• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2017年08月31日

珍車PART719

珍車PART719
今回はテンション上がりましたぁぁ。。。

と言うのは大好きなアクションドラマで駆け回っていたあのクルマを発見!子供の頃~高校生位までは現役も見れましたが今ではすっかり姿を消し…そりゃそうですよね、もう半世紀近く前のクルマですから!! あー年喰った(*_*;

⇒『昭和45年(1970)2代目H130型セドリックスーパー6』!!

130セド、しかも大好物の後期型なんて恐らくココで取り上げるのはお初かもしんない、街角目撃で5~6年前に上げた覚えもありますがその時はバリバリにムーンアイズに弄られた個体だったのでオリジナルな後期130、感動です!

後期130と言えば伝説の刑事ドラマ、石原プロ製作の「大都会~闘いの日々~」「大都会PARTⅡ」の黒パト/パンダで劇用車で使われこのドラマ、PARTⅢまで含めて大好きでしたんでね、130セドと言えば大都会を思い起こす、そんな世代ですんでお若い衆、こらえてつかいw

↓大都会PARTⅡのOP


全3作の大都会シリーズ(西部警察の前身)で130が一番活躍したのがPARTⅡ、闘いの日々でもそこそこ出ていましたがPARTⅡでは出番が多くSTD~最上級スペシャル6まで大活躍、主役の黒岩(渡哲也)の所属する城西署の黒パトメインは当然、アクション車輛も殆ど130が使われ画面露出度も相当なモノでした。

↓130セド、渡哲也、松田優作に裕次郎という豪華布陣に花を添えてます!



ハチャメチャアクションが売りだったPARTⅢでは当時の新車、330(331)セドがメインで破壊要員は230、130は第1回で闘い~Ⅱで使った車輛を恐らくほぼ潰した感じで2回目以降、130が出てくる場面はほぼなかったのでね、勿論230も330も好きですがいぶし銀の130セドの姿をたっぷり拝むならばやはりPARTⅡって訳です(笑)


130セドは昭和40年(1965)発売、初代の30型がアメリカン風味の強いデザインが特徴でしたが2代目130はP・ファリナをデザイナーに迎えヨーロピアン風味も加えたモダンなデザインに変貌、しかし410ブルーバード同様に尻タレデザインが個人的にはNGで四肢をピンと張る同時期ですと40クラウンや三菱デボネアに惹かれましたねー。

130は60~69年までに2度のMCを受けイヤーモデルでそれぞれFr/Rrのデザインが異なりますがどれも尻タレは不変、しかし通常のモデルライフ(4年)を超えた69年にBigマイナーが施され前も尻も下がりボンボンのデザインを高級車らしく四隅をピンと張り見違えるように堂々とした出で立ちになったのが後期130、サイドガラスも現代的に天に向かってやや寝かされドアパネルは従来型と同じながら見違えるような素晴らしいデザインに生まれ変わりとても5ナンバーとは思えない威風堂々さはクラウンやデボネアに勝るとも劣らない出で立ちになりました!

↓前期型130(3次モデル)



後期型130


このような後期130、出品車はこれの最終型70年モデルの上級グレードスーパー6!

グレードに“6”と記されるのが文字通り6気筒モデル、130はその後20年近くに渡り搭載されたあの名機、L20型エンジン直6 OHCが初めて載せられましたが130時代は4気筒と6気筒がバリェーションに満遍なく設定、230以降はL20がメインとなり4気筒のH20型モデルは廉価版のみとなりましたがまだ時代は6気筒なんてショーファーって感じでた。


↓出品車、総合3.5、外装B内装Cというほぼ半世紀経過とは思えない状態!


5桁メーターによる走行不明で当然?ALLペイント車ですがそれにしても綺麗、機関系にも出品票によれば不具合もない様子ですのでレストア車輛かもしれませんね。
現代使用にも耐えるクーラー付き(エアコンではない)で助手席に座ると凍えますが夏も快適ドライブでしょう、年式的にオーバーヒートには神経遣いそうですが(汗)

↓ダッシュタイプのクーラーが眩しいC評価の内装、高級車らしく風格あるインパネは当時惹きこまれました~、ここに座れば気分は黒さんw


↓後席用灰皿とライターが高級車の証、スペシャル6やGLになるとこれにラジオ操作も加わります!


スーパー6は最高峰スペシャル6、GLに次ぐ高グレードで庶民には縁遠いモデル、まぁ、これに限らずフルサイズ高級車なんて営業用やパトカー以外にはない時代、この130後期や50クラウンでようやくオーナー訴求され始めまましたがまだまだ高嶺の花、都内丸の内にでも行かないと往時街で走る姿はなかなか見かけなかった筈…。


↓「秋56」は惜しくもシングルではないですが昭和50年代からナンバー不変と思われます!


人(車)生後半は外装塗り直しの上屋根付き保管、乗るのはイベント出動だけ?という感じですね、博物館レベルといってもおかしくない状態で恐らく現存する130でも最高レベルな気がしますナ~。

↓威風堂々の後期130は半世紀前のデザインには思えずこの時代のデザイナーさんの腕を尊敬してしまいます!


出品地はナンバーに近い北国、落札額はこりゃ相当するべ!!と思いきや意外と低い、しかし店頭価格は間違いなく3桁にんは乗るでしょうが200でもおかしくない印象からしたら安いと感じますネ、230~430が最早プレミアに乗ってきていますが130はやはりかなりマニアックなのかな!?大都会Ⅱ効果でコレ、好きだったんでねー、低い落札にややガックリですがマニアに引き継がれ今後も極上状態での生存を願います(^^)/
ブログ一覧 | 日産 | クルマ
Posted at 2017/09/01 00:57:16

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

お疲れ様でした🙇
ゆう@愛媛さん

ウチのぬこ「すばる」君の近況
キャニオンゴールドさん

宗谷岬Touring!この景色を最 ...
バビロニアさん

朝ご飯🍕
sa-msさん

ただ今。呉港あたり…
RC-特攻さん

タブレット純さん
avot-kunさん

この記事へのコメント

2017年9月3日 11:53
キレイな130ですね

自分は西部警察の影響で230好きになりましたが、再放送で見た大都会で130が出ているのを見て、130もカッコいいなって思うようになりました

その後、130の前期が全然違うスタイルだったのを知りましたが…自分もgureさんと同じで後期の方が好きです(^^ゞ
コメントへの返答
2017年9月3日 22:31
ここまで極上レベルの130もそうはないかと思います。

大都会Ⅲ/西部警察ですっかりメジャーになった230ですが私的にはⅡまでの130萌えでした、230は私世代では数多く見る事も乗る事も多かったながら130は当時でももう少なく高級車らしい風格に憧れたモノです。

プロフィール

「珍車PART993 http://cvw.jp/b/2682511/47730141/
何シテル?   05/19 15:53
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

    1 2 3 4
5 67 891011
121314151617 18
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れで真にめで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation