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2021年02月24日 イイね!

パジェミさん、重整備

パジェミさん、重整備









ツーリングなどにご一緒された方はご存じかと思いますが、うちのパジェロミニはオイル下がりを起こしています。
比較的長い時間ダウンヒルなどエンブレ走行した後にアクセルを踏むと、ブワーってマフラーから白煙もくもく(´Д`)
初めて気づいたときは焦りましたねー、タービンブローかエンジンブローでもしたのかと。。。
でも症状が出るのはお山を下る時くらいで、街乗りでは全然症状がでない。
そんなもんだからオイル交換毎にワコーズEPSを入れてほぼ放置していましたが、ケミカルを入れて直ることもなく、最近少し症状が進行してきたたような気がするんです。
仕方ないので腹を括って本格的に修理することにしました。

オイル下がりはバルブステムシールの劣化が原因なので、これを交換すればよいらしい。
プロに託そうか悩みましたが、ヒモを駆使すればヘッドを下ろさないで作業が出来るようなので、ここは技術力の向上のためにDIYで挑みます!
(ヒモ使用のやり方はググってください)
カッコイイこと言ってますが、お金をかけたくないという事情もあります(笑)
作業内容と作業量を考慮して2月中旬に4連休を設定していざ決行!


まずは作業空間を確保するためにラジエターを撤去。
これだけでエンジン前は大分スカスカになります。


続いてファンベルトを外して、タイミングベルトを撤去。
ベルトを外す前にサービスマニュアルに基づいて1番圧縮上死点のタイミングマークに合わせたうえで、さらに念のために3カ所にマーキングをしておきました。
カムが簡単に回っちゃうので、結果的にこのマーキングが大いに役立ちました。
「簡単に回る」と言うとクルクル回るイメージですが、そうではなく、「バルブスプリングのテンションで据わりのいい位置にカムが押し回される」という方が正解。
ベルトを外す際はいいですが、取り付ける時が大変。
カムをタイミングマークに合わせながらベルトを掛ける必要があるので、ちっこいタイミングマークだけでは一山ずれてもわかりにくいんです。
合マークがあると一目瞭然なので作業が幾分楽でした。


話がそれましたが、続いてヘッドカバーをご開帳。
やっと本丸のバルブが見えてきました。
さらっと書いてますが、ここにたどり着くまで2時間くらいかかってます☆


ちなみにH58前期の4A30エンジンはターボ車のみDOHC。
このDOHCの4A30、なんとカムシャフトがヘッドカバーに内蔵(?)されているという変態構造。
なのでヘッドカバーを剥ぐのも微妙に重くて面倒。
ただし今回のようにバルブにアクセスしたい時はカムホルダー等を外す必要がないのが楽です。
一長一短と言ったところでしょうか。


一気にバラしていきます。
ロッカーアーム、バルブスプリングを外しました。
これでバルブステムシールにアクセスできます。


今回、車上でバルブスプリングを外す専用工具セットを買いました。
右下の筒みたいな工具でスプリングシートをひっぱたくとコッターが外れる優れもの。
そして上のやっとこみたいなプライヤーでステムシールを引っこ抜きます。
この2つのお陰で作業が順調に進みました。
これで2090円だったのでかなりお値打ち。


これがバルブステムシール。ちっこいです。
左が既存品、右が新品。
純正品は高いので国産OEM品を調達しました。
なんせこのエンジン、軽のくせに4気筒の上に5バルブの変態仕様なので20個もシールが必要。
純正品で用意すると結構な金額になってしまいます。。


バルブステムシールはこんな感じで収まってます。
奥が既存シール、真ん中がシールを外した状態、手前が新品を打ち込んだ状態。
このシールがダメになると、オイルがバルブを伝わってシリンダーに落ちて燃焼、白煙もくもくとなるようです。


次が難関、バルブスプリングとコッターを戻す作業。
これがみんな難儀しているようなので、専用ツール(バルブコッター装着ツール)を買いました。
写真のようにバルブスプリング・コッター等をセットした状態でツールでガツンと押し込むと簡単にコッターが装着される優れもの。
多少力とコツはいりますが、超絶簡単にコッターを装着できました。
これで1600円ならお値打ち。


なんとか20個、全てのバルブステムシールを交換しました。
写真はすでに新しいガスケットが載ってます。
ここまでで1日半かかりました。
終始中腰で作業したので腰が・・・(苦笑)


重いヘッドカバーを苦労して戻して、タイミングベルトまで組み上げました。
タイベル交換、失敗すればエンジンブロー必至なので今まで手を出す勇気がなかったのですが、コツさえ掴めば簡単ですね。
ついでなのでタイベルはもちろん、矢印の3つの部品も新品に交換しておきました。
左からウォポン、ベルトテンショナー、アイドラプーリー。


サーモスタットもついでに交換。
開弁温度88度のものがついていましたが、交換したOEM品は82度の刻印が。
ローテンプサーモか?(笑)


ラジエターを外したついでにアッパーホースも交換。
大分ぶよぶよした手触りだったので以前から気になっていた。


サーモハウジング側は液ガスが塗られていたので、過去に滲んでいたんでしょうね・・・。
こんなやっつけ修理するならホース変えれば良かったのに。


もちろんロアホースも変えますよ。
こちらもぶよぶよした手触りだったので、上下とも潮時だったと思われます。
ホースが汚いのはオフロード走行の弊害です(爆)


全てのパーツを組み付けてやっと完成しました。
都合丸3日掛かりました。
足腰ヘロヘロですわ、ホンマ。

それでは緊張の火入れ(?)です。
キュルキュル・・・ブオーン

カンカンカンカン!!!

すさまじいタペット音が響き渡って焦りましたが、小一時間もすると収まったので一安心。
とにかくちゃんとエンジンかかりました!
エンジン回転に不具合はないのでタイミングズレもなさそう!
ヨカタ。






























駄菓子菓子!




























アイドリング→アクセルオンで白煙もくもく~

直るどころか悪化してる!(´Д`)













・・・もうこのクルマ捨てる!!!
Posted at 2021/02/24 22:45:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | H58A | 日記
2021年02月17日 イイね!

クロスビさん快適化計画44・リアドアの鉄板を隠す

クロスビさん快適化計画44・リアドアの鉄板を隠す








クロスビさんのリアドアの鉄板三角地帯、安っぽさ全開でキライです。
購入前の試乗段階からキライです。
(試乗車はホワイトだったので商用車かよ!ってくらい目立ってイヤでした。)
うちのはボディカラーがグレーなので比較的目立たないんですが、それでも気に入らないのは変わりません。
なんでここもドアトリムを整形しなかったのかと甚だ疑問です。
この部分を作るだけでコストが跳ね上がるとも思えないんだけど。

ということで、バックドアに続いてこの部分の鉄板部分もなんとかすることにしました。


まずはバックドアランプ増設時の端材のプラ段を用意。
採寸した形に切り出しました。


不要になったい草クッションを分解して、中身のスポンジゲット。
・・・別に貧乏症な訳ではなくて、丁度良い厚みのスポンジが売ってなかったので流用しているだけです(笑)


そして最後はこれまたバックドアランプ増設のレザーシートの端切れ
これらを組み合わせて、


鉄板隠しのリアドアガーニッシュ完成!
廃品100%使用で環境にもお財布にも優しいエコ製品 (゚∀゚)アヒャ
厚みをもたせるためにスポンジをアンコにしましたが、ソフトパッドみたいな感触になっていい感じに仕上がりました。
見た目はアレですが。
素人工作の限界w


早速リアドアの鉄板に貼り付けました。
後々脱着が出来るようにマジックテープ固定にしてありますよ。


個人的には違和感なく鉄板を隠せたと思いますが、いかがなもんでしょう??
言われなければ純正で装着されているように見えると思うんですが!(言い過ぎか?)
とにかく目障りな鉄板を隠せたので個人的には大満足であります。。
Posted at 2021/02/17 22:20:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | MN71 | クルマ
2021年02月06日 イイね!

奇々怪々

奇々怪々









ここ最近、クロスビさんのドラレコとレー探の様子が変です。
レー探の電源が入らなくなり、ドラレコも録画と停止を繰り返したと思ったら録画しなくなる・・・。
アイストキャンセラーも機能しなくなり、勝手にアイストするし。
挙げ句の果てに後付けしたリア用シートヒーターのスイッチも入らなくなりました|д゚)

なんだこれ。。

これらの機器(ドラレコ、レー探、アイストキャンセラー、リアシートヒータースイッチ)はみんな自分で引いたイグニッション電源線ラインにぶら下がっている電装品。
この自作IGライン、リレーを組んでIG電源をトリガーとしてACC電源を供給する回路にしてあるんですが、このIGラインに何らかの不具合が起きたようです。

とりあえず原因究明をすべく調査。
まずテスタでリレー出力電圧を計測、ちゃんと12V以上出力されています。
次にレー探(正確にはレー探に接続するOBD端子への電源)への電源を外してみると、残りの3つの機器は正常に動きました。
ならばこの分岐線が悪いのかと思い、違うコードを使ってOBD(レー探)へ接続するも症状変わらず全部起動不可。
ということはOBDへの分岐線はシロ。。。
ちゃんと12V出力されているのに、なぜレー探を繋ぐと全て起動しなくなるのか意味不明(´Д`)
念のためレー探の代わりにELM327をOBDへ接続してみても何も変わらないので、レー探が悪いわけではなさそう。

ならば、リレーからの出力を外して、代わりに直にACC電源を接続してみると・・・なんと全て正常に起動!
これは・・・リレーに何らかの不具合がありそうですね。
とは言え、リレーの作動音はするので、リレー自体はちゃんと動作しているのに何が悪いんだろう?


運良く新品の同じリレーが手元にあったので、リレーを交換してみます。
考えてみれば、取り外したリレーはスイフトの遺品再利用品なので年季が入っている品でした。


交換したリレーを接続すると、何事も無かったかのように元通り!
全ての機器が正常に起動しました。
ヨカタ。
これらの機器が使えないと不便極まりないですから。

どういう理屈かわかりませんが、リレーの接点不良で出力不足にでもなっていたのでしょうか?
出力電圧が12Vあってもダメなんてことがあるんですね。
ドラレコ意外はほぼ信号線的な使い方しかしていないので、電流もさほど流れてないと思うんだけどなぁ。
電気は奥が深い(´Д`)

結局最後まで奇々怪々な出来事でした。
とりあえず直ったので良かったけどね。
Posted at 2021/02/06 23:08:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | MN71 | クルマ

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何シテル?   09/06 08:32
16年連れ添った'93年式のニッサン・プリメーラ(P10)と'09年にお別れをし、現在は'03年式のBMW 320i Msport(E46)と'09年式のスズキ...
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