• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2020年04月24日 イイね!

あのクルマの系譜・その23~マツダRX-8編~

あのクルマの系譜・その23~マツダRX-8編~あのクルマの系譜シリーズ、第23回は出る出る詐欺?のマツダRE(ロータリー)の近年まで象徴であったRX-8の系譜を取り上げます!

マツダファン以外でも多くのスポ車ファンが待望するマツダRE、1967年のコスモスポーツで血の滲むような努力と情熱で世界初の2ローターREを市販化したマツダの象徴、シンボル、イメージはRX-8製廃以来7年を経過した現在でも揺らぐ事はなく逆にカムバックを望む声は年々高まっていますよね。

いずれ出てくるであろう次期RE搭載モデルはまた別名になる公算が強いですが今のところ最後のRE?RX-8の系譜、やってみましょう!


【RX-8】
alt
(2003~2013)

・マツダ伝統のREスポーツとして長年君臨したRX-7の継承モデル、RX-7がワンマイルシートの2ドアスポーツカーだったのに対し主要輸出先のアメリカとの関係で観音開き式4ドアスポーツでRrシートも狭いながらも拡大している。
・シャーシは基本的に先代FD3型RX-7を継承するも新世代のREスポーツとして特にエンジンは新設計。
・初代RX-7から引き継ぐFrミッドシップを踏襲。
・エンジンはRE 13B-MSP型NAのみ、4ポート(~2008)と6ポートを設定。
・試作的に水素RE搭載モデルも存在した。
・ボディは4ドアクーペ、駆動はFR、ミッションは4AT/6AT/5MT/6MT
・主に米国で競技出場。
・折からのスポーツモデル人気の衰退、環境/燃費重視の世論に逆らえず2013年にカタログ落ちとなり1967年以来のREエンジン搭載モデルが46年で幕引きとなる。


【3代目RX-7(アンフィニRX-7)】
alt
(1991~2003)

・91年デビュー時は多チャンネル化により産まれた「マツダアンフィニ店」扱いになるのを機にネーミングを従来の「サバンナRX-7」→「アンフィニRX-7」となる。
・96年以降はマツダの販売店政策見直しによりアンフィニ店が消滅、名称を「マツダRX-7」に変更。
・ボディは2ドアクーペのみながら92年までは先代カブリオレを継続設定。
・エンジンはRE13B-REW型シーケンシャルツインターボのみ、初代RX-7から引き継ぐFrミッドシップを踏襲、、駆動はFR、ミッションは5MT/4AT。
・4シーターと2シーターを設定。
・内外のモータースポーツに出場。
・国産モデルで最後までリトラクタブルライトを採用。


【2代目サバンナRX-7】
alt
(前期型 1985~1989)

alt
(後期型 1989~1991)

alt
(カブリオレ 1987~1992)

・先代から引き続きサバンナRX-7としてラインナップ、この当時は他にルーチェ、コスモ等のREエンジン搭載モデルも存在するもそちらが高級パーソナル的存在であったのに対し国内では純粋なピュアスポーツとして、海外では”プアマンズ・ポルシェ”として人気となる。
・ボディは初代RX-7から引き継ぐ2ドアガラスハッチ式クーペ及びオープン(カブリオレ)の2種、カブリオレは91年RX-7本体がFMC以後も92年迄継続ラインナップ。
・初代RX-7から継承してリトラクタブルライト装備。
・エンジンは先代が12Aだったのに対し一回り大きく上級ルーチェ/コスモの13Bに換装、これをターボ化したRE13B-T型ターボのみ、初代RX-7から引き継ぐFrミッドシップを踏襲、、駆動はFR、ミッションは5MT/4AT。
・RX-7としては初の2シーター「∞(アンフィニ)」設定。
・内外のモータースポーツに出場。

【初代サバンナRX-7(2代目サバンナ)】
alt
(前期型 1978~1980)

alt
(後期型 1980~1985)

