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2023年12月23日 イイね!

あのクルマの系譜・その32~三菱トライトン編~

あのクルマの系譜・その32~三菱トライトン編~シレっと復活の系譜シリーズ、先日国内復活が三菱自工よりアナウンスされながらダイハツショックに隠れ菱マニア以外は殆ど感心ない?トライトンを取り上げます(*^^)v

トライトン、ライバルであるトヨタハイラックスやダットサントラック、いすゞD-MAXと比較するとマイナーなクルマで日本では2006~2011年の5年間のモデルライフ、これより以前から三菱はボンネットトラック→SUT(Wキャブを主体とするピックアップトラック)をラインナップしていたもののトライトンの時期っていうのは三菱が例の件で奈落の底にいた時代、国内では知る人ぞ知る!って感じのクルマ。

しかしながら現在の三菱の主戦場であるアセアン諸国や欧州では永くラインナップされピックアップ需要の高いそれら地域では人気の高い車種、日本でも70~80年代にかけてSUTが人気の時代はあったものの軽トラの規格改正による大型化によりベースのボントラ需要が激減、ボントラパイオニアだったダットサントラックをはじめライバルのトヨタハイラックス等名だたるボントラも2000年代には全滅、そんな中何を考えたのか5年間だけ日本市場で販売したとライトンでしたがこの頃はトヨタですらハイラックスを海外専売にしており日本での商売はほぼ数字を残せずに終わっています…。

そんなトライトン、てかSUT、最近はまた人気復活の兆しが見えトヨタもハイラックス国内販売再開、現在日本で唯一買えるSUTがハイラックスでありまずまずの成績を残すその過程を見てトライトンも復活!まぁ三菱好きとしては嬉しいニューズながらトヨタ相手にどこまで新型トライトンが勝負できるのか?今後に注目って訳ですナ。

スポ車好きのワタクシも若い頃、このSUTというモデルには密かに憧れありました、何も三菱でなくてもハイラックスやダットラも好きだった…

まだ学生の頃、その頃の友人がスズキのマー坊買い遊びに実用に役立つピックアップにすっかり惚れてしまいその後その友人がエスカレート?してマツダのプロシードキャブプラスなんかを購入、これでスキー行ったりキャンプ行ったりと遊びには最高だったなぁ、その友人も若くして鬼籍に入ってしまったけどあの頃、既に家族持ちになっていた自分がヤツを遊ぶ時はSUTと共に独身気分を味わえたりとw

さて、カビの生えた思い出話はこん位にしてトライトン復活記念でこのモデルの系譜を追っかけてみます
(^^)v

現行(国内2024/2~予定)2代目(※国内)トライトンLC2T型
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・トライトンとしては3代目(国内仕様は2代目)となるLC2Tが2023/7にタイで発売(現地名L200)、タイ生産のこのモデルを日本に輸入して発売予定。
・新開発のラダーフレームを採用、日本仕様はかつてのパジェロ、ランサーエボリューションから継承されるSS4-Ⅱシステム4WDのみの設定(海外モデルは2WDも存在)
・日本仕様の搭載エンジンは2.4Lクリーンディーゼル+2ステージターボの4N16型、203ps、6ATのラインナップ。
・グレードはGLSとランエボ以来の伝統グレードGSRの2種、運転支援システム、コネクティング等安全装備を完備。

初代トライトン(KB9T型 2005~2011)
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・海外ではL200として継続販売されていたが6年ぶりに国内仕様『トライトン』として復活する、生産はタイオンリーのため完全輸入モデルとなる。
・ラダーフレームにWキャブ(日本仕様)を持つSUTとして登場、バリェーションはなくモノグレード。
・タイでは2005~2014年のモデルライフ、日本では販売不振により2011年に打ち切り、この時期の三菱特有のブーレイ顔が大不評。
・タイでは2014~2023年の2代目が継続販売された。
・日本仕様はガソリンV型6気筒SOHC24バルブ178→186psの6G74型+4ATを搭載
・パジェロ譲りのスーパーセレクト4WDシステム採用。
・2010年に国内仕様はフェイスリフトを行う。

2代目ストラーダ(K74T型 1997~1999)
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・トライトンの前身となるのがストラーダ、生産国はメインがトライトン同様タイ、現地名はL200。
・初代ストラーダのクロカン寄りのゴツさから一転、荷台部分を除きシティ派クロカン(現在で言うSUV的)であったチャレンジャーとデザインを共有するがラダーフレームを採用するSUT。
・国内仕様はWキャブ、4WDモデルのみの設定。
・搭載エンジンは4D56 2.5L 直列4気筒SOHCICターボディーゼル105psに4ATと5MTの組み合わせ。
・4WDシステムはイージーセレクト方式。
・98年にMC実施
・販売不振により99年、僅か3年で廃盤。

初代ストラーダ(K34T型 1991~1997年)
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・先代となるフォルテ(北米ダッジラム、アセアンL200)海外仕様Wキャブを『ストラーダ』名で国内発売、フォルテがシングルキャブのみだったのでよりSUT度をUPするも商用トラックからは撤退となる。
・生産はタイ及び日本(愛知・岡崎)
・当時のRVブーム盛り上がりの中で既発売のジープ、パジェロ、デリカ、RVR、シャリオ等RV充実の三菱RV戦略第6弾。
・サイズ拡大で国内は1ナンバー登録となり以後2代目~トライトンに至る普通貨物登録となる。
・スタイリングは6代目ギャランに代表されるの当時の三菱アイディンテイである無骨なマッシブのものでRVとしての風格が大きい。
・搭載エンジンはパジェロ、デリカ等に搭載される4D56型2.5L直列4気筒OHCディーゼルターボ、85ps、4AT/5MTを設定。
・ラダーフレーム構造にパートタイム式4WDを組み合わせ。
・グレードは2タイプ、豪華仕様の『R』ベースグレードの『S』
・93年にMC実施。

フォルテ(L021/22P,G型 1978~1986年)
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L021P

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LO22G前期

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L022G後期

・三菱初の1t級ボントラとしてデビュー、当時トヨタや日産がミディアムクラスの乗用車(コロナ、ブルーバード)のボントラ版としてラインナップしていたハイラックス、ダットサントラックに対抗した4ナンバー商用トラックとして登場。
・ライバル同様に当時のギャランΣのコンポーネンツを流用、荷台とキャビンが分けられピックアップではなくトラックであった。
・搭載エンジンはギャラン/ランサー系の4G32型OHC 1.6L、4MTにFRの設定。
・生産は国内ながら北米が主戦であり海外ではマイティーマックス、L200、L200エクスプレス、提携先の旧クライスラーではダッジ・ラム50、プリムス・アロートラックとして人気を得た。
・1980年、MCと同時に4WDモデルを追加、パートタイム4WDとし走破性が高く後のパジェロ、デリカスターワゴン4WDのベースにもなる。
・84年、再びMCで流行の角目4灯を採用。
・86年に国内仕様は廃盤、以後SUT(RV)としては91年のストラーダに継承するが商用版はフォルテ1代限りとなる。


あのクルマの系譜~三菱トライトン~…
Posted at 2023/12/23 20:21:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ

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