i-MiEVのカーオーディオですが定期的に交換しています。アンドロイドスマホのように、3年くらい周期でその時点で財布に相談しながら大手ECサイトから購入し、自分で換装しております。
今回は、最近流行りの2DINからはみ出し画面サイズ10インチです。3年前にも同種のタイプもあったのですが、その時は結構いい値段していた記憶があり、7インチ版にしましたが、今回はとうとう10インチにバージョンアップです。
なお、i-MiEVに取り付けたアンドロイドカーオーディオの変遷は次のとおりです。
①XTRONS TD626AS Andorid 4 2015年
(みんカラ
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②Pumpkin 02202C Andorid 7 2017年
(みんカラ
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③XTRONS TQ700L Android10 2020年
(みんカラ
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そして、今回
④XTRONS TX120L Android12 2023年
(Xtrons社
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と4代目です。
最近は中国メーカのATOTOというブランドが結構人気ですね。コストパフォーマンスがとってもいいようで、YouTubeとかでもよく紹介されています。
そろそろ買い替えしようかなあと思ったのは半年くらい前なのですが、その頃からATOTOにしてみようかとも思って、製品ラインナップを調べたりしておりましたが、どうやらタブレットの延長上のUIであるので、やっぱりCarオーディオから派生した老舗のXTRONSのほうが馴染みもあったのでこちらを選んだのでした。
ちなみに、XTRONSは生産は中国のようですが設計拠点はUKつまりイギリスにあるようです。
これが、前機種7インチとの比較。画面がでかいと気持ちいいですね。
取り付けは別途整備手帳を上げるとして、いきなり取り付け後の写真になります。
この画面が、いわゆるホーム画面ですね。左にGPSスピード表示がされるようになりました。
横から見た図。多少の左右のチルトも可能です。画面を縦にもできるのですが、i-MiEVのナビ取り付け周辺が出っ張っているので上向きに傾けないと回転できないかもしれません(やっていません)ご覧の通りi-MiEVはギャップが殆どないです。取り付けられただけでも良しとしよう。
ディスプレイはコネクタを取り外ししてから、本体の取り付けを行います。
さて、初めての火入れをすると、起動には30秒くらいかかりましたでしょうか。リブート起動時にはXTRONSのロゴが現れます(タイトル画像がそれです)。
2回目からはレジューム機能が自動で働き、オフ時に起動していたアプリ(FMラジオなど)が数秒で立ち上がります。
以前のXtrons製はカーメーカのロゴが選べました。三菱マークが光って現れたのですが、使用権大丈夫かと要らぬ心配していました。流石にNGですよね。Xtrons社はそれなりにしっかりしたメーカなのできっと大人の対応をしたのでしょう。
スタートアップ画像を入れ替えることができれば良いのですが、それは開示されていません。
ホーム画面を横にスワイプすると、インストールしているアプリ一覧表示がでます。タブレットで言えばホーム画面のようなものですね。スクロールや画面切り替えもキビキビしていて性能は確実にアップしていますね。
Android AUTOももちろん対応です。
インターネットにももちろん繋がります。
肝心なYahoo!カーナビも問題なく使えます。
三菱電動車両アプリ
おなじみのcaniOnのCarstate機能を利用してのRemortViewです。
(本機で直接OBDスキャンツールには繋げられません。パスコードが6桁のOBDⅡスキャンツールとはBluetooth接続時にその6桁の暗証番号が入力できず接続できないから。本機は4桁入力のようです)
2画面表示もできるようになりました。GoogeMAPとYoutubeの同時表示。
一番肝心なFMラジオ。日本のカーナビのように放送局名が入れられないのがちょっと残念。
Radikoは最新版のタイムフリー版もちゃんと動きました。
またRadikoは分割画面対応なのでGoogleマップナビと同時表示できます。
バックカメラ切り替えも瞬時とは行かないまでも、まあ許容レベルの時間で切り替わります。元のバックカメラが720pなので、もっと高画質タイプに変えたいですね。
本機はSIMが装着できるタイプで、結構これって使い勝手いいです。
スマホのBluetoohテザリングで乗り込んだら接続できた前機種もよかったのですが、若干のタイムラグ(15秒くらいかかっていた)のが、モバイルネットワークなので、起動と同時に待ち時間なくネットにアクセスしますね。日本通信の合理的シンプル290プラン1Gがとっても便利です。
通話SIMなので、なんと電話できます(笑)しないけど。
なお、本機にはボリュームアップダウンボタンはありません。ソフトタッチもできません。リモコン前提です。でも、前機で使っていたリモコンがそのまま使えました。
USBは3ポートあって、音楽ファイルを入れたUSBを刺していればいつでもMusic流せます。
FMラジオもそうですが、キーオフすると当然オーディオもオフになり、翌日など車を起動すると直前までの状態で自動再生してくれます。当たり前の機能ですが、こういった地味な仕様を他社機では確認できなかったので、やっぱりXTRONSとなったわけです。
取り付け直後、たまに車両をキーオンしてもカーオーディオが起動しないという嫌なトラブルに会いましたが、補機用バッテリーを交換するとかアース補強するとかしてから(直後は電源つかない現象が多少ありましたが)今はなくなりました。やっぱりバッテリーへたっていたのかな。
昼間は妻が使っているので、音量調整はステアリング操作しかできない本機に文句言われると構えていたのですが、一応大丈夫。
イコライザーが充実していて、前と後で独立に調整できるようです。サブウーハー設定もできるので、オーディオをカスタマイズするにはとっても使い勝手が良さそうです。現在2スピーカですので、こういう機能があるのならリアにもスピーカつけたくなります。
その他TPMSを取り付けたり、外付けUSBカメラをつけてドライブレコーダにもなるようです。あまり色々機能を盛り込むと固まったりして肝心な時に機能しなくなるのでそこまでは望んでいませんし、確認していません。
工場設定画面にパスワードを入力して入れますが、なにがなんだかわかりません^^;
色々としばらくは遊べます。
i-MiEVに10インチ画面は贅沢かとおもっておりましたが、ナビ画面やバックカメラがとっても見やすいし交換してよかったです。
追記事項です。
最後に、1番惜しい本機のデメリットをお伝えします。
それはホームランチャーを変更できないことです。Androidカーオーディオを使う醍醐味を享受できないのが最大のデメリットですね。起動後に手動で変えるか、制御できるアプリを入れて使いこなすか工夫が必要です。Androidを普通に使って楽しんでいる方で、カーランチャーを自由に変ようと思って購入するとその部分は見事に期待ハズレとなります。