・所謂、箱型と言われる従来のセダン、クーペ、ワゴン展開だった先代サバンナから一転、専用シャーシ、Frミッドシップの2シーター然(実際はRrワンマイルシート付4シーター)としたスポーツカーに生まれ変わりサブネームに「RX-7」を付記した。
・73年のOILショックを契機にフルラインREエンジン搭載という方針を転換、高級車とスポーツカーのみにRE搭載という新方針に伴うサバンナのFMCであった。
・トヨタ2000GT以来の国産リトラクタブルライトを装備。
・当時性能的、スタイル的にスポーツカーと言えるのはフェレディZとRX-7のみでありスポ車マニアの間で内外問わず高い人気と販売を誇った。
・エンジンは当初4ポートの12A、79年~希薄燃焼12A(4P)、82年~6ポート12A、そして83年~は12Aターボが追加された。
・ボディは2ドアガラスハッチ式クーペ、駆動はFR、ミッションは5MT/3AT。
・昭和53年規制適合(AP)
・内外のモータースポーツで活躍、ルマン、WRC等でもにも出場。


【初代サバンナ】
alt
(前期型クーペ 1971~1973)

alt
(前期型セダン 1971~1973)

alt
(中期型スポーツワゴン 1973~1975)

alt
(後期型クーペ 1975~1978)

・コスモスポーツでREを提唱以来ファミリアRE→カペラREとRE普及モデルを設定してきたマツダRE第三弾としてデビューしたのが新車種のサバンナ、以後RX-7→RX-8とDNAを繋げた元祖モデル。
・一部富裕層を除き一般には縁のなかったコスモスポーツ=REエンジン、普及を担ったファミリア、カペラではその大パワーにシャーシが負け評判は芳しくなかったがこのサバンナでパワーに見合うハンドリング、シャシ、足回りを得てレース界にも革命を起こすと同時に市場で市民権を獲得したのもサバンナの功績が大きい。
・サーキットの常勝であるスカイラインGT-Rの連勝記録を止めた事は伝説として語り継がれる。(RX-3 サバンナGT)
搭載エンジンは当初10A型のみ、72年に12A型を追加(GT)、74年以後は12A型のみとなる。
・駆動はFR、ミッションは5MT/REマチック(3AT)、ATはREエンジン車初のものであった。
・72年12A搭載モデルのGTはその後輸出名「RX-3」が有名となり現在ではプレミアム化。
・双子兄弟モデルとしてグランドファミリアが存在、こちらはレシプロエンジン専用のファミリーモデルの為サバンナメインのクーペに対し4ドアセダンがメイン、商用バンも存在しグランドファミリアセダンのボディを使うサバンナ4ドア、同バンを使うサバンナスポーツワゴン(72年~)も存在、サバンナとグランドファミリアは前後をリデザインする双子モデルであった。
・昭和50年→51年規制適合(AP)
・サバンナデビュー直後の昭和48年に起きたOILショックは高燃費だったREを直撃、サバンナを含むRE搭載モデルは壊滅的な不人気となってしまいマツダ(当時東洋工業)が倒産に瀕したがこの苦い経験で富裕層相手の高級車、スポーツカーのみへのRE搭載と舵を切るも78年の2代目サバンナRX-7デビュー迄、サバンナは省燃費、スポ車否定の時代の中で国産最速の唯一のスポーツモデルとして君臨。
・ガスは大食いながら排ガスが綺麗なREエンジンの特性を生かし73年にはホンダCVCCと並んで国産では一早く排ガス規制に適合し汚名挽回に心血を注いだ。
・富士GCを始め数々の内外レース、ラリーで活躍、GCではGT-Rを破った以後は常勝。



あのクルマの系譜・マツダRX-8編…
Posted at 2020/04/24 00:57:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ

プロフィール

「珍車PART993 http://cvw.jp/b/2682511/47730141/
何シテル?   05/19 15:53
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/4 >>

   1234
5 6 7 8 9 1011
1213 1415 16 1718
19 20 21 2223 2425
26 27 28 2930  

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れで真にめで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation