北八ヶ岳の麓 八千穂高原 にあり、
紅葉の名所として知られる
白駒池 に行ってきました。
※ 国土地理院地図では「白駒池」と表記も、
パンフレット・看板では「白駒の池」使用も・・・
さて、本投稿は友人へのプレゼンも兼ねていますので、前半はその体(てい)をとります。
先ずは、アドバイスです。
二つあります。
1. 早朝に行くこと
2. 登山靴で行くこと 無ければ、最低でも運動靴
カメラバックは、リュック型にすること
早朝に行くこと の理由は2つあります。
一つ目は、駐車場問題対応です。
有料の白駒池駐車場があります。 180台ほどのスペースが用意され、現在の金額は600円です。
しかし、この場所は白駒池を起点とした各方向への登山、ハイキング、キャンプのベース駐車場となっている為、通年で利用されています。 (冬期はメルヘン街道通行止めあり)
そこに、紅葉シーズンが加わると・・・・・
今シーズンの紅葉ピーク終末は、10月2~3日だったようです。
ちなみに2日当日のSNS報告を見ると、
「4時半の到着時、約半分が既に埋まっており、6時前には満車になっていた。」
「8時頃着いたら、既に満車で1時間半待った」
実際、週末から一日ずらした平日である4日(月)の訪問では、
4時起き、5時浦安スタートで、8時過ぎの到着にも拘らず、
(参照時間より30分位早く到着)
既にコンクリート舗装のメイン駐車場は満車、メルヘン街道向かい側のサブ駐車場に何とか入れましたが、そこも残り十数台ということで奥の方に・・・・
身支度を済ませ白駒池に向かった時にはサブ側もほぼ満車となっていました。
当日のSNSでは、9時30分頃で40台待ちとの発信が・・・・・
ちなみに、紅葉シーズンの週末は無料シャトルバスの運用がされていますが、
その場所が山梨県側に4~5kmほど離れた八千穂高原スキー場の駐車場。
長野側数キロの場所に別荘のある友人にとってはバカみたいな話で、早起きして行ってください。
まぁ、早朝の上高地訪問にも通いなれ、30分で着く距離に住んでいる訳で問題は無いですね。
そして、対応ではなく、
メリットを得られる早朝訪問のメイン理由がこちらです。
先ずは、こちらをご覧ください。
(愚作は理解していますので、評価は不要です!?(笑))
白駒池を一周回ってきた後に撮影した画像です。
水辺の紅葉風景として、綺麗に撮れましたかね?
ちょっと頑張って、逆さ富士をもじった「逆さ紅葉」風景がこちらです。
バスツアーや近場の観光ついでに立ち寄ったなど普通の時間帯に訪れた観光客が、拝める紅葉風景がこちらです。
確かに、綺麗です。
信州の紅葉名所人気ランキングで上位に入るのも納得です。
しかし、写真家である友人には、この風景で満足して欲しくない!?
ぜひ早朝に行って、より素晴らしい風景を撮影して欲しい!?
その理由は、自然環境。
更に言うならば、風と波である!
自分達が訪れた時間帯もベストではなく、若干遅かった。
既に池の中央部分は波立っていた。
しかし、手前のベストポジションでは、まだその影響がほとんど出ていなかった。
自分達もその情報を持っていた訳では無かったが、駐車場対策が幸いして、たまたまチャンスが回ってきた。
初訪問で遭遇できたのはラッキーであった。
高見石展望台で一緒になった方が教えてくれた。
「白駒池紅葉のベスト撮影時間は、早朝!
時間が経つに連れて風が出て来て波立ってしまうと、綺麗な鏡面写真は撮れない!」
と、前回は遅くて間に合わなかったので、今日は自分達より1時間以上も前に着いて撮影したと
確かに、波が無く、湖面 いや 池面が、まさに鏡の様に・・・・・・・
4枚目の画像では、右手の方に波面が迫ってきている状況が分かります。
撮影したくなったでしょう!?
頑張って下さい!?(笑)
尚、白駒池は紅葉以外に苔の名所として有名です。
一周すると「もののけの森」、高見石展望台に向かう途中の「高見の森」など苔を堪能する場所がいっぱいです。
いつもご心配をお掛けしています妻、
どさくさに紛れて「大丈夫です!?」と、後ろ姿アピール?(本人未承認)
ということで、アドバイス2に移ります。(笑)
折角行ったのであれば、白駒池周遊散歩だけで終わらせないで下さい。
もう2時間ほど遊びましょう!?
