もう正月も遠い昔になった気分ですが、昨年末の
ランセンに続く新年第一作の2機、(20)24年つながりでコンソリデーテッドB-24D&Jリベレーターが完成しました。
キットはいずれもハセガワ、まだ「ヒコーキのハセガワ」だった頃のネオクラシックなキットで、組み立てを考えたパーツ分割な反面、ハセガワらしい拘りのないところもあると言う感じでした。
B-24と言えばオモリがどっさり必要になるのはお約束で、キットの説明書にはなんと90gの指示が。「そんなに要るの?」と思いつつ、いつも使っている板オモリとは別に2mm厚の鉛板を用意して機首内部に収まるように切り出して積層し、足りない分は胴体内に入れました。結局、80gちょっと入れたと思います。
全体の組み立てでは主尾翼とも接着しましたが、主翼の勘合はかなりカッチリしているので、主翼だけは差し込むだけでも大丈夫みたいです。
塗装は、キットの指定では地中海戦線のデザートピンクでしたが、自分は欧州、あるいは太平洋戦線のオリーブドラブにしたかったので、サードパーティーのデカールを用意して、そっちにしました。一方J型は無塗装シルバー、いつものように下塗りのグレーの濃淡でアクセントを付けています。
マーキングは、今年は辰年なので?、J型には「Dragon and his tail」にしました。
このマーキングは、昔の「世界の傑作機」誌の表紙イラストに使われていたマーキングで、その大胆な構図にビックリするとともに、作ってみたい、と思ってマイクロスケールデカールを確保しました。が、当時はまともなB-24Jのキットがなくずっと死蔵し、そのうち売り払ってしまいました。
で、後日、B-24本体はハセガワのキットが出ているのを知って確保し、それ用に名東区の「名古屋ほびーすぽっと」にあったエクストラデカールを購入してあったので、今回はそれを使用しました。
そんなデカール、台紙の状態では派手でカッコイイと思ったけど、貼ってみたら大判ゆえか皺ができたりして、イマイチ満足できる仕上がりにはなりませんでした。
四発重爆ならではの銃塔の機銃にはマスターの真鍮パーツを使用して、ほんのちょっぴりディテールアップと強度の確保としてあります。
こうして、2018年秋に作ったハリファックス以来の大戦期の四発重爆が完成しました。完成した姿を見ると、B-17やランカスターも作りたくなりますが、そのうちまた億劫になって、実際に作るのは数年先になるんだろうなぁ。
B-24D
ドゥードルバグ(蟻地獄)です。太平洋戦線に参戦した機体のようです。オリーブドラブとニュートラルグレーの2色迷彩が地味です。
昨年のブラックウィドウ同様、ニュートラルグレーはクレオスのカラーに白を加えて明るくしています。
こちらは塗装が地味なので爆弾倉を開けてやりました。が、シャッターのモールドがアッサリし過ぎてるような。往年のレベルのキットみたいな筋彫りを入れてやった方が良かったな。
資料写真を見ていたら、機種右側にもノーズアートを描いてるときがあったり、水着のはずがフルヌードのときがあったりで、実機はいろいろ変化してるみたいです。
B-24J
ドラゴン アンド ヒズ テイルです。資料本の表紙になったりもした有名なマーキングです。実機は太平洋戦線に参戦して、終戦まで生き残ったそうですが、このマーキングを見た日本軍パイロットはさぞかし驚いたんじゃないでしょうか。
全面無塗装シルバーにこの巨大なノーズ(だけじゃない)アート、D型とはうって変わってド派手です。
Posted at 2024/01/23 22:08:42 | |
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