パジェロミニの成人祝いにハンドルカバーを買ってあげました。
・・・というのは口実であって、納車時からウレタンハンドルがずっと気になってたんです。
歴代の所有車はなんだかんだとみんな本革巻ステアリングだったので、どうにも手になじまない・・・
それに加え20年という歳月でなんだかツルツルになってきたんですよね。
とは言っても、お気軽な被せるタイプのハンドルカバーって好きじゃ無いんです。
とってつけた感満載だし、グリップが異様に太くなるので。
何かいいものはないか?と探した結果、見つけたのがコレ。
世界皮革製の本革ハンドルカバー。
これ、
自分で編み込むタイプのハンドルカバーです。
これなら純正同等の本革巻ステアリングにできるんじゃないかと。
編み方取説も付属していますが、これだけじゃなんだかよく分からない|д゚)
でも大丈夫、ちゃんとメーカーが解説動画をアップしてくれています。
これを見れば一目瞭然。
スマホを車内にセットして適宜参照しながら作業をします(笑)
まずはカバーをハンドルに被せます。
少し伸ばしながらはめ込んで、
カバーの位置調整をして準備完了。
この状態だと、ちゃんとした本革巻に編めるのか不安w
そしたらスポーク部分を両面テープで貼り付けます。
キットには表面分(赤矢印)しか付属していませんが、裏側も貼っておいた方が良さそうなので手持ちの両面テープを追加しておきました。
キット付属テープは布用らしいですが、手持ちは汎用なのでどこまで効果あるか不明ですが、無いよりはいいかと。
針と糸もキットに付属しているのでそれを使います。
糸は予備で2セット付属していて良心的。
糸の長さはハンドル半周分で約2.5m程必要だそうです。
いよいよ縫製工程。
動画を参照しながら始点を括ったら、
あとはひたすらジグザグに縫っていくだけ。
動画の解説通りにひたすら縫います。
一縫いする度にしっかり糸を引っ張ってテンションをかけるのがコツ。
・・・でも、縫い初めは糸のテンションの掛け方が分からずに弱々しく縫ったおかげで、革端の隙間が大きくなってもうた|д゚)
そんな時はこれ。
L字ピックツールで糸を引っ張って糸にテンションをかけていくと、隙間がいい感じに収まります。
二度手間ですけどね(笑)
そんなことを繰り返しながら約1時間強でハンドル半周分が縫い終わりました。
最初は戸惑いますが、コツを掴んで慣れて来るとサクサク進みます。
残りの下2カ所も同じ要領で縫い終わったら、縫い目のしわ取り。
動画の言う通りにボールペン等でしごくとしわが馴染みます。
やっと完成!
3時間くらい掛かりましたが、努力の甲斐あってなかなかな出来映え。
ぱっと見、純正本革巻に見えなくも無いでしょ。
革自体が比較的薄めなので、握ってみてもカバーを付けた違和感もないです。
カバーを巻く分グリップが多少太くなりましたが、むしろウレタンが細すぎだったので、ほどよい太さになって好都合。
本革の質感もなかなかのもの。
ハンドルに編み込むことで革にテンションが掛かかるため、見た目も違和感もないです。
しっとりと手に馴染んで手触りも申し分なしです。
唯一残念なポイントなのがスポークとの取り合い部分。
革との段差ができてしまい、見た目が今ひとつ。
純正本革巻はスポークまで革が巻かれていますが、汎用品だとなかなか難しいので仕方ないとは思いますが、全体の仕上がりの質感がいいので余計気になってしまいます。
オプションでスポーク用革も用意されていますが、パジェミにそこまで金かけるのもねぇ。
と言うことなので、ここは割り切ることにしました (゚∀゚)
縫い目の仕上がりは・・・まあそれなりw
それなりだけど、じっくり見ない分には純正本革巻っぽい風に見えて雰囲気はあります。
自分で縫うので手間暇掛かりますが、仕上がり&質感は抜群です。
ステアリングを握る喜びができました(笑)
Posted at 2020/04/14 23:16:29 | |
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