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2018年06月30日

珍車PART773

珍車PART773 珍773弾!

コイツを見ると80年代の日テレ火曜9時アクションドラマが頭よぎるんですよねー、76年頃から始まったこのシリーズ、当初は「大都会」や「大追跡」に代表されるように日産車が劇用車として登場してましたが79~80年のあの名作「探偵物語」からマツダ車に切り替わり以後「大激闘マッドポリス80」「プロハンター」等、マツダ協力となりドラマの中で使われていた白黒パトがコレでした。

⇒『昭和54年(1979)3代目LA4MS型ルーチェセダン2000カスタム』!!

所謂“レガート”型ルーチェ、正確にはデビュー当初のみ『ルーチェ・レガート』を名乗った3代目前期モデルの縦目のルーチェ(この辺の事情は過去ログの“保存版・燃えろ!20世紀のガチンコライバル列伝!!!…ローレルvsルーチェ”にて記載済) 、まだ残存しておりました(^_^)v

ドラマでは白黒パトで見慣れたセダンですがワタシの生息地区ではこれのパトなんて皆無、セダンはクラウンやセドリックの対抗馬でもあったのでTAXIに使われる例もありましたが首都圏ではマツダの勢力、まだまだ弱かったんでワタシの記憶する限り、都内本拠のイー〇タン観光のみが使ってたんじゃないかな!?あっ、個タクでは結構多かった、マツダは当時でも安いというのところから個人タクで導入された例はクラウン/セドにも肩並べてたかも!?!?
白にブルー帯の個人タクシーのルーチェセダン、後のタクシー専用カスタムキャブ含めて最終HC型ルーチェまで比較的イメージあるかも…

最後はセダンの場合、個人タクシー専用車みたいなイメージが当地区ではありますナ


一般普及はハイオーナーらしさ満点の4HTが新たにラインナップされましたがコレ、74年にデビューしていた当時現行のS90(~110)型クラウンピラードHT(4HT)のまんまパクリ的スタイルで印象悪し、トヨタの猿真似は当時、マツダ派にも評判芳しくなかったですがマツダはその知名度、浸透を関東以東で高めようと必死の時期、トヨタは日産のローン審査に通りにくい業種の社長・重役にロクに審査もせずに売り焦げ付きも多かったなんて不名誉な逸話も聞いています。

一般オーナー向け4HT


さて現車、40年近く前の個体ですが立派な現役の様子で大いにその歳月を伺わせる状態ではありますが機関等に問題はない感じ?逆に未再生である事が驚きでR店ながら内装E、外装Cの評価は年式からしたら大したモノ!


距離は5桁の為不明扱いですが状況的には119000kmかな…?と推測。

この頃のルーチェはまだまだRE(ロータリー)推し、先代がコロナブルクラスだったところ一気にボディサイズを拡大し最上級リミデットはクラウンロイヤルサルーンやセドリックブロアムにも対抗できるフル装備、エンジンはTOPのみ13B型REを、普及版に12A、そしてレシプロは2000と1800を用意、マツダとしてはREを全面に出しコスモセダン的に?売り込んでいましたがコスモは性格的にREが多いもルーチェはやはりレシプロの普及率が高かったと思います。

出品車はそのレシプロ2000のMA型110ps搭載の中間グレードのカスタム、この上にスーパーカスタム(レシプロの最高グレード)、下に廉価版カスタムスペシャルにて展開、スーパーカスタムの2000は当時ツるんでいたツレの親が乗っていてよく遊びでそのツレが乗ってきていましたが貧乏学生の時代でしたんでリミデットでなくてもその豪華な室内意匠にはウットリしたもんです、ハイ。

マツダは当時でもトヨタに次ぐ高級度合いのセンスは高く日産はギンギラ、三菱以下は大衆車と大差ないイメージの中でコスモ、ルーチェに関しては非常に目を奪うモノでした。



現車も当時の面影を充分伝える綺麗さを維持、当時はなかなか白いシート、内張っていうのが少なかったので余計眩しく見えたモノです!

E評価とは思えない状態、匂いや画像にない割れ等があるのかもしれませんが画像の限りC評価でも充分イケる感じ!


REの影に隠れた当時のマツダレシプロは意外に出来が良く排ガス規制で各社青色吐息の中、当時としてはこのデカいボディをスペック以上に走らせ敢えてREはいらないってって感じ、勿論REならばパワフルこの上なかったですが4発でガサツながらそこそこパワーもあり少なくともTTCのトヨタ(18R-U)やNAPSの日産(Z20)、MCAの三菱(G52B)等ライバル他社の2L 4発よりは元気あった印象が残っています、縦置きFR時代ですのでシフトフィールも比較的好み、三菱、トヨタに次ぐ気持ち良くカチッと決まるあの感覚、未だにこの手に残ってますナぁ、懐かしい。。。

クリア剥げ、色褪せ、サビは多い感じながら未再生が自然な感じの個体、外装はまだ充分このままで乗れそう!


3代目ルーチェは何と言ってもこの個性的な縦角目4灯の顔に尽きますネ!


当時は取っ付きにくくて不評、77~79年の前期のみで79年のMCで大人しくこの価格帯の車らしくベンツ的マスクにリファイン、“広島ベンツ”と揶揄され始めたのもこの後期型からでした。

“元祖広島ベンツ”のLAルーチェ後期型!


個人的にも前期顔は苦手で気品ある後期派ですが個性では断然前期が上、今のクルマと違い対向車で遠くから来ても一発でルーチェと判断できましたしねw

出品地はその産まれ故郷、さすが広島!少ない中でもオーナードライバーはほぼ4HT版を選ぶ中、オーナー仕様のセダンなんてこの地にしか残っていないのではないでしょうか?

今や希少車ですから20~30年前なら即座に解体されていたルーチェ、落札額は往時を知っていればまぁまぁ驚愕で店売り3桁には及ばないかもしれませんがそれに近いレベルでないとペイできない程高額落札でしたがマツダマニアの手に無事渡って欲しいものです、どこぞの旧車カブレによる被害車にはマイナー車なのでならないとは思いますがネwww
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Posted at 2018/06/30 20:47:00

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