサイトX」によって、高速道路などの運転支援領域がさらに拡大し、ドライバーの負担をさらに軽減してくれるのだ。

 WRX S4の車両本体価格は400万4000円~477万4000円となっている。一方のレヴォーグはサンルーフの設定やアイサイトXの「ドライバー異常時対応システム」機能により、車線内で停車した際、すべてのドアを自動で開錠し、非常時に車外からのアクセス・救出をスムーズに行えるよう一部改良を行った。

 同時に、2.4L水平対向直噴ターボエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルSTIスポーツRを追加した。これによりレヴォーグは先代同様、2つのパワートレインを設定することとなった。2.4Lターボエンジンを搭載したレヴォーグの車両本体価格は438万9000円~477万4000円となっている。

同じシャシーとエンジンだが、両車の乗り味は大きく異なった

WRX S4 STIスポーツREXの走行シーン

 今回試乗した車両は、WRX S4 STIスポーツR EXとレヴォーグSTIスポーツR EXでともに車両本体価格は477万4000円となっている。

 ボディサイズはWRX S4が全長4,670mm×全幅1,825mm×全高1,465mm。レヴォーグは全長4,755mm×全幅1,795mm×全高1,500mmとWRX S4のほうがワイド&ローのフォルムとなっている。

 車両重量はWRX S4は1,600kg。レヴォーグは1,630kgとボディサイズが大きいことやリアゲートが大きい分レヴォーグのほうが30kg重くなっている。しかし燃費性能を見ると、WLTCモードでWRX S4は10.8km/L。レヴォーグは11.0km/Lと車両重量が重いレヴォーグの方が上回っている。

 実は、この数値差が両車の乗り味の差に大きく関わっているのだ。WRX S4は利便性の高い4ドアセダンのスポーティカーで、レヴォーグはたくさんの荷物をラゲッジスペースに搭載し、ロングドライブをこなすGTカーという明確なキャラクターの違いを試乗すると感じた。

 両車のキャラクターに合わせて、タイヤも銘柄も異なる。そしてWRX S4の硬めにセッティングされた乗り味は、無駄な動きは少ないものの、峠やサーキットといったハンドリング性を求められるシーンで走る楽しさを堪能できるような味付けとなっている。

 一方のレヴォーグは直進安定性を重視したセッティングでサスペンションのセッティングはややソフト。それでも無駄な動きは非常に良く抑えられていて、ロングドライブでも疲れにくいのが特徴だ。

 どちらもスバルらしい操る楽しさを味わうことができるが、ワクワクするような楽しさを味わえるのは断然WRX S4だ。同じエンジンを搭載しているが、WRX S4のほうがペダル操作に対してのレスポンスが鋭い。

 一方のレヴォーグはWRX S4に比べると穏やかだが、1.8Lターボと比べるとパワフルな加速感を得られる。このストレスフルな加速性能に2.4Lターボのメリットを感じた。

 同じ2.4Lターボエンジンを搭載しながら、WRX S4とレヴォーグで異なる味付ができるというのは、元々の素性の良さがあってこそ。個人的にはロングドライブが多いので、低重心で高い積載能力を誇るレヴォーグに魅力を感じた。



「スバルWRX S4」伝統のWRXのネーミングはダテじゃない(岡崎五朗レポート)

世界ラリー選手権での栄光の歴史を受け継ぐスバルWRX S4が2代目へと進化しました。今や希少な存在となったハイパフォーマンスセダンの実力を岡崎五朗さんが試します。

新型もレヴォーグのセダン版

スバルといえばモータースポーツ、というこだわりをもつ人にとってWRX S4はかなり気になる存在だろう。WRXというネーミングのルーツは世界ラリー選手権に参戦していたインプレッサWRX。その後インプレッサから独立しWRX STiへと進化。先代からはメカニズム的にもインプレッサと完全決別し、ひとクラス上のレヴォーグと多くのメカニカルコンポーネントを共有するセダンとしてWRX S4を名乗るようになった。

