乗る前は「憧れ」で、乗り始めてからは「シラけた」もの・・・

未だクルマに乗れなかった時代は、街中で爆音を轟かせながら

走っているチューニングカーを見る度に無意味にはしゃいだり

「何か速そう～♪♪」と憧れたりしたものです・・・。


それが結構なレベルで手を入れられたFD3Sなら尚更でしたｗ

・・・で、実際に購入して乗り始めると・・・「見た目」や「速さ」や

「モアパワー」の為にどれだけの犠牲を割に合わない対価（※断るのも面倒だが「個人的主観」で・・・）として

支払っているんだという「傍観しているだけでは知り得なかった現実」を知った訳で・・・|||orz


車高を極端に下げれば段差を乗り越えるのにも逐一神経を遣わされ、凸スロープではフロアを擦って

ボディに無意味なダメージを蓄積させる（バンパーが割れた事もあったなあ・・・）。


脚を極端に固めればちょっとした路面の継ぎ目を通過する程度でもボディが捩れたり軋み音を出して悲鳴をあげる。

極端な突き上げは勿論同乗者にも苦痛を与え、そのクルマに対して抱くイメージそのものを悪化させる。


最大で２５５～２８０馬力を目標出力として設計されているエンジンに過負荷を与えて本来の寿命を倍々ゲームで

磨り減らし・・・某漫画の台詞を真似て言えば、「まるで・・・まるで奇形じゃないかこのクルマはッ？！」


・・・となるのですが、結局の所はどう弄ろうが壊そうがあくまで「個人の自由」なのでわざわざ干渉はしません。

弄る事に関して本気で覚悟を持たれている方も居るのでそういった方は尊敬出来るのですが・・・


どうにもこの外観から「本気仕様のチューニングカー」として捉えられている人がたまに居るんですが、

実際はそういった仕様と真逆で金輪際縁すら持ちたく無いんだというのを述べたかっただけでした・・・。

遠乗りから４名フル乗車、近所への買い物用途くらいにしか使わないクルマにそんな事があってたまるか

という単純な話なんですけどね・・・ｆ（＾＾；）


楽しく疲れず快適に乗れる・・・これ以上クルマに望むべきものって果たしてあるのだろうか？？