• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2020年08月15日 イイね!

珍車PART874~渡哲也さん追悼企画~

珍車PART874~渡哲也さん追悼企画~

昨夜ワタシ世代にとっては大変残念な訃報が入りました、そう、またしても子供の頃に憧れた昭和のスターが他界されてしまいました…渡哲也さん(享年78)

世代によって渡さんへの思い入れは様々でしょう、ワタシ世代では何と言っても大都会シリーズ(大都会~闘いの日々・大都会PARTⅡ・大都会PARTⅢ)の黒岩デカ長…



問答無用で悪人を射殺、五分刈りレイバンのグラサン姿は当時中学生ながらバイオレンス好きだったワタクシの憧れでした!
alt

何でしょう、男に男がホレる渡さん、役柄だけではなく石原裕次郎さんとの出会いや裕次郎さんの闘病を支えた姿、そして裕次郎さん亡き後に石原プロを支えた”親分”の姿はプライベートでも黒岩デカ長そのもので後輩の舘ひろし、神田正輝両氏に最後まで慕われたお方、ここ何年かで昭和の大スターが次々に逝かれ最後の?彗星遂に堕ちるって感じの虚しさ、悲しさを感じます。

昭和・平成のアクションドラマで輝いた渡さん、今回はワタシらしく渡さん所縁のクルマ(劇用車)で偲んでみたいと思います!

冒頭記載した通り世代によってそれ(クルマ)のイメージは異なると思います、若い世代~40代半ばはやはり『西部警察』のマシンX(スカイラインジャパンターボ)やサファリ、スーパーZでしょうねー。

ワタシ世代=現在の50~60代は思春期をスーパーバイオレンス?の大都会に夢中、西部より爆破やスタントはやや少ないながらも大人なストーリーで西部の大門団長は黒岩デカ長が原型(更に黒岩の原型は大都会以前の石プロ企画である映画『ゴキブリ刑事シリーズ』)でもありややもすると子供っぽい?西部警察を否定したくなりますが渡さんの名声を不動のモノとしたのは西部で間違いないと思います。

ワタシ世代より上になりますと日活時代の若き日の渡さんが印象的だってたでしょうねー、ギャング役やヤクザ役を演じ東映やくざ映画では伝説のやくざ「石川力夫」を演じ黒岩や大門を先に知っている世代だとそのハチャメチャな極道ぶりにはかなりショックを受けたモノです。

話を元に戻し(汗)クルマで偲びましょうね、大都会シリーズ(西部も含め)劇用車で大活躍したのが130~330セドリック!!

大都会は最初の闘いの日々って倉本聰さん原作でアクションより重厚なストーリーのドラマ、当時小6~中坊になる時代のワタクシには難しくてよく解らん感じ、その代わり大人になってから観るとさすが倉本作品!と唸るモノがありました…

失礼ながら当時は暗く陰気臭い闘いの日々、視聴者の感想も同様だったようで視聴率は低迷、これにより2作目のPARTⅡは1作目とはガラリと作風を変えこれが後の西部警察~ゴリラ警視庁捜査第8班に至り石原プロの代名詞的バイオレンスアクションとなりました!

前置き長いですが本題ですw そう、ワタシがドツボにハマったのがまさしく2作目のPARTⅡ、当時『太陽にほえろ!』のジーパン刑事を卒業し神的人気を誇る松田優作氏との共演も話題、そんなPARTⅡで活躍した劇用車が130セドリック(前半)、そして230セドリック(後半)。

大都会PARTⅡ、後半で黒岩デカ長が愛用した230セドリック2000GX!!
alt

前半の130は闘いの日々からの使い回し、230は恐らく当時の石プロの社用車か何かだったのかな?PARTⅢや西部でお馴染みの破壊用タクシー上がりのSTDではなく230最高グレードであるGXってのが見物!
まだまだフル装備なんて夢の時代にP/Wやリモコンミラーを備える当時としてはVIP向けの豪華仕様のGX、L20型直6エンジンはSUツインキャブで130psを誇るモノでした。

ドラマでは前半、黒岩が愛用した130は後半でサブに廻りますが登場機会は130の方が多くPARTⅡのイメージは130の方が強い、しかし今回探してみても130の出品はなかったんで230GXを取り上げてみました、PARTⅡは130だろ!!的お叱りは甘んじて受けますがコチラにも事情があるんで(笑)

余談ながら↑画像の230GXはPARTⅢにも登場、但しPARTⅢでの黒岩の愛車は330セドに切り替わり230GXはサブに廻り主にトラ(星正人)やサル(峰竜太)など若手が乗っていた感じ…。

と言う訳で捜しましたゼ230!しかもドンピシャでPARTⅡ~Ⅲに出ていた前期230(1971~1973)のGXです。

⇒『昭和46年(1971)3代目230型セドリックセダン2000GX』!!

