40kWhリーフからe+に乗り換えて2か月経ちましたが、その時点で走行距離は370kmとZE0時などに比べると1/4くらいでしょうか。コロナにだいぶやられてしまいましたね。
ようやく落ち着いてきたので、感染予防をしっかりやって、商業施設など、不特定の見知らぬ人とは最小限の接触を心がけて帰省してきました。みん友さんとの再開のチャンスでもありましたが、そこはぐっと我慢、帰りは普通の日だったのもありますので、静かに帰省です(事前連絡せずにごめんなさい🙇)。
今回は姫路には足を運ばず、東京町田と兵庫尼崎の往復のみです。950km一気にODOメータに加算されました。
行きは土曜、多少は混雑するかと思っていましたが、大きな渋滞もなく比較的スムーズに移動できましたし、帰りはWeekdayだったので、渋滞など無しでマイペースで帰れました。行も帰りもどちらも昼時メインで移動、95%はプロパイロットONでの走行です。
10月に入ったのですが、日中は30度を超える時間もありACはオンです。
冬場ほどエアコン消費量がないのですが、バッテリー温度上昇で充電の工夫や飛ばさず走って温度を下げるなどの工夫を何らすることもありませんでした。
e+すごいぞ、ZESP3の1回(10分以下)の充電で、余裕で関東-関西移動できます。ただし、出発時に普通充電などでフル充電することが必要です。
行きは自宅なのでフル充電は容易ですが、出先での普通充電ができるかどうかが課題ですね。今回は、無料・制限時間無の普通充電サービスを提供している有料駐車場を見つけたので、満充電出発が可能となりました。
基礎充電としての普通充電がいかに重要かを改めて感じました。60kWh大容量バッテリーで満充電出発できれば、90kWQCを上手に組み込みことで、快適に東京-大阪移動できますね!
冬場は、電費の落ちとエアコン消費量増大で、もしかして10分を2回、あるいは20分+10分の2回が必要となってくるかもしれませんが、30分の充電を、夏場は4回、冬場は7回とかやっていた24kWリーフのことを思うと隔世の感です。
そのe+での関東-関西往復記録(今回片道)となります。
■自宅出発
出発時のインパネ写真。自宅で満充電するのは初めてです。ニチコン旧型EVPSを使っての6kW充電ですが425kmでした。納車時に500kmを超えていたのを思うと少し寂しい(;^ω^)
e+での充電計画は何ら必要ないかと思っていますが、一応90kWQCを利用したいので、あらかじめ場所を調べておきました。今のところ、行きは新東名「長篠楽原PA」と、新名神「草津PA」の2か所です。「長篠楽原PA」には余裕で到達でしょうが、408km先の「草津PA」はちょっと厳しいかな。どのみちトイレ休憩が入るので、その時になって考えようということで出発。
プロパイロットを95kmに設定、左車線でリーフを転がします。左車線には低燃費走行しているトラックがいるのでそれにロックオン。85-90kmくらいを保って追従します。本当に楽ですね。夜間と違って景色も多少は入ってくるので、プロパイロットでも飽きません。「足柄SA」の手前になると長い坂道があるのですが、24kWhリーフでは、それを登って行ってぐんぐんとバッテリーが減っていくのを目の当たりにして、”やっぱりこの辺で入れとこかとか“となりますが、e+では80%をキープしているのには驚き! 大抵は、その先の「駿河湾沼津PA」で最初の充電でしたが今日は当然パスです。
そして、「清水PA」までやってきました。ZE0の時はここが限界地点でしたね。季節は3月でしたが、PA手前からハザード出して路肩を走り、電気ギリギリで到着したことがありました。ほんと懐かしい。その「清水PA」に差し掛かった電気残量は70%(後続可能距離300km)!!! 全然減ってないじゃないか!! もしかして、無充電で目的地の470km先到着できるんじゃないかと、リーフのナビの走行ルートをスクロールすると、「吹田SA」にも到着可能(バッテリーに斜線がない)と出ているではないか。予定していた「長篠楽原PA」を止めて、草津PAに一気に進もうと計画変更です。しかっし、その思いも数分で消え去りました。 出発から3時間以上ほど走りっぱなし、疲れてはいないが、トイレに行きたくてしょうがない! なんとか我慢して、「岡崎SA」にピットインです。
■岡崎SA到着
ご覧のように、39%残で後続可能距離は178km。目的地まで212kmと無充電走破はむりですね。トイレ休憩する時間を有効に使いたいし、とりあえず10分だけでも刺そうかとZESP3カードをかざします。
「岡崎SA」には、蓄電池タイプのRAPIDASが2基ありますが、当然125Aはでるだろうと思っていたら、あれ120Aで頭打ち?? おかしいなと思いましたが、そのままセットしてトイレ休憩します。スマホのタイマーセットしてサービス施設に向かいました。10分って短いですね。充電器がある場所からトイレがこんなに遠いのかと改めて感じました。 ゆっくりトイレを済ませ、自販機で飲み物どれにしようか悩んでいたらすぐ10分経っちゃいます。なので、急遽変更20分に切り替えます。これだと「草津PA」の90kWはやんなくていいですね。
で、20分を1秒でも過ぎると550円加算されるので、19分30秒くらいで終了作業を開始します。カードをかざして認証させて、「充電を終了しますか」までは表示させてあと15秒となるところで、OKをすると、、、、あれっ?!?!?
