ブロンココンビに続いてスーパーセイバーファミリー4機が完成しました。
キットはF-100Cがトランペッター、F-100Dがタミヤイタレリ、F-100Fがイタレリ、F-107Aがモノクロームです。F-100DとF-100Fは兄弟キットで、コクピット回りが違うだけで他は同じです。
今回初めてマイルールを破って、5年前に作ったのと同じF-100Dを、前回は無塗装シルバーでしたが今回はベトナム迷彩で作りました。だって、銀色の機体ばかり4機並んでも面白くないですもんね(^^)
一方、本当は垂直尾翼の低いF-100Aが揃うと良いんだけど、残念ながらキットがないので(「あるよ」と言うコメントは御遠慮します(^^)代わりにF-107Aを参加させました。が、これがクセ物で全体の進行を遅らせるハメに(^^;)
F-100C
今回の4機の中で一番後発のキットだろうと思われる、トランペッター製です。
同社のキットらしく、割り型を使った胴体パーツや細分化された小物パーツなど、コストの掛かったキットになっています。が、それがスラスラ組み立てられるかと言うとそうでもない(^^;)、微妙なフィット感が良くなくて、面倒なキットでもありました。でも、割り型のおかげで機首下面の機関砲口が一体成形で綺麗に抜けているのは、組立が楽でした。
塗装はいつものように、明暗を付けたグレーの上にガイアのEXシルバーを重ねましたが、先日の酷暑の時期に吹いたせいか、粒子感が出てしまいイマイチです。
マーキングはキットのデカールを使いましたが、フィルムは薄いけど強度があり、ソフターも適度に効いてとても貼り易いデカールでした。おかげでこのド派手な塗装がお手軽に再現でき、楽しかったです。
武装はAIM-9Bサイドワインダー×4発、こんなパイロン実在したのかなぁ? と疑っていたのですが、実機写真を見ていたら同じパイロンを装着した機体があったので、即採用しました。
F-100D
今回が2回目の製作となるタミヤイタレリのキットです。
旧いキットだけど、機首下面の機関砲口パネルのフィッティングと、あるはずのないキャノピーフレームがある点以外は難点もなく、手頃な好キットだと思います。
前に作ったのは5年前、当時は工具も塗料も今ほど揃えてなくて、手持ちの材料だけで作った記憶があります。一方今回はいずれもいろいろ揃った状態、だからもっと上手く作れる、とはなりませんでした(^^;)
ベトナム迷彩自体はいつもの糸ハンダマスキングで普通に塗りましたが、テールパイプ部分の外板の焼けの表現は、やはり上手く行きません。エアブラシや筆の扱いをもっともっと修行しないとダメですね。
マーキングはサードパーティのデカールを使いましたが、当然のことながら地味(^^) でもこの色のスーパーセイバーが見たかったから、これはこれでOKです。
武装はハセガワのウエポンセットからAGM-12Bブルパップと、キットのロケット弾チューブを装着しました。
F-100F
タミヤイタレリのD型の胴体回りのパーツを入れ替えた兄弟キットです。なので機関砲口パネル周りの欠点もそのまま(^^;) 組み立てもほとんど同じです。ただ、キャノピーはF型専用なのでD型で必要だったフレーム消しの必要はありませんでした。
塗装は無塗装シルバーにしましたが、C型と同じく粒子感が出てしまいました。塗料の希釈や溶剤のチョイスなど、もっと勉強が要ります。
マーキングはD型と同じサードパーティのデカールを使用、キット純正よりは派手だけど、C型の前では霞んでしまいます。
武装は通常爆弾オンリー、無難にまとめました。
F-107A
初挑戦のモノクロ-ム製キットです。一見好キットのように見えますが、すでにちょっと旧いキットの仲間入りをしているだけあって、合わせやディテール、さらにあちこちに発生しているヒケと、手間の掛かるキットでした。
キットには赤塗装部分を表現する大判のデカールが附属していますが、上手く貼る自信がなかったので全て塗装にしました。色調をデカールと合わせてみると、クレオスのシャインレッドがほぼピタリ、なのでその瓶ナマを吹いています。
でもマーキング類のデカールは貼り易く、今回は久しぶりにデカール貼りで楽ができました。
F-100と同じくらいの機体サイズだと思っていましたが、完成してみると長いプローブ等のせいか、めっちゃ大きな機体に見えます。プロポーションも、前後方向が長く見えるのでとってもカッコいい(^^) ノーズが小さくて大きなレーダーが納められなかったであろう事から、伸び代は少なかったと思いますが、実用化されていたらファン受けをする機体だったんじゃないかと思いますね。
Posted at 2020/08/26 08:43:13 | |
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