2022年05月26日
スバル飛ぶ! 陸自の新多用途ヘリ「UH-2」量産初号機が初飛行 ベースはベル社と共同開発
■30分ほど飛んで無事着陸
2022年5月19日、スバルが栃木県宇都宮市の同社航空宇宙カンパニー宇都宮製作所で、製造中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行を実施しました。
ヘリコプターはテストパイロットの操縦で宇都宮飛行場を離陸し、周辺を30分ほど飛行した後、無事に同飛行場に着陸しました。
UH-2は、米国ベル・テキストロン社と共同開発した民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームとし、陸自向けの仕様を織り込んだ機体です。
UH-2をめぐっては、2015年9月に開発事業を受注。2018年12月に試作機の飛行試験を開始し、2019年2月には試作機を防衛省に納入していました。
スバルは今後、陸自への量産機納入に向け、引き続き各種社内飛行試験を実施していくとしています。
スバル、陸上自衛隊ヘリコプター UH-2 量産初号機の初飛行を実施
スバルは5月19日に、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において製造中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行を実施した。
UH-2量産初号機は19日午前、スバルのテストパイロットの操縦で宇都宮飛行場を離陸し、約30分間周辺空域を飛行し、無事に宇都宮飛行場に着陸した。
新多用途ヘリコプターUH-2は、米国ベル・テキストロン社と共同開発した民間向けヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」のプラットフォームをベースに、陸上自衛隊向けの仕様を織り込んだ機体だ。今後は、陸上自衛隊への納入に向け、引き続き各種飛行試験をスバルで実施していく。
スバル、陸上自衛隊向け「新多用途ヘリコプター(UH-2)」の量産初号機が初飛行
2022年5月20日 発表
スバルは、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)で製造中の陸上自衛隊向け「新多用途ヘリコプター(UH-2)」量産初号機の初飛行を5月19日に行なったと発表した。
初飛行を行なった陸上自衛隊向けの新多用途ヘリコプターは、米国ベル・テキストロンと共同開発した民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームとしつつ、陸上自衛隊向けの仕様を織り込んだ機体。
5月19日の午前にスバルのテストパイロットの操縦により、宇都宮飛行場を離陸して、約30分間周辺空域において飛行したのち、無事に同飛行場に着陸した。
スバルは「今後も陸上自衛隊への納入に向け、引き続き各種社内飛行試験を実施していく」としている。
Posted at 2022/05/26 22:14:03 | |
トラックバック(0) |
富士重工 | 日記
2022年05月25日
フォーミュラ等では“超重要”な空力。ラリーカーに与える影響はいかほどか?|全日本ラリー第4戦
2022年の全日本ラリー選手権第4戦「丹後ラリー」が5月20日~5月21日、愛知県京丹後市を舞台に開催。この一戦を制したのは、シュコダ・ファビアR5を駆るヘイキ・コバライネンだった。「久万高原ラリーでリタイアした後、エサペッカ・ラッピと話をしたら、“グラベルでは限界が来てもコントロールできるけれど、ターマックではゲームオーバーだから、マージングが少なすぎるんじゃないか”と言われてね。だから、今回はセーブしがらも速く走れるように改善していた」と語るように、コバライネンはコンスタントな走りを披露。その結果、コバライネンが後続に45秒の差をつけて今季3勝目を獲得した。
こうしてリベンジを果たしたコバライネンだが、前述のとおり、前戦の久万高原ラリーではレグ1でリアサイドをウォールにヒットし、サスペンションを破損してリタイアしていた。その際に右のリヤフェンダーを失っていたのだが、空力的に影響はなかったのだろうか? そもそもラリーカーのエアロダイナミクスはマシンのパフォーマンスにどれくらいの影響を与えるのだろうか?
