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今回も業オクから!!
前回、ハコスカを取り上げましたんで今回は当然？これですw

⇒『昭和50年（1975）GC10型4代目スカイライン2000GT』!!

4代目スカイラインなんて云うよりケンメリ・ヨンメリと云った方が自然（笑）

現車、まるで80年代の街角から飛んできたような当時の典型的チョイ悪仕様、30年前、土曜の夜（当時は週休2日なんて気の効いたモンはないのであくまで土曜の夜！）にはこの手のケンメリヨンメリはそこらじゅうにいましたねー、これにタケヤリデッ歯付けりゃ立派にチバラギ仕様、河口湖初日の出暴走のスターwww

あっ、若い世代や西の方はご存じないでしょう、チバラギ仕様とは関東・千葉、茨城で見られた独特な異様な？改造のパターンで東京や神奈川他からは失笑されていたもの、尤も今ではそれも一つの文化として認められている感もありますが当時、横浜市民としてはもう笑うしかなかったという代物でしたネ(^_^;)

しかし今回のヨンメリはそこまでやっていない、極オーソドックスなヨンメリの弄りでRグリル、Rインパネ、ソレタコ、若干のシャコタンに派手系アルミetc…

グレードはカスタマイズされているので分りつらいですがP/Wでないところみると元々はL20シングルの2000GTでしょう。

↓R点評価、内装D外装Cですのでこの年式としては高得点！


※付いてませんので実走行か？この年式ですからアテにはなりませんがもし証拠書類が残り実走行ならスゲェ、しかも10万km乗ってませんからね、奇跡のヨンメリの可能性も…

初度登録S50.6ですからNAPS以前の未対策モデル、51年からは悪夢のNAPSになりツインキャブ最高峰GT-XはEGI付きになりますが未対策時代のツインキャブと比較できない程の惨状でしたし2000GTはシングルキャブで10psダウンですがその走りは青色吐息、真面目な話山道（箱根ターンパイク）で友人のNAPS2000GTに乗っていたら登坂力はホントしんどくて軽く4ｔトラックにちぎられるモノでしてこりゃトヨタから「名ばかりのGT」（同じエンジンである後続ジャパン時代にセリカのCMにて）と揶揄されても仕方ねーや！と実感で思いましたわw

まっ、そんな昔話もありますがヨンメリケンメリは80年代ではその未対策モデルが一時ブームになり中古価格が高騰、もちろんケンメリヨンメリに限らず70年代前半のスポーティモデルは全て信じられない価格になりクルマによっては当時現役新車の51/53年規制モデルよりも高騰し驚いたものです。

その中でもヨンメリケンメリは人気TOPに輝いていましたっけ、大概はこの出品車の如くチョイR風味、HTでは完全にRを模倣した“R仕様”というのも一つの文化になっていました。
個人的にはケンメリヨンメリはツルンとして好みではなくやはりハコスカマンセー！逆に後続のジャパンの方が80年代らしいクリーンなスタイリングが好きで数あるスカイラインの中でもケンメリは苦手な方なんです、天の邪鬼ですねー（笑）

↓Rのアルミパネルはケンメリ（ヨンメリ）弄りの定番ですね、内装はC評価だけあり年式としては奇麗！


天の邪鬼Gureは置いといてスカイラインは正直このケンメリヨンメリの神がかり的人気が伝説となり以降R34までこのイメージを継承、我々世代ではV35以降にどうしてもスカイラインを認められない基本はこのケンメリヨンメリによるあまりのイメージ定着ぶりでしょうかね、本々1.5Lクラスのファミリーセダンのノーズを伸ばし縦6を積んだ云わば邪道なクルマ＝スカGですがそのインパクトはやはり強かった！

↓Rrビュー、エンブレムレスと◎ライト枠黒塗り程度ですので好感持てます！


ハコスカ時代と較べ一気にファンを増やしたケンメリヨンメリ、当時はHT/クーペブームでしたので2ドアのスポーツはいくらでもいましたがヨンメリ＝4枚のスポーティは数少なく同じ日産でもサメブルのGT系、ガメラ（ローレル）のSGXも存在するもスポーツセダンはヨンメリ一色の人気度でﾜﾀｼもインポブルメントデザインが強すぎるケンメリ＝2HTよりセダンのヨンメリ派でした、これは今でも好みは変わらないです(^^ゞ

↓1度や2度は塗っているでしょう、D評価ですが艶も残りいい状態に見えますが怖いのは下回り…


出品地はこれも北、落札価格は先日のハコスカよりは低いですがこれもなかなかの価格で200は超えてます(+o+)

ハコスカ、ヨンメリきたので次回はジャパン？いえいえ残念ながら現在ジャパンの出品は把握できてないので違うと思いますのでジャパンを期待しているファンの皆様方にはお気の毒でーす;:゛;｀(;ﾟ;ж;ﾟ; )ブフォォ！！