残り7周。
最後はキンボール、エドに
踏まれたり蹴られたりの
この日2回目となる大きなコンタクトで
とどめのダメージを受けました。
(アノ状況。悪いのは
不可解なタイミングでスピンターンしようとした
キンボールですけどね。)
琢磨はその後、ピットまで戻れたものの
リタイア。
23位のリザルトでした。
この日、琢磨は
20周目のリスタート後にもう1つ
最初の痛恨のダメージとなった、これまた不可避のコンタクトがありました。
目の前でレイホールがスピン。
カナーンが琢磨のすぐ左側で隙間を狙いましたがマシン1台分のスペースは無く、
どうにも避けることができませんでした。
琢磨はレイホールと接触。
琢磨自身、右フロントウイングやサスペンション等に大きなダメージがあり、
ピットでの修理を余儀なくされました。
この後、走行が可能となりましたが、それまで20分を要し、11周遅れ。
琢磨のレースは事実上、このアクシデントで終わりました。
今回は事前のテストがありましたが、琢磨のチームAJフォイトは
期待するような十分な成果を得られませんでした。
そこからレースに至るまでの流れは良くなく、
それでも
予選では
13番手をとり、決勝レーススタート後は一時9番手まで順位を上げるなど
僅かながらも上昇の流れを掴みかけていたタイミングでした。
そこに、このアクシデントや結果だったので、非常に残念ですね!
ただ、レース後の琢磨のコメントでは、最近の元気がない状態から
ある意味開き直れているかのような声が聞けたので、少し安心しました。
決して
ココまでの期待はさすがの私もしていませんが、
残りの3大会(ヒューストンはダブルヘッダーなので全4戦)は来季に繋げるために
非常に重要かと思います。
こちらからは勝ってとは言いません(もちろん勝つに越したことはありません)。
コンスタントな上位リザルトをお願いします。
また来季の琢磨も見たいのです。
取れる時に取る! 取りこぼしないように!
TCMのためにも明るい材料を頼みますよぉ~
2013 GoPro Grand Prix of Sonoma
佐藤琢磨(23位)
「新品のソフトタイヤでスタートし、順位をいくつか上げることができました。マシンのセッティングもよかったようで、周りを走っていたライバル勢と同じペースで戦うことができていました。しかし、リスタート直後のターン3でスピンしたマシンが右側からコースに戻ってくる状況となり、接触してしまいました。傷めた右フロントサスペンションを修復してレースに戻ったのは、来年に向けてのデータを集めるためでした。大幅な周回遅れとなっていた私たちは、レースの邪魔をしないようにリスタートでは後方に下がるなどしていましたが、スピンをして止まっていた一台のマシンの横を通り抜けようとしたとき、彼が突然アクセルを踏み込んでぶつかってきて、リタイアを喫することとなりました。全く無駄なアクシデントだったと思います。次は得意とするボルチモアのストリートです。今週のレースからは気持ちをきっちりと切り替え、絶対に勝つという意気込みでレースに臨みます。」
<決勝>
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差
1 12 W.パワー Team Penske シボレー 2:20:46.8226
2 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +1.1930
3 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +3.4038
4 25 M.アンドレッティ Andretti Autosport シボレー +4.1266
5 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +4.7042
6 1 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー +5.1074
7 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー +8.5383
8 27 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport シボレー +9.0231
9 78 S.デ・シルベストロ KV Racing Technology シボレー +9.2858
10 7 S.ブルデー Dragon Racing シボレー +11.2082
11 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +12.0359
12 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda +15.1056
15 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +20.2165
16 98 J.R.ヒルデブランド Barracuda Racing/Bryan Herta Honda +20.7611
18 18 ジェームス・デイビソン Dale Coyne Racing Honda +43.7768
20 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda +2Laps
22 97 ルーカス・ルアー Sarah Fisher Hartman Racing Honda DNF
23 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda +18Laps
24 67 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda DNF
25 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda DNF
<ポイントスタンディング>
ドライバー 順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 H.カストロネベス Team Penske 479
2 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 440
3 R.ハンターレイ Andretti Autosport 417
4 M.アンドレッティ Andretti Autosport 409
5 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 380
6 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 379
7 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 361
8 W.パワー Team Penske 356
9 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 350
10 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 335
13 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing 272
16 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing 252
17 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 251
19 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing 237
20 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports 210
23 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta 163
24 マイク・コンウェイ Dale Coyne Racing 149
26 J.R.ヒルデブランド Barracuda Racing/Bryan Herta 93
27 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing 72
30 ピッパ・マン Dale Coyne Racing 29
31 ジェームス・デイビソン Dale Coyne Racing 27
32 ルカ・フィリッピ Barracuda Racing/Bryan Herta 14
33 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing 11
35 ルーカス・ルアー Sarah Fisher Hartman Racing 8
36 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports 8