のんパパのブログ一覧

三菱F-2に続いてメッサーシュミットのグスタフ5機が完成しました。7年前、4年前に作って以来、久しぶりのメッサーです。タイプはG-1、G-3、G-5、G-6/U/N4、G－8で、キットはいずれもAZmodelの簡易インジェクションです。メジャーなG-2、G-4、G-6、G-14の間を埋めるニッチなサブタイプと、ナクソスレーダーFuG350を背中に取り付けたG-6の夜間戦闘機型です。
キットそのものは一部を除いていずれもほぼ同じランナーで、その中から必要なパーツを選び出して組み立てるような感じです。おかげで小パーツでミスっても予備がある状態になり、いつも妖怪パーツ隠しに会う身としてはとても気楽でした
塗装はキットの塗装指示に従いましたが、2カ所ほどエラーがあります。
それにしても、主翼上面のスプリッター迷彩が曲線になったタイプがあるのは知っていましたが、G-8のようにギザギザに塗り分けられたタイプって本当にあったのかなぁ？
パーツ精度はそれなりのだけどデカールは高品質なのが、このシリーズの特徴、ですが今回、ひとつだけニスが版ズレをしていて使用できず、ストックにあったファインモールドのデカールで代用しています。このファインモールドのBf109用ステンシル、とても良いのでバラ売りで出ないかなぁ？
Bf109のサブタイプもこれでかなり埋まって来ました。でもまだタイプ違いが何機か積んであるので、そのうち全部成仏させてやりたいです。

Bf109G-1


Bf109G-3


Bf109G-5


Bf109G-6/U/N4


Bf109G-8

トムキャットの完成から2週間、次の機体、三菱F-2AとBの2機が完成しました。
キットはファインモールドの1/72、同社の最新のキットです。トムキャット、ファントムに続く現用機シリーズの3作目になりますが、これまででさえ充分超絶的な内容だったのが、今回はさらに進歩していました。プロポーションやディテールへの拘りはもはや同社の十八番。今回もA型とB型の違いを「ここまでやるか」と言う程の細部まで作り分けています。逆に、これまでのキットではコクピット周りの交換で済ませることが多かった単座と複座の作り分けを、胴体上面のパーツをまるっと取り替えることによって表現し、余分なジョイントが発生するのを避けています。
インテーク～ファン、タービン～排気ノズルまで再現されているのはもちろん、その組み立てもパチパチととても気持ち良く決まります。また、塗り分けのネックであるインテークリップが別パーツになっていて「どのみちジョイントの修正がいるだろう」と覚悟して塗装後に取り付けたのですが、これがビックリ、少量の接着剤で付けるだけでジョイントは他の筋彫りとほとんど大差のない状態に。いやはや、これには恐れ入りました。
他にも、脚収納庫内の彫り込みや主翼正面のファスナーの表現など、「飛行機のカタチをしたパーツに筋を彫っただけ」のキットではない、実機が大好きで、それを知り尽くして開発されたのがひしひしと感じられます。
お値段は高いけど、もう完全に他社の1/72キットを過去のモノにしてしまった。作っている間中、それを感じるばかりでした。
ちなみに塗装は今回、久しぶりにノーマスキングで塗ってみました。たまにはこれくらいのボケ足もいいですね。

F-2A


F-2B