• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2014年06月21日 イイね!

保存版・ 珍車PART419

保存版・ 珍車PART419今回の“珍”は消防車マニア?にはたまらないコレ

⇒『昭和53年(1978)日野レンジャー6D KR305改』!!

いやー、子供の頃にみた「はたらくくるま」図鑑から飛び出してきたようなこのクルマ!
大概いすゞTXDの消防ポンプ車に日野の梯子車、初代ハイエースなんかの救急車が描かれていましたよね~、懐かしい(⌒_⌒

現車はタンク車のようですね、消防関係は詳しくないので間違っていても責任取りませんが(・_・;

このモデルは1972年に従来、大型のZMなどをスケールダウンしていた6tに4tのレンジャーをスケールアップしてデビューしたもの、それまで4tのレンジャーが“レンジャー4D”と名乗っていたのに対し“レンジャー6D”として名乗りました。

言わば現代の4t増tの元祖とでも言えますでしょうかね、日野で言えばFFとかGKとか…

大型化によりフレームは4Dとは別物ながらキャビンは4tのそれを使うためトレッドが異様に張り出し頭が小さく見えるのが特徴、現車のような消防の他散水車などに利用されていました。
この手のモデルは他社にもありましたが当時は頭小さく下半身デブ的出で立ちがアンバランスでブサイク感を持ちましたが今見るとなかなかの迫力ですね(笑)

現車は77年に有名な赤いエンジン(EH700型6.443cc 165ps)を搭載した後半のモデル、このタイプから“レンジャーKR-6D”と名乗っています!

出品車、消防にありがちなこれまた極低走行の何と22000km強、36年間でこの距離…平均1年で611kmですからね~、当然評価は3.5!!
まっ、消防車や救急車はできるだけ走らない世の中がいい、されどなければ困りますがこのKRも多分まだまだ異国の地で働く事でしょう…。

↓タコ交換ありながら公的クルマ、交換証明書類完備なのでしょう、実走22000km!


現行のレンジャー、プロフィアも勿論、他社も今ではコストダウンのため大型と4tのキャビンに共通部品を使いスタイルも似たり寄ったりになっていますがこの4/大型の共通イメージを持たせたのは日野が早くこの時代で既にそれを励行、勿論当時はコストダウンも一因ではありますが日野製トラックのより深い浸透、イメージ化が目的でレンジャーと大型はこの代以降ほぼ共通テイストのキャビンスタイルを採ります。

↓特徴的だったラウンドメーターパネル、距離的に使い込まれた印象は皆無!


↓Rrから見るとタンク車である事が判りますね!積載4L→4tは減t喰らっていると推測?


出品は宮城、落札は片手と両手のほぼ中間、消防は永久抹消が基本なのでまず貿易車輌だと思いますがいい値段してます、36年前のクルマですが距離的にはまだ“新車”ですしね(笑)

↓非常に人気のあったこの代のレンジャーは次期型“風のレンジャー(80y~)”でもキープコンセプトされ日野のトラックの一つのイメージになっています!


出品地とは全然違いドアには何故か九州の消防の文字が入っていました、震災関係で移動しそのまま処分とか?(憶測です)

見慣れているせいと状態がとてもいいので古さを感じさせませんがもう立派に博物館級のレンジャー6D消防車輌でしたぁ(^^)/
Posted at 2018/03/11 14:03:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日野 | クルマ
2014年06月18日 イイね!

保存版・小型ボントラ“ザ・ベストテン”

保存版・小型ボントラ“ザ・ベストテン” THE独りよがりの好評(?)ベストテンシリーズ!!

今回はあまり興味のある方はいないのを承知で堂々UP!(笑)
”ライトバンザ・ベストテン” “トラックザ・ベストテン”に次ぐ商用車シリーズである”小型ボントラザ・ベストテン”となります( ^-^)ノ

小型ボントラ、先日の珍車418のダットラの項でも書きましたがかつては国産商用の重要カテゴリー、特にまだまだ乗用よりも商用の需要、注目が高かった60年代~70年代にかけては各メーカーが競ってラインナップする程の重要カテゴリーであったのですがキャブオーバー型の台頭や軽トラックのサイズ拡大など逆風が吹き荒れ需要は縮小、相変わらず路面の悪い後進国では主に4駆にて現地生産、輸出とも好調ながら日本市場から撤退して10余年が経過、街角で見かける割合もかなり減ってきた昨今ですがかつては当たり前のようにクリーニング配送、灯油配送、各個人商店の看板背負ったボントラが大活躍!

50~2000年初頭に及ぶ50年以上に渡る庶民の生活の一躍を担ったこれらモデルにスポットを当ててみたいと思います!

尚、今回は小型(積載量500kg~1.5tクラス)に限定、中型(ジュピター等)や大型(TXD等)を除きますし小型でもあくまで”庶民生活を支える”にこだわりノーマルキャビン(シングルピック)を対象のランクとしWキャブやキングキャブはRV要素が強く”お遊び感覚”的見地のためランク対象とはしていません(シングルの4WDは含む)しいつものように国産メーカーのみとしています。
また、便せん上『ボントラ=ボンネットトラック』と記しますがボディがキャビンと荷台が一体である『ピックアップ』も含んでいます、本来”トラック”と言えるのは荷台が別体でフレーム付きを言いますが総じて”ボントラ”としていますのでご了承下さい。


さぁ、今週の!?第10位!!

【トヨタマスターライン/クラウンピックアップRS40/50系(1962~1971)】

↑62~67yマスターラインピックアップ(RS40)

若い年代ではまさか!と思われる方も多いと思いますが代表的高級車のクラウンにもかつてはピックアップが存在していました!

初代RS型~2代目S40型の時代はクラウンとは名乗らず『マスターライン』とされピックの他バンに関してもこの名称、即ち商用モデルはネーミングを分けていました。
ピックアップは初代~3代目までラインナップ、ちょうどまだまだ商用モデルの方が重要視されていた時代に符合しますネ!

