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2020年10月03日 イイね!

市販車にもフィードバックするんだね〜

市販車にもフィードバックするんだね〜天然繊維パーツを多用した「ポルシェ 718 ケイマン GT4 クラブスポーツ MR」、ニュル24時間でデビュー!

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

ポルシェ 718 ケイマン GT4 クラブスポーツ MR

天然繊維コンポジットの使用をさらに拡大

ポルシェが今年のニュルブルクリンク24時間レースに投入した「718 ケイマン GT4 クラブスポーツ MR」は、ポルシェが手掛けたレーシングカーとしては初めてリサイクル可能な天然繊維コンポジット製ボディキットを採用している。

2019年から開発がスタートした、この718 ケイマン GT4 クラブスポーツ MRは、左右ドアとリヤウイングに、農業副産物から供給される有機繊維の混合物を主体とした再生可能素材を採用。さらに、今回から前後エプロン、前後パンパー、フロントスポイラー、ボンネット、エンジンカバー、空力フィンを含むマッドガードとディフューザーも、再生可能素材で作られている。

カーボンよりも安価かつ少ないエネルギーで製造可能

718の市販仕様では金属パーツやプラスチックが採用されているが、レース仕様では代わりにサステナブル(持続・再生可能)な素材を活用。リサイクル可能な天然繊維コンポジットパーツは、カーボンファイバー・コンポジット(CFRP)と同様の特性を持ち、同じ高い安全性と品質基準を満たしている。さらに従来のカーボンファイバー製パーツよりも安価で、より少ないエネルギーで製造することが可能だ。

素材のために育てられた「亜麻(flax)」は食用作物と競合することもなく、持続可能な天然繊維コンポジットパーツの基礎となる。この素材は、ポルシェ、ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)、フラウンホーファー研究機構、スイスの素材企業・Bcomp社による共同開発により製造。研究開発は2016年からスタートした。

ドアやウイング以外のパーツも天然素材に

ドアパーツは、軽量のバルサ材が複合材のコアとして使用された。このサンドイッチ構造は、カーボンファイバー製パーツの製造に使用される「レジン・トランスファー・モールディング(RTM)」工法により製造。一方、リヤウイングは天然繊維コンポジットにエポキシ樹脂を含浸させた後、オートクレーブで焼成している。

今回新たに追加された天然繊維強化プラスチック製コンポーネントは、真空注入工法を用いて製造。これはBcomp社独自のパワーリブ技術を使うことで、レーシングカーに求められる剛性レベルを満たしている。様々な厚さと繊維の方向性を持つ素材を使用することで、目的や荷重レベルに合わせてパーツの強度を正確に調整することが可能となっている。

天然繊維コンポジット素材は車両の基幹構造ではなく、部分的に装着されるパーツへの使用に適しているとポルシェは語る。そしてアクシデントに見舞われた場合は、通常のカーボンファイバーよりも尖っていない大型の破片に分裂するという。

ニュル24時間での結果を受けてボディパーツの販売もスタート

9月24~27日に行なわれたニュルブルクリンク24時間レースには、チーム・フォー・モータースポーツと、プロジェクト1モータースポーツのジョイントチームが1台の718 ケイマン GT4 クラブスポーツ MRを投入。これまでにないレベルで天然素材を使用したレーシングカーが、初めて実戦を経験した。

天然繊維コンポジット製ボディキットを装着し、最高出力313kW(425ps)を発揮する3.8リッター水平対抗6気筒エンジンを搭載した718ケイマンGT4 MRは、スタートナンバー「420」を付けてニュルブルクリンク24時間レースにエントリー。ドライバーは、マティアス・ベックベルメルト、ヘンリック・ボラーシュレフ、ニコラ・ブラベッティ、マルコ・ティンバルの4名が務める。

現時点で、この車両はSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)が主催レース参戦のためのホモロゲーションを取得していない。今回のニュルブルクリンクにおける参戦テストが上手く進めば、マンタイ・レーシング(Manthey-Racing)からボディキットが発売される予定だ。
Posted at 2020/10/03 23:30:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ポルシェ | 日記
2020年10月03日 イイね!

ハナっから日本の市場なんか気にもしてないってことなのか?新型Zとかもあるし大丈夫って考えなのか??

ハナっから日本の市場なんか気にもしてないってことなのか?新型Zとかもあるし大丈夫って考えなのか??次期86/BRZのエンジンの排気量は2.4Lで確定!? トヨタのD-4Sは搭載されない?

次期モデルの開発は順調、らしい?
トヨタとスバルのコラボレーションによって生まれたFRスポーツ「86/BRZ」。比較的安価でありながら、2L水平対向エンジンは最新モデルで207馬力(6速MT)とサーキットでも十分楽しめるポテンシャル。カスタムパーツも次々にリリースされ、クルマ好きが遊ぶには楽しい素材として認知が広まった。

当初はトヨタ側にあまり乗り気でない勢力もあったようだが、豊田章男社長の強力なプッシュをはじめ、提携関係にあったスバルの強力もあって共同開発が実現。フタを明けてみれば製造側のBRZよりも86のほうが売れたわけだが、それは販売店の数も違うから致し方ない。

ちなみに、すでにBRZは生産を終了。一方で86はまだアナウンスはなく販売を継続しているが、兄弟車であるBRZの状況を考えれば近々86も生産終了を迎えるのかもしれない。

●4月16日まででWeb商談を締め切った86特別仕様車「ブラックエディション」は、かつて限定400台で発売され、最終モデルとなったAE86の特別仕様車の雰囲気にそっくり。つまり86も現行型の最終モデルを示唆しているのだろう

一時は、次期モデルではスバルが手を引く・・なんてウワサも聞こえてきていた。だが本当のところはトヨタとスバルの関係はそのままに、次期モデルは順調に開発が進められているようだ。4WD一辺倒だったスバルにも「FRっておもしろいな」という意見が増えてきたらしく、さらに前のめりで開発に打ち込んでいる、といううれしい話まで聞こえてくるようになった。

そんな次期モデルに関して、現段階で編集部が極秘に入手した情報をまとめてみようと思う。

直噴システムはスバル独自か
まずはエンジン。これまで2LのFA20を搭載してきたが、次期モデルでは2.4Lまで排気量が拡大される。スバルの2.4Lといえば、すでに米国でデビュー済みの新型レガシィなどに搭載されている2.4L直噴ターボ「FA24」。次期86/BRZ用はもちろんNAであり、これにトヨタの直噴&ポート噴射システム「D-4S」を組み合わせる・・と思いきや、そうではなさそう。直噴システムはスバル独自のものとなるらしい。最高出力は220馬力程度か?

プラットフォームは、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の考え方を取り入れて剛性アップなどは図られるが、基本的にはキャリーオーバー。FRスポーツ用の新しい車台を新規でつくるよりも、今あるものを熟成させる方向で開発されているようだ。とするとボディサイズも現行型とほぼ同じで、2プラス2のパッケージングもそのままである。

外観デザインは大人な雰囲気に
デザインはどうだろうか。基本デザインはトヨタ側が見定め、それを基にスバル側が製品に落とし込むという流れのようだ。現行型は「ちょっと子供っぽかった」という反省が互いにあるようで、ぐっと大人な雰囲気を目指しているとのこと。「次期86はミニスープラ」なんてウワサもあるが、あそこまでマッチョなスポーツカーではなく、サラリと乗れるような雰囲気になるのかも?

乗り味に関しては、現行型の登場当初「86とBRZの足のセッティングが違って、86は滑らす方向、BRZはスタビリティ方向」なんて言われ方をした。だが現行最終型では2台の走りは瓜二つ。目指すべき方向が定まってきたのだろう、よく足が動いてFRらしい荷重コントロールを楽しめるようになってきた。

次期型もその方向性はそのままに、「意のまま感」をさらにかさ上げすべく鋭意開発が進められている。「現在、トヨタとスバルが乗り味について熱く話し合っている最中」とのこと。高みを目指すべく互いのプライドを戦わせることは何も悪いことではない。

変速機は6速MT/ATと現行型を踏襲。問題は、6速MTの耐久性。86レースでたびたび話題になる話だが、新型に搭載されるトランスミッションはかなりテコ入れされる模様だ。

スポーツカーの生産を続けることは難しい・・その難題に立ち向かうためにタッグを組んだ2社。長らくファン・トゥ・ドライブを提供するためにも、ぜひ気合いの入った次期モデルを見せてほしいものだ。

〈文=ドライバーWeb編集部〉
Posted at 2020/10/03 23:20:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年10月02日 イイね!

低賃金でも文句も言わずにやってくれるような人だけにやらせればいいって魂胆なんですかね?だったら自分らでやってみればいいんじゃないですかね〜どうせ整備士をチェンジニアだなんだと揶揄するような人もいますし

低賃金でも文句も言わずにやってくれるような人だけにやらせればいいって魂胆なんですかね?だったら自分らでやってみればいいんじゃないですかね〜どうせ整備士をチェンジニアだなんだと揶揄するような人もいますし外国人メカニック確保へ…特定技能評価試験を全国で実施 国交省

国土交通省は9月18日、自動車整備分野で即戦力となる外国人材を受け入れるため「特定技能制度」に基づく「自動車整備分野特定技能評価試験」を9月25日から全国で開始すると発表した。

「特定技能制度」は、少子高齢化による日本の深刻な人材不足に対応し、一定の専門性・技能を持ち、即戦力となる外国人材を幅広く受け入れるため、昨年4月から実施されており、自動車整備分野も受入れ可能分野として指定されている。

自動車整備分野の特定技能外国人が日本の整備工場でで就労するためには「自動車整備分野特定技能評価試験」または「自動車整備士技能検定試験3級」に合格するか、「技能実習制度」における自動車整備職種の第2号技能実習を修了する必要がある。

「自動車整備分野特定技能評価試験」はこれまで、フィリピンのみで実施していたが、今回、日本国内で9月25日から全国で開始する。

これによって日本に在留している外国人の受験が可能となり、自動車整備業界への外国人材の活用が広がる可能性がある。



レソリューション、整備士資格試験の過去問題集をスマホアプリで公開

 整備業界向けの人材派遣などを手掛けるレソリューション(廣谷旭社長、東京都千代田区)が、スマートフォン(スマホ)のアプリを通じて「自動車整備士資格試験過去問題集」を公開している。エンジンやシャシなど分野ごとに正解率や合否判定を表示し、苦手分野が的確にわかるよう工夫している。全問題に解説も付けた。利用料金は無料で、各資格試験の合格に向けて役立ててもらいたい考えだ。

 手軽に利用できるスマホアプリを利用して、メカニック志望者の学力向上を側面支援する。アプリをダウンロードしたメカニック志望者とつながりを持つことで、将来のビジネス機会拡大も見込む。

 日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)で実施される自動車整備技能登録試験(学科試験)の過去問題集をアプリに収録した。収録内容は「1級」「ガソリン2級」「ガソリン3級」「ジーゼル2級」「ジーゼル3級」「シャシ2級」「シャシ3級」の学科問題。1級は2012~16年度分、その他は12~17年度分まで。何度でも過去問題に挑戦できるため、弱点克服に活用できる。

 オリジナルの暗記カードやカラー付箋機能が作成可能で、過去に間違った問題だけを選んで解答できる。

 文字の大きさや表示方法など見やすさにも配慮し、効率的に学習できるように工夫した。

 求人検索機能も設け、毎日情報を更新している。志願者にとっては現在の求人状況を確認できるため、就職先の選定や状況把握にも活用できる。
Posted at 2020/10/02 22:01:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年10月02日 イイね!

工賃を入れたら数千円じゃおさまってないんですけど?

