5つあるミシンとうとう最後の1機も三菱リミサーボに変更する。これで全部三菱。
針検出器が欠品してるんだけど、買うと1万とかするし、プーリーの外に固定すんのカラーを旋盤でわりと精密に削り出しても座りがわるくて、味噌擂り運動するし。
なわけで自分でテキトーに作ることにした。そのために三菱検出器をハック。
説明書コネクタピンアサインでは12Vと0Vと針上位置シグナル・下位置シグナルとアース線があるので、Hi/Loを吐く仕組みなのは間違いない。
この三菱検出器はだいぶん古い20世紀タイプで上記2つのシグナルに加え、透明ディスクの黒い点々でパルスも吐くが、このあとそれは使わないように、回路も単純になってる。2枚のディスクそれぞれにプリントされている黒と赤の円弧の断続位置を光センサで検出するわけだが、オレのケータイカメラを通してみても光が見えないので赤外線ではないのかも。
結果、光がさえぎられていると出力電圧が5V、透過部分で0Vになることをテスタで確認。
デカミシンはハンドプーリーは外径25cmとかあり、内側のくぼんだとこに光反射・吸収する模様をつけてセンサを2つ配置すればいいわけ。
フォトインタラプタだと透明ディスクを作る必要があるが、フォトリフレクタを使えば反射でおK。ライントレースロボットマウス競技などで使われるセンサなんでかんたんに手に入る。これのI/Oは5V。三菱リミサーボのここの供給電圧は12V、5V作るためのツェナーダイオードうちのどっかにあるはずだが、三菱サーボはいろんなメーカーのミシンと組み合わせて使うため内部ジャンパピンで5Vに変更が可能なのを確認できた。
マウス競技の床に描くラインは黒のビニテを使うくらいなのでまあそんな感じのをプーリーに書くか貼って位置調整すればいいだけ。ほんのわずかの回路知識だけ持っていれば1000円かけずに作れ、シンプルスマート。せっかくなので他の部分の調整に便利なように360度目盛り刻んだのを貼っとこうかな。
こんな準備しながら思ったのは、職人って「工」の分野なようでじつは、経験と熟練、反復継続の世界、つまり体育系・文系寄りだそうで、電気の話とかやめろーってなる。なるほどそうかもな、と思った。
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ミシン | 日記
Posted at
2020/06/05 00:58:13