ほぼ石プロに潰されたと思いきやまだ残ってましたねぇ、230www

コレ、ワタシが若い時分は整備学校での実習車輛でエンジンや足までバラしてたんで石プロ作品抜きにしても思い入れあるんですよね~、若き日、クルマの構造を教えてくれた思い出のモデルです。

前期230時代はバリェーションは少なく上からGX(セダン・2HT 2600/2000 6発)、GL(セダン・2HT 2600/2000 6発)、DX(セダン2600/2000 6発)STD(セダン2000 4発)で人気あった4HTは73年以降の追加、あっ、城西警備保障の現金輸送車でお馴染みのバン/ワゴンも前期後期で設定アリですw
セダンGXとGL(GLは実質シングルキャブとしGXと装備は大差なし)はフォーマル度が非常に高く下級のDXやSTDにはない当時としては目を見張る豪華さを感じたモノです。

現状渡しなので評価もありませんが不動の記載はなく最低でもエンジン始動はOKな感じ!
alt

画像の限り内外装は半世紀経過のモノとしたら奇跡的な状態で長年マニアの手で大切にされてきたのが伺える個体!
alt

ダッシュ割れも見受けられずシートも破れはあるものの表皮もイイ状態かな?P/Wや後席用照明が庶民には羨望でした!
alt
alt

5桁メーターなので走行不明扱いですが記載上は5万㎞台、まさか50年で5万㎞ってのはないと思いますが15万か25万か!?この上物具合だと25万㎞までは走っていない感じですね!

いかにも黒岩がショットガン持って(PARTⅡでは拳銃)降りて来そうな230GXの精悍なツラ構え。
alt

赤目(前期)の230テール姿は大都会~西部で悲しげに爆破される映像の印象があるファンも多いかと…。
alt

外装はレストアでしょうかね?黒光りしてツヤもありいかにも70年代の風格ある高級車然としており令和の現代では余計オーラを感じさせます!
alt
alt
alt

出品は東海地方、落札額は天文学的値段!! あの頃、平気でバンバン破壊していた230がこんな金額と驚愕で200、300ではありません、恐らく最終ユーザーに渡るのは500万は超えてるんじゃね?いや、それじゃ足りんかもしれない…そんな額です(*_*;

巨星(渡哲也さん)墜ちるも愛機(ドラマ上の)は残る、感慨深く230セドリックの出品を見つめながらデカ長を偲んでおります、天国で裕次郎さんや実弟の渡瀬恒彦さんと酒酌み交わしながらゆっくりやすんで頂きたい、心からご冥福をお祈り致します。
Posted at 2020/08/15 18:11:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2020年08月15日 イイね!

珍車PART873

珍車PART873しかし暑いっすねー、コロナと暑さで外に出れない初老元Gure、そんなクソ暑い夏の午後のヒトトキは珍車ですよ、えぇwww

何?引越し準備はええのんかってかw おかげさまで引越しまで使う日用品以外は箱詰め完了!全体の8割は荷造りできたって感じ…

暇な盆休み、やる事もなくなったんで珍車ストック、結構仕入れましたゼ、そんな新着?の中からの取って出しです(*^^)v

今回のお題も超ド級ですヨ~

⇒『昭和54年(1979)A133A型ギャランΛエテルナ2000XL』!!