工賃を入れたら数千円じゃおさまってないんですけど?トヨタ、既販車の緊急自動ブレーキを数千円でアップグレード

今や装備されていることが当たり前になりつつある、自動(被害軽減)ブレーキをはじめとしたADAS(先進運転支援システム)は、日々目覚ましい進化を遂げている。そのため、自分の車は古いからとあきらめているユーザーも少なくないはずである。そんな中、トヨタから既販売車両の予防安全装置をアップグレードできるサービスがリリースされた。今回は今まさに注目を集めている「後付けできる予防安全装置」について見ていこう。

4180円+工賃、30分~1時間程度で施工可能

トヨタはこれまで、既販売車両に後付けできる安全支援装置を次々とリリースしているが、2020年9月より新たに旧世代のトヨタセーフティセンスの機能をアップグレードできるサービスを開始。Toyota Safety SenseのPCS(プリクラッシュセーフティ)による検知対象が車両のみの車に、昼間の歩行者検知機能を追加することができる。

費用は4180円(消費税込/工賃別)とお手頃。トヨタディーラーのサービスマンに確認したところ、作業内容はソフトウェアのアップグレードのみ。部品の交換や追加は不要で、作業に掛かる時間は30分~1時間程度。作業自体はその場で施工することが可能だという。

ただし工場の作業状況も日によって異なるので、事前の予約がおススメとのことだった。

このアップグレードにより、プリクラッシュセーフティ(対象車両)搭載車は、先行車だけでなく昼間の歩行者も検知可能になる。

※昼間の自転車と夜間の歩行者は対象外

人気車種とビジネスカーに対応

対象車種と年式、発売時期は下記表をご覧いただきたいのだが、日本で最も数多く出ているトヨタ車(アクアやノア・ヴォクシーなど)、さらにビジネスカー(JPN TAXIやライトバンのプロボックス・サクシード)にも対応する社会的意義は非常に大きい。

そして、価格もお手頃で、作業にも時間がかからないため、対象車種のオーナーには絶対にオススメしたいサービスである。

発売時期(予定)車種年式9月10日アクア2015年11月~2018年4月ヴィッツ2015年6月~2018年5月10月ノア・ヴォクシー・エスクァイア2016年1月~2019年1月シエンタ2015年7月~2018年9月11月ポルテ・スペイド2016年6月~2019年7月プロボックス・サクシード2016年8月~2018年11月JPN TAXI2017年10月~2019年3月さらに古い車種に対応した踏み間違い加速抑制システムも販売中

今回のアップグレードサービスは、プリクラッシュセーフティ搭載車が対象となっているが、トヨタではこれまでさらに古い車種(2007年以降13車種※2020年7月現在)にも、後付けできる「踏み間違い加速抑制システム」と「踏み間違い加速抑制システムII」を販売。取付けで切る車種には、日本で爆発的に売れた3代目プリウスを含む多数の車種に対応しており、65歳以上なら補助金も支給される。

65歳以上のドライバーはもちろん、該当車を保有する親をもつ世代にも導入を検討して欲しい装備だ。

「対歩行者」と「ペダル踏み間違い」による事故防止に期待

今回ご紹介したアップグレードサービスや踏み間違い加速抑制システム以外にも、ダイハツ、スバル、マツダなど各自動車メーカーやカー用品店でも、後付けできる予防安全装置は数多くリリースされている。

もちろん、あくまで既存のシステムの一部を補完することが目的であり、最新の予防安全装置には敵わないかもしれない。しかし、どちらも、現在の交通事故で問題となっている「対歩行者」と「ペダル踏み間違い」の事故を抑制するには十分な効果が期待できる。

※工賃の記載が含まれていませんでしたので、一部表記を修正いたしました(2020年9月25日:編集部注記)
Posted at 2020/10/02 21:57:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2020年10月02日 イイね!

流石にフロントがやや重いんだね〜

流石にフロントがやや重いんだね〜【比較試乗】「BMW M8カブリオレ・コンペティション vs M8グランクーぺ・コンペティション vs M8クーペ・コンペティション」M8コンペティションを乗り尽くせ!

