今迄マツダ車を所有したことがなければ実家でもマツダ車を所有したことがなく、マツダ車と縁がない法被です。
先週久しぶりにニッポンレンタカーを利用し、今回はそのマツダ車をじっくり試乗してみました。
そのマツダ車とは…
マツダデミオ XD(4WD)
マツダの屋台骨を支えるコンパクトカーで、現行DJ型は4代目。
アクセラやアテンザ、CX-5などの『魂動デザイン』がデミオにも受け継がれ、国内外でライバルが多いコンパクトカーの中で個性を放っています。
個体は1.5Lクリーンディーゼル搭載で、マニュアルエアコン、ハロゲンヘッドライト、15インチタイヤ&ホイールを装備していることからベーシックグレードのXD。初度登録が今年7月で、走行距離は10,000km台です。
室内デザインもT字型インパネや3本スポークステアリングと、マツダ車の個性全開。
コンパクトカーの中では質感が高く、所々カーボン風のパネルが使われていたりと凝っています。
アクセルペダルがコンパクトカーでは珍しいオルガン式。
最近のマツダ車は正しいドライビングポジションにこだわっているそうで、このオルガン式アクセルペダルもその一例かと。
前述した通り、エンジンは直4・1.5LクリーンディーゼルS5-DPTR型。
始動するとディーゼル特有のカラカラ音はしますが、ボリュームが相当抑えられていて振動もありません。
アクセルを踏み込んでいくと大きなトルク(最大トルクは25.5kgm)が生まれるとともにレスポンスよく加速していき、特に高速道路での本線合流や追い越し時はスムーズで、コンパクトカーに乗っているとは思えないほど。
初日は高速道路往復の遠出メインでしたが、ガッチリとしたボディ剛性や高い直進安定性を実感。
フワフワ感がなく硬めで落ち着いた乗り心地や、ドアの開閉音もコンパクトカーとは思えない重厚な音だったことも付け加えておきます。
翌日は昼に車両返却予定なので午前中に峠を走り、シャシーが優秀なおかげでハンドリングも良く、安心感がありました。
そういえば峠を下る時に6ATのマニュアルモードを駆使し、手動でシフトアップ&ダウン。
このマニュアルモード、デミオはシフトアップが下・シフトダウンが上で、私が普段乗っているY50フーガとは逆です。
貸出スタート時に確認していたけれど、やっぱり長年乗っているフーガの感覚からすると違和感が…(これも慣れの範疇でしょうけど)。
気になったことと言えばエアコンパネルの位置が低いうえに奥まっていて、左腕を伸ばして操作する際に肩も傾けないといけないほど遠いのには参りました。
車両引渡しから返却前の軽油満タン給油までの走行距離は高速道路往復を含めて340.5km、給油量が18.65L。今回の燃費は18.3km/Lという結果でした。
高速オンリーなら20km/Lに届いていたかもしれませんし、それにしてもなかなか優秀な燃費です。
しかも使用燃料が軽油ですからガソリンよりランニングコストが抑えられるのも良いですね!
内外装のデザインといった目に見える所からエンジンやシャシーなどメカニズムといった目に見えない所まで、コンパクトカーの枠を超えたデミオの魅力を感じました。
そうなるとアクセラやアテンザなど他のマツダ車も気になりますね(^^)
フォトアルバムに画像をたっぷり保存したので、お時間ありましたらこちらも御覧くださいませ♪
■フォトアルバム■
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