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みなさんご存知のように
今、しきりとバーニーが東アジア、オーストラリアに対し
ナイトレースの圧力をかけ続けています。

今シーズンはすでにF1初のナイトレースが
シンガポールGPで開催されることが決まっています。
そして、来季はマレーシアGPが
史上２番目のナイトレースになるということが
ほとんど確実になってきています。

これらは全て、ヨーロッパのファンのため。
私は全くもってナイトレースに興味がないわけでもなく
100％反対でもないのですが、
この地域のF1GPの多くをナイトレース化しようとするのは
どうもいただけません。
東アジア、オーストラリアのファンを無視しています。
この地域でも、それこそシンガポールとか
“夜の街”という言い方が適切かどうか分かりませんが、
そのようなところは上手く機能する可能性があると思います。
しかし、ナイトレースが成功するところはごく一部ではないでしょうか。
いくらヨーロッパがゴールデンタイムに生放送できてそれがメリットだといっても
現地の事情、収益やファンを無視することはできないでしょう。
バーニーは中国、オーストラリア、そして2010年から開催予定がある韓国にも
ナイトレースの圧力をかけているようですが、
このうち少なくとも２カ国から反対を受けているそうです。

日本、特に鈴鹿でのことは以前にも触れたことがあるので
ここで改めて言うことはありませんが、
それでもひょっとしたら圧力がかかることがあるかもしれませんね。
ただ、そのときは日本をF1GPから外そうとするときかもしれません。