WRX S4としては2代目となる新型も、レヴォークのセダン版という方向性を継承している。とはいえベースとなるレヴォーグがフルインナーフレーム構造をもつ新型プラットフォームなどによって走りの実力を大幅に引き上げてきたのはご存じの通り。加えて、セダンは構造上、ステーションワゴンよりも剛性を高めやすく、軽くなり、かつ空力性能にも優れている。つまり、レヴォーグよりもさらに優秀なドライビング体験を期待できるということだ。

最高出力がダウンした新型2.4Lターボエンジン

実際、新型WRX S4のドライブフィールはかなり優秀で、文句なしに一級品のスポーツセダンに仕上がっている。とはいえ、筋金入りのWRXファンとしては気になる部分もあるはずだ。それは何かといえば、先代より最高出力が低くなっている点だ。先代が搭載していた2Lターボのスペックが300ps/400Nmだったのに対し、新型の2.4Lターボは275ps/375Nmに留まっている。排気量を400cc拡大したにもかかわらず最高出力も最大トルクもわずかに低下しているのだ。

なぜそんなことが起こったのかというと、年々厳しくなる燃費規制や排ガス規制をクリアするため。小排気量エンジンを高過給し大パワーを絞り出すよりも、ある程度の排気量を確保して過給圧を低めにしたほうが燃費的に排ガス的にも有利なのだ。とはいうものの、スポーツセダンを購入するような人にとって、スペックダウンは一大事である。とりわけ先代WRXオーナーの立場にたつと、いま乗っている愛車よりパワーダウンしたクルマに買い換えるというのはちょっと抵抗があると思う。

先代を明らかに上回るファントゥドライブを提供してくれる

では実際に乗ってみてどうなのか。結論から言ってしまおう。わずかなスペックダウンなど気にする必要なし。新型WRX S4は先代を明らかに上回るファントゥドライブを提供してくれる。まずはエンジンだが、たしかにピークパワーは落ちたものの、ピークパワーに達するまでの力感は明らかに厚みを増している。サーキットならいざ知らず、公道で走っている際は低回転域を多用することになるが、そこでの力感にはプラス400ccの余裕が確実に存在する。低中速域でのトルクが厚くなった分、ドッカンターボ的な刺激は薄れたが、その代わり、どんな状況からでも踏めば踏んだだけ加速する素直な速さを身につけた。

CVT嫌いの僕が、これなら好きになれると思った初めてのCVT

もう一点、特筆したいのが「スバルパフォーマンストランスミッション」と呼ばれる新型CVTの優秀性だ。CVTというと直結感に欠けるフィーリングを嫌う人が多いし、僕もそのうちの一人だが、こいつの直結感はちょっと驚きのレベル。

無段変速のままでも気持ちよく速く走ってくれるが、パドルを使って電光石火のごとき8速MTモードを駆使して走るのも痛快だ。CVT嫌いの僕が、これなら好きになれると思った初めてのCVTである。

サーキットに持ち込んでも十分に楽しめる

フットワークは、レヴォーグよりも明らかに引き締まっている。高速道路の継ぎ目などでは結構ストレートにビシッという突き上げを伝えてくる。とはいえ、のんびり快適に走りたい人はそもそもこのクルマを選ばないだろうから問題なしだ。引き締まった足と引き換えに、ワインディングロードはもちろん、サーキットに持ち込んでも十分に楽しめる走りを実現している。伝統のWRXのネーミングはダテじゃない。

※記事の内容は2022年4月時点の情報で制作しています。



スバル レヴォーグのベストグレードはどれだ? 外せない装備やライバルモデル、中古車情報も調べた

日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車
スバルを代表するモデルの1台「レヴォーグ」は、ブランドの伝統に則り、全車水平対向エンジンとAWDを搭載するステーションワゴン。2020年10月に発表された2代目は、スバルの新デザインコンセプト「BOLDER」を採用したスタイリングや、2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことで話題となった。今回は、この高い運動性能とユーティリティを併せ持つステーションワゴン、レヴォーグに注目してみたい。

ライバルはマツダ6ワゴン
まず、ライバルとの比較から。と言っても、市場にはもはやステーションワゴンは数える程しか存在せず、その中でもクラスが同じDセグメントに属する国産モデルは、レヴォーグの他では「マツダ6」のみ。

そこでこの2台を比べると、レヴォーグの全長4755mm×全幅1795mm×全高1500mmに対し、マツダ6は同4805mm×1840mm×1480mmと縦横に大きく、主にグローバル向けのマツダ6と、日本市場を第一に考えて開発されたレヴォーグ(海外でも一部販売されている)という違いが見て取れる。

そして、デビューから2年足らずのレヴォーグは、広角化したステレオカメラと前後4つのレーダーを組み合わせ、360度センシングを実現した「新世代アイサイト」や、ステアリング操作をアシストする機能を持つ運転支援システムが用意されるなど、基本設計の古いマツダ6に対して大きなアドバンテージがある。ただし、ディーゼルエンジンやMTトランスミッションはマツダ6にしか設定がなく、どこにこだわりを置くかで選択肢は変わってくるかもしれない。

なお、輸入車では「メルセデス・ベンツ Cクラスステーションワゴン」や「BMW 3シリーズツーリング」あたりがサイズ的には近いが、これらのモデルはエントリーグレードでもレヴォーグの最上級モデルより100万円近く高価であり、ほぼ競合しないだろう。

おすすめは安全装備が充実した「GT-H EX」
では、レヴォーグの中でどのグレードを選ぶのがいいか。判断材料をチェックしていこう。現行のグレードは大きく分けて、1.8L水平対向4気筒直噴ターボ(177PS/300Nm)を搭載する「GT」「GT-H」「STI Sport」と、昨年末に追加されたハイパワーな2.4L水平対向4気筒直噴ターボ(275PS/375Nm)を搭載する「STI Sport R」が存在する。両者ではAWDシステムも異なり、1.8Lモデルが「アクティブトルクスプフリットAWD」を採用するのに対し、2.4Lモデルはセンターデフを備え後輪への駆動力配分を強化したスポーティな「VTD-AWD」を搭載する。

そして、パワートレーン以外の違いがほぼない「STI Sport」と「STI Sport R」の価格差は68万円程。この価格差が約100PSのパワー上乗せとAWDシステムのアップグレードに見合うと考えるかがひとつの判断材料となる。そしてドレスアップパーツにそれほど興味がなければ、控えめな外装に後席シートヒーターや助手席パワーシートまで装備した「GT-H」がお勧めとなるだろう。さらに、準天頂衛星「みちびき」からの情報を活用して加減速をコントロールする新世代の運転支援装置「アイサイトX」はぜひ付けたいところ。そうなると、同装備を備えた「GT-H EX」(370.7万円)がベストバイとなりそうだ。

ユーズドカーは割高傾向
最後に納期の長期化が言われるなか、即納が必須という人に向け認定中古車の状況を確認すると、現行モデル・走行1万キロ以下で50台ほどヒットした。価格は300万円代後半から400万円を超えるモデルもあり、新車とほぼ変わらないか割高。中古車市場の高騰がここにも現れている。よってグレードによっては約半年と言われる納期を気長に待つことをおすすめしたいが、どうしても早く欲しいという人には、ユーズドカーも選択肢となるだろう。
Posted at 2022/06/05 07:42:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2022年06月05日 イイね!

個人的にはフォレスターとかエクシーガもSTIバージョンとしてシッカリと育ててSシリーズを出してほしかったんだけど…

個人的にはフォレスターとかエクシーガもSTIバージョンとしてシッカリと育ててSシリーズを出してほしかったんだけど…王道じゃないのに「らしさ」は全開! アウトドアからサーキットまでこなせそうなハズしのSTIコンプリートカー3選

アクティブライフ層をも虜にする外しのSTIコンプリートカーとは

 STIのコンプリートカーといえば、やはりWRX系やレガシィをベースにしたSシリーズやtSシリーズの人気が高く、標準仕様に対して走りのポテンシャルが高いスペシャルな存在として、スバルファンを虜にしている。しかし、SUVや7シーターモデルをベースにした意外性のあるモデルもラインアップされており、走りだけじゃなく、キャンプやアウトドアでの使い勝手の高さなどを理由に、隠れた人気モデルとなっている。今回はそんな一風変わったSTI謹製のコンプリートカーを紹介しよう。