「フォーミュラカーやスーパーGTカーならエアロダイナミクスにダメージを受けると走ることは難しいけど、ラリーカーではエアロダイナミクスを破損しても走れるし、実際に久万高原ラリーでリヤフェンダーを壊してからも大きな影響はなかった。もっと速いステージなら影響した可能性はあるけれど、日本のラリーは中低速コーナーが中心だから空力の与える影響は少ないと思う」とコバライネン。
さらに「フォーミュラカーやスーパーGTの空力はとても重要で、フロア下やウイングはセンシティブにクルマのパフォーマンスに影響を与えるよ。それと同じようにWRCのラリー1に関しても空力が与える影響は大きいと思う。グラベルではあまり影響しないと思うけれど、ターマックではエアロダイナミクスが一定の役割を担っていると思うし、リヤウイングにダメージを受けるとクルマの動きは不安定になるんじゃないかな」とのことだ。
確かにWRCのラリー1ではエアロダイナミクスの重要性が指摘されており、グラベルラリーでは、しばしば巻き上げられたダストが、リヤウイングで整流されるシーンが見られるだけに、WRCの高速ステージではエアロダイナミクスがパフォーマンスを左右するのだろう。一方で、コバライネンが指摘したように全日本ラリー選手権のSSはストップ&ゴーの中低速コーナーが中心となっていることから、空力の影響は少ないのかもしれない。
とはいえ、2021年よりそれまでの三菱ランサーからトヨタGRヤリスにスイッチした奴田原文雄はシーズン途中にリヤウイングを装着したが、「リヤウイングを付けたら、リヤが安定してアンダーステアが強くなりました。だから、それに合わせて足回りのセッティングを変えたんですけど、それぐらい中速コーナーでリヤウイングの効果はあると思います」とのこと。
さらにスバルWRXを駆る新井敏弘も角度調整が可能なリヤウイングを装着しているが、「普段はリヤを抑えるためにダウンフォースをつけているけれど、ラリー北海道では最高速を上げるためにウイングを寝かせている。体感では分からないけれど、データを見ると車速に影響している」とのことで、イベントのキャラクターに合わせて空力のセットアップを変更しているようだ。
つまり、全日本ラリー選手権といえども、エアロダイナミクスは一定の効果を発揮しているようで、それゆえに、リヤウイングの装着が認められているJN1クラスの国内規定モデル、RJ車両ではトヨタGRヤリス、スバルWRXともにアフターパーツのリヤウイングを装着しているのである。
Posted at 2022/05/25 21:45:50 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年05月24日
JAF、「モータースポーツジャパン2022」11月にお台場で開催
日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)は、11月19、20日に東京・お台場の特設会場で「モータースポーツジャパン2022」を開催する。
“ニッポンのモータースポーツ文化”を「見て」「聞いて」「触って」「体感する」ことをテーマに日本最大級の参加・来場規模を目指した大型モータースポーツイベントで、2006年から毎年開催されてきた。2020年は新型コロナウイルス感染症の流行拡大が響き中止となったが、21年にはJAFが初めて主催者となり、三重・鈴鹿サーキットで「JAF鈴鹿グランプリ」と同時に催した。
前回は2日で延べ1万6500人が来場。1970年代から最近まで歴代フォーミュラマシンや世界ラリー選手権(WRC)参戦車のレプリカ展示、デジタルモータースポーツ(eスポーツ)の体験などを行った。
今年はお台場の青海地区NPO街区に場所を移して開催。JAFはイベントの詳細を順次、モータースポーツサイトで案内する。
Posted at 2022/05/24 21:32:32 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年05月24日
伝説の日産「スカイライン」が札幌で販売中、なぜ? ド派手カスタム施された完全再現仕様の正体とは