Λですよ、Λ!しかも当時でさえ極レアなΛエテルナです、往時ですら滅多に見かけなかったクルマ、菱マニアも唸る逸品ですナ。

当時のギャラン、初代コルトギャランから3代目に充るこの代からはサブネームに『Σ・Λ』を命名、Σはセダン、ΛはHTクーペのボディでした。
そして現車のエテルナはサブサブネーム、新規創設された第二チャンネルの三菱カープラザ店向けモデルであり従来の三菱ディーラーが『ギャラン店』になりエテルナの付かないΣ/Λをこちらへ、エテルナは本来新車種ミラージュ発売に伴うカープラ開業でしたがミラージュ1車種じゃ苦しかろうとトヨタや日産に倣い既存車種を双子化し供給したものでした。(詳細は →こちら にて)

Λエテルナのベース、初代ギャランΛ(1976~1980)、グリル/テールをリデザインしたのがエテルナ系
alt

当時、本家?のギャランΛはセダンのΣ同様に高い人気を誇りギャランシリーズでの最高売り上げを記録、デビュー後の一時期(76~78)では横綱であったトヨタコロナ、日産ブルーバードの販売をも上回りマツダと争っていた業界No3の座を三菱が得たのもこのギャランΣ・Λの功績でした!

半面エテルナ系は双子兄弟の宿命、カープラ店関係者しか買わないでしょ?的な少なさでオリジナルのギャラン系よりも改悪された印象のFrやRrのデザインも一因だったかもしれません、この後サブネーム→ファーストネームに昇格したエテルナΣ・Λ→エテルナ→カリスマ→アスパイアと2000年代までこの宿命(?)は続きましたね~…

さて出品車を見ましょうね、ギャランがお題だとついアツくなるのが悪いクセ(^^;

総評RA、内外E,Dという評価は年式なりA/C不良やOIL漏れ等多数劣化、不具合はあるも実働個体があるだけでも驚き!
alt

ワタシの印象ではΛエテルナはどちらかと言うと低グレード(1600SR)を見かけた印象が強い、バリェーション的にもギャラン系からは絞られ当初は1600SRと2000XLのみ、ギャランΛの廉価版1600SLがSRで2000中級のGSLスーパーがΛエテルナのXLと言った具合、後年(79y~)ギャランΛの上級2000/2600スーパーツーリングも設定されましたがやはり当時としては高級スペシャルクーペ的立ち位置はステイタスを満たすという意味でより知名度の高いギャランΛに高グレードの顧客は流れたと推測します。

そうした事から現代にΛエテルナの、しかもXLが残存しているとは驚き桃ノ木です、マジ現役時代には新車ショールームで見た事あるかなぁ!?というレベルなので…

E評価の内装は経年劣化が酷く排ガス規制で消えたギャランΛGSRの特徴だったチェック柄シートがXLの純正ですが現車は状態のいいスーパーツーリングのモノに換装されている様子。
alt


Λの売りだった1本スポークハンドルは残念ながら社外品とされINダッシュのナビによりオリジナルの雰囲気はかなり薄れてますが先代のギャランGTOから継承する連メーターが70年代の良さを感じさせますナ
alt

外装は純正色でこんなブルーは設定がなく個人的には似合わない?ブルーにALLペン、ワタナベ?BR?8本スポークやローダウン、ナポレオン?ドアミラーでoh!my街道レーサー的な外観にはソソられませんが40年以上経過したボディとしてはソコソコの状態に感じます!
alt
alt
alt
alt

出品は西、落札はこれも旧車ブームか?それとも元気な時代の貴重な三菱車?って部分からか驚きの金額で落ちてます、数年前ならこのレベルだと部品取り程度の値段しかなかった筈ながら3桁に近い額、売値は確実に3桁は超えるでしょう…

往時、人気高から結構売れただけありギャランΛは稀に出てきたりしますがΛエテルナは知る人ぞ知るっていうレベル、現にこの出品票でも『ラムダ』は記載してあるも『エテルナ』の記載はなし、当然、若い世代、そしてリアル世代でも結構なクルマ好きでないと知らないΛエテルナ、令和の時代にお目に掛かれるとは菱ヲタにはこの上ない喜びですwww

(^^)/
Posted at 2020/08/15 14:50:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

プロフィール

「珍車PART993 http://cvw.jp/b/2682511/47730141/
何シテル?   05/19 15:53
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/8 >>

      1
234 5678
9101112 13 14 15
1617 18192021 22
23 242526272829
30 31     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れで真にめで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation