なーんてネタでタイトルを付けるからには、規定に合ってなかったわけですが・・・orz
気づいたのはロールバー付ける直前。
SC車両は6点+斜交バー、というのが大雑把な認識だったのですが、スピード車両規定を見ても斜交バーについては出てこないので、じゃあどこから来た話なんだ?と調べ始めたのが事の始まり。
ロールバー付けようか、という段階でそっちを放置して、インタークーラー作業に取り掛かったのはそういうわけです。
SC車両規定には、
1.4 )ロールケージ
すべての車両に6点式以上のロールケージの装着を義務付ける。ロールケージの取付けについては、2007年以降の第1編レース車両規定第4章「公認車両および登録車両に関する安全規定」に従うこと。
ただし、ジムカーナ競技には同規定6.3.3.5.2)の運転席側ドアバーは適用されない。
また、取り付けの際は、高電圧部位及びその配線などに接触の恐れがないように取り付けること。
とあります。
可能性があるならレース車両規定のほうだろうと思って調べ始めたのです。
(ちなみに、6.3.3.5.2)というのがレース車両規定のほうに存在しないというお粗末さ。
多分昔はその番号だったのでしょうが、レース車両規定のほうが更新されて番号が変わったりして、でもスピード車両規定を作っている人はそれを把握してなくて、変更ないからずっと条文そのまんま、というような流れなのではないかと・・・。ドアバーの件は2015年規定であれば、6.3.2.1.2)です。)
で、読んでいくうちにいろいろと合わない部分を見つけてしまったわけです・・・。
2001年までのJAF登録車両であれば、6点+斜交バーという認識は正しくて、市販の7点でも問題なく適合します。
が・・・レース規定は年々厳しくなっていくので、PNに合うような高年式になると、規定が厳しくなっていて合わないのです。
何が変わったのか、何年のJAF登録であれば何が適用になるのか、いろいろ調べていたら
いいものを見つけました。
過去のレース規定まで遡って調べないとわからない部分もあったのですが、これは一覧になっているのでよくわかります。
SC車両規定では、2007年以降の規定に従えと書いてあるので、裏を返せば2008年以降の変更は無視しても構わないわけです。
2007年規定に従っています、と言えばいいわけですから。
よって、この表の2008年から下は関係ありません。
逐一最新の厳しくなった規定変更を追わなくてもいい、という部分では一応スピード車両用に緩和してはあるようです。
さて、2006年登録のコルトでは市販の7点式ロールケージは何が合わなかったかというと・・・
1、メインロールバーは45φ2.5mmか50φ2mmでなければならない(市販は40φ2mm)
2、メインロールバーにはXの斜交とガセット補強が必要
3、第4-41図のように、ルーフにも斜交バーが必要
4、ハーフサイドロールバーの上部の連結に第4-46図を使っている
という具合です。
で、この規定に合うもので見積取ってみたところ・・・21.5万円ですか・・・。
そりゃーSC車両規定のロールケージ規定緩和してくれって嘆願も出てくるわなぁ・・・。
市販品が使えなくて特注するしかないってのはハードル高いわー。
というわけで、今のロールケージは未使用のまま売り出して新しいのを買うしかないかなぁ、という方針を固めました。
そもそもロールケージ買うのはもっと先のつもりでいたのに、オートサロン行って安かったからと急遽買おうとしたのが間違いの元。
大抵は徹底的に調べてから買物するのに、今回はその時点では買う気がなかったので調査不十分でした。
これが本当の安物買いの銭失いですな・・・。
エビスに行く前に、規定の合わない部分はだいたい調べが付いていたのですが、もしかしてやりすぎの部分があるかも?と期待して現地調査をしてきたわけですが・・・結局調べた通りだったので安くなる要素は見つけられませんでした。
その時点では古い車はメイン40φで連結部に第4-46図を使ってもいいことに気づいていなかったので、規定合わない車いっぱいあるなー、とか勘違いしてました(爆)。
奥が深いな・・・つーか、わかりにくいわっ!!
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ジムカーナ | 日記
Posted at
2015/05/01 23:33:34