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2018年09月22日

珍車PART790

珍車PART790 珍車790ですがコロナと来ればカリーナでしょ!
って訳で今回は懐かしの2代目OLDカリーナが出てましたんでコレをご紹介

⇒『昭和54年(1979)2代目TA45型カリーナHT1600GT』!!

残ってますねぇ、ある所にはあるんですねぇ、オヤジ世代には感涙の出品!(^^)!

1970年にトヨタ初のスペシャリティカ-、セリカと同時発売、セリカのベースが初代A10型カリーナであり2ドアオンリーで大量販売を見込めないスポーティモデルのセリカの価格をセダン(2/4ドア)モデルで量販を見込めるカリーナを基とし大幅な価格低減を実現させるという後年には各社で当たり前の手法となる施策で大成功、同じような手法は日産は古くから用いブルーバードに対するフェアレディやシルビア、他社では三菱ギャランに対するギャランGTO/FTO、マツダはグランドファミリアとサバンナ、いすゞフローリアンと117クーペ等が見受けられました…。

カリーナは当時のカローラとコロナの間を埋める中間車種でしたがあまりに多過ぎたカローラ、年配層に高い普及を示してたコロナの隙間に入りセリカ譲りのスポーティで若々しスタイリング、カローラコロナにはない高性能DOHCエンジン搭載(1600GT)等が新たなスポーツセダン像を提唱、セリカ欲しいけど家族いる、さりとて既存ファミリーセダンでは所帯じみて嫌!というヤングファミリーの需要にドンピシャで大ヒット、その人気で当初はセリカのセダンとしての立ち位置ながらカリーナにもHTを追加、搭載エンジンも次々にセリカ同様の高性能なDOHCやEFIが与えられHTもセリカでは派手過ぎて恥ずかしい、セダンに乗る程老けたくない!みたいなユーザーに支持され特にセリカがクーペ版、LB共に2+2程度の後席スペースがなかったのに対しカリーナHTはしっかりと後席も機能する実用さが受けセリカ人気を上回る時期もあった程でした!

さて、今回お出ましのカリーナHTは77年にFMCした2代目A40系、現車は79年モデルの前期型、同年に角目4灯にフェイスリフトした後期に切り替わるので前期型最終モデルとなります。
後期の角4は個人的にNG、丸目でデザインされたモノはやはり丸目がしっくり来る、この時代角4が流行で数多くのクルマがMC時に丸目→角4となう例が7見受けられましたがどれも取って付けたような印象、40カリーナも絶対的に前期丸4派でした。

初代が高い人気で推移、排ガス規制のゴタゴタもあり当時では異例である7年という寿命を誇り初代末期でもさほど販売はセリカと共に落ちなかったという実力、その後を受けた2代目は初代程の高人気とはいかないまでも特にHTは好評の初代HTのキープコンセプトが功を奏し一定の人気、他社同クラスモデルと較べれば高い普及率を誇り往時の街角では2ドアモデルながら結構な数を見かけた物でした。

現車、走行は5桁メーターで不明扱いながら全体の程度からして13万㎞台ではないかなぁ…


R点(事故落ち)はこの年代車で気にする方がナンセンス、外装D内装Eという内容で極上って訳ではないながらも年式以上の綺麗さで前オーナーさんんの溺愛ぶりが伝わります、瑕疵もそこそこありますが40年近くの太古車ならあって当たり前のレベル、もうそんな何台もない40カリーナですから選んでる余裕はありませんゾ!マニアは手を挙げるべし(笑)

外観はキープコンセプト(HT)ながらインパネは最新(当時)意匠に変更されました!


E評価はシート破れか?プロクリーニングではD~レベルにはなろうであろう基本的にイイ状態!


セリカとは違いRrシートも視界、ヘッドスペース等居住性を充分考慮した後席、使用率が少ないのか破れ(焦げ?)以外非常に綺麗な状態!