制御パネルが固まっている。QC本体のオペパネを見ると、充電が完了せず充電が進んでいて残り9分の表示に。慌ててストップボタンを押してはみたがこちらでは制御効かず。なんということだ。これで無駄な550円を費やしてしまった。八丁味噌ラーメンを食べずに我慢していたのに、何てことだ!
そうこうすると2分くらいたったか、次のエラー表示が出て充電が止まりました。俺の550円を返せーっと心の中で叫びはしましたが、まあこんなこともあるので、次はもう少し余裕をみて1分前には終わろうと心決めたのでした(実は、後で課金されていないことがわかりました)
いやいや、ZESP3は行動が大きく激変します。10分はとっても中途半端なことが実感できました。10分から1秒でも過ぎると倍課金される訳ですので、終了のタイミングを全集中してボタンを押さないといけません。
で、19分で止めようとしていたのがトラブルで22分くらいしていたのか、充電率39%(178km)⇒63%(291km)と復活。もうこれで草津では充電いらないですね!
この時は、550円余分に払ってもた!と不足の思いで「岡崎SA」を出発、伊勢湾岸、四日市JCTから、新名神へと進んでいきました。日も暮れ夜間走行となりましたが、渋滞もなく順調です。
このまま、目的地まで向かおうと思っていましたが、「草津PA」の標識が見えるところまで到着しましたが、岡崎から既に2時間走っています。岡崎で飲んだコーヒーがまたもや次のトイレを呼んでいます。90kWは未体験なので、せっかくなので、寄っていこうということし、PAにピットインします。
■草津PAに到着
28%残(残124km)で到着。ここから目的地まで70kmほどですので、全然余裕ですね。充電は不要ですが、気が変わって、初めての90kWのプラグを刺します。結構ぶっとい。これは女性にはセットするのは結構ハードル高いかも。
201Aまで達しました。LeafSpyで確認すると72kW程度まで出ていましたね。
充電中、LeafSpyを起動していたので、リーフも起動。シグネチャーランプとツインウインカーランプが、怪しい雰囲気を醸し出している(笑)
で、即座にトイレにいって、戻ってくるとあっという間に10分です。出力も下がっていましたが、結構入りました。結局ご覧のようにこの数値(10.8kWh)が充電量ならまずますですね。充電時間9分36秒と出ましたが、24秒損した!(笑)
終了時のインパネです。50%(残215km)まで復活。
初の関西までのロングを走破したリーフe+でした。
いや~! 今回岡崎SAで20分実施しましたが105A程度、対して、草津PAは201Aと倍近く違いがあるので、同じ電気量なら半分の時間ですみますね。
どちらの充電器を選ぶかといえば、ZESP3ならほぼ90kWを選びますよね。今までが30分という単位に慣れていたので、ラーメン一杯でも食べられる時間がありましたが、10分は食事するのは無理です。
ZESP3会員には、充電ついでに食事休憩ができるというメリットはなくなってしまうかもしれません。充電は充電! 食事休憩は食事時間と切り分ける必要が出てきそうです。そして、出先で、出発までに普通充電が出来る場所、しかも長時間できるようになることがとっても重要な気がしてきました。
本編の最後にLeafSpyデータ(充電率に相当するGids(%))の推移を掲げます。
「岡崎SA」で20分充電をしないでも、一応走破可能であることがわかりますね。
しかし、90kWのある「草津PA」までは結構ギリギリなので、現実的には「岡崎SA」手前の「長篠設楽原PA」で10分または20分入れればよい感じです。
帰りの様子は、また後編で。