
インディカー今季初のオーバルレース。
テキサスはダブルヘッダーとなりました。
但し、走行距離や時間帯が異なり、
それぞれ別のメインスポンサーがついています。
そういえば琢磨はこれまでの白/赤から白/青
カラーとなり、レーシングスーツも青ベース
となりました。
個人的にはこちらが見慣れているし、
似合っていると思います^^
振り返ればコロナで開幕が遅れた昨年は
このテキサスがなんと開幕戦でした。
昨年からのナスカー用ハイグリップ路面は
今年も健在^^;で、やはりインディカーの
ファイアストンタイヤでは相性が悪く、
特に終盤にかかるまではローグリップとなります。

プラクティスは琢磨は3位で入りは良かったようですが、予選は☔でキャンセル。
レース1、2ともエントラントポイント順となりました。
これにより、
琢磨はまず
レース1で12番手スタートが決定。
決勝スタートすると琢磨は序盤3つ4つ順位を上げれていたんですが、
アンダーカット狙いの早めのピットイン後にフルコースイエロー。
これにより、ラップダウンとなってしまいます。
さらには一時期、最後尾近くまでポジションを下げるところまで行きましたけど
その後のフルコースイエローでラップバック。
そして、最終的には琢磨は
シングルの9位フィニッシュすることができました。
佐藤琢磨(9位)
「
最初のピットストップに入ったところでフルコースコーションが出ました。自分たちはタイヤの摩耗状態などから少し早めにピットインする作戦に出ることとしたので、あれは仕方がなかったと思います。それでもラップダウンに陥ることはなく、レースの中盤からは少しずつポジションをばん回していく戦いができていました。明日のレースは、今日より少しマシンのスピードを上げ、タイヤへの負担も減らせるセッティングにして戦いたいと考えています 。」
翌日の
レース2。
レース距離が前日より42周長く248周となりました。
さらには、時間がデイスタート→夕刻フィニッシュで少し早めにスライド。
レース1の好成績でポイントランキングが上がり、その順位に従って
琢磨は11番手スタート。
決勝はスタート直後、琢磨のすぐ後ろで7台ものクルマが絡む多重クラッシュ。
琢磨は難を逃れて走行でき、今日は流れがいいのかなと思っていたんですが…
順位が落ち着いた状態で前日に続き、アンダーカットな1回目のピットでしたが
今度はガントラブルでの不運。
右リアのタイヤ交換で時間がかかって16位まで順位が下がり、しかも2ラップダウン。
その後、粘りの走りでなんとかラップバック。
さらにはピットタイミングをまた早めにずらすことでなんとトップになり、
リードラップポイントまで取れたのですが、先程の早めのピットインが
今度はネックになってしまいます。
チェッカーまで燃料が足りないことになるのですが、その後のフルイエローで
琢磨は行けるところまで行こうとステイを選択。
そして、その後は逆にイエローが出ず、給油の必要があったので
琢磨は1ラップダウンの
14位フィニッシュでした。
ポイントランキングは11→12位に。
佐藤琢磨(14位)
「
テキサスでの2レースはいずれも私たちにとっては不運なものになりました。何もかもが裏目に出た感じでした。レース2もいいスタートが切れました。シングルポジションを走っていました。ところが、最初のピットストップで右リアタイヤの装着が大幅に遅れるトラブルが発生して、1周遅れに陥りました。このレースではトラックポジションがすべてなので、一度周回遅れになるとばん回が本当に難しいんです。がんばってリードラップに返り咲くことはできました。そこで新しい作戦を採用して、トップグループとピットタイミングを変えることで勝機をつかもうと考えました。しかし、またイエローが出されたために私たちの作戦は成功しませんでした。厳しいレースになりましたが、いいデータが得られたレースだったと考えたいと思います。この後はインディGP、インディ500というビッグレースが続きますから楽しみです。」
今月はいよいよ、琢磨は3勝目が期待されるインディ500がありますが、
その前にインディアナポリスのロードですね!
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'21 INDYCAR SERIES | 日記
Posted at
2021/05/15 01:12:58