出品車、1600GTってのもレア、カリーナ/セリカのDOHCは高級版2000GT(18R-GU 130ps)と廉価版1600GT(2T-GEU 115ps)が存在、カロスプ(レビントレノ)は1600のみ、コロナは2000のみでしたので二つのDOHCが選べる贅沢ぶりはカリーナ/セリカの売り、1600GTは名機2T-GをTTCにより排ガス対策、未対策のソレックス×2に代わってEFIとされかつての瞬発力、パンチは消えカリーナではややオーバーウェイト、TTCによる息継ぎが気になり往時の2T-Gを知る身には物足りなさだけの残るユニットでしたが今となってはそんな事どうでもいい、クルマの性格上セリカもカリーナもGTを選ぶなら2000GTを!!が人情で当時1600GTは意外に少ない存在でGT総合の中で2000が8割、1600が2割位だったのではないかなぁ…!?

排ガス規制で一時カタログリストから消えた2T-Gは76年、レビントレノにEFIとなって蘇りました!


40カリーナはデビュー翌年の78年に北米用衝撃吸収バンパーをop採用、既採用の30セリカや30/40マークⅡ/チェイサー、T100~120コロナ、E50/60スプリンターのアイアン製から進化したウレタン製になりアイアンがダンパーによる衝撃吸収を果たしていたのに対し材質そのものでこれを吸収する方式となり以後数年、トヨタ車は勿論他社にも波及、80年代のトレンドになりました!

40カリーナはスポーティグレード(ST/SR/GT)や高級グレード(SE)にop設定され迫力のウレタンバンパー装着モデルが設定後のメインになっていましたっけ、現代のバンパーなんてどこにあんの?みたいなのを見慣れるとドッシリとバンパーを主張する姿には威風堂々さすら感じますナ!

外装Dながら評価以上のイイ状態に感じます、サビは致し方ないですが塗装の状況や凹もなくGT専用マグぐタイプホイールがトムス?に変更されるだけのほぼオリジナルっていうのもマニアとしてはヨダレモノ!




先代HTのスタイリングが好評でキープコンセプトされた40カリーナHTのRrビュー(㊤初代㊦2代目現車)背びれのようなクォーターフィンが人気の的でした!



出品は中京地区、初代HTがラクショーで3桁オーバーする中、現車も販売価格は軽く3桁超えする落札額、1600GTってのもマニアックで値段跳ねたかな!?

実際のドライバビリティは2000GTなのは当然ですが40カリーナは前期2000GTは51年規制のDOHC-ソレックスを維持、しかしキャブでの排ガス対策は目一杯ガス調整がなされ出力は未対策の5psダウン程度ながら実際の走りは目を覆いたくなる参状、1600や後期2000GT(18R-GEU 135ps 53年規制適合)はEFIにより排ガス規制にも柔軟に対応しており相性はこちらが上、依って前期ならば2000GTより1600GTの方が実は吹け上りが良かったんですわ、新車時のオーナーさんがこの事を知ってたか否かは不明ですがなかなかのチョイス、スペックに現れない差が当時の2T-GEUと18R-GUにあった点はあまり知られていません…。

(^_^)v
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Posted at 2018/09/22 16:38:21

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この記事へのコメント

2018年9月22日 22:16
いや~ 2T-G好きにはたまりませんな~(^o^)

E3#Aギャランマニアでなかったら 飛びつきたくなる個体っすね(笑)
ってもまだ私の財政状態では 買うことは愚か 維持すら厳しいですが(涙)
コメントへの返答
2018年9月22日 22:26
そう、レビトレでもなくセリカでもないカリーナの2T-Gという点がマニアにはヨダレ物に思います。

この年代車、少し前までは高額は日産車の独断場でしたが現在はトヨタも三菱もマツダも凄い事になってます、普通の神経でしたら経済的に裕福でも手は出せんでしょうねー。

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