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リコンファントムとほぼ同時進行で進めていた、F-4EJファントムⅡが完成しました。
キットは今や貴重な、スケールモデルに造詣の深いファインモールド。その渾身の最新作です。従来のモナカ割りとは違った独特のパーツ分割で、最初は思いっきり戸惑いました。パーツの精度がかなり詰められているため、ちょっとしたパーティングラインでも全体の構成に影響を受けるデリケートなキットではありますし、ここまで分割しなくても、と思うところもあったりします。が、プラモデル組み立てのセオリーを忠実に守って行けば、ほとんど修正をする必要もなく、キッチリと形になってくれます。パーツ分割である以上、どうしても筋彫りより太く見えてしまう胴体背中のラインは、溶きパテを塗って溶剤を含ませた綿棒等で拭いてやればＯＫ。これまでの各社ファントムキットでいつもネックになっていたインテークと胴体の合わせも、急がず気をつけて組み立ててやれば、前述の接合線が気になる程度まで詰められます。
そんなキットなので、組み立てそのものは２～３日で完了。あとは塗装とマーキングですが、初期型のF-4FJはマーキングのバリエーションが少ないのが辛いところ。キットには飛行開発実験団と尾白鷲のデカールが入っていますが、皆と同じではつまらないと言うヘソ曲がり(^^)なので、手持ちのデカールを使ってマンガ「ファントム無頼」の680号機にしました。
このマーキングは、昔ハセガワの凸筋F-4EJでも塗ったことがありましたが、最新のキットで作るとまたひと味違って面白かったです。
ひとつ作ればコツというか要所が分かるキットなので、すでに積んであるF-4EJ改と、発売が予告されているRF-4EJも、近いうちに作ってやりたいと思っています。

ハンターファミリーからちょうど４週間でRF-4B､C､EのリコンファントムⅡトリオが完成しました。
キットはいずれもハセガワ、この後投稿予定のファインモールド製F-4EJとほぼ同時進行でした。
とは言っても、機数もさることながら、キット自体も手間が掛かるのはこちら、こちらの製作に大半の時間を費やした感じです。
これまで多数作った事のあるファントムですが、偵察型は今回初めて、なかなか新鮮でした。特にRF-4Eは大半の作品が航空自衛隊仕様なので、あえてルフトバッフェ、それもスプリッター迷彩ではない塗装にしてみました。これもまた、今までと違った仕上がりになって、とても楽しめました。
同社のファントムはこれで８機になり、さすがに初期の頃に比べれば、気をつけるポイント等が分かっている分、以前よりは満足できるカタチになりました。が、やはり手強いキットではありますね。

RF-4B


RF-4C


RF-4E

先月のサターンⅤに続いて、ハンターが５機、完成しました。
キットはMk.1がノボ（旧フロッグ）のFB.Mk.9から改造、Mk.6とFB.Mk.9がレベル、T.Mk.7とT.Mk.8Mがマッチボックスです。
レベルの２機は比較的最近のキットなのでスラスラと組み立てられましたが、ノボのキットは半世紀くらい昔の製品でしょうか、Mk.1とMk.9の差以前にプロポーションが絶望的に変(😭)　そしてマッチボックスはお馴染みのあっさりディテール＋運河彫りです。
Mk.7はキット指定の塗装ではなくて、40年選手のモデルデカールを使いました。なのでフィルムの劣化が心配でしたが、黄ばみが酷いだけでほぼ普通に貼ることが出来たのは幸いでした。
Mk.8Mはお友だちからいただいたデカールとシーハリアーのレドームを使っての改造ですが、当然ながら機体とレドームは全く合わないので、ポリパテを使っての力業です。
前作、サターンⅤで調子が狂っていたせいもあって、思ったより工期がかかり後半息切れ気味でしたが、なんとかむりやりゴールインできました。
これでようやく今年の完成機が50機になりました。あと2ヶ月、予定通り竣工できるでしょうか。

Mk.1


Mk.6


T.Mk.7


T.Mk.8M


FB.Mk.9