子供の学校が月・火と休みだったので、親も仕事をさぼる決意をして日・月で旅に出てきました。
7月末以来の46さんの出番です。
4時起きで高速をひた走る。
日曜と言え早朝過ぎるのでストレス無く走れる中央道。
途中濃霧に襲われて数年ぶりにリアフォグまで使用して到着したるは、愛知は犬山市。
本日の目的地は明治時代の建物が保存展示されている
明治村。
古い建物見学が好きなので前から行ってみたいと思ってた場所です。
入村して建物そっちのけでまずは
蒸気機関車に乗ります(笑)
明治時代の本物の機関車と客車。
現役で動くし、乗れます。
客車も当時の物を手入れして使っているようですが、レトロ感半端ない。
実際に乗車して感じたのは、振動はもの凄いし、木製車体のきしみ音も凄いですが味がありますね~。
恐らく10㎞前後の速度でノロノロ走っても振動が凄かったので、現役当時は相当振動が凄かったと思われます。
如何に現代の鉄道の乗り心地が快適か思い知らされます。
いい経験でした。
SLのあとは、
京都市電に乗り換えますw
これも明治時代に京都市内を走っていた本物。
もちろんこれも走ります。
客室内もいちいちレトロで趣あっていいですね~。
こちらの乗り味はSLより相当上質、普通に乗っていられました。
どちらも古いものが動態保存されている上、普通に乗れるのが素晴らしいと思います。
貴重な経験でした。
それでは本題の建物探索開始。
基本的に建物内部も見学できます。
山梨にあった東山梨郡役所
京都にあった聖ヨハネ教会堂
木造の教会、屋根の小屋組が素晴らしかった。
愛知にあった半田東湯
昔の銭湯建築なんてレアですよね。
総木造の風呂場も凄い。
湯船は一応男女間は仕切りで隔てられてますが、槽内は男女間筒抜け(笑)
潜れば女風呂に行けてしまう造り。。
当時は網でも張ってあったのでしょうか?
東京にあった帝国ホテル中央玄関
さすが当時の国際ホテル、外観だけでも立派ですが
ロビー内の造りも重厚感があってとっても立派。
現代でも通用する造りだと思います。
ここに載せたのは当日回った一部だけですが、実際には広大な敷地に多数の明治期の建物が移築されているので、とてもじゃないけど1日で回りきれません。
多分1/3くらいしか回れなかったので、機会をつくってまた訪れたいですね。
午後から雨に降られてしまったのがこれまた悔やまれます。
しかし今年は46で出かけると必ず雨に降られるな(苦笑)
今宵は入鹿池ほとりの宿で一泊。
料理がおいしいとの口コミ通り、美味しい夕食を堪能できました。
これで温泉だったら最高だったんですが(笑)
明けて月曜日。
朝から快晴の本日、まずは
国内最古の現存天守閣である国宝犬山城へ。
1537年の築城から遙かなる年月を越してきた重みが感じられます。
城内も最上階まで見学可能。
再建されたRC造とは違い、城の構造が分かって面白い。
小屋組とかとても立派。
続いて有楽苑。
HP等では日本庭園となっていますが、お目当ては
国宝茶室如庵。
織田有楽斎が1618年に建てた茶室。
学生の頃、課題で模型を作らされたのでぜひ実物を見ておきたかったんです。。
内部はツアー以外非公開で見れなかったのが残念でした。
これにて犬山を後にして名古屋に向かいます。
ほぼ一本道の下道を1時間ほど走って向かうは
名古屋城。
・・・恥ずかしながら、太平洋戦争で燃えてしまうまで当時のまま現存していたことを今回初めて知りました(恥)。
こちらは再建RC造とは言え、犬山城と違って豪華な佇まいですな。
しかし・・・なぜかしゃちほこ周囲にカラスが群れをなしていたのが絵面的に残念。
同じく戦争で燃えてしまった本丸御殿は平成30年に復元されたそうです。
当時の工法で姿を忠実に再現された建物は見事の一言でした。
内部の彫刻や装飾、絵なども再現されており圧巻。
当時から時を重ねた本物とは違いますが、資料に基づき忠実に再建されているのでこれはこれでアリだと感じます。
これが名古屋城公園入場料の500円だけで見れるんだからとても得した気分です。
普段は非公開の湯殿書院が特別公開をしていたのでこちらも見学してきました。
1時間も待ちましたが、次回見れるとも限らないし、そもそも次はいつこれるかも分からないので(笑)
思いのほか名古屋城で時間を食われてしまい、ここでタイムアップ。
このあと熱田神宮も行きたかったんですが、残念ですがまた次回に持ち越し。
帰りは新東名経由で。
ヨメ子供は初となる新東名ですが、ほぼ寝てました。そんなもんですね。
新東名は速度域も高いので46にはうってつけの道路ですね。楽しい。
今回はひたすら古い建物群を古い車で堪能した旅でした。
古くても往復
770kmノントラブルで走れたし、長時間運転しても疲れない46は今回も優秀でした。
でも1泊2日で車で愛知旅するもんじゃないですね。疲れました(笑)
おしまい。
Posted at 2022/11/15 22:42:38 | |
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