個人的にはさすがの初代マスターのピックなんて博物館以外では見たことありません、時代的に幼少期に目撃している筈ですが記憶にはまったくないので語る事もできずまた、初代=観音開きは歴史的価値は充分認めていますが純粋にスタイリングはあまり好きでないので除外、よって10位にランクインは2代目S40型と3代目S50型を対象にします(^^;


↑67~71yクラウンピックアップ(RS50)

初代クラウンはともかく2代目からは”高級車”を詠うモデルである事はご承知の通りですがライバルのプリンスは自他共に認める高級車メーカーでしたので間違ってもグロリアにコマーシャルカーは設定しませし日産セドリックもバンはラインナップするもトラックモデルは実績あるダットサントラックに任せて未設定、なので唯一の”ハイクラスピックアップ”だった訳です。

現在ではその希少性からかなりの高額、しかもカスタム族には羨望の的でもありますが現役~後年は”似つかわしくない” ”不相応”といった印象。
40も50も以前触れた事ありますが商用なので当然贅沢装備の類はなく内外装ともタクシーモデルのように質素、しかし雰囲気は間違いなくクラウンでありトラックにしては豪華なイメージ!
40/50で代表的なクラウンの顔、M型6気筒は搭載されずR型1.9Lの4気筒搭載というのもいかにもトラックでしたが豪華な頭に荷台付きっていう意外性がソソります。
商用と言えども手を抜かずRS50ではスタイリングの特徴であったサンダーウェーブラインまでピックにも表現!お洒落で乗用テイストな商用車でしたしほぼセダンとシルエットは変わらず2ドアであることと荷台がある事だけが違うWピックも存在していたのが驚きです…。

71年のクジラ(S60/70型)へのFMC時にハイラックスなどのデビューや道路事情の進歩もありクラウンピックの役目を終え今ではよほどのマニアでないとその存在を知る、憶えている者も少ないと思います、現行でピンクラ(ピンクのクラウン)話題を集めましたがこんなものよりよほど“クラウンのトラック”の方が衝撃的でないですか?皆さん…

こんなクラウンピックに堂々ランクインの名誉を与えたいと思います!

続いて第9位!!

【初代及び2代目ファミリアトラック(1964~1978)】

↑初代ファミアリアトラック(ピックアップ64~67y)

今や日産ADバンのOEMのみ名前の残るマツダの代表的ファミリーカー、ファミリアですがこれもデビューの初代~2代目には時代を反映するトラック(ピックアップ)モデルが存在していました。

ワタシの育った関東ではこのクラス、牛乳屋さんとか米屋さんが愛用していた印象が強いのですがやはりサニトラ、パブトラが主流でファミリアは滅多になかったです。
それでも稀に変わった?商店さんとか近所のナショナル(懐かしい~。。。)電気屋が使っていたのを憶えてます、しかも初代と2代目で。

ファミリアは元々バンで初代がデビュー、トラックは翌年追加、セダン同様のフラットデッキスタイルのボディはバン/セダンのセンスを壊しておらずワタシも海外珍車で取り上げましたが800ccの小さなボントラ、多分今の軽トラの方があらゆる面で大きく使い勝手も上でしょうが幼少期の記憶しかないので久々に見てみたいものです。


↑2代目ファミリアトラック(67~78y)

2代目はベースのファミリアセダン系と同時にFMC、こちらも近代的スタイルが評判だった2代目ファミリアの美しさ、先進的デザインを踏襲、これは後年下取りで乗った事ありますが1Lに格上げされたエンジンはトルク重視の元気のあるもの、たまたま乗ったモデルが脚が抜けていたと思いますがハンドリングがどんだけ遊ぶ?って感じで運転のしにくさだけが記憶にありますが2代目に関してはサニトラやパブトラに遜色ない…は大袈裟にしてもそこそこ見かけました。

2代目に関してはベースの生産が長期だったのもあるかと思います、ベースが70年から”プレスト”のサブネームが付けられ大幅改良、車幅拡大などのBigチェンジを受ける中、サブネームも与えられず僅かなフェイスリフトだけで11年間生産されておりライバルほどの長寿ではありませんでしたが(サニトラ、パブトラは共に20年前後の生産)”第3のボントラ”として記憶に残っているので9位と致しました!

さぁ、8位行ってみましょー!

【2代目日野→トヨタブリスカH100型(1965~1968)】


『ブリスカ』!!凄い名前ですよねー(笑)
何を隠そうこのインパクトある名前の小型ボントラを幼少期、亡父から教えられいつまでも頭に残っている印象的なネーミングのクルマなので堂々8位とさせて頂きました!

ブリスカは初代が1961(S36)のデビュー、まだトヨタ傘下に属す前の日野自動車がダットラに対抗して出した小型ボントラ、さすがに初代はワタシも写真でしか知りません、当時の乗用コンテッサ900を彷彿させる面構えですがコンテッサはRR、ブリスカはこれの900ccエンジンを流用しながらのFRトラックでした。

そして2代目は65年、やはり2代目となったコンテッサ1300のイメージを反映した洒落たスタイリングとなり非常にブサイクだった初代ブリスカからは見違えるデザインに。
2代目はリネン屋さんだったかな?当時住んでいた横浜の街で青いカラーのパネルバンをよく見かけ子供でしたので「あっ、コンテッサトラックだ!」と叫んでいたようです(笑)

66年に日野がトヨタと合併、ここから『日野ブリスカ→トヨタブリスカ』となりますが68年には廃盤、その後FMCという形でトヨタハイラックスがデビュー、こちらの知名度が非常に高くなり現在”ブリスカ”を知る人間はもうそう多くはないと思います、文献などによると単なるメーカー名変更にも様々な涙(被吸収側の日野の目線)があったようで今では忘れされれた旧日野のボントラ、久しぶりのスポットライトを当ててみました (^▽^)

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【2代目40型/3代目140型日産ジュニア(1962~1983)】

↑2代目ジュニア40型

ジュニア、これは日産が放った小型ボントラとしては重量級大型?の1.5tクラスのモノ、初代は1956年という大昔ですのでワタシも写真以外では馴染みがないので語れませんので対象はやはり幼少~青年期に存在した2代目(62~70y)と3代目最終(70~83y)のモデルを7位としています。
2代目ジュニアもデビューは大昔ですが8年造ってましたので幼年期にはよく見たモデル、イメージ的には上の画像のような旧式レッカー!って感じがあります。
日産の旧ワークスカラーである青と赤、白に塗り分けられたレッカーから“○○整備工場”とドアに書かれた姿を思い浮かべますし実際トミカか何かのミニカーでもこの車型があった筈。

当時の日産はプリンスを合併した事により最大のボントララインナップを形成、日産製の伝統のダットラにこのジュニアにサニトラ、旧プリンスのマイラーなどがありましたが最大級がジュニア、子供の目にはボンネット型としては異様にデカいタイヤ、厳つい表情に怖さを覚えましたがいかにも”トラック”的な頼もしさがありましたねー、3回位MCして顔を変えてますがどれも怖い!!画像は最終モデルでこれでも一番柔和になったものでした。
セドリッククラスのトラックと言えばいいでしょうか?初代は事実初代H30型セドの1.9Lエンジンを搭載していました。


↑3代目シュニアH140型

70年にFMC、83年までの13年の長寿だった3代目H140はワタシの若い頃はまだ普通に街中で見れました。

縦グロHA30型グロリアを彷彿させる丸目縦4灯ライトはとても洒落た顔になり先代までの厳つさは消え馴染み易さを感じたかな?積載力はアップ、2t積みまで対応していたと思います。
このジュニアは名作『北の国から』で黒板五郎の愛車として活躍したので印象にある方も多いと思います、ダットラやハイラックス程の普及ではありませんでしたが若い頃住んでいた風呂なしアパートの近くの銭湯がこれ使っていてよく廃材を積んで出入りしていたのを思い出しますし電電公社(今のNTT)の工事車輌のイメージもあったりします。

旧型商用として今やイベントでも大注目のようですがホント、普通にいたんですがね、元々がさほど多くは普及していない分83年まで売っていた割には早々と90年代では見かけないモデルでした~…。

どんどん行きます、第6位!!

【いすゞワスプKR10型(1963~1972)】


ワスプ、これも知らない方が多いでしょうねー…

いすゞの60年代の人気車種、ベレットのトラックモデル。
しかし外見こそベレットの頭を付けるトラックでしたが独立した梯子シャーシを持つ本格的“トラック”モデル、ダットラを標的に当時業界3位だったいすゞが放った小型ボントラでしたがワタシの生息地、神奈川県にはいすゞ工場が藤沢・川崎と当時2つもあり比較的いすゞ車は多かったながらワスプなんて滅多に見ませんでした。

ただ親類のクルマ好きの叔父がベレGに乗っていた事もあり稀に走ってくるワスプを見るともう狂喜乱舞の変な子供だった事は間違いないですね(o゚v゚)
見慣れたカッコイイ2ドアクーペのベレGの後ろ半部がトラックになってる!! と言うのがとても珍妙に見えてテンション上がった記憶があります。

実際のワスプの目撃なんて両手に余るモノでしたが我が神奈川県産の小型ボントラに敬意を評し、また幼少期に盛り上げてくれたワスプ、妙に印象にありこの順位としました!

名前も何かおもろかったんでしょうね、これの上のクラス、ジュニアやトヨタスタウトに対抗したエルフならぬ「エルフィン」というボントラも存在しましたがこれはワスプ以上に見た記憶がありません、いすゞらしくディーゼルをメイン化した点が当時まだDeに理解が浅かった日本での敗因に繋がったようです。


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【2代目トヨタスタウトRK101型(1977~1981)】


スタウトは戦後から続くトヨタライトラックであったAB/SG/RK型の流れを含む1.5t~2t級のボントラ、日産ジュニアやプリンスマイラーのライバルでした。

これの2代目が一番記憶に残りやはりジュニア同様にレッカーや消防の印象ですかねー…
トヨエースやダイナなどのキャブオーバーが主流になる中、3代目を最終とし86年まで生存、但し3代目は3代目ハイラックスとボディ共用していましたし特に印象にはなくまた、2代目以前のモデルは古過ぎてやはり印象にはないので2代目のみの限定!

2代目は初代D30型セドリックのように逆反りした=Frラップアラウンドゥのスタイルが最大の特徴、このウィンドウに合わせて三角窓(後期型のみ)も逆三角の個性的出で立ちはかなりの印象を残してくれています。
50年代のアメ車の雰囲気?エアインテーク調のターンシグナルなど今見れば非常にユニークな顔立ち。
これも3度ほどのMCを受け初期は丸目2灯、中期から4灯になり後期ではそれまで強面グリルだったデザインをスマートに変更、67y~がこのモデルで2代目最終の81年までありましたから一番多く見かけたモノでした(画像のモデル)
ジュニアより多く見かけましたが個人的にはジュニアの強面さにより強い印象がありますしここまでご紹介してきたモデルよりは珍度は欠けるイメージなので圏外11位としました~。


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!
【初代いすゞファスター(ロデオ含む 1972~1980)及び3代目ファスター(ロデオ含む 1988~
1994)】

↑初代ファスター


↑初代ファスターロデオ

ファスターはセダンのベレットとは裏腹に殆ど普及しなかったワスプの後継として72年にデビュー、ベレットがダメなら後発のフローリアンで!って感じでフローリアンの頭を付けた小型ボントラでした。
デビューからの人気や普及は大してワスプと変わらず元であるフローリアンが没人気でしたから致し方ないのかと…
しかしこれは海外にてシボレーのトラックとして売っていた関係上、藤沢工場の周辺ではRrゲートに“シボレー”の文字の入る左ハンドルが臨番で走る姿も数多く見かけそれは国内モデルにはないカッコ良さ!ダットラやハイラックスもそうですが小型ボントラってやはりアメリカ仕様が一番キまる感じに個人的にはします。

70年代後半に起きたピックアップブームを捕らえいすゞはファスターに4WDモデルを追加、これをファスターロデオとしますがブサイクな?フローリアントラックの車高が上がり画像のようなopのハードトップを纏う姿はとてもカッコ良くそれまでバカにしていたファスターの見違えるその様は非常に衝撃的でしたねー。

ベースのフローリアンがこの頃既に個人タクシー/教習車専用になり78年からは不相応な角目4灯にしたり迷走を始めた中で丸目2灯の大人しい出で立ちは米仕様ジボレーフェイス、三角窓もフローリアンは70年代も後半になるにも関わらず相変わらずでしたがファスターはこれを廃してでスッキリし乗用フローリアンのセンスないMCには嫌悪感すら当時抱きましたがファスターにはこれを持たずに済みました(笑)


↑3代目ファスター

ファスターは80~88年が2代目モデルでしたがこれはツルンとした素っ気ないモデルで個人的には好きではないデザイン、これといって何の特徴もなくやはりこれも輸出モデルはソソられますが国内向けは無関心、市場的にも同様だったようで例え神奈川でも滅多に見ず殆ど印象にはないのでこれを飛ばし3代目ファスター(ロデオ)を5位に入れます!

3代目からは2駆をファスター、4駆をロデオとネーミングを分けましたが実質同じクルマ、時代の流れから3代目はDeエンジンのみの設定になりいすゞ自慢のミューやビッグホーンにも搭載された2.8L直噴4JB1型を搭載、これは何度かトラックを扱うようになって乗りましたが非常に力強く4駆でもパワー不足は皆無、2駆でしたら”速い”レベルでした。
3代目の時期は全体的にボントラ需要が減退していく中で国内では既にダットラとハイラックスのほぼ2強の様相を示しこのモデルも商業的には国内に於いては成功ではなかったですがベレット(ワスプ)、フローアン、オリジナルときてこのモデルはRVのミューの頭を付けておりミュー、なかなかのお洒落なデザインでしたのでかなりカッコいいトラックだと個人的には感じます。

いすゞのデザインは非常に先進的ですしね、ミュー=3代目ファスターも今でも古さを感じさせずお洒落、この顔に後ろが古典的な高床3方開きとかになると非常にミスマッチなスタイリングでしたが神奈川のプロパン屋では比較的目にする事ができました、さすがにもういませんが…

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【初代/2代目トヨタハイラックスN10/20/30・40系(1968~1983)】

↑初代N10系(1968~1972)

前述の日野→トヨタブリスカのFMC版が初代ハイラックス、強敵ダットラにスタウトではやや大柄でしたのでマイナーからメジャーのモデルになったブリスカを一新したものですがエンジンはトヨタのR型搭載、製作は日野自でした。

このハイラックスはブリスカと較べ非常にスマートで高速時代に対応したパワーアップもなされスタウトのイメージを現代風の表現したヘッドライト上のスモールの意匠である顔つきが特徴。
この型は特に郵便車のイメージが強く実物も子供の読む「働くクルマ」的図鑑?もほぼこのハイラックス、郵便車が描かれていた気がします。
ブリスカ時代からすると飛躍的に販売も伸びさすがトヨタブランドになると違う!と子供心に強く印象に残っています…。


↑2代目N20系(1972~1978)

ボントラとしては5年という短い寿命でしたがこの2代目では全てが乗用車感覚を売りにした2L18R型搭載モデルの『ハイウエイ』が印象的、フォグランプを標準装備しストライプが入り当時一番お洒落なボントラに感じました。
コロナやマークⅡでお馴染みの18R型搭載が萌えポイント、当時のダットラに2Lガソリンモデルは未設定でしたのでね、乗った事はありませんが軽量ボディの2Lボントラ、さぞ楽しかったろうと推測します!


↑3代目N30・40系

ハイラックスと聞くとこの型を思い浮かべるご同輩も多いと思います!

何はともあれ3代目はボントラ初の4WDモデルのラインナップ(79y)が最大の特徴で当時としては異様に背高の4WDはド迫力、スタイルそのものは初代~2代目のように特徴もさほどない平凡なモノで2駆の純仕事仕様などは殆ど目立たない地味さ、しかし4WDに関しては前述の理由からその存在感は相当なモノで4駆ピックアップブームにも乗り街ではかなり見かけました。
ビックフットなどの改造はこれの次期型でデビューしたハイラックスサーフの印象が強いながらこの3代目シングルキャブでもオフロード競技などで見られその走破性に驚かせてくれナンパなサーフよりいかにも”漢”って感じのこれの4WDは非常に印象的でした。

以上3モデルのハイラックスを4位とします。

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【三菱フォルテ(1976~1986)】

↑前期型フォルテ(海外仕様L200)

出ました、菱ヲタGureとしてはここにフォルテを持ってきました!(笑)
これも三菱ファンでないと知らないかも?フォルティス(現行ギャランフォルティス)が出た時に真っ先にかつてのボントラを思い浮かべた方は相当な菱ヲタですゾo(^▽^)o

フォルテは三菱が放った本格的ボントラの第一号で過去にコルトのピックアップや中型トラックで有名だったジュピターの小型版ジュピタージュニアなど極短期間の生産されたボントラはありましたが伝統のダットラやブリスカ、マツダのプロシード等に対抗できる本格モデルは長い事ラインナップされずフォルテのデビュー時は結構個人的に注目しました。
何たってベースをFR時代の初代ギャランΣにしているのでパワートレーンもこれの流用、スタイリングもセダンらしかぬスポーティなデザインから当時大人気だったΣのイメージが強く別名“Σトラック”と呼んでいたほどでした。
ただ、やはり後発だけありダットラやハイラックスのシュアを喰う事はできずマイナーボントラの印象は最後まで消えませんでしたがパジェロの元祖とも言える4WDモデルを80年に追加、ハイラックス4WDに対抗して背高の精悍なスタイルは菱ファンというのを差し引いても三菱らしいゴツさがたまらなかったです!