燃費・走り・ルックスの三拍子揃ったSTIの激レアコンプリートカー

「XVハイブリッドtS/2016年7月28日~2017年1月22日期間限定/2016年発売」

 GP型XVハイブリッドをベースに、内外装と足まわりを中心にSTIがチューニングしたコンプリートカーのXVハイブリッドtS。エクステリアにはXVハイブリッドの専用色とは異なるオレンジを差し色に使い、コンパクトなクロスオーバーモデルに相応しい、XVらしいポップなイメージを全面に押し出している。もちろん、走りだけではなくさまざまなシーンでの愉しさを追求したモデルであり、STIらしさを感じ取れる走りの良さも一級品。乗り味はもちろんハイブリッドモデルゆえの静粛性も兼ね備えている。

足元にはブレンボとBBS鍛造ホイールを奢るオンロード自慢のハイパーSUV!

「フォレスターtS/限定300台/2014年発売」

 4代目フォレスターXT(2Lターボ)をベースに、XVハイブリッドtSと同じSUVカテゴリーでありながらオンロードでの走行性能を重視した快足を持ち合わせているのがフォレスターtSだ。3代目フォレスター(SH型/限定300台/2010年発売)にもtSが設定されたが、4代目フォレスターでは運転支援システムのアイサイトver.2が装備されたことがトピック。

 こちらはXVハイブリッドtSとは対照的に、エクステリアの変更点は控えめながらブレンボ製ブレーキシステムやBBS製鍛造アルミホイールなど、走りに直結するアイテムが多数おごられ、足まわりのみならずECU(エンジン・コントロール・ユニット)やTCU(トランスミッション・コントロール・ユニット)にもチューニングが施され、走りに徹したモデルだ。見た目こそフォレスターだが、その走りはベースモデル以上に磨き上げられ、侮れないパフォーマンスを持ち合わせていた。

多人数乗車でも走る愉しさが堪能できるシャコタンスポーツミニバン

「エクシーガtS/限定300台/2012年発売」

 3列シート仕様(2+3+3)の7シーターモデルのエクシーガにもSTI製コンプリートカーが設定されていた。多人数乗車モデルでも妥協のないSTIらしい洗練された走りが魅力のエクシーガtSは、エクステリアではホイールやブレンボ製ブレーキに加え、ひっそり添えられるtSのエンブレムなど、主張は控えめだがひとたびワインディングを走らせれば、そのポテンシャルの高さに驚かされる。

 STIならではのフレキシブル系アイテムはもちろん、ベースモデルの2.0GTに搭載されるEJ20型ターボエンジンとの相性も抜群。3列シートモデルでも走りを楽しめるだけでなく、STIが手掛ける乗り味はむしろ静粛性や質感の高い乗り心地で、マイルドな乗り味が逆にクルマ酔いを誘発してしまうお子さんを持つ家庭にも積極的に薦めたいモデルだ。

 モータースポーツ直系のSTIの技術力を惜しみなく投入したモデルが、tSをはじめとしたSTI製コンプリートカーの最大の魅力。だが、Sシリーズなどのどストライクのコンプリートカーよりも、アウトドアでも使えるクロスオーバーモデルやSUV、多人数乗車できるミニバン(ステーションワゴン)にもコンプリートカーを用意するあたりに、ファンとの信頼関係が成り立っているとも言える。
Posted at 2022/06/05 07:30:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記

プロフィール

「ブログネタが少ないから定期的な更新は今後も少ないとは思うけど続けては行くかな http://cvw.jp/b/238718/48460596/
何シテル?   05/31 19:20
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

FrogDrive S660用リアダクトフレーム取り付けその1 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/11/29 15:26:19
ポケモンGO攻略まとめ  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:23:37
 
マギレコ攻略Wiki 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/12 02:22:57
 

愛車一覧

スバル インプレッサ G4 スバル インプレッサ G4
初の新車に代替をいたしました~ ターボからNAになりましたが、インプレッサはインプレッサ ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
GC6を自らの事故で失った後、次の愛機を探している所コイツが浮上しました。 車重は10 ...
スバル インプレッサハードトップセダン スバル インプレッサハードトップセダン
初のマイカーです。NAという事とコズミックブルーマイカって色なのであまり回りにいない車な ...
スバル BRZ スバル BRZ
兄貴の増車なんですが、いじる許可を貰っているので気ままに弄り回します。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation