2019年08月23日
ブリヂストン、中国WANLIタイヤ社との特許権侵害訴訟で勝訴
ブリヂストンは8月22日、中国の大手タイヤメーカーであるWANLIタイヤ社との特許権侵害訴訟で勝訴が確定したと発表した。
ブリヂストンは2015年10月、同社が特許権を持つSUV用タイヤ「DUELER A/T REVO 2」のトレッドパタンを使用してタイヤを製造・販売した行為は特許権侵害に該当するとして、WANLIタイヤ社を提訴。 2017年5月に、上海知識産権法院から勝訴の判決を受領したが、WANLIタイヤ社が控訴。上海市高級人民法院で控訴審が行われた結果、ブリヂストンの主張が認められて勝訴判決が確定した。
これにより、WANLIタイヤ社は、特許権を侵害するタイヤの製造・販売の中止および約60万元(約960万円)の損害賠償金支払いを命じられた。
Posted at 2019/08/23 21:42:12 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年08月22日
VW ゴルフ など、17万6000台をリコール 7速DSG不具合で走行不能となるおそれ
フォルクスワーゲングループジャパンは8月21日、『ゴルフ』など30車種について、7速DSGに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2008年4月28日から2016年3月14日に輸入された17万6068台。
7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)のアッパーハウジングねじ切り加工が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、アキュムレーター(蓄圧器)の継続的な油圧変化による疲労の蓄積により、アッパーハウジングに亀裂が発生し、油圧が低下。最悪の場合、駆動力が伝達されず走行できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、アッパーハウジングの製造ロットを確認し、該当する場合はアッパーハウジングを対策品に交換する。
不具合は1648件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
●対象車種
・CC
1.8T
・クロストゥーラン
1.4/103kW
・クロスポロ
1.2/66kW、1.2/77kW
・ゴルフ
1.2/77kW、1.4/103kW、1.4/118kW、1.4/90kW、1.4
・ゴルフヴァリアント
1.2/77kW、1.4/103kW、1.4/118kW、1.4/90kW
・ゴルフカブリオレ
1.4/118kW
・ザ・ビートル
1.2/77kW
・ザ・ビートルカブリオレ
1.2
・ジェッタ
1.4/118kW
・シロッコ
1.4、1.4/118kW
・トゥーラン
1.4/103kW
・パサートヴァリアント
1.4T、1.8T
・パサートセダン
1.4T
・ポロ
1.2/66kW、1.2/77kW、1.4/63kW、Blue GT、Blue GT/110kW、GTI 1.4/132kW、GTI 1.8/141kW
Posted at 2019/08/22 21:10:26 | |
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リコールなど | 日記
2019年08月22日
【警察庁から初の受注を獲得!!!】 スバルの警察ヘリが東北 岩手の空を翔ける
最近「自動車メーカー×空の話題」というと、もっぱらホンダジェットの話題ばかりだった印象があるが、その出発点を航空機製造会社におくスバルも負けてはいられない。
2019年6月、スバルがかねてから米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社とともに共同開発を進めてきた民間向けのヘリ、「SUBARU BELL 412EPX」が、日本の警察庁から世界初受注したことが発表されたのだ。
※本稿は2019年7月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年8月10日号
■ベル社の協力のもと 400機以上のヘリコプターを生産
そもそもスバルはベル社とともにUH-1H/204B-2、UH-1J/205B、AH-1Sなど400機以上の機体を生産し、納入してきた背景がある。
そんななかで今回の受注は、今年3月にスバルが落札していたもので、最新鋭機である「SUBARU BELL 412EPX」としては初の受注になるということだ。