↑後期4WD

83年以降は角目のグリルにMC、イメージはΣからランサーセレステを彷彿させやや迫力は減りましたがマニアはこの4駆にA30デボネアのボディを載せたりとおもろい弄りをしているのを見かけます。
尚、この4駆のパワートレインは初代パジェロやデリカスターワゴン4WDに生かされ後のRVブームを牽引する三菱の原動力となった点も見逃せない、マイナーながら意外と重要なモデルだったんすヨ!

純粋なボントラとしてのモデルはフォルテだけ、後続のストラーダや近年のトライトンはRV/クロカン要素が強いWキャブのモデルですので三菱にとってもマニアにとっても希少なフォルテ、ワタシならではの3位獲得です!

とうとう来ました!第2位!!

今回のランキングはこの2位で悩みました、どちらもワタクシの幼年期~青年期に一番、当たり前
に見かけていたモデルですのでここは甲乙付け難く同率2位としました!
【2代目サニートラックB120型(1971~1994)及び2代目パブリカトラックP30系(1969~1988)】

↑2代目B120サニートラック


↑2代目KP30型パブリカピックアップ

この2車については以前 ココ にて詳しく解説していますのでご興味ある方はこちらを…

サニトラとパブトラ、この2台は商用車としては何だかんだ言っても庶民に一番密着してきたモデルだと思います。
灯油ローリーに商店の小口配送など軽トラが旧規格の時代には普通車ならではの積載力と共にベースが大衆車という事もあり乗用車感覚で気軽に乗れ親しみ易いモデル、その甲斐あり共に永い事市場に存在、高い知名度からかつてはファミリアやコルトのトラックも存在しながらこれらを撃沈させサニトラで23年、パブトラが19年という年月を基本をそのまま、またベースの乗用が何度となくFMCをするのを尻目に安定した売り上げを示したのは大したモノ!
飽きっぽい日本人の前でこれらの長期存在はある意味偉業に思いませんか…!?

製廃の早かったパブトラはさすがにもう見るのも稀になりましたがサニトラはまだまだ多いですよね、名車B110がベースなだけに走り屋さんからも未だに人気のサニトラ、かなり輸出されてしまっていますが製廃から既に20年経ちながらもコレだけ見れるのは如何に多く売れたかの証でボトムボントラのベストセラーと言っていいでしょう…

この2モデルに共通するのがそれぞれ走りが極端に楽しかった事でトラックからなる軽量ボディにFR、そして素生のいい名機と言われた共にOHVである事が信じられないA型エンジン(サニー)とK型エンジン(パブリカ)、乗用は同じエンジンでもより規制値が厳しく本来のパワーをかなりスポイルしていましたが商用故に規制が緩く乗用よりも排ガス規制後も元気な走りを見せてくれたのが若い世代の走り屋層にも注目された点でした。

このキャビンですからドラポジは窮屈、タイト以外何者でもないですがその事が逆に”ソレ”らしく感じさせたのも事実、本来の純粋なトラックとしての現役を退いた後に走りで見直され取引もされた事から比較的生き残っているのでしょう、現在の軽トラには適いませんがそれにはない沢山の魅力のある商用車だったと自信を持って2位としました~。

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

【7代目日産ダットサントラック620型(1972~1979)】


ワタシのブログ~珍車シリーズ~でも結構取り上げたダットラ、ボントラで日本で一番普及、ベストセラーボントラでしてこれにはさすがのトヨタも適わなかった位知名度、人気は安定しておりサニトラ/パブトラの上級車として軽トラにその座を追われるまで一人で頑張ってきたモデルです。

歴史は古く初代は戦前の1935年との事!さすがにここまでくればクラシックカーの範疇、この伝統がダットラの安定した立ち位置を築いていたのは言うまでもありません!
1935年から国内廃盤となる2002年まで実に67年、全10代を数えるダットラで選んだのがこの620型です(^.^)v
個人的にこの620程カッコいいボントラはなかった!!と言い切れるモデル、商用トラックにこれほどデザインに力を入れる例も滅多になくく同じ思いの方も多いのでしょう、カスタムベースなどでも未だ1、2を争う人気だと思います。

ダットラは3代目からブルーバード前身のダットサン110型セダン、これの発展型310型ブルーバード以降これのパーツ流用が多く言うなればブルーバードトラック、対象とした7代目620は当時の610型ブルーバードUのテイストでしたが丸味帯びたデザインのブルUに対し直線基調をプラス、ドア部には流行のサンダーウェーブラインがさりげなく入りとてもスタイリッシュ、テールもありきたりのトラックテールではなく乗用車のようにデザインが施されるコンビネージョンランプが620のRrビューをとても商用車とは思えない雰囲気を醸し出していました!

↓この洒落たテールがカスタマイズ派の心を惹き付ける?


620は海外でも非常に売れたモデル、体の大きい米人のためにキングキャブというシート後ろに小物置きスペースを設けリクライニングも可能とした”ビッグキャビン”も設定、積載能力(寸法)は劣るも居住スペースはそれまでのボントラには見られない余裕をもたらしオペラウィンドゥをあしらった外見も非常にカッコ良かったですねー。
他にボディ車型はそれこそ乗用テイストの2ドアWキャタブが存在していました。

とにかくこの620は70年代~90年代、いや、未だ山梨や他の排ガス規制に掛からない地方ではではまだ見れるほどの人気ボントラですし前述の通りこれほど心に残っている商用車もないので1位とさせて頂きました!


ランキングは以上です、ここからはいつものように圏外11位~20位をご紹介!

11位:2代目RK101型トヨタスタウト(1977~1981)
12位:初代~3代目マツダプロシード(1965~2000)
13位:初代トヨタコロナラインピックアップ(1960~1964)
14位:6代目520型ダットサントラック(1965~1972)
15位:トヨタコロナマークⅡピックアップ(1968~1972)
16位:三菱ジュピタージュニア(1963~1964)
17位:2代目プリンス/日産プリンスマイラー(1965~1970)
18位:初代B20型サニートラック(1967~1971)
19位:9代目D21型ダットサントラック(1985~1997)
20位:初代UP10/20系パブリカピックアップ(1964~1969)

如何でしたか?毎回〆では書きますがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

大衆車や高級車と違い意外に車種はバラけたように思います、如何に昔はボントラに各社が期待をかけ世に送り出したモデルが多かったかがここからも読み取れますね!
今や軽トラに完全に淘汰された小型ボンネットトラック、幼少期にまず最初に触れた”働くくクルマ”でしたしね、ボンネットトラックというデザインの相違が出しにくい車型であるにも関わらず各社個性を最大限に表現、現代の軽トラやキャブオーバーなんてどれも金太郎飴ですがこの古き良き時代、商用トラックと言えど真剣に自社のカラーを訴えたこの時代の各メーカーに敬意を表して終わりにしたいと思います。

いつものように…長文読破に感謝します(^.^)/
Posted at 2016/10/26 17:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年06月16日 イイね!

保存版・ 珍車PART418

保存版・ 珍車PART418今夜も昨日同様”ナシヤマ街角天然珍”という事で(^^;)

この型も首都圏では排ガス規制の引っ掛かるので見るのは不可能、しかしこれに被らない地方ではまだまだ現役っていうのも多いですね!

⇒『昭和58年~60年(1983~1985)8代目720型ダットサントラック』!!



通称”ダットラ”でお馴染みのかつてのボントラベストセラー、特にダットラはカスタマイズ派にも非常に人気がありましたがこの720は現代風味?のスタイリングからカスタムベースは少ない感じ、やはりこれの先代620や先々代520型の方がこれのイメージかな?って感じがします。

720も過去のダットラ同様に言うなれば”ブルバードトラック”でしてパーツはこれらから拝借、歴代にも通じますがどことなくブルの面影を感じ720は当時の現役であった910型ブルーバードの流れを含む直線基調のスクエアな出で立ち、620が610ブル、520が410ブルっぽいイメージでしたネ!

720は人気のこれら歴代に較べるとデザインに遊びがなく機能的で使い勝手に何らボントラとして落第!って事はありませんでしたがこの時期はライバルのハイラックスの追撃も激しかったので歴代モデルのように定番!!って程の売り上げにはならなかったもののボントラ界ではやはりシュアNo1!
720在任時の84年には国内生産累計500万台とういう商用車として初の快挙を達成しています。

720は先代から継承するシングルキャブ、キングキャブに加えてこの代から初めての4ドアダブルキャブを追加、低床と高床フラットの2バリェーションの二台を持ち標準ボディとロングボディを設定、エンジンは1600ccのJ16型、1800cc、L18型にDeエンジンの2200ccのSD22型が設定され(後に2.3LSD23へ換装)No1ボントラらしく幅広い車型を設定しあらゆる業種、ユーザーニーズに応えていましたが80年、お遊び用?ともとれる4WDモデルを追加、当時ボントラ界ではいすゞファスターロデオを火付け役とした4WDブームが到来、アメリカでは古くからボントラを若者がマイカーとして楽しむ文化がありこれを倣ったものでWキャブとシングルキャブに設定、シングルは依然として業務需要が多いながら多人数乗車できるWキャブは広大な荷台、積載を可能とした事からマリンレジャー、スノーシーズンでも注目を集め乗用/RVとして人気となりました。
この分野では先発のトヨタハイラックス4WDが人気高かったですがハイラックスはDeエンジン(L型2200cc)評価はイマイチ、海外ではいすゞ、三菱(フォルテ)とダットラ4WDが定番車種でした。

さて、現車ですが経年変化の痛みは当然あるも未再生な感じ、まだまだ醜いというレベルではなく30年経過の商用車としては立派な状態!

↓より古い520/620が結構ナシヤマではお目にかかれるも720は滅多にいません、しかもフルノーマル未再生!(゚ロ゚)


モデル的には角目4灯になった83年~の後期モデル、デビューの79~83yは丸目4灯でしたが個人的には720、角目の印象が強いです。

パッと見だけながら30年超商用としたらかなりいい状態、経年変化によるヘタリ、ヤレはありますがまだまだ現役続行は間違いなさそうで旧いボントラに愛情を惜しまないオーナーさんに敬意を払いたくなる一品でした!

50~90年代迄は商用の重要カテゴリーとして各社車種展開した小型ボントラですが国内では新規格軽トラにその座を奪われ寂しくなってしまいましたネ~…。

まだ地方では灯油配送車の簡易ローリー等で往年のダットラやお馴染みサニトラ、パブトラも見れますがかなり少なくなってきました、かつて当たり前のように街に溶け込んでいたボントラがまさかこうして目立つ?ようになるとは!って感じです(^^)/
Posted at 2018/03/11 14:05:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2014年06月15日 イイね!

保存版・ 珍車PART417

保存版・ 珍車PART417今日の珍は久々街角天然編!

いやー、さすがナシヤマ!! こんな軽カーが未だに平然とスーパーに買い物来ていてややビックリですわ(゚∀゚)

⇒『平成2~4年(1990~1992)KH3型スバルレックスフェリアai』!!

ありましたねー、レックス!

スバル360の後続でR-2を挟んで72年、360同様のRR方式、スタイルは普通車の初代レオーネのテイストで先鋭的なウェッジシェイブを効かせた出で立ちで登場、360の伝統を確実に継承するも時代の変化により軽自動車はほぼFF化される中、最後までRRを通し9年の長寿を誇ります。
しかしさすがに80年代になると三菱のFRとスバルのRRは”前時代的遺物”の様相、スペース的に有利なFFに一足早く転換したダイハツやスズキがシュア拡大の一途の中で特にトランクやラゲッジを満足に持てないRRのレックスはスバリストはともかく一般には不評、スズキの革命児であるアルト47万円に対抗し初代末期には『ファミリーレックス48万円』なるモデルで時代に訴求するもアルトの普及に対し全く歯が立たなかった状況で富士重はようやく伝統のRRに見切りをつけ81年、2代目レックスをデビューさせFFに転換、今回のお題はそのFF2世代目かつレックスの最終型である86年デビューの3代目となります!