■往年の名レーシングカーを精巧に再現
北海道札幌市の中古車販売店で、ド派手にカスタムされた「シルエットフォーミュラ」風の日産「スカイライン」が出品されて話題となっています。
いったい、どういったクルマなのでしょうか。
シルエットフォーミュラとは、もともとは欧州などで人気のレースカテゴリーでしたが、日本では1979年の「富士グランチャンピオンレース」の前座レースとしておこなわれた「富士スーパーシルエットシリーズ」がはじまりです。
市販車をベースにしたレースではあるものの、実際には大幅な改造が施されるうえ、エンジンもレース専用に開発されたものが使用されるなど、ほとんどフォーミュラカーのようなたたずまいのマシンである一方で、ベース車両のシルエットは残っていたことから「シルエットフォーミュラ」と呼ばれました。
当初、マツダ「サバンナRX-7」や日産「フェアレディZ」、トヨタ「セリカ」などをベースとしたマシンが活躍していたスーパーシルエットシリーズ。
1982年に日産はスカイライン、「シルビア」、「ブルーバード」をベースとしたマシンを投入し、強力なライバルであったBMW「M1」などと激しいデッドヒートを繰り広げたことで、大きな人気を博しました。
こうした背景のなか、日産は1984年にモータースポーツ部門であるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)を立ち上げ、本格的にモータースポーツ活動をおこなっていくことになります。
このように、日産にとって非常に重要な意味を持つスーパーシルエットシリーズですが、当時活躍したマシンは現在日産のヘリテージコレクションに収蔵されており、門外不出となっています。
しかし、今回話題になっているスカイラインは、当時のスーパーシルエットシリーズに参戦していたものの非常に精巧なレプリカとなっています。
ベースとなっているのは本家同様に6代目スカイライン(KDR30)の後期型で、いわゆる「鉄仮面」と呼ばれるモデルです。
グレードは当時「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが用いられた「2000RS」です。
赤と黒のツートンカラーはもちろん、シルエットフォーミュラの代名詞ともいえる超大型のチンスポイラーやリアウィング、そして各種デカールなどの細部に至るまで、限りなく本家に近づけられています。
心臓部に搭載された、2000ccの水冷4ストローク直列4気筒4バルブDOHCにターボチャージャーを追加した「FJ20ET型」エンジンもしっかりと整備されているほか、室内にはロールバーが組まれており、シートもスパルコのシートへと交換されています。
中古車販売店の担当者によると、中古車情報サイトにこのスカイラインを掲載してからすぐに問い合わせの連絡が多く届いているといいます。
価格については「応相談」とされていますが、700万円から750万円程度を想定しているようです。
同年式の一般的なスカイラインの中古車と比べると2倍程度の価格帯ですが、その完成度を見ると妥当な範囲といえるかもしれません。
ちなみに、このスカイライン、この状態で公道走行が可能であるということです。
※ ※ ※
大胆なカスタムが施されたシルエットフォーミュラは、カスタム文化にも大きな影響を与えたといわれています。
なかでも、1980年代に流行したいわゆる「族車」カスタムはシルエットフォーミュラを強く意識しているといわれており、現在でも根強い人気があるスタイルです。
そういう意味でも、今回出品されたスカイラインのシルエットフォーミュラレプリカは、多くの注目が集まる個体といえそうです。
Posted at 2022/05/24 21:30:17 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記
2022年05月24日
デカくて速くて強いヤツ! 510psのハイパワーSUV爆誕!! 新開発ハリケーンエンジン搭載のJEEPグランドワゴニアLの魅力
