
なかなか時間が取れなくなってきて
遅れに遅れ、
ついには2戦「合併号」になってしまいました
明るさと悔しさが入り混じる2連戦でした。
まずは、【インディ500】
最終列の31番手スタートの琢磨。
これまでなかなかリザルトにつなげられず、
完走し少しでも上を狙いたいところ。
そんな琢磨に、序盤でいきなり危ないシーンがありました。
#33B.ジュンケイラがクラッシュ。
跳ね返ってコース内側に戻ってくるところを
ギリギリのマシンコントロールでスピンすることなく回避!
少しずつ順位を上げる中、ラップされかかるところを
またギリギリのところで踏ん張りました!
そしてまた、順位を上げていきます。
その後、あともう少しでトップ10というところまで行きましたが、
ピットインに絡んで不明のトラブル。(内容は明らかにされていないと思います。)
なんと4周のうちで3回もピットイン、さらにペナルティを受けるという事態に;;
ここで大きく順位を落とし、ラップされてしまいます。
それからはどうすることもできず、結果的には
20位でしたが完走となりました。
ここから調子を上げていくきっかけになるかと期待が持てるものでした。
・・・が、次の【テキサス】
琢磨は11位スタートと、順調に思えていました。
スタートしてから

16位

11位

と、下げ上げ下げのある順位変動。
最初のスティントはマシンセッティングが決まっていなかったようです。
しかし、最初のピットインでのタイヤ交換とマシン調整で、大きく改善されました。
さあ!これから!!
というところで、右リアのサスペンションが折れたみたいです。
マシンはいきなりボトミングして、曲がらずそのままコーナーのウォールへ。
リタイア。
体は大丈夫だったようです。
佐藤琢磨インタビュー
それにしても、本当に不運!
噛み合えさえすれば、噛み合えば…
それから、それぞれ大きな事故、気になる事故がありました。
まず、【インディ500】
マイク・コンウェイ(Dreyer & Reinbold Racing)とライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)
が絡み、コンウェイが宙に浮いてクラッシュ。
左足の骨折。
ドライバーにとっては大変なことですが、事故の衝撃からするとこれで済んで不幸中の幸いです。
それから、【テキサス】
シモーナ・デ・シルベストロ(HVM Racing)がクラッシュした時に
なかなか消火活動がされず(消火液が出ず)、
さらにドライバー脱出(救出)までにもかなり時間がかかってしまいました。
幸い彼女は右手に軽い火傷で済んだみたいで良かったです。
が、ちょっとアレは問題ですね。
大いに反省会をしてもらいたいです。
頑張ったドライバーは、【インディ500】では、トニー・カナーン(Andretti Autosport)でしょうね。
最後列32位のスタート直後から抜きに抜きまくり、一時は2位まで!
勝ちに掛けにいった結果、11位フィニッシュでしたがとても魅せてくれました。
それから、【テキサス】では、ダニカ・パトリック(Andretti Autosport)。
2008年のインディ・ジャパン「もてぎ」以来となるキャリア2勝目まであと少しでしたが、
素晴らしかった!
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'10 INDYCAR SERIES | 日記
Posted at
2010/06/08 00:38:41