3代目レックス、2代目からはかなり初代、と言うか富士重らしい?アクの強さが弱まり広く一般訴求できるスッキリしたスタイリングを採用、3代目も当時直線デザインの流行の中でこれに迎合、パッと見は人気の高かった2代目ミラ(L70系)に似た出で立ちでした。
但しミラがややトールボーイ系に振る車高の高いスタイルを採ったのに対しレックスはこれを低めに抑えたのが特徴、これにより当然同じサイズながらレックスの方が低く・長く見えたモノでした。

ただこれも当時のライバル、アルト(フロンテ)やミラ(クオーレ)、ミニカの特徴あるデザインに対しあまりに保守的で何の特徴もなく目立たなかったですからねー、ライバルに較べやはりスバル車”専門的”領域って感じでそうライバルの如く街中をウヨウオヨ生息って感じではなかったですね~。

↓80年代らしい直線とミラにない車高の低さでスマートさを主張した3代目レックス、現役遭遇!


現車は外装の出で立ちからFrフェイスが丸み帯びたデザインに変更された後期型90~92yの最終レックス、グレードは確か限定だったフェリアaiというモデルでお買い得モデルの上級モデルだったと記憶しています。
節税モデルの4ナンバー貨物と5ナンバー乗用にラインンアップ、現車は5ナンバーのMTでオーナーさんは75~80過ぎ?と思われるお婆ちゃん!

いやいや、クルマがないと生きれない山梨県ですがお爺ちゃんのMT率はかなり高いと思ってましたがお婆ちゃんまでMT現役とは恐れ入ります(; ̄ー ̄A

まぁ、このレックスもMTだからこそ生き残っているのかも?とかくこの時期~後年に富士重が自信を持って放ったCVTはその自信は裏腹の結果?でこのレックスや発展型ジャスティ、レックス後続のヴィヴィオ等は不具合が頻発、耐久性も悪くワタシが扱ったこれらの中では僅か5万kmでミッション逝ったのもありましたので印象は悪いのですが今の世になりこうCVTが蔓延している現状に当時の状況を知る世代では今でもこれの信頼性は?なのでワタシも愛車ランカゴがこれなのですがいつ壊れんじゃねーか!?って感じで冷や汗モノでいつも乗ってます(嘘…三菱だから大丈夫!笑)

現車、年式なりのヤレ、塗装の劣化などは散見できますがまだまだ元気な様子、今や希少なレックス、偽プレオ←真プレオ←ヴィヴィオの前のモデルでもう忘れ去れた感じですがオーナーのお婆ちぁんとともに元気で長生きして欲しいナ!とスーパーを後にしてきました(^◇^)/

Posted at 2018/03/11 14:25:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2014年06月14日 イイね!

保存版・ 珍車PART416

保存版・ 珍車PART416新車、現役時代はパッとしなかったこのクルマ!

これはまるで日産車のように中古になってからやたら人気の出たクルマ、しかし日産と違い製廃暫く経ってから(15~20年以上)見直された感があり現役~後年の評価を知っていますと今のお宝扱いが嘘だろ?って感じのこのモデル

⇒『平成元年(1989)A187A型スタリオン2600GSR-VR』!!

現役時の低人気のおかげで台数が出ていない分だけ生き残りも少ないですが現役時代、無骨さとスポーツカーとしては流麗さがなくただただゴツさだけが目立ち人気も販売もイマイチでしたが現在、逆にそれが際立つ個性でもあり現代車では決して得られない佇まい、迫力が注目されトヨタや日産に較べて”名車”と呼ばれるモデルが少ない三菱に於いてTOPクラスの絶版車人気を誇るようになっています!


いやー、コレも是非ともワタクシの基地妄想博物館に所蔵したい逸品!

スタリオンは この時 に取り上げていますがワイドボディの2600GSR-VRはお初!

これはスタリオンシリーズのモデル末期に三菱がヤケクソのように?出したモデル、82年の発売後、ベースとなったA160系ギャランΛ/エテルナΛから引き継ぐ2L G63Bターボ(廉価版GXはNAのG63B搭載)をメインにしてモデル展開しましたが当時は第二次ハイパワーブームの真っ只中、いや、パワーという部分ではスタリオンは他ライバルに見劣りする事はなかったながらこのブームのお陰で各社この類のスポーツモデルが充実、トヨタのセリカXX、日産のスカイラインRS/GTシリーズにZ、マツダはRX-7やルーチェ/コスモのREターボ、いすゞはピアッツァなど新鋭の並み居るスポーツモデルがひしめく中、どれもスポーツカー(スポーティカー)らしく伸びやかで美しい流麗さを誇る中でスタリオンは冒頭記載したように”流麗”というよりただただゴツイイメージ、このため美しさは皆無、まるで装甲車のような無骨さが当時の空気には会わずライバルの後塵を仰ぐ結果になってしまいました。

当時ももちろん菱ヲタGureですが特にXXやZがピカイチの美しさに目を奪われるのに対しスタリオンは決してそうではなかただただ”ゴツイなー”と時折見かける姿を見て感じていましたネ~・・・

スポーツカーというものってうには大概いつの時代もまず第一に求められるのが”流麗””スタイリッシュ”という点、これらを優先させるたまなら居住空間やラゲッジなど二の次ッていう感じながらスタリオン、三菱らしく真面目なんですねー…
この類のモデルとしては後席の居住性も悪くなくラゲッジの積載性もライバル以上のモノがありました。

G63Bターボエンジンはライバルに何ら当時遜色のない145psのパワーを誇っていましたしΛから引き継ぎながらより強化された4独の脚廻り(GXはリジット)は当時のレベルとしては高水準!ハンドリングは古くから定評ある三菱でしたのでシャープでとてもドライブが楽しめるものでした!

走りの部分では何らスポーツモデルとして劣る部分はなし、流行のリトラを持つスタイルながら後席やラゲッジの利便性を考えた結果、スタイリングに思いっきりさが欠け今一手歩これが”流麗”をぉ殺してしまっていた感が強い、個人的意見ですがこれが2シーター、若しくはこれに順ずるようなBピラー以降にもう少しRrウィンドウの傾斜をボディ中央部からつけていけばより美しくなったのでは?と思います。

そんなスタリオン、並み居るライバルが次々をパワーアップを繰り返すのに対応、84年には200psを発生する3バルブのシリウスダッシュエンジンを搭載、そして88年にはとうになくなっていたデボネア(A30型)に搭載していたG54Bアストロン2600ccを引っ張り出しそこのターボで武装、psこそダッシュエンジン以下の175psに落ちながら強大な32kgmという当時としては唖然とする大トルクを載せた2600GSR-VRが追加されました。

2600GSR-VRは87年に限定販売された2000GSR-VRの普及版?的になり88年のこれのデビューでは従来モデル/グレードを廃止しモノグレードとしていました。
このVRは従来のナローボディと決別、3ナンバー専用ボディとなり迫力のブリスターフェンダーを装着、これに合わせてFrデザインも若干改められておりただでさえ無骨なスタリオンはますます無骨にになりますが迫力は増しモデル末期になってのこの思いっきりには感心?感動?したものでした(笑)
何気に50タイヤ国産初採用ってのもソソられましたしブリフェンの効果もありRrは225/50というぶっ太いタイヤでRrスタイルはかなりの迫力モノ!

ライバルのXX(→スープラ)やZとの販売差はもう歴然としており発売6年を経過して既に商品寿命も衰えたスタリオンにまさかデボネアのエンジンが再び国内ラインアップ、しかもターボ付けてっいうのに非常に驚きましたねー。

これのATは何回か乗りましたがその大トルクで当時はまだ発進がトロイと言われていたAT、コレに関してはそんなマイナスなイメージは皆無、もともと北米対象にしたモデルだけありいかにも大陸向けの大トルクの味付けには唸るモノがあり従来のシリウスダッシュやライバルのオーバー200psという輝かしい馬力競争からは外れるものの街中での乗りやすさはこれに適うライバルはなかったと思います、L28のZやレパード、5M-GEのソアラやXXでもこれほどの最初からモリモリくる低速トルクはなかった…

ありぁま、またまた前置きが(^.^;

現車でした(汗)
平成元年のほぼ最終型、10万kmを少し出たところですが実走ですのでまだまだメンテすればOKですよね~・・・

↓R点ながらA評価m内外Cというこの類のこの年式車ですからかなりの好成績!


このスタリオンと言えば刑事ドラマ好きとしてはやはり現在CSにて放送中の”ゴリラ警視庁捜査第8班”です(゚∀゚)

舘ひろし演ずる伊達刑事の愛機でしたがガルウィングの特別仕様で素直にこれはカッコいい!
まぁ、信頼できる筋からの情報ではボディ剛性は著しく低くてカマほられたら一発で全損になるという代物だったとの事ですが東京三菱から当時、ゴリラ放映記念として5台が限定販売されていますが現在まだ生きてるのでしょうかね~…!?

↓C評価の室内ですがかなり状態はよく比較的イイ状態の多いスタリオンですがかなりレベルは高いです!


シタリオンは新車時に人気がなかった分、本当に好きなヒトしか買わなかったケースが多いのでしょう、中古として扱って今ほど希少度がない時代でもRX-7やZ、スカイラインなどのように荒く乗られたクルマって少なかった感じです、従って現在残っているものは内面はそれなりの年月経ってますのでヤレていても外見は非常にメンテせれている固体が多いです。
世間の見方同様、ワタシもこれが現役時ってブリフェン以外には何ら興味なかったですしブリフェンは『オッ!!』とは思いながらも”買おう!”まで思いませんでしたが今となってみたら底値時代(15年位前)に手に入れておけば良かったと激しく後悔!化けました~、スタリオンも…

↓ブリフェンGSR-VRはRrスタイルの迫力は相当のモノ!海外モデルの『コンクエスト』のエンブレムが元オーナーのマニア度を感じさせます!


ギャランGTO→ギャランΛ→スタリオン→GTOと続く三菱の伝統のスペシャリテイ、後続のGTOツインターボやE39A/EC5AのVR-4などこのスタリオン2600以上の動力性能を誇るモデルはありますがこれほどのド迫力とオーラを持つモデルは他にない気がします、GTOは確かに流麗ではありましたが今現在見るとスタリオンの骨っぽさ、男っぽさは非常に魅力的ですしね、毎週ゴリラを見ている影響か?うちの倅らもこれは欲しい!なんて言ってますし何とかして次男にでも買わせようと企んでますが(^Д^)ギャハ

↓画像の限りボディはかなりの程度良さ!A/C不良だけが気になる点かなぁ…


出品は宮城、落札額はこれもいい値段、50は軽く超えてきていますので整備他でプライスカードは3桁前後付ける事でしょう。。。

いやー、手が出ん!高い!! GTOもVR-4も上がってきてるしエボ廃止=三菱スポーツモデル撤退の影響、じわりじわり中古に影響が出始めているような気がします、この辺狙っている菱ヲタさん、今のうちですよー (^o^)/
Posted at 2018/03/11 14:30:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

プロフィール

「旧車とキャラクター…VOL.31 http://cvw.jp/b/2682511/47716018/
何シテル?   05/12 14:00
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/6 >>

1 2 3 4 5 67
8 910111213 14
15 1617 181920 21
22 23 2425262728
29 30     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れで真にめで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation