2020年07月29日
「ワンダー」に「グランド」、「スポーツ」や「ミラクル」など! あの頃ギラついていたホットハッチ『シビック』
はっと目を見張るような流麗なフォルムのスポーツカー。屈強なボディでどこにでも行けそうなSUV。それともオシャレで可愛らしいコンパクトなモデル。最新モデルから懐かしの名車まで。燃費や車格、維持費など現実問題は一旦置いておいて、誰しも1度は自分の憧れのクルマを思い描いたことでしょう。そしてそれを自慢したいなんてことも…。今回はホンダのシビックを振り返っていきます。あなたの好きなクルマは何ですか? 昔から憧れていた1台はありますか?
3代目:ワンダーシビック(1983-1987年)
1972年に初代が登場して以来、現在の10代目に渡り50年近く生産されているホンダを代表するモデル「シビック」。
その中でも、3ドアハッチバックのほか、4ドアセダン、5ドアのシャトルをラインナップした3代目「ワンダーシビック」は、ホンダで初となる日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した記念すべきモデル。
翌1984年には1.6L DOHCエンジングレードも追加されレースにも用いられるように。シビックのスポーティなイメージはこのあたりから始まりました。
4代目:グランドシビック(1987-1991年)
1987年9月にモデルチェンジが行われ、ボディサイズが拡大したほか、スポーツ性能が大幅にアップした4代目シビック。「グランドシビック」と呼ばれました。
当時は、トヨタ カローラ レビン/スプリンター トレノ(AE92型)や三菱 ミラージュ(C53A型)など、1,600cc(通称:テンロク)エンジンを積むライバルたちが高出力のエンジンを搭載したスポーツグレードを設定し、コンパクトスポーツカーのハイパワー化が盛んに行われていました。
そこでグランドシビックでは、4代目インテグラに搭載され話題となっていたB16A型 1.6リッターVTECエンジンを搭載したスポーツグレード「SiR」が新たに追加されたほか、エクステリアには大型エアロバンパーや三次元テールゲートなど、空力性能を高めたものが採用されました。
7,600rpmという高回転で最高出力160馬力を発生し、軽量ボディ+高回転高出力NAエンジンの組み合わせは、走りのホンダをイメージ付けることに大きく寄与しました。
5代目:スポーツシビック(1991-1995)
1991年9月にはストレートにスポーティさを表現すべく「スポーツシビック」の愛称が与えられた5代目へモデルチェンジ。
最上級モデルに搭載される1.6リッターDOHC VTECエンジンは、最高出力の170馬力を7,800rpmという超高回転で発生。さらに、乗りやすさに重要な最大トルクは、コチラも高回転の7,300rpmで16.0kgmであり、低回転から最大トルクを発生する現代の車とは大きな違いがあります。
しかし、軽量コンパクトで、価格も比較的安価であったことから、当時の走り好きな若者を中心に人気となり、車高をギリギリまで落としたカスタムシビックが多く見かけられました。
また、3ドアと4ドア「シビックフェリオ」の展開になったスポーツシビックですが、1993年にはアメリカで販売されていたクーペモデルが日本でも発売されます。また、この頃はバブル景気とも重なりシビックの売上もピークを迎えます。
6代目:ミラクルシビック(1995-2000年)
1995年9月に登場した6代目モデルには、これまで以上に高性能を追求した「ミラクルシビック」の愛称が与えられました。
高出力で低燃費のエンジン「3ステージVTECエンジン」を搭載し、CVTには新しく「ホンダマルチマチック」を採用。
さらに1997年には、NSX、インテグラに設定されていた最上級スポーツグレードの「タイプR」(通称:EK9型)がシビックにも設定されました。
搭載されるエンジンは通常のシビックのスポーツグレードであるSiRに搭載されていたB16A型をベースに専用チューニングが施されたB16B型。1.6Lの排気量から185PSを絞り出し、レブリミットは9000回転というレーシングエンジン並みのスペックを持ち合わせています。
その他、レーシングテイストあふれる旋回フィールを実現する4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションは、ロール剛性を高めつつも、前後荷重移動による優れたフロントの接地性を確保するセッティングを実現。ボディまわりはパフォーマンスロッドの追加、テールゲートまわりの大幅強化等により高いボディ剛性を獲得し、コントローラビリティの向上にも大きく寄与しています。
Posted at 2020/07/29 21:50:49 | |
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自動車業界あれこれ | 日記
2020年07月29日
「BMW M850i xDrive エディション・ゴールデン・サンダー」登場、コレクターズアイテムとしても注目!
2020年7月22日、BMWから クーペモデルの最高峰8シリーズの限定車「BMW M850i xDrive エディション・ゴールデン・サンダー(Edition Golden Thunder)」が登場した。日本国内においてクーペ、カブリオレ、グラン クーペ、それぞれ1台のみの限定販売となり納車は今年末を予定。予約受注はBMWオンラインストア(https://online-store.bmw.co.jp/)で、7月30日の正午から開始される。
ブラック&ゴールドで強烈なインパクト
BMW 8シリーズは、低く伸びやかなシルエットに、美しいルーフ・ライン、艶麗なリアフェンダーが特徴のラグジュアリークーペ。優雅さと官能的な個性を持つモデルとして、2枚ドアの流麗な「クーペ」、オープンエアドライブが愉しめる「カブリオレ」、クーペのデザインを実現しながら4枚ドアとして利便性を高めた「グラン クーペ」の3つのバリエーションを持つのも大きな特徴となっている。
今回設定された限定車「エディション・ゴールデン・サンダー(Edition Golden Thunder)」は、最高出力530psを誇る4.4LのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載した高性能モデルM850i xDrive(クーペ、カブリオレ、グラン クーペ)をベースに誕生したモデル。
エクステリアでは、ブラックサファイアのボディカラーに、ブラック塗装のキドニーグリルとブレーキキャリパー(Mスポーツブレーキシステム)を特別装備した上で、フロントエプロン、サイドスカート、リアエプロン、ドアミラー、ホイールに、雷をイメージする専用のゴールド塗装を施し、精悍さの中にエレガントさが際立つ独特の世界観を表現した。
インテリアでは、ヘッドレストに「Edition Golden Thunder」のレタリングを施し、ゴールドの専用インテリアトリムを採用している。また、Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムも標準装備する。
「エディション・ゴールデン・サンダー」の車両価格は、クーペモデル「BMW M850i xDrive Edition Golden Thunder」が1882万円、カブリオレ「BMW M850i xDrive Cabriolet Edition Golden Thunder」が1962万円、グラン クーペ「BMW M850i xDrive Gran Coupe Edition Golden Thunder」が1851万円となっている。(全車右ハンドル仕様)。
このモデルはBMW Individualが開発したもので、世界的にもコレクターズアイテムになりそうな希少なもの。日本国内では、クーペ、カブリオレ、グラン クーペにそれぞれたった1台が用意されるのみで人気を集めるのは必至。いったい誰が手にいれるのか。
ブラック&ゴールドのカラーリングで内外装を彩ったBMW8シリーズの限定車「Edition Golden Thunder」が登場
BMWの最上級ラグジュアリーモデルのBMW8シリーズにクーペ/カブリオレ/グランクーペそれぞれ1台のみの限定販売となる「Edition Golden Thunder」を設定
BMWジャパンは7月22日、最上級ラグジュアリーモデルに位置するBMW8シリーズのクーペ/カブリオレ/グランクーペM850i xDriveに限定車の「Edition Golden Thunder(エディション・ゴールデン・サンダー)」を用意し、BMWオンライン・ストアにおいて本年7月30日の正午より予約受注を開始すると発表した。車両価格はクーペの「M850i xDrive Edition Golden Thunder」が1882万円、カブリオレの「M850i xDrive Cabriolet Edition Golden Thunder」が1962万円、グランクーペの「M850i xDrive Gran Coupe Edition Golden Thunder」が1851万円に設定。販売台数はクーペ/カブリオレ/グランクーペそれぞれ1台のみの限定で、納車は本年末頃を予定する。
今回の限定モデルは、4394cc・V型8気筒DOHCツインパワーターボガソリンエンジン(530ps/750N・m)+8速スポーツオートマチックトランスミッション(ステップトロニック付)+インテリジェント4輪駆動システム“xドライブ”のパワートレインを採用した高性能グレードのM850i xDriveをベースに、内外装をブラック&ゴールドのカラーリングでスペシャルに彩ったことが特徴である。
まず外装では、ブラックサファイアのボディカラーを基調に、ブラックの塗装を施したキドニーグリルとブレーキキャリパーを特別装備したうえで、ドアミラーやボディサイド、リアビュー、ホイールに“雷”をイメージさせる専用のゴールド塗装を採用。精悍でスポーティなスタイリングのなかに、エレガントな金のアクセントが際立つ独特の世界観を創出した。
一方、インテリアについてはブラックの内装カラーをベースに、金色の専用トリムを特別装備。また、シートのヘッドレストにはEdition Golden Thunderのレタリングを施す。さらに、Bowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムを標準で装備し、美麗でクリアなサウンドと相まってキャビンルームの特別感を演出した。
BMW 8シリーズ、ブラック&ゴールドの限定車設定 オンラインのみで7月30日より受注開始
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、『8シリーズ』に限定車「M850i xDrive エディション ゴールデンサンダー」を設定し、BMWオンラインストアにて、7月30日午後12時より受注を開始する。
日本国内では、クーペ、カブリオレ、グラン クーペ、各1台のみの限定販売。納車は2020年末頃を予定している。
エディション ゴールデンサンダーは、最高出力530psを発生する4.4リットルV8ガソリンターボを搭載した高性能モデル「M850i xDrive」をベースに、ブラック&ゴールドによるインパクトあるデザインを施した限定車だ。
エクステリアは、ブラックサファイアのボディカラーにブラックの塗装を施したキドニーグリルとブレーキキャリパーを特別装備した上で、ドアミラー、ボディサイド、ホイールに、雷をイメージする専用ゴールドを塗装。より精悍なスポーティさの中にエレガントなアクセントが際立つ独特の世界観を表現している。
インテリアでは、ヘッドレストに「Edition Golden Thunder」のレタリングを施した金色の専用インテリアトリムを採用。また、B&W ダイヤモンドサラウンドサウンドシステムを標準装備とし、美麗でクリアなサウンドとあいまって、室内でも特別感を演出している。
価格はクーペが1882万円、カブリオレが1962万円、グランクーペが1851万円。
名前めっちゃつよそう BMW、限定3台のスーパー激レア車「ゴールデンサンダー」発売
BMWが、上級クーペ「8シリーズ」の限定車「M850i xDrive Edition Golden Thunder(エディション ゴールデンサンダー)」を発表しました。価格は1851万円(税込)から、限定3台。2020年7月30日12時からBMWオンラインストアで注文を受け付けます。
8シリーズは2018年から販売されているBMWの最上位ラグジュアリーシリーズ。2ドアの「クーペ」、オープンモデルの「カブリオレ」、4ドアクーペの「グランクーペ」を展開します。
上質装備や長距離を優雅に移動するグランドツーリングカーとしての特性とともに、BMWワークスチーム最後のル・マン24時間レースを戦ったレーシングカー「M8 GTE」のベースとなったほどの高い運動性能も兼ね備えます。
エディション・ゴールデンサンダーと名付けられた今回の限定車は、BMWの顔であるキドニーグリルやブレーキキャリパーも黒でまとめた黒色のボディーをベースに、雷(サンダー)をイメージした金色のラインとホイールを効果的に差し入れた、メーカー車としてはとても珍しい配色の美しい特別仕様です。
内装も黒を基調としながら、シフトパネルはやはり金色がキラリ。ヘッドレストには「Edition Golden Thunder」の刺繍(ししゅう)が入ります。通常は約60万円するオプションの「Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」も標準装備します。
エディション・ゴールデンサンダーは、日本国内では3台のみ販売。正確にはクーペ、カブリオレ、グランクーペの各1台なので、国内では1台たりとも同じクルマに出会うことはないであろう希少な限定モデルです。
その名はゴールデン・サンダー! 「BMW 8シリーズ」の激レア限定車が登場
受注はオンラインのみ! 販売は「クーペ」と「カブリオレ」、「グランクーペ」で各1台だけ
ビー・エム・ダブリューは、ラグジュアリーな「BMW 8シリーズ」の限定車「BMW M850i xDriveエディション・ゴールデン・サンダー」の受注をBMWオンライン・ストア(https://online-store.bmw.co.jp/)で7月30日午後12時より開始する。
日本国内においては「クーペ」、「カブリオレ」、「グランクーペ」でそれぞれ1台のみを限定販売。消費税込みの車両本体価格は、18,820,000円~19,620,000円だ。
BMW 8シリーズは、優雅さと官能的な個性を際立たせるスタイリングが持ち味となるラグジュアリーなクーペシリーズ。2枚ドアのクーペ、クーペをベースにオープンエアドライブが愉しめるカブリオレ、クーペテイストを実現しながら4枚ドアにして利便性を高めたグランクーペの3つのボディバリエーションがある。
今回の限定車、「エディション・ゴールデン・サンダー」は最高出力390kW (530ps)を誇る4.4LのV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンを搭載した「M850i xDrive」がベース。エクステリアにはブラック・サファイアのボディカラーにブラックの塗装を施したキドニーグリルとブレーキキャリパーを特別装備。さらにドアミラー、ボディサイド、ホイールに雷をイメージする専用のゴールド塗装を施すことで、より精悍なスポーティさの中にエレガントなアクセントが際立つ独特の世界観が表現されている。
インテリアにおいては、ヘッドレストに「Edition Golden Thunder」のレタリングが施され、金色の専用インテリアトリムが採用。また、Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムを標準装備、美麗でクリアなサウンドとあいまって、室内においても特別感が演出されている。
限定車エディション・ゴールデン・サンダー
メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
BMW M850i xDriveエディション・ゴールデン・サンダー:18,820,000円
BMW M850i xDriveカブリオレ・エディション・ゴールデン・サンダー:19,620,000円
BMW M850i xDriveグランクーペ・エディション・ゴールデン・サンダー:18,510,000円
BMW8シリーズにわずか3台のみの限定モデル「エディション ゴールデン サンダー」を発表
BMWジャパンは2020年7月22日、最上級クーペ「8シリーズ」にわずか3台のみという限定モデル「M850i xDrive エディション ゴールデン サンダー」の受注を、BMWオンライン・ストアで7月30日の正午より開始すると発表しました。
この希少な限定モデルは、日本国内ではクーペ、カブリオレ、グラン クーペ、それぞれ1台のみという限定販売で、納車は年末頃が予定されています。
「エディション ゴールデン サンダー」は、最高出力530psを発生する4.4LのV型8気筒ツインパワー・ターボ・ガソリンエンジンを搭載した高性能モデルM850i xDriveをベースにしています。
エクステリアはブラックサファイアのボディカラーにブラックの塗装を施したキドニーグリルとブレーキキャリパーを特別装備。さらにドアミラー、ボディサイド、ホイールに、雷をイメージした専用のゴールド塗装を採用することで、より精悍なスポーツ性とエレガントさを融合させた独自の存在感を表現しています。
インテリアは、ヘッドレストにエディション ゴールデン サンダーのレタリングが加工され、金色の専用インテリアトリムを採用。また、バウワー&ウィルキンス製のダイヤモンド サラウンド サウンドシステムを標準装備しています。
この他に「一人ひとりに、歓びと安心を。」をコンセプトに掲げ、顧客が高品質な製品を安心して満喫できるよう3年間の無償メインテナンス、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポートなどが含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」も他のBMWモデル同様に提供されます。
限定1台の特別すぎる8シリーズ! BMW「M850i xDriveエディション・ゴールデン・サンダー」登場
■日本国内において、クーペ、カブリオレ、グラン クーペ、それぞれ1台のみで限定導入
BMWは同社のクーペ・モデルにおける最上級モデル「THE 8」を冠した新次元のラグジュアリー・モデル「8シリーズ」の限定車「M850i xDriveエディション・ゴールデン・サンダー」を発表。その受注をBMWオンライン・ストア限定で、2020年7月30日午後12時より開始する。
8シリーズは、誰をも魅了する低く伸びやかなシルエットに、美しいルーフライン、艶麗なリヤフェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるデザインにより、新たなラグジュアリー・クーペとして、強烈な存在感を持つモデルだ。
2枚ドアのクーペ・モデルとオープン・エア・ドライブが愉しめるカブリオレ、クーペ・デザインを実現しながら、4枚ドアにして利便性を高めたグラン・クーペの3つのバリエーションがある。
そして導入されるエディション・ゴールデン・サンダーは、最高出力530psを誇る4.4リッターV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載した高性能モデルM850i xDriveをベースに、エクステリアにおいてはブラック・サファイアのボディ・カラーにブラックの塗装が施されたキドニー・グリルとブレーキ・キャリパーを特別装備。
ドア・ミラー、ボディサイド、ホイールに、雷をイメージする専用のゴールド塗装を施すことにより、より精悍なスポーティさのなかにエレガントなアクセントが際立つ独特の世界観が表現されている。
インテリアにおいては、ヘッドレストにエディション・ゴールデン・サンダーと欧文でレタリングが施され、金色の専用インテリア・トリムを採用。また、Bowers&Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムが標準装備され、美麗でクリアなサウンドとあいまって、室内においても特別感が演出されている。
さらに、「Joy of Ownership.ひとりひとりに、歓びと安心を」をコンセプトに掲げ、顧客がBMWの高品質な製品を安心して満喫できるよう、2016年より全モデルに、3年間の無償メインテナンス、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を提供。これにより、納車と同時に、すべての顧客に対して、BMWを所有する歓びと安心が提供される。
エディション・ゴールデン・サンダーの価格(消費税込)は、下記の通り。
・M850i xDriveエディション・ゴールデン・サンダー:1882万円
・M850i xDriveカブリオレ・エディション・ゴールデン・サンダー:1962万円
・M850i xDriveグラン・クーペ・エディション・ゴールデン・サンダー:1851万円。
それぞれ1台のみの限定販売で、納車は、2020年末ごろが予定されている。
国内3台のみ!大胆なゴールドに息を飲む BMW 8シリーズ限定車「ゴールデンサンダー」登場
BMWは、クーペにおける最上級モデル「THE 8」を冠した8シリーズの限定車「M850i xDrive Edition Golden Thunder(エディション・ゴールデンサンダー)」の受注を、2020年7月30日正午よりBMWオンラインストアにて開始する。日本国内ではクーペ、カブリオレ、グランクーペ、それぞれ1台のみの限定販売となり、納車は2020年末頃を予定。価格は1882万円~1962万円(消費税込み)。
国内3台のみ! ブラック&ゴールドの8シリーズ限定車登場
その名もエディション・ゴールデンサンダー!
今回登場した「Edition Golden Thunder」は、最高出力390kW (530PS)を誇る4.4LのV型8気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンを搭載した高性能モデルM850i xDriveがベースとなっている。
エクステリアにおいてはブラックサファイアのボディカラーにブラックの塗装を施したキドニーグリルとブレーキキャリパーを特別装備。加えてドアミラー、ボディサイド、ホイールに、雷をイメージする専用のゴールド塗装を施すことにより、より精悍なスポーティーさの中にエレガントなアクセントが際立つ独特の世界観を表現している。
インテリアにおいては、ヘッドレストにEdition Golden Thunderとレタリングが施され、金色の専用インテリアトリムを採用している。また、本限定車ではBowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムを標準装備とし、美麗でクリアなサウンドとあいまって、室内においても特別感を演出している。
各モデルの価格
■M850i xDrive Edition Golden Thunder(クーペ):1882万円
■M850i xDrive Cabriolet Edition Golden Thunder(カブリオレ):1962万円
■M850i xDrive Gran Coupe Edition Golden Thunder(グランクーペ):1851万円
※価格はいずれも消費税込み
BMW 8シリーズにゴールドのアクセントをプラスした限定車「エディション・ゴールデン・サンダー」発売
闇夜を切り裂く雷鳴をイメージしたようなスタイリング
ビー・エム・ダブリューは、最上級ラグジュアリークーペ「8シリーズ」に、金色のアクセントが個性的な限定車「エディション・ゴールデン・サンダー」を発売する。7月30日(木)正午より、BMWオンラインストア(https://online-store.bmw.co.jp/)において受注を開始する。クーペ、カブリオレ、グランクーペに各1台ずつのみの設定となる。
8シリーズはこれまでの6シリーズクーペ/カブリオレ/グランクーペに代わって誕生したラグジュアリーモデル。流麗なボディデザイン、ワイドでぐらまらすなシルエットを実現するリヤフェンダーなど、これまでのBMWとは異なる、新世代の世界観を表現したモデルだ。2ドアのクーペ&カブリオレ、2ドアの美しいシルエットをそのままに4ドア化したグランクーペの3タイプをラインアップする。
今回は最高出力530馬力(390kW)を発揮する4.4リッターV8ツインパワーガソリンターボエンジンと4WDシステムを組み合わせるM850i xDriveがベース。ブラック・サファイアのボディカラーにブラック塗装を施したキドニーグリル&ブレーキキャリパーを特別装備される。
そして、ドアミラーやボディサイド、ホイールを雷をイメージしたゴールド塗装をアクセントにしたことで、スポーティさとエレガントさを両立させた独自の世界観を表現している。
インテリアはヘッドレストに欧文でエディション・ゴールデン・サンダーとレタリングが施されており、インテリアトリムも外観に合わせたゴールドの専用色が施された。また、Bowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムが標準装備となり、上質なサウンドでドライブを楽しめる。
メーカー希望小売価格(税込み)は下記の通り。 BMW M850i xDrive Edition Golden Thunder 1882万円 BMW M850i xDrive Cabriolet Edition Golden Thunder 1962万円 BMW M850i xDrive Gran Coupe Edition Golden Thunder 1851万円
BMW、たった1台の特別な8シリーズを日本で限定発売。闇夜に一閃する稲妻をイメージ
BMW 8 Series M850i xDrive Edition Golden Thunder
BMW 8シリーズ M850i xDrive エディション ゴールデン サンダー
日本での発売は「たったの1台」
BMWジャパンは2020年7月30日に、8シリーズの特別仕様車「M850i xDriveエディション ゴールデン サンダー」を国内発売する。2ドア クーペ、4ドア グランクーペ、カブリオレそれぞれ1台ずつの限定販売で、車両価格は順に1882万円、1851万円、1962万円。
エディション ゴールデン サンダーの受注はオンラインのみで実施。2020年7月30日正午より、公式オンライン・ストアで受付を開始する。
ゴールド塗装の20インチホイールを装着
エディション ゴールデン サンダーのベース車両は、530ps/750Nmを発生する4.4リッターV型8気筒エンジンと4輪駆動を組み合わせた上級モデル「M850i」。“Golden Thunder”の名が示すとおり、闇に煌めく鮮烈な稲妻をイメージしている。
サファイア ブラック メタリックのボディカラーをベースに、フロントエプロンからサイドスカート、リヤエプロン、そしてサイドミラーにゴールドのアクセントをあしらった。
また、ブレーキにはブラック塗装のキャリパーを装備。そこに20インチのゴールド塗装ホイールを組み合わせている。
鮮烈な黒×ゴールド配色は内装にも
キャビンもまた、外観同様に黒×ゴールドの配色を随所に採用。センターコンソール部分をゴールド仕上げにするとともに、フロントシートのヘッドレストには“Edition Golden Thunder”の刺繍を施している。クーペ及びグランクーペのルーフは墨色のアルカンターラ地となる。バウワース アンド ウィルキンス製ダイヤモンド サラウンド サウンド システムも全車に搭載している。
BMWのフラッグシップ、8シリーズ。クーペ、グランクーペ、カブリオレと、それぞれにたった1台のみの限定仕様となる「エディション ゴールデン サンダー」は稀少性、そしてインパクトともに群を抜く一台。即完売は間違いがなさそうだ。生産はディンゴルフィン工場で2020年9月よりスタートする予定。
【車両本体価格(税込)】
BMW M850i xDrive Edition Golden Thunder:1882万円
BMW M850i xDrive Cabriolet Edition Golden Thunder:1962万円
BMW M850i xDrive Gran Coupe Edition Golden Thunder:1851万円
Posted at 2020/07/29 20:50:37 | |
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BMW | 日記
2020年07月28日
「22B」「S209」「レガシィのWRCマシン」! STIギャラリーがスバリストならずとも「お宝だらけ」だった!
新しい生活様式に合わせて土日のみオープン
SUBARUのモータースポーツやカスタマイズパーツ、コンプリートカー開発などを担うスバルテクニカインターナショナル(略称、STI)を知らないというスバリスト(スバルファン)はいないだろう。そのSTIの本拠地に隣接しているのが「STIギャラリー」と呼ばれる施設で、STIの歴代マシンやパーツなどを間近に見ることができる場所として、スバリストなら一度ならず何度も訪れたい聖地となっている。
現時点での常設展示としてはSTIにWRC初勝利をもたらしたレガシィRSなどのモータースポーツ車両が中心で、多数のトロフィーも展示される。中には手に取って記念撮影可能なものもあるというのはファンにとって一生の記念になりそうだ。実際、海外から訪れたるファンも多く、ゲームの中でしか知らなかったSTIの伝説的コンプリートカー「インプレッサ22B STI Version」をじっと見つめ感涙するスバリストも少なくないそうだ。
そんなSTIギャラリーは新型コロナウイルスの影響でしばらく閉鎖されていたが、2020年7月1日より営業再開している。新しい生活様式に合わせて入場者数を制限するなどしているが、貴重なマシンへの乗り込み体験などはスタッフの消毒作業などにより対応可能となっているのは嬉しいところ。
なお、そうした対応の関係もあり、当面は営業するのは土日のみ、営業時間は10時~17時となるという。ちなみに、入場料は無料だが、駐車場は用意されていないので、公共交通機関を利用するなどして訪れたい。
企画展「TRY&ERROR 創造の軌跡」
さて、STIギャラリーでは再開を祝うかのように新しい企画展「TRY & ERROR 創造の軌跡」が始まった。そのメインテーマとなっているのは、2019年に北米市場でローンチされたコンプリートカー「S209」。
STIコンプリートカーとして北米に初めて投入されたモデルであり、また初めてSTIがマニュファクチャラー(製造者)となった記念すべきマシンでもある。それだけに、多くのトライ&エラーが繰り返されたということで、そうしたエンジニアの苦労やSTIの成長が感じられる展示となっており見ごたえは十分。
なにより、北米専売で日本ではまず見る機会がないであろうコンプリートカー「S209」に触れることができるというのは、おそらくここでしかできない体験。265幅のタイヤを収めるためのワイドボディや、フロントのカナード、リアのカーボンウイングといったエアロパーツのディテールまでなめるように見ることができるのだ。タイミングが合えば専用レカロシートに座ることも可能かもしれない。
さらに貴重な機会といえるのは、このコンプリートカーに使われているフレキシブルタワーバー、ドロースティフナー、専用サスペンション、ターボチャージャー、エアクリーナー、フロントフェンダーといったパーツの単体を、エンジニアのメッセージと共に見られること。ターボチャージャーにHKSのロゴが入っているのを確認すれば、ジャパンパワーを感じることもできるだろう。
STIの思いはユーザーが満足すること
そのほか、STIの未来を示すインスタレーションも企画展には展示されている。とくにSTI全社員を対象とした「あなとにとって理想の運転とは」というテーマに対する直筆メッセージによる展示は、STIファンならじっくりと読みたくなる内容。
そのインスタレーションの横には2018年の東京オートサロンでお披露目されたコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT」が展示されているのも、コンプリートカーだけでなく、モータースポーツ活動やカスタマイズパーツの開発に伴うトライ&エラーが生み出す未来を示していると感じられた。
まだまだ新型コロナウイルスを完全に克服したわけではなく、いろいろと気をつけながら行動していく必要はあるが、スバリスト、STIファンであれば営業再開したSTIギャラリーに是非とも足を運んでもらいたい。
【詳しくこちら】
■STI Gallery所在地:東京都三鷹市大沢3-9-6HP:https://www.sti.jp/gallery/
Posted at 2020/07/28 20:53:33 | |
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富士重工 | 日記
2020年07月28日
2022年登場予定『BMW M4 GT3』がロールアウト。初ドライブはファーフス
BMWの次世代GT3カーで2022年に登場が予定されている『M4 GT3』のシェイクダウンテストがドイツで行われ、開発車両の一部が初公開された。
2022年に導入されるFIA-GT3の新しい車両規則下でのデビューを予定しているBMW M4の新型レーシングカー。このマシンの初ドライブを担当したのは、BMWワークスドライバーのアウグスト・ファーフスだ。
7月18日にドイツ、ディンゴルフィング工場で最初の確認テストが完了したニューマシンは、すぐに次のテストが予定されており来週にはトラックテストがフランスのミラマスで実施されるという。
「新しく開発されたBMWのレーシングカーが初めてコースに出るとき、それはいつも感動的な瞬間だ」と語るのはBMWモータースポーツでディレクターを務めるイェンス・マルカルト。「しかし、今回は特に誇らしい」と彼は続けた。
「我々は新型コロナウイルスの“パンデミック”期間中、BMWグループの厳しい安全衛生規制を遵守する一方で、BMW M4 GT3の発売に向けた開発プログラムを計画どおりに実行し、当初想定されていた期日をなんとか守ることができた」
「ここ数カ月の困難な状況を考えると、注目に値することだ」
BMWがM4 GT3の開発をスタートさせたのは2019年初頭。最初はCFDコンピュータシミュレーションを用いた車両設計から始まり、同年2月には500馬力以上のパワーを発揮するエンジンがベンチに載せられたという。
また、BMWの次世代GT3カーのベース車両が『M4』になるという計画が明らかになった2019年中頃からは、60%スケールモデルでの風洞テストが開始されている。
その後、BMWは12月にプロジェクトを公式に発表。最初のテスト用シャシーが今回のロールアウトに先立ち、2020年初頭にレーゲンスブルク工場で製造された。
ニューマシンの初テストを担当したファーフスは、プロジェクトに関われたことをうれしく思うと語っている。
「新型BMW M4 GT3で最初の数メートルを運転できたことは、僕にとって素晴らしいことであり、とても名誉なことだ」とファーフス。
「僕はこれまでにもいくつかのBMWレースカーの開発に携わっており、そのような重要なプロジェクトに参加できることをつねにうれしく思っている」
「ロールアウトでの主な仕事は機能テストだが、最初に乗ったときからクルマに良い感触を持ったので、これから数カ月にわたって予定されている開発テストを楽しみにしているよ」
BMW M4 次期型、「GT3」レーサーの写真…市販車と直6エンジンを共有
BMWは7月20日、次期『M4クーペ』をベースとしたレーシングカー、「M4 GT3」のプロトタイプの写真を公開した。2022年シーズンのモータースポーツに投入される予定だ。
◆現行のBMW M6 GT3の後継モデル
BMW M4 GT3は、現行のBMW『M6 GT3』の後継モデルとなる。現行のM6 GT3は、2016年から世界のモータースポーツシーンで活躍してきた。スパフランコルシャン24時間レース、マカオでのFIA GTワールドカップなど、多くの国際レースシリーズで成功を収めている。
BMW M4 GT3は、BMWのカスタマーレーシングサービスの新たなトップモデルに位置付けられる。2022年シーズンから、世界中のプライベーターは、次世代のBMW M4クーペをベースにしたGT3モデルで、モータースポーツに参戦する機会を得ることができるという。
◆S58型直列6気筒エンジンを搭載
BMW M4 GT3のベース車両となる市販モデルが、次期BMW M4クーペだ。BMWによると、市販車のエンジンとシャシーは、M4 GT3の開発において、重要な基盤になるという。この目標を念頭に置いて、BMW Mのエンジニアは、優れたエンジン特性と動力伝達を持つS58型エンジンを選択した。次期型では、市販車とレーシングカーで、エンジンを共用することになる。
次期BMW M4クーペには、最新のMツインパワーターボテクノロジーと高回転コンセプトを採用する。このパワーユニットは、すべての速度域でレスポンスに優れており、2つのパフォーマンスレベルが用意される。標準仕様は最大出力が480hp。コンペティションでは、最大出力が510hpに引き上げられる。最大トルクは66.3kgmを引き出す。
現行M4クーペには、直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する。最大出力は431hp/5500~7300rpm、最大トルクは56.1kgm/1850~5500rpmを引き出す。次期型では、標準仕様で49hp、コンペティション仕様で60hpという大幅なパワーアップが図られることになる。
なお、M4 GT3は2020年、プロトタイプによる集中的なテストを行う予定だ。2021年には、レース条件での定期的なテストも計画されている。
◆新型コロナの影響でバーチャルでの開発に取り組む
BMWは今回、このM4 GT3のプロトタイプの写真を公開した。このプロトタイプは、BMWグループのドイツ・ディンゴルフィンク工場で組み立てられた。
開発は2019年の初頭に、コンピューターシミュレーション(CFD)によって開始された。最大出力500hpを超えるエンジンは、2月にドイツ・ミュンヘンのテスト施設に持ち込まれた。初期のテストはBMWグループの風洞実験施設において、2019年の半ばから60%に縮小されたスケールモデルを使用して行われた。
BMW M4 GT3の最初のテストシャシーは、2020年初頭にBMWグループのドイツ・レーゲンスブルクの工場で生産された。その後テスト車は、BMWモータースポーツのワークショップで、約6週間をかけて組み立てられた。
その後、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、数か月にわたってバーチャルでの開発に取り組んできた。そして今回、BMWワークスドライバーのアウグスト・ファルファス選手が、M4 GT3を初めて走行させた。多くの課題に直面しているにもかかわらず、BMW M4 GT3はこれまでにすべての開発ステップを計画どおりに完了しており、来週の初テストに向けて、フランスのミラマに移動するという。
なお、BMW は、M4 GT3をロールアウトしたことは、GTレースシーンの新しいアイコンの開発における重要なマイルストーン、としている。
Posted at 2020/07/28 20:48:37 | |
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BMW | 日記
2020年07月28日
「EJエンジン最速計画の第二章がスタート」国内最速WRX STIの進化は止まらない!
最高速320キロ&タイムアタック仕様へとマイナーチェンジ!
フレンズのVABチューンドが再始動
最高速アタックやゼロヨンで数々の金字塔を打ち立ててきたフレンズ。マニュアルで乗れる新しいチューニングベースの可能性を模索するべくWRX STIのデモカーを新車で導入。以来、ブーストアップ仕様からタービン交換、そして排気量アップとステップを踏みながら最高速に挑み続けてきた。
現在の記録は、2018年にマークした299.64キロ。WRX STI最速記録であり、300キロ突破も時間の問題だったが、S15シルビアでのタイムアタックの方が忙しくなったためにプロジェクトを一時封印。そして1年以上の時間が経過した2020年5月、ついにWRX STIが再び動き出したのである。しかも、エクステリアを大幅にイメージチェンジして、だ。
「今度はサーキットを軸にしてみようかなって。もちろん最高速もやりますよ。320キロは突破させないとね」とはフレンズ猪瀬代表。それでは、改めてマシンスペックを確認していこう。
エンジンはEJ20からEJ25へと載せ換えた上で、腰下に東名パワードの2.6Lキットを投入。ヘッドも燃焼室加工やビックバルブ化などくまなく手が入る。
なお、EJエンジンは大径化した吸気バルブとプラグホールが近くなりすぎて、ノーマルでもクラックが入るケースが数多く見受けられる。そこで、放熱性の高いベリリウム銅合金のシートリングに入れ替えることで対策している。
タービンは等長EXマニを介してギャレットのGTX3582Rをインストール。ブースト圧1.6キロ時に500ps/65.0kgmを叩き出す。
エンジンの制御はモーテックの最高峰M150が担う。圧倒的な多機能さを持つモデルだが、それだけにセッティングするチューナーのスキルも求められるECUだ。
足回りはオーリンズの車高調でセットアップ。バネレートは暫定で前後20kg/mmの設定だ。機械式LSD(F1.5ウェイ R2ウェイ)と合わせて、旋回性能を重視した味付けが施されている。
ブレーキにはエンドレスのレーシングモノブロックを前後にセット。ローターもeスリットで大径化しており、サイズはフロント370mm、リヤ320mmだ。
セッティングの幅を広げるためにブレーキバランサーも備えているが、まだセッティングは万全ではないという。今夏中にサーキットでの走り込みを重ねながら、冬のタイムアタックシーズンまでに仕様を固めていくつもりだ。
ステアリングはモモのバックスキン。エアコンやオーディオ付きで軽量化も一切なしの快速スペックだ。ミッションも純正のままでファイナルも変更していない。
メインメーター前にはモーテックC125ディスプレイロガーをセット。その名の通り単なるマルチディスプレイではなく、検証用のロガーとして活用されている。
今回のリメイクの目玉と言えるのが、バリスのワイドボディキットを軸に構成されるエクステリアだ。タイヤ幅の拡大とダウンフォースの増強が主目的だが、フレンズ謹製のバイナルグラフィックとのコンビは攻撃的の一言だ。
大きく張り出したアンダーボードやカナードなどがタイムアタック仕様を。ウイングは、アンダー鈴木ブランドのドライカーボン製シングルエレメント仕様をインストール。フレームに固定された完全サーキットスペックだ。
なお、これまでの最高速アタックの障壁となっていたギヤ比に関しては、現在、海外メーカーにオーダーしているドグミッションで解決予定。
「ギヤ比で計算すると320キロの突破も見えているんだけど、サーキットアタック用に導入したワイドボディやエアロパーツが最高速には不利だからね。その分パワーを上げて引っ張るしかないかな」と猪瀬代表。
新たな課題や野望が入り乱れた状況ではあるが、第二章となる今後のチューニングでは、これまで以上に完成度の高いマシンへと仕上げられていくことは間違いない。さらなる躍進に期待したい。
●フレンズ 栃木県下都賀郡野木町友沼6602-4 TEL:0280-54-1650
Posted at 2020/07/28 20:45:02 | |
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