今後、2021年3月に警察庁に納入された後、岩手県警察へ配備される予定だという。
SUBARU BELL 412EPXの試作機。ブラックベースのボディカラーにスバルブルーの差し色が入っているのが精悍な雰囲気だ
上の写真が「SUBARU BELL 412EPX(試作機)」。これが警察庁仕様になると、下にある日の丸の入ったイメージパースのようになる。
今回受注が決まった警察庁仕様のイメージ写真
で、この412EPX、いったいどんなヘリかというと、スバルが独自開発したレーザーピーニング技術の採用でメインローターギアボックスが強化され、ドライライン能力を向上し、最大全備重量を1万2200Lbs(約5500kg)まで増加。
さらにマストトルク出力向上11%(飛行速度60ノット=約111km/h以下)を実現した中型双発ヘリコプター。
スバルが自動車生産で培ってきたノウハウが盛り込まれた「スバルエアロスペースプロダクションシステム」が導入され、生産性が高められている。
■スバルとベル社のパートナー関係は1960年代から続く
もともと412シリーズは過酷な条件のもとでも高い信頼性を誇るヘリで、キャビンの使い勝手とアレンジ性の高さが人気を呼んでいる。
日本や米国以外にもオーストラリアやカナダなどで主に政府用・公共用途で活躍する。
今年4月にシンガポールで開催された「ロータークラフトアジア2019」では、この412EPXの模型も出展されていた(※写真はイメージ)
昨年7月に開催された英国でのファンボローエアショーで、スバルとベル社はBell412シリーズの最新型で、陸上自衛隊新多用途ヘリの開発プラットフォーム、SUBARU BELL 412EPXの販売協力について発表。
その後、今年2月には新多用途ヘリの試作機が防衛省に納入されていた。
そもそもスバルとベル社との関係は1960年代にまでさかのぼる。
当時、HU-1B/204Bヘリのライセンス生産を開始してから現在に至るまでパートナー関係を結んでいる。
2018年7月、BELL 412EPXでの事業協力を発表したスバル航空宇宙カンパニープレジデントの戸塚正一郎氏とベル社CEOのミッチ・スナイダー氏
これまでにスバルではUH-1H/204B-2、UH-1J/205B、AH-1Sなど400機以上のヘリを生産し、防衛省などに納入してきた。
スバルといえばどうしても飛行機のイメージが強いのだが、最新ヘリにもその技術が受け継がれているようだ。
Posted at 2019/08/22 20:56:07 | |
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富士重工 | 日記
2019年08月21日
【国沢光宏がWRCに挑戦】ラリー初心者が直撃! ラリーってそもそもなに?
ラリー・ドイツ直前の国沢さんに密着!
WEB CARTOPでもおなじみの自動車評論家、国沢光宏さんがWRC(世界ラリー選手権)に挑戦! WRCといえばラリーで世界最高峰の競技……ということはモータースポーツに疎い私でも知っている。そんなすごい舞台に出場するというのは一体どういうことなのか?
今回、8月22日(木)~25日(日)に開催される第10戦ラリー・ドイツ取材のチャンスを得た新人編集部員篠田が、渡航直前の国沢さんに直撃取材を敢行した!
篠田:国沢さん、今回はよろしくお願いします。そもそも、ラリーとレースって何が違うんですか?
国沢:なんと! WRCの取材をするというのに、そんなことも知らないのか! 簡単に説明すると、ラリーは一般道を封鎖して1台で思いっきり走ることができる競技。対してレースは、閉鎖されたエリアで何台ものクルマが一斉に走る競技。レースカーでは公道を走ることはできないけれど、ラリーでは封鎖していない公道も走るからナンバープレートをつけているんだ。ラリーカーはいつでも気軽に乗れるのが良いところだよ。
ラリーでは全開でタイムを争う競技区間のスペシャルステージ(SS)と呼ばれるエリアと、そうでないエリアがある。SSとSSの間はリエゾンといい、一般車も通行する行動を走行して移動するため、交通ルールを守らなければならない。 篠田:確かに、ラリーの動画を見ていると全車にナンバープレートがちゃんとついていました。市販車がベースになっているので、レースカーと比べても親近感が湧きますね。ただ、ラリーは見ていても勝ち負けがわかりにくいし、ルールが難しいイメージがあります。
国沢:ラリーカーの規定なんかはレギュレーションで細かく決められているけれど、基本的なルールでいうと、競技中はコマ図(順路や規定の速度などが書かれたもののこと)に沿って走ることくらいかな。