それから戻っても、自宅で昼食が取れるし、午後からテレワークも出来ます。(笑)
当日は、駐車場から分岐点を越え白駒池の畔迄進み、時計回りで池を回り、①高見の森 経由で高見石展望台へ、帰路は②カモシカの森 経由で分岐点まで戻り駐車場へ というルートでした。
目標地点は、高見石展望台です。
白駒池 と 高見石展望台 との標高差は、150m程です。
ルートは二通りあります。
簡略な案内図ではなく正式な地図を見ますと、①のルートに比べて②のルートの距離は倍ほどになります。
ということは、①のルートは距離が短い分、急勾配を進むことになります。
高見石展望台への道はキツイ!
という情報を事前に得ていた妻は、
「どうせキツイのだったら、高見の森で苔を見ながら登る!」
と、
「どう見ても、②のルートの方が楽そうだよ!?」
と、主張する夫の意見を退けて・・・・・
結果、後に
「罰(ゲーム)を受ける!」
と、自ら言い出し、とある行動をとることに・・・・・
さて、
① 高見の森 経由のルートは、登山道です!?
進む道さえはっきりしません。道の整備は最小限です。途中、遭難
(迷子?)の心配までしました。
厳しい状況が知れ渡っているのか、上り下り共に登山者は少ない。
稀に下ってくる人に遭遇すると、ほとんどが「まだ、先は長いですか?」と聞いてくる自分達と同じ無謀な初挑戦者のみ!?(笑)
白駒池周回時はカメラを手に進みましたが、ここでは撮影を諦め、リュックに仕舞いました。
そのため、ここでの写真はありません。(笑)
自分達は登りでしたが、大変疲れ、苦労も感じました。
しかし、下りの人々を見ると、岩も土も木も滑るので登るときよりも怖さを感じると思います。
体力面は楽かもしれませんが、気持ちは疲れると・・・・・
② カモシカの森 経由のルートは、準 登山道です!?
①に比べると、格段に登山道の整備はされています。
そうは言っても、未整備の岩道を歩く部分もあります。
観光バスに乗ってきたハイヒールの女性、いや、運動靴ではない革靴あたりでも
厳しいかともいます。
ということで、
最低運動靴、出来れば登山靴の装備で進むと、最終目的地のちょい前、高見石小屋に到着します。
自分達は、案内板表示よりも長い50分から1時間ほど掛かったでしょうか?
ここで、暫し息を整え、最終目的地登頂に備えます。
ここまで、登山用ストック(正式名称トレッキングポール?)を使ってきた本格装備の登山者もストックを仕舞いこんだ方が無難です。
代わりに軍手とかを持っていたら使ったほうが良いです。
自分も到着で取りだしたカメラを何枚も撮らないうちにまたリュックに仕舞いこみました。
最後は、岩登りですから!
※ ポーズを付けて立っている人はたまたま居合わせた方です。ずっと退かないので・・・(笑)
将棋崩しの駒の様に積まれた岩の山を登ります。
もちろん、手すりなどありませんし、階段様にも整備されていません。
気を抜いたら落ちます。怪我で済めば幸いでしょう。
しかし、気を付けて登れば大丈夫です。
代わりに、苦労して登るだけの見返りと言うべきご褒美が貰えます。
360度の大パノラマが堪能できます。
高見石! 北八ヶ岳随一の展望台です。
眼下に見える白駒池の美しい紅葉をはじめ、八ヶ岳の眺望、北アルプスなどが広がります。
持って行った70~200mm換算の望遠レンズは使わず、常時24~70mmで写した画像がこちらです。
※ 写っている人はたまたま居合わせた方です。ずっと退かないので・・・(笑)
最近は何かというと見慣れないアングルのドローン撮影画像が重宝がられますが、
こちらは正真正銘の撮影画像です。
下山も気を抜かず、ゆっくり降りましょう。
上り下り関わらずルートは決まっていません。ルートの見極めが重要です。
出来るだけ安全で楽なルートを選びましょう。
自分も初登頂で断言はできませんが、所々にある赤丸が書かれている岩が目安の様な気が・・・
ずっと赤丸付の岩が繋がっている訳では無いので、その岩を繋ぐようなルート取りが必要ですが・・・
無事に降りた後は、もう一度、一息つきましょう!?
眼にご褒美をあげた後には、空いたお腹にもご褒美をあげました。
昼食前なので軽く、高見石小屋名物である揚げパンの2品 きなこと黒ゴマ
さすがに帰りは登ってきたルートを下る気にはならず、過酷さは不明だが②のカモシカの森 経由ルートを選択、その方向に進む途中で見つけた案内看板
頂上からの行程なので「下り」表示となっているが・・・・・
なんで、白駒池周辺の案内板にこの表示が無かったんだろう?
「急な上り」「なだらかな上り」表示が有ったなら・・・・・・・
さて、12時過ぎに駐車場に戻った時の状態がこちら
平日なのでシャトルバス運用は無く並んで待つしかありませんが、20台弱並んでいました。
(帰りは清里方面に向かったので、性格悪く台数を数えてみました。(笑))
ちなみに、こちらのトイレは有料です。
一回に付きとは書いてないのですが、夫婦二人行き帰りに利用したので200円収めてきました。
駐車場売店で売っていた松茸
今年は安いらしいですが、こんな開ききった松茸は買えません。
当日唯一の土産「信州リンゴ」を購入し、白駒池紅葉狩りは終了です。
如何だったでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。
さて、ここからは普段のブログ投稿を少しだけ続けます。
先程少し触れました、難ルートを選択してしまった妻自身が言い出した罰ゲームの開始です。
白駒池駐車場を出て、八千穂高原スキー場先にある八千穂高原自然園へ、さらにそこからJRの駅としては日本一高い地点に位置する「野辺山駅」、そして、隣の清里駅との途中にあるJRグループ最高標高地点 (1,375 m) の碑がある場所までの20km強のオープン走行が達成されました。
ただし、帽子を深くかぶり、マスクをして・・・・・・ (笑)
経験させ、慣れさせることが重要です!?
まぁ、良しとしましょう!?
それにしても、オープンにして乗ることが、妻にとっては罰ゲームになるとは!?
さて、最高地点に到着です。
自分は学生時代、実家と下宿先との行き来で数回、妻は同じく学生時代、自分と鎌倉に遊びに行った途中で立ち寄った以来ということで、どちらも40年以上前、当時の記憶も曖昧ですが、
「昔は棒一本位の簡素な記念碑だった気がするけど、年を経て随分立派な碑になったなぁ~」
と話しつつ、車の記念写真を撮り終え次に向かおうと踏切を渡ると反対側に・・・
危ない 危ない!?
危うく、記憶に無い記念碑との記念写真だけで終わるところでした!?(笑)
続いて、清里の清泉寮に立ち寄りです。
自分は7年ぶりですが、妻は家族で来た30年ぶりぐらいでしょうか?
以前こちらで使った写真を使い回すと、
この位の頃、オープンカーに乗せたかったな!?
今以上に拒否はするだろうが・・・・・
今は昔、顔出しも問題は無いかと・・・・・
まぁ、時間が経ったのは同じと妻も言い返すだろうが、夫の顔出しは永遠のNGです!?
子供も巣立ち、30年ぶりに夫婦二人で味わう清泉寮ソフトクリーム
もちろん、ちゃんと2本買いましたよ!?
ただ、自分の分は既に食べ始めちゃっていたので写すに相応しく無かっただけで(笑)
7年前も見えていた富士山、今回の方が大きく見えたのは錯覚でしょうか?
往路の中央道でも見えていたし、ましてや静岡出身で日常に富士山がある幼少期を過ごしていて見慣れて特に感動もわかないが、見ると写してしまうのはなぜでしょうかね?
まぁ、中央道も清泉寮でも先に見つけて撮るようにせかしたのは信州出身の妻の方でしたが(笑)
渋滞回避を狙って夕食と入浴で時間を潰しタイミングを見計らってスタート、久しぶりの夜間走行ということで安全走行に心がけた結果、地点通過直前にそれまで表示されていた渋滞が解消するという幸運に恵まれ、無渋滞並びに想定時間より1時間早く到着して、制限解除後の初ドライブが終了いたしました。