Mの最上位モデル「M8」。その中でも走りを極めた「コンペティション」のバッジを付ける全ボディタイプが関東の梅雨明け初日、ワインディングに集結。クーペ、カブリオレ、グランクーぺ、それぞれの美点は何か? ここでは、ボディタイプがもたらすパフォーマンスの違いをお伝えしよう。

クーペと基本性能から違うグランクーペらしい走り

この記事は、まずはMの小ネタから紹介しよう。従来は、M8を頂点とするラインナップがMモデルとして理解されていた。だが、2018年からBMWではMモデルは改めてサブブランドとして定義。Mモデルは、Mハイパフォーマンス・モデルとして位置づけられている。なお、Mパフォーマンス・モデルは従来のまま。つまり、サブブランドとしてのMモデルを傘として両モデルのラインナップが展開されているわけだ。

ということで、ここではMモデルのMハイパフォーマンス・モデルについてイメージを象徴するM8の研究を進めたい。M8は、2019年からクーペとカブリオレに続き、4ドアのグランクーペの順に日本で発表、現在では全モデルが納車を開始している。

プラットフォームは、FR系BMWで共用化されているが、ホイールベースやトレッドはM8専用設定 (一部8シリーズを含む) であり基本性能の段階から走りに対するこだわりが明らか。さらに、ホイールベースとトレッドはクーペおよびカブリオレとグランクーペでは異なっている。

実をいえば、クーペとグランクーペはこのディメンションの違いが走りのテイストにかなり関わる。グランクーペと比べ、クーペはホイールベースが200mm短くリアのトレッドも30mm狭い。大ざっぱな判断をすれば、クーペはハンドリング重視でグランクーペはスタビリティ重視となる。

もちろん、基本性能だけですべてが決まることはない。だが、クーペとグランクーペには方向性をそれぞれ際立たせる特性が与えられている。どちらも、ダンパーの減衰力を連続可変制御するアダプティブMサスペンションが標準装備となる。今回の試乗車は全モデルがベースグレードではなくより走りを重視したコンペティションだったので、クーペはダンパーをコンフォートにしても減衰力は高めの領域が維持される。

そのため、ステアリング操作に対する応答性は驚くほどダイレクトだ。前後重量配分ではM8のなかでも55:45とBMWの約束ごととは離れているが、フロントヘビー感はまったくない。タイトコーナー進入時も、ステアリングを切り始めた瞬間から長いノーズがシャープに向きを変える。

サスペンションの硬さは、荒れた路面でタイヤが発するドスッというインパクトノイズが大きめなことも印象の背景にある。それを省いた評価をすれば、サスペンション自体はスムーズにストロークしていることが実感でき不快な突き上げとも無縁でいられる。

グランクーペは、基本性能としてスタビリティを稼ぎやすい。そのため、4ドアにふさわしく快適性を重視したサスペンション設定が可能だ。それでいて、ダンパーがコンフォートのままでボディのムダな動きを抑えてくれる。

ホイールベースが5シリーズより長くても、ステアリング操作への応答性がシャープとはいえないまでもシュア (確か) だ。コーナーに進入してからも、切り足せばグイグイ曲がっていく。リアのトレッド拡大で得たスタビリティの余裕を、ハンドリングの向上に振り分けバランスさせている。

キャラクターは違ってもMのポテンシャルは隠さず

カブリオレは、ホイールベースとトレッドがクーペと同じだ。サーキットをホンキで攻めるポテンシャルも備えているが、活用する機会は稀なはず。走りのテイストも、いい意味でそれなりだ。

サスペンションの設定はグランクーペよりもさらに快適性を重視している。ダンパーをコンフォートにすると、路面のうねりでは通過時に縦揺れすることもある。それが振動として残らないので、フワつきを覚えるには至らない。