今年4月のニューヨークモーターショーでステランティス社よりお披露目されたのが、同車のSUVブランドであるジープの「グランドワゴニアL」だ。先に登場しているグランドワゴニアをさらにストレッチしたボディは5.7mを超えるし、電動化もされていない。下手をすれば時代に逆行? とも言える超巨大なSUVが登場するアメリカンSUVの文化と魅力に今回は迫っていきたい。
文/九島辰也、写真/ステランティス
■ジープがグランドワゴニアLを追加してきたワケ
先に発売されているグランドワゴニアに対してもさらに300mm以上大型化し、全長5759mmに達するグランドワゴニアL。この大きさで7~8人乗りなのだ。エンジンは直6、3Lで510psを発生するハリケーンエンジンを搭載
4月中旬に行われたニューヨークモーターショー2022で新たなジープの仲間が正式に発表された。グランドワゴニアLである。「正式に」と記したのは、すでに昨年3月にデジタルワールドプレミアさせているからだ。要するにカタチはお披露目ずみ。その意味では、この超フルサイズSUVのデザインに惚れ、販売を待っていた方には、お待ちどうさま! となる。
グランドワゴニアLの追加はグランドチェロキーに次ぐラインナップの拡大である。あまり興味がないと「どこが違うの?」となるが、サイズ以上にも大きく異なるところがある。それはアイデンティティ。ジープヒストリーでそれぞれが礎となったモデルだ。
そもそもグランドワゴニアの誕生は1960年代初頭にさかのぼる。1962年にピックアップトラックのグラディエーターをベースに63年型とリリースしたのが始まりだ。コードネームはSJ型だった。
■グランドワゴニアはかつてジープブランドの最高級SUVとして君臨
そもそもの起源となるワゴニアシリーズが登場したのが1974年、そこからほぼ変わらないスタイルで1991年まで生産された
当初はワゴニアと呼ばれた。1983年にリリースされたXJ型チェロキーの最上級モデルをワゴニアと称したことで、それまでのワゴニアに「グランド」の名がついたのだ。つまり、「グランド」はそのままサイズの大きさを表している。チェロキーというネーミングもそう。1974年にワゴニアの廉価版をチェロキーとして登場されていたが、XJ型チェロキーが出るとこちらをビッグチェロキーと呼んだ。
グランドチェロキーも同様で、1993年にリリースされたZJ型はXJ型チェロキーのネガティブポイントである室内の狭さをこのクルマで解決するという意図でグランドがつけられた。アメリカ人にとって「グランド」は食いつきやすいワードなのかもしれない。
それじゃ当時のグランドワゴニアのコンセプトはというと、高級SUVである。その頃はSUVという言葉はまだなく、ジープのステーションワゴンというカテゴリーだったが、高級さがウリだった。それを表現しているのがウッドパネル。実際の樹皮ではなく、プリントしたウッド柄だが、それは上級グレードを意味していた。背の低いステーションワゴンも同様だ。このウッド柄デカールやボディカラーをツートンに塗り分けるのが1960年代高級車の証だったのである。
という背景を鑑みると、このクルマの立ち位置がおわかりいただけると思う。ここ数年フラッグシップの座をグランドチェロキーに明け渡していたが、1991年の生産終了以降およそ30年ぶりにジープの頂点に返り咲いたのである。
■約30年ぶりに復活したグランドワゴニアに追加された「L」はとにかくデカい
なので、今回発表されたグランドワゴニアLはとにかくデカい。標準ボディの新型グランドワゴニアと比較して全長は305mmプラスの5759mm、ホイールベースは178mmプラスの3303mmとなる。
これは同じカテゴリーのライバルでいうところの、シボレーサバーバン、キャデラックエスカレードESVに値する。フォードエクスペディションマックスはこれよりも10インチ以上短くなるので、別と言えよう。ジープがフォードよりも大きなSUVを作るとは、30年近くその動向を見てきたが、驚きである。
そもそもジープはこれまで大きなモデルを作るのを否定してきた。ハマーH2が流行った時、それを追従するモデルを計画していないのか、開発陣にインタービューしたところ、「あるサイズを超えるとジープとしての走破性がなくなる」と口にした。