篠田:なるほど、難しく考えすぎていたのかもしれません。最近ではトヨタのヤリス(日本名:ヴィッツ)が世界の強豪を相手に健闘しています。このヤリスもそうですが、WRCではコンパクトカーが多いですよね。そのほかのクルマは参加できないんですか。
国沢:色々と条件はあるけれど、速さを競うのに、たとえばミニバンで参加しても意味がないでしょ。
篠田:言われてみるとそうですね……。ラリーって泥道やジャリ道を全開で駆け抜けるイメージがあります! そういうシーンだと、ミニバンでは走りにくいですよね。
ラリーには未舗装路(グラベル)と舗装路(ターマック)のふたつのコースがある。開催地によってそれぞれ道の形状が異なるため、ラリー車にはそれぞれのコースに適したパーツの装着が求められる。
観客たちのお楽しみ! 競技中のトラブルもラリーの醍醐味
篠田:最近、ラリー取材の勉強のためにWRCの動画をよくみているのですが、競技中に横転したりクラッシュしたりとトラブルがありますよね。クルマが壊れたらその場で直してもいいんですか。
国沢:もちろん! だから競技車両に工具などは積んでいて、乗っている僕らがクルマを直すことはある。けれど、ルール上では競技中にドライバーとコ・ドライバー以外の人間が車両に触るのはご法度。海外の動画などを見ているとコースのギリギリまで寄って見ている人や、横転したときに観客がコース上に出てきて車両を起こすのを手伝っていることがあるけれど、本来ならNG。でも実際にはそれがラリーの醍醐味になっているんだ。だからあれは人ではなくて「妖精」だと思っているよ(笑)。
篠田:日本の感覚だとコース上に出たら危ないというイメージがありますが、それもラリーの面白さということなんですね。あと動画では曲がりきれずにコース外へ飛び出してしまうのを見かけますが、この場合のペナルティは何かあるんですか。
国沢:とくにないよ、失敗したというだけ。強いて言えば、タイムロスしてしまうのがマイナスかな。
篠田:なるほど~。ドライバーとして参加している国沢さんの立場から見て、WRC の魅力はなんだと思いますか。
国沢:WRCはほかのラリーと比べてもやっぱり規模感が違うよ。どんなスポーツでもそうだけれど、上位クラスの大会になればなるほど、出場する選手のレベルはまるで違うよね。WRCも同じで、トップクラスが出場するからタフで奥行きがあるよ。
篠田:それは実際に見て体感したい部分ですね。だんだん興味が湧いてきました! では、ラリーを見る上で楽しむコツを教えてください!
国沢:まずは興味を持ってもらいたいね。一番わかりやすいのは実際にラリーカーが街なかで走っている姿を見て、ラリーってこんなことをやっているのかと知ってもらい、さらに深掘りしてもらうこと。そしてまた次のラリーを見にきてほしい。WRCなら一度見るだけでも、迫力やすごさはかなり理解できるんじゃないかな。
篠田:今日はありがとうございました。ドイツに行ってWRCの世界を目の当たりにするのが楽しみです!
というわけでラリーとは何か? についてシッカリ理解できた私篠田。次回は、なぜ国沢さんはラリーに挑戦するのか? を直撃したいと思います!
あっ、コレ続編あるんだw
Posted at 2019/08/21 19:35:23 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2019年08月21日
新宿スバルビル跡地「SHINJUKU ODAKYU PARK」として暫定利用開始 8月22日
小田急電鉄は、8月22日から当面の間、新宿スバルビル跡地を「SHINJUKU ODAKYU PARK」として、暫定利用すると発表した。
新宿スバルビルは1966年1月に完成し、以来48年、富士重工(現スバル)本社およびショールームとして、そして新宿西口の顔として親しまれてきた。同ビルは2010年に小田急電鉄が取得。その後、富士重工の本社移転で、2014年8月にショールームも営業を終了。地上部分の解体工事は2018年8月に着手し、2019年5月に完了している。
同エリアは東京都の「新宿の拠点再整備方針」の対象エリアとなっており、整備事業着手までの間、新宿スバルビル跡地を「SHINJUKU ODAKYU PARK」の名称で暫定利用することを決定。エリアのにぎわい醸成・活性化への寄与を目的とし、公園(=PARK)として楽しい時間を過ごしてもらいたいとの想いを込めたという。
第1弾は、「ラグビーワールドカップ メガストア」が出店。第2弾以降については、エリアのにぎわい醸成・活性化につながるテナントの誘致等を目指しており、内容は決定次第アナウンスする。
Posted at 2019/08/21 00:26:47 | |
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富士重工 | 日記