Mハイパフォーマンス ・モデルとしてはラグジュアリーであり、カブリオレだからこその特性といえる。走行中でも50km/h以下なら15秒で作動が完了するソフトトップを開ければ、クーペで気になるタイヤのロードノイズやインパクトノイズが発散され印象としても洗練度が高い。ソフトトップを閉じても、ノイズが室内で響きにくいので静粛性が保たれる。

その一方で、ソフトトップを開けてアクセルを踏み込むとカブリオレはハイパフォーマンスぶりも知らしめる。4.4LのV型8気筒エンジンのサウンドが周囲の空気を振動させ、強烈な刺激が全身で浴びるように伝わるからだ。

サウンドの演出が可能なMスポーツ・エキゾースト・システムをスポーツにすると、中回転域からいかにも爆発エネルギーが大きそうなビートを刻む。サウンドの輪郭もクーペやグランクーペよりもリアルなので、低回転域から中回転域にかけて加速するだけでM8らしい走りの臨場感が増す。そしてアクセルを踏み続ければ、高回転域でビートが連続し、コォーンという突き抜けるようなサウンドとともに625psが炸裂する。

クーペなら、ダンパーとエンジンの設定をスポーツにしてダイレクトな応答性を楽しみたい。ステアリング操作とアクセル操作が同じ感覚でリンクするので、走りのリズムも自ずとアップテンポになってくる。それだけに、公道でレブリミットの7200rpmまで引っ張る機会は高速道路の本線合流などに限られるが、そこまでブン回さなくてもMハイパフォーマンス・モデルにふさわしい刺激が実感できる。
グランクーペなら、ハイパフォーマンスを走りの余裕として活用し、4ドアならではのくつろぎ感がすべての乗員に伝わるに違いない。いかがだろうか、研究の成果により同じM8でもキャラクターの違いが明らかになった。

【Specification】BMW M8 CABRIOLET COMPETITION
■全長×全幅×全高=4870×1905×1355mm
■ホイールベース=2825mm
■車両重量=2030kg
■エンジン種類/排気量=V8DOHC32V+ツインターボ/4394cc
■最高出力=625ps(460kW)/6000rpm
■最大トルク=750Nm(76.5kg-m)/1800-5860rpm
■トランスミッション=8速AT
■サスペンション(F:R)=:Wウイッシュボーン:マルチリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ(F:R)=275/35R20:285/35R20
■車両本体価格(税込)=25,530,000円

【Specification】BMW M8 COUPE COMPETITION
■全長×全幅×全高=4870×1905×1360mm
■ホイールベース=2825mm
■車両重量=1910kg
■エンジン種類/排気量=V8DOHC32V+ツインターボ/4394cc
■最高出力=625ps(460kW)/6000rpm
■最大トルク=750Nm(76.5kg-m)/1800-5860rpm
■トランスミッション=8速AT
■サスペンション(F:R)=:Wウイッシュボーン:マルチリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ(F:R)=275/35R20:285/35R20
■車両本体価格(税込)=24,440,000円

【Specification】BMW M8 GRAN COUPE COMPETITION
■全長×全幅×全高=5105×1945×1420mm
■ホイールベース=3025mm
■車両重量=2000kg
■エンジン種類/排気量=V8DOHC32V+ツインターボ/4394cc
■最高出力=625ps(460kW)/6000rpm
■最大トルク=750Nm(76.5kg-m)/1800-5860rpm
■トランスミッション=8速AT
■サスペンション(F:R)=:Wウイッシュボーン:マルチリンク
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ(F:R)=275/35R20:285/35R20
■車両本体価格(税込)=24,080,000円
お問い合わせ
BMWジャパン 0120-269-437
Posted at 2020/10/02 21:55:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記

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「[整備] #インプレッサG4 モニタープレゼントの魁磨き塾 ヘッドライトガチコート施工 https://minkara.carview.co.jp/userid/238718/car/1269566/8352703/note.aspx
何シテル?   09/02 19:28
初めまして。 インプレッサG4に代替を致しました~ 自分色に染めて行こうと思います 燃費を気にする割にアクセル踏んじゃうんですよ~ バトンに関し...

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