長いオーバーハングは前後のアングルを浅くし、長いホイールベースがランプブレイクオーバーアングルを小さくしてしまうからだ。確かに、当時H2に寄せたコンセプトカーを発表はしたが、商品化には至らなかった。きっと保守的なジープブランドの社風がそれを許さなかったのだろう。確かその時はダイムラークライスラー社だったと記憶する。
■ステランティスグループは「ジープ」ブランドを積極的に展開する方針だ
ところがそこから20年ほど経って様子は変わり、こうしてグランドワゴニアLなんてとてつもないサイズのジープが発表された。その背景には今日のSUVが主軸となるマーケットの動向が関係しているのは確か。そしてそこに対し、積極的な姿勢で臨むステランティスという新会社のフィロソフィがつながる。
というか、ジープはアメリカブランドだが、主導権を握るのはもはやイタリア人とフランス人。「そもそもジープとは……」なんて話は必要ない。SUVブランドなのにラインナップを増やさないのが不思議なくらいに思えたはずだ。
そんなボディサイズのキャビンは当然このうえもなく広い。乗車定員は7~8名。ホイールベースと全長の延長により、キャビンはもちろん、荷室の容量も拡大し、クラス最大級を誇る。3列目をしっかり使ってもカーゴスペースは余裕ってことだ。3列シートの2列目はキャプテンシートが標準で、ベンチシートはオプションとなるらしい。
新型グランドワゴニアLの話題はパワーソースにもある。ステランティスが新開発した3L直列6気筒ガソリンツインターボエンジンの「ハリケーン」がそれだ。最大出力はなんと510hp、最大トルク69.1kgmを発揮する。数値はスーパーカー並み。それでいて大排気量エンジンよりも最大15%燃費を改善しながら、V8ガソリンエンジンに匹敵する性能を実現する。
ドイツ勢が推奨する直6ガソリンエンジンにインテリジェンスさえ感じるほどだ。「え、アメ車なのにV8じゃないのかって?」。ワゴニアはデビューからデフォルトは直6で、V8はオプション。つまり, この選択は「先祖返り」、違った「原点回帰」とも言える
■ジープの伝統を新時代にも発展的に継承する姿勢がグランドワゴニアLにも活かされている
ところで、ハリケーンというエンジンの名前だが、1950年代にも使われていたのをご存じだろうか。1953年に登場したCJ-3Bに積まれたパワーユニットがソレ。そちらは4気筒だったが、ヘッドを新設計してそれまでよりも出力を上げている。
想像するに、その点からも今回高出力エンジンを表現することにこの名前を使ったのであろう。そういえば、三菱自動車がジープとライセンス契約して三菱ジープを国産車として生み出したのがこの時期。なので、三菱ジープでもハリケーンエンジンの名は使われていた。
話がだいぶカビ臭い方向に行ってしまったが、かつてジープ博士としてラジオに出演したり、ディーラー向け教育資材をゼロから作っていたりしていたのでご勘弁を。古い話はどうしても熱が入ってしまう。その立場からして、そうした伝統を重んじながら登場したグランドワゴニアLは好印象。
現代の高級SUVとして生まれ変わったのはジープファンとして嬉しいかぎり。やはりこの名前は別物。20余年前、ワゴニアブームを作った立場からも新型登場はウェルカムである。
とにかく5.7m越えのボディサイズが生み出す広大な室内。しかもキャプテンシート仕様は7人乗りという贅沢さ。いかにもアメリカ車らしいスケール感の大きさを感じる
ところがそこから20年ほど経って様子は変わり、こうしてグランドワゴニアLなんてとてつもないサイズのジープが発表された。その背景には今日のSUVが主軸となるマーケットの動向が関係しているのは確か。そしてそこに対し、積極的な姿勢で臨むステランティスという新会社のフィロソフィがつながる。
というか、ジープはアメリカブランドだが、主導権を握るのはもはやイタリア人とフランス人。「そもそもジープとは……」なんて話は必要ない。SUVブランドなのにラインナップを増やさないのが不思議なくらいに思えたはずだ。
Posted at 2022/05/24 21:27:02 | |
トラックバック(0) |
自動車業